白塗り着物で美人役
「劇的改造ビフォア&アフター」当日。
衣装や持っていたら良さそうな小道具で悩む。
ここの所腰痛やら何やらでさぼっていたが、アコーデオンを持参する事にする。
衣装は着物。
ぬいぐるみや犬の置物を鞄に詰めたらすっかり大荷物。
タクシーを呼びつける事にした。
贅沢だが、腰痛が悪化する方がお金がかかる。
集合は17時。
14時に笹塚の整体を予約していた。
大荷物で整骨院へ入る。何か矛盾に満ちている気がした。
またもやこの体は大変だ、疲れが相当溜まっていると言われる。
だが、「来る必要無い程健康です」と、言われる人などいるのだろうか。
受付に荷物を置いてもらい街をさまよう。
携帯の調子が悪いのでvodafoneショップを捜す。
様々な種類の携帯が売っている店で尋ねる。店員の妊婦に教えてもらう。
言われた通り行ったが、どこにもなかった。徒に歩き回っただけだった。
故林さんクラスで一緒だった林君お勧めのカフェに入ってみる。
ケーキもお茶も大層おいしかった。
だが、コップにヒビが入っていた。不吉な予感。
マチネが終った頃楽屋へ。
辻修君と高木珠里ちゃんの回。かなりおもしろかったらしい。プレッシャー。
一通り説明を聞くが何だか分からない。
30分ほどの完成した芝居を観たあと、一時間公開稽古をして別な芝居にするという試み。
芝居に新たな役など無い。無理やり、やりたい事や役を盛り込むのだ。
田辺さんに我儘言って下さいと言われる。
結果的に我儘は沢山言ったが、自分の首を締める事になってしまった。
もう一人のゲストは山崎和如君。
彼とは何度か飲んでいるが、共演は初めて。
どうしよう、と二人で脅える。
あっという間に本番になる。
着物を着て白塗りにしてみた。アコーデオンを背負う。
山崎君はマスターの格好。
ビフォアの芝居は普通に大層面白い。
どうやってここに入り込むというのか。途方に暮れる。
舞台上に呼ばれる。ここから公開稽古。
何をやりたいか聞かれたので
「見て分かると思いますが、アコーデオンを弾きたいです」
「美人役をやりたいです」
「運命に翻弄されたい」
「35人の女と寝たが君が忘れられなかったと、告白されたい」
「深い怨みをもってさまよっている幽霊をやって、最後には成仏したい」
と、適当にリクエスト。
山崎君は暴れん坊将軍、恋の行方を見守るマスター、フライング、セリから登場などをリクエスト。
まとめる田辺さんは少々混乱。
「あ、じゃあ今アコーデオン弾いてて下さい」と、言われてしまう。
私自身打ち合わせもしなければならない立場だが、そう言われたので宝船で使った曲を弾く。弾き始めたらサスが入ってしまい止めるに止められなくなる。
田辺さんが話しかけたりして止めさせようとしている気配を感じたが、弾きつづけた。
気分は良かったが、「誰も私の演奏など聞きたくないのでは・・・」と、不安にもなる。
「そろそろ止めて下さい」と、言われてほっとする。
一時間たっても最後まで話が決まらなかった。よくわからないまま本番。
始まった瞬間からどういう状態で舞台に立っていいか分からなかった。
それはとても困る事だった。
自分で言い始めた事なのに、美人扱いされるのが恥ずかしくて死にそうになる。
もっと堂々とした方が面白いと分かっていたが出来なかった。
一生この舞台が続くのでは・・・という気さえした。
だが、どんな舞台も終わる。
しばらくショックで気持ちが引きこもる。
誰にも見られたくなかったのだが、何人か知り合いに見られてしまった。
観た人全員に忘れて欲しい。自分でも忘れてしまいたい。
だが、嫌な事は考えない性格。
すぐ忘れて打上げへ行く。
芝居など無かったかのように楽しく打ち上がった。
衣装や持っていたら良さそうな小道具で悩む。
ここの所腰痛やら何やらでさぼっていたが、アコーデオンを持参する事にする。
衣装は着物。
ぬいぐるみや犬の置物を鞄に詰めたらすっかり大荷物。
タクシーを呼びつける事にした。
贅沢だが、腰痛が悪化する方がお金がかかる。
集合は17時。
14時に笹塚の整体を予約していた。
大荷物で整骨院へ入る。何か矛盾に満ちている気がした。
またもやこの体は大変だ、疲れが相当溜まっていると言われる。
だが、「来る必要無い程健康です」と、言われる人などいるのだろうか。
受付に荷物を置いてもらい街をさまよう。
携帯の調子が悪いのでvodafoneショップを捜す。
様々な種類の携帯が売っている店で尋ねる。店員の妊婦に教えてもらう。
言われた通り行ったが、どこにもなかった。徒に歩き回っただけだった。
故林さんクラスで一緒だった林君お勧めのカフェに入ってみる。
ケーキもお茶も大層おいしかった。
だが、コップにヒビが入っていた。不吉な予感。
マチネが終った頃楽屋へ。
辻修君と高木珠里ちゃんの回。かなりおもしろかったらしい。プレッシャー。
一通り説明を聞くが何だか分からない。
30分ほどの完成した芝居を観たあと、一時間公開稽古をして別な芝居にするという試み。
芝居に新たな役など無い。無理やり、やりたい事や役を盛り込むのだ。
田辺さんに我儘言って下さいと言われる。
結果的に我儘は沢山言ったが、自分の首を締める事になってしまった。
もう一人のゲストは山崎和如君。
彼とは何度か飲んでいるが、共演は初めて。
どうしよう、と二人で脅える。
あっという間に本番になる。
着物を着て白塗りにしてみた。アコーデオンを背負う。
山崎君はマスターの格好。
ビフォアの芝居は普通に大層面白い。
どうやってここに入り込むというのか。途方に暮れる。
舞台上に呼ばれる。ここから公開稽古。
何をやりたいか聞かれたので
「見て分かると思いますが、アコーデオンを弾きたいです」
「美人役をやりたいです」
「運命に翻弄されたい」
「35人の女と寝たが君が忘れられなかったと、告白されたい」
「深い怨みをもってさまよっている幽霊をやって、最後には成仏したい」
と、適当にリクエスト。
山崎君は暴れん坊将軍、恋の行方を見守るマスター、フライング、セリから登場などをリクエスト。
まとめる田辺さんは少々混乱。
「あ、じゃあ今アコーデオン弾いてて下さい」と、言われてしまう。
私自身打ち合わせもしなければならない立場だが、そう言われたので宝船で使った曲を弾く。弾き始めたらサスが入ってしまい止めるに止められなくなる。
田辺さんが話しかけたりして止めさせようとしている気配を感じたが、弾きつづけた。
気分は良かったが、「誰も私の演奏など聞きたくないのでは・・・」と、不安にもなる。
「そろそろ止めて下さい」と、言われてほっとする。
一時間たっても最後まで話が決まらなかった。よくわからないまま本番。
始まった瞬間からどういう状態で舞台に立っていいか分からなかった。
それはとても困る事だった。
自分で言い始めた事なのに、美人扱いされるのが恥ずかしくて死にそうになる。
もっと堂々とした方が面白いと分かっていたが出来なかった。
一生この舞台が続くのでは・・・という気さえした。
だが、どんな舞台も終わる。
しばらくショックで気持ちが引きこもる。
誰にも見られたくなかったのだが、何人か知り合いに見られてしまった。
観た人全員に忘れて欲しい。自分でも忘れてしまいたい。
だが、嫌な事は考えない性格。
すぐ忘れて打上げへ行く。
芝居など無かったかのように楽しく打ち上がった。
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