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乗り物3台所有中

盗まれた自転車の保険が降りた。
7000円程負担すれば、同じ金額の自転車が手に入る。
別な自転車にしても、元の値段分は保険金が降りる。
盗まれた自転車は黒のプジョーだった。
店には色違いのモノしか無かった。
在庫は一台だけあるが取り寄せになるらしい。
大層素敵だったが、盗まれた。
素敵過ぎても良くないのかもしれない。
以前人に貸してなくされたママチャリも戻ってきた。
こうなるとどういう基準で選ぶか変わってくる。
ママチャリがなくなったから、少々女性らしいデザインのモノが欲しかった。
スカートでも乗れるのが良い。
最近自転車で長距離移動をする習性も出来た。
ママチャリよりはややスポーティーなモノ、それがプジョーだった。
だが、ママチャリが出てきたなら、スポーティーなものでも良いのだ。
元々ムーチョに勧められていたルイガノも視野に入ってくる。
ポストプジョーはこれだ!、と記されていた。
モカ色のルイガノに気持ちが傾いた。
その時
「プジョーは2004年で生産中止。これが最後のチャンス。後は在庫のみ」
という札を発見。またもや悩む。
希少価値には弱いが、それゆえ盗難にも遭いやすいかもしれない。
汗をかきながら立ち往生。ムーチョに電話する。
「どうせなら前のと違う奴にしなよ。希少価値って気にする事無いよ。ルイガノ、ルイガノ、絶対ルイガノ」と、言われている途中で電話が途切れた。電波が悪いらしい。
ここまで力強い何かを待っていた。
何度も質問をしては「考えます」と繰り返して、翻弄した店員さんに
「ルイガノに決めました!」と、ビシッと言ってやった。
サドルの高さの調節をしている時に、自転車の修理に現われた客がやって来た。
あら、素敵な自転車!と眺めてみると、以前私が購入した黒のプジョーだった。
また気持ちが揺れるが、もう決断は変えなかった。
プジョーがなくなった時、
「やっぱりな。何故か自分のものっていう気持ちになれなかった」
と、思ったのだ。素敵だが、違和感があった。
いきなりタレントと付き合ったみたいな感じかもしれない。
「せいぜい目の前をちらちらして私を翻弄するがいいさ!でも、もう決めたんだ」
と、移り気な悪女に悪態をつくような気持ちになった。
他にも付属のライト、鍵などで悩みまくる。
結局2万近く散財。
保険というシステムを使わなければ、と結局乗せられて散財してるだけやもしれない。
私は2台の自転車と原付自転車を所有する事になった。

明日は家にソファベッドが届く。
部屋を片づけてセリフを覚えようと思った。
だが、片づけに3時間以上かかってしまう。
台本は明日。

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