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カラダとキモチ

雨の為バイクに乗れず、電車に乗って西永福へ。ボイストレーニング。
疲れ過ぎていて、しばらくどんよりストレッチ。
今日も股関節を見てもらう。
「この痛みは信号だから、起きたのは良い事だよ」と、言われる。
マッサージをしてもらう。痛くて泣きそう。
その後、楽器でリズムをとったり、発声。
「皆、声出るようになったね」と言われる。
だが、私はまだ皆に比べて声が持たない。低い声しか出ない。
声帯のタコのせいか、腹筋が足りないせいか。
ポンコツな体でも騙し騙しよく動いていると、体を労る気持ちが大事だそうだ。
「こんな駄目な体!」と体に不満ばかり持つと決して良くならないらしい。
他人に接する気持ちと同じ心がけで接すれば良いのだと思った。
心と体についてしばし考えた。

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フルフルフル

15時位まで寝る。
これからやっとフルフルの稽古に打ち込める。
やらなければならない事は沢山あるが、芝居の稽古や本番の掛け持ちという
慌ただしい状況は抜けた。
体力がないせいかもしれないが、本番は疲れる。出番が10分であっても疲れる。
生命エネルギーが吸い取られる。
逆にお客さんからエネルギーを吸い取れないものだろうか。
また、慣れない人達との芝居をするのも疲れる。
どういう球が来るかわからないで受けているからだろうか。

早めに稽古場に行きたかったのだが、雨の中迷う。
股関節が痛むのに30分以上歩き回る。
メンバーの遠藤さんに救出してもらう。他にも3人ほど迷っていて安心する。
本日も私だけ台本を持っていた。
緻密な会話が多いので覚えるまで苦労しそう。
早く、全て覚えて自由になりたい。
台本を気にしながら芝居をしている期間の稽古はあまり楽しくないのだ。
今週中に台本を頭にいれるのを目標にしよう。

普段バイクなのだが、雨の為電車。笹塚で飲む事になる。
笹塚では昨日の芝居の打上げが行われているはず。
本日の出演者である永井さんにメールをしてみる。
永井さんは我々の飲みに飛び入り参加してくれた。
かなり出来上がっていて絶好調。白目を剥いたり、顏ギャグ満載。
魅力を存分にふりまいて風のように去って行った。
フルフルの稽古でアルコールを摂取したのは初めて。
これからヒートアップするという時間帯に終電。
帰りの大江戸線では遠藤さん、ヒロセエリさんと一緒。
ここでの会話が一番飲み会らしくなる。盛り上がった所で新江古田。

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白塗り着物で美人役

「劇的改造ビフォア&アフター」当日。
衣装や持っていたら良さそうな小道具で悩む。
ここの所腰痛やら何やらでさぼっていたが、アコーデオンを持参する事にする。
衣装は着物。
ぬいぐるみや犬の置物を鞄に詰めたらすっかり大荷物。
タクシーを呼びつける事にした。
贅沢だが、腰痛が悪化する方がお金がかかる。
集合は17時。
14時に笹塚の整体を予約していた。
大荷物で整骨院へ入る。何か矛盾に満ちている気がした。
またもやこの体は大変だ、疲れが相当溜まっていると言われる。
だが、「来る必要無い程健康です」と、言われる人などいるのだろうか。

受付に荷物を置いてもらい街をさまよう。
携帯の調子が悪いのでvodafoneショップを捜す。
様々な種類の携帯が売っている店で尋ねる。店員の妊婦に教えてもらう。
言われた通り行ったが、どこにもなかった。徒に歩き回っただけだった。
故林さんクラスで一緒だった林君お勧めのカフェに入ってみる。
ケーキもお茶も大層おいしかった。
だが、コップにヒビが入っていた。不吉な予感。

マチネが終った頃楽屋へ。
辻修君と高木珠里ちゃんの回。かなりおもしろかったらしい。プレッシャー。
一通り説明を聞くが何だか分からない。
30分ほどの完成した芝居を観たあと、一時間公開稽古をして別な芝居にするという試み。
芝居に新たな役など無い。無理やり、やりたい事や役を盛り込むのだ。
田辺さんに我儘言って下さいと言われる。
結果的に我儘は沢山言ったが、自分の首を締める事になってしまった。
もう一人のゲストは山崎和如君。
彼とは何度か飲んでいるが、共演は初めて。
どうしよう、と二人で脅える。

あっという間に本番になる。
着物を着て白塗りにしてみた。アコーデオンを背負う。
山崎君はマスターの格好。
ビフォアの芝居は普通に大層面白い。
どうやってここに入り込むというのか。途方に暮れる。
舞台上に呼ばれる。ここから公開稽古。
何をやりたいか聞かれたので

「見て分かると思いますが、アコーデオンを弾きたいです」
「美人役をやりたいです」
「運命に翻弄されたい」
「35人の女と寝たが君が忘れられなかったと、告白されたい」
「深い怨みをもってさまよっている幽霊をやって、最後には成仏したい」

と、適当にリクエスト。
山崎君は暴れん坊将軍、恋の行方を見守るマスター、フライング、セリから登場などをリクエスト。
まとめる田辺さんは少々混乱。
「あ、じゃあ今アコーデオン弾いてて下さい」と、言われてしまう。
私自身打ち合わせもしなければならない立場だが、そう言われたので宝船で使った曲を弾く。弾き始めたらサスが入ってしまい止めるに止められなくなる。
田辺さんが話しかけたりして止めさせようとしている気配を感じたが、弾きつづけた。
気分は良かったが、「誰も私の演奏など聞きたくないのでは・・・」と、不安にもなる。
「そろそろ止めて下さい」と、言われてほっとする。
一時間たっても最後まで話が決まらなかった。よくわからないまま本番。
始まった瞬間からどういう状態で舞台に立っていいか分からなかった。
それはとても困る事だった。
自分で言い始めた事なのに、美人扱いされるのが恥ずかしくて死にそうになる。
もっと堂々とした方が面白いと分かっていたが出来なかった。
一生この舞台が続くのでは・・・という気さえした。
だが、どんな舞台も終わる。
しばらくショックで気持ちが引きこもる。
誰にも見られたくなかったのだが、何人か知り合いに見られてしまった。
観た人全員に忘れて欲しい。自分でも忘れてしまいたい。
だが、嫌な事は考えない性格。
すぐ忘れて打上げへ行く。
芝居など無かったかのように楽しく打ち上がった。

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ソファのある生活

9時起床。薄化粧を施して、ソファベッドを待つ。
ちょっとハンサムな店員さんなのだ。
カレはもう一人、熊のような人と共にやって来た。
ソファを組み立てる。ソファは思いの外大きかった。
設置すると開けられないひき出しなどが出てきた。
だが、とても素敵。
これで布団をしかなくても寝られるようになった。美しい生活に前進。
あとはラグマットを敷こう。
知人が余っていると言っていた奴を貰いに行こう。
そしてワックスだ。
床のワックスが薄くなってきた。
パンツが映りそうな程ワックスを塗りたくりたい。
そこまでいくのは6月の芝居が終ってからだろう。
新しいソファに座り台本を読む。

稽古へ。
今日は外苑前のスタジオ。稽古前半は取材であった。
苦手なゲームで、体を暖めてから、質問などに答える。
何を言って良いか分からず、「自分は最年長だ」「年配だ」だの連呼してしまった。
普段自分をおばちゃんという事で楽になる事だけはやめよう、常に闘っていようと、切に思っているのに。
そして、実際は最年長では無かった事が判明。

本日は台本が完本。
26日にもかなりまとまった分量を貰った。そして今日は15ページ分だ。
ヒロセさんは筆が早い。
本日も私一人が台本を持っている状態。
そして明日はまたもや演劇ぶっくのイベント「劇的改造!ビフォア&アフター」の本番。
ぶっつけで稽古は無いのだが、これが終るまでは何か落ち着かない。
エチュードや即興の性質が要求される事は苦手。
当たりの低いクジを引くようなものだ。

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乗り物3台所有中

盗まれた自転車の保険が降りた。
7000円程負担すれば、同じ金額の自転車が手に入る。
別な自転車にしても、元の値段分は保険金が降りる。
盗まれた自転車は黒のプジョーだった。
店には色違いのモノしか無かった。
在庫は一台だけあるが取り寄せになるらしい。
大層素敵だったが、盗まれた。
素敵過ぎても良くないのかもしれない。
以前人に貸してなくされたママチャリも戻ってきた。
こうなるとどういう基準で選ぶか変わってくる。
ママチャリがなくなったから、少々女性らしいデザインのモノが欲しかった。
スカートでも乗れるのが良い。
最近自転車で長距離移動をする習性も出来た。
ママチャリよりはややスポーティーなモノ、それがプジョーだった。
だが、ママチャリが出てきたなら、スポーティーなものでも良いのだ。
元々ムーチョに勧められていたルイガノも視野に入ってくる。
ポストプジョーはこれだ!、と記されていた。
モカ色のルイガノに気持ちが傾いた。
その時
「プジョーは2004年で生産中止。これが最後のチャンス。後は在庫のみ」
という札を発見。またもや悩む。
希少価値には弱いが、それゆえ盗難にも遭いやすいかもしれない。
汗をかきながら立ち往生。ムーチョに電話する。
「どうせなら前のと違う奴にしなよ。希少価値って気にする事無いよ。ルイガノ、ルイガノ、絶対ルイガノ」と、言われている途中で電話が途切れた。電波が悪いらしい。
ここまで力強い何かを待っていた。
何度も質問をしては「考えます」と繰り返して、翻弄した店員さんに
「ルイガノに決めました!」と、ビシッと言ってやった。
サドルの高さの調節をしている時に、自転車の修理に現われた客がやって来た。
あら、素敵な自転車!と眺めてみると、以前私が購入した黒のプジョーだった。
また気持ちが揺れるが、もう決断は変えなかった。
プジョーがなくなった時、
「やっぱりな。何故か自分のものっていう気持ちになれなかった」
と、思ったのだ。素敵だが、違和感があった。
いきなりタレントと付き合ったみたいな感じかもしれない。
「せいぜい目の前をちらちらして私を翻弄するがいいさ!でも、もう決めたんだ」
と、移り気な悪女に悪態をつくような気持ちになった。
他にも付属のライト、鍵などで悩みまくる。
結局2万近く散財。
保険というシステムを使わなければ、と結局乗せられて散財してるだけやもしれない。
私は2台の自転車と原付自転車を所有する事になった。

明日は家にソファベッドが届く。
部屋を片づけてセリフを覚えようと思った。
だが、片づけに3時間以上かかってしまう。
台本は明日。

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このキリッとした人はだあれ?

オーディション。おしゃれして新橋。
着なれないスーツは窮屈。
学生時代はいつもフルメイクでパンプスにタイトスカート、
バリバリの女子大生ファッションをしていた。
メイクが決まらないと、学校を休んでいた。
よくあんな苦労していたものだ。
今は殆ど化粧もしない。
地べたに座れない格好は窮屈なのでしない。
若いと言うのはそれだけで商品価値があるから、ちやほやされたり、言い寄られる事も多い分、危険も一杯。
今は全く危険も無い。ばばあと言われたりもする。
だが、一生懸命フルメイクしていた時の方が辛かった気がする。
今まで、おしゃれして、努力をして、人によく思われようとカワイ子ぶっても、何の甲斐も無かった。自分ではなく若い子を盗もうとする人ばかり寄ってきて、そういう人にまで見くびられていたように思う。
今の経験値を持って当事に戻ったら見くびられないで済むのだろうか。
だが、たまにスーツなど着ると気分が良いのは確か。
「まあ、このきりっとした人はだあれ?大人みたい」
とっくに大人なのだが、そう思う。
オーディション会場には見知った顔が数人。
その中で明らかに自分より良いと思われる人がいた。
私が選考係だったらあの人選ぶな~、と思う。
これは落ちても傷つかない為のいい訳だろうか?

夜は稽古。
どこの劇団もゲームが好きらしい。私はゲームが苦手。
他の人より年上なのに下手だと思われるのも恥ずかしい。
今まで所属していた劇団で肉練やらゲームを散々やってきた。
どうやらそれで嫌いになったのだ。だ
からどこに行っても何のゲームも覚えていない。
フルフルにおいても圧倒的に下手だった。
初めての立ち稽古。
遅れて参加なので、皆が出来あがっている中一人だけパニック。セリフを読むので必死。
ヒロセエリさんの駄目出しを聞くと、日常を凄く観察している人だと分かる。
あらかじめイメージがきちんと出来あがっているようだ。
私は台本を書いてもイメージが緩く現場で思考錯誤する性質。
初めから見える人にはちょっと憧れる。

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よどんだ夜

早く寝たいと思うのに、朝6時に寝てしまった。
昼間は大丈夫なのだが、夜中の自分はかなりやばい。
鬱とか言うのではなく、無気力過ぎて何も出来ないので寝ることも出来ない。
読み飽きた本を読んだり、ピアノマンについて検索してみたり、携帯ゲームをやったり。
時間を消費させるためだけの行動をとって漠然とイライラしている。
自分から濁ったモノが溢れているのが分かる。
太ったせいもある。
周囲からは太った方が良くなったとも言われる。
私は元々決して痩せていない。だ
が、やつれている、ギスギスしている、などと言われがち。
高校生の時は痩せていてもデブだと言われたモノだ。人は顔しか見ないようだ。
数年前、心労がひどい時期があった。
そのときに激痩せしたと言われた。
だが、体重は微塵も変わっていない。10年以上同じ体重だった。
太れば落とし、痩せても戻していた。
それがどうしても落とせなくなってしまった。
今まで簡単だったのに、何が変わってしまったのだろう。
代謝が落ちているのは確か。
それで便秘になったり、太ったり、
そのことを苦にして神経質になり、益々代謝が落ちている。
太ったおかげで、数年前やつれて老けこんだのを盛り返したんじゃない、
と言われたりもした。
だが、複雑。
このままどんどん太って中年体型になるのではと不安。
早く、気にしないで暮らしていた時に戻りたい。
たかだか体重1キロで精神状態が変わるとは思わなかった。

警察に財布を落とした旨を届け出る。
まだ部屋のどこかにあるような気がするが、出てこないので仕方が無い。
私の前に撤去された自転車の盗難届出している人がいた。
撤去だったら5000円支払ってくださいねと言われて
「え~だって撤去って毎日やってるじゃないですか。それ卑怯~」
と、ごねていた。
おまわりさんは区の条例だから仕方ないと平然としていた。
そこへ泥棒騒ぎも勃発。
駐車違反を認めても、ごねて免許を出さない人の騒ぎもあった。
私ごときの財布で煩わせてすみませんねと、卑屈な態度になってしまう。

本日の稽古は秘密の特訓。
特訓しなければならない人だけ集まる。
大変だったが、ちょっと楽しかった。

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不幸と幸福の狭間

ヴォイストレーニングで呼吸を診て貰う。股間節の異常を訴える。
ここのトレーナーは皆整体の資格を持っているらしい。
先生が慎重に私の右腰を触る。
「ああ、こんな腰だと思わなかった。新井さんはこれに気付く為にここに来たんだね。」
と、言われる。右の腰が一部変形して陥没しているとのこと。
思い当たる事がある。
母の腰骨の辺りがえぐれているのだ。
「おばあちゃんの腰が窪んでいて変だと思っていたら、私も急にこんなになってびっくりしたわ~。やだわ~」と、言っていた。
私は祖母や母と違って芝居などで良く運動している。
だからああはならないだろうと思っていた。だが、今は歩くのも痛い。
母も祖母も腰は陥没しているものの、50過ぎまでは何の支障もなく暮らしていた。
「私は運動しているから大丈夫だと思っていたのですが」と、訴える。
「新井さんの場合肝心な所に筋肉がつかないのに、がんがん使って、他が補ってる分負担かけちゃったのかもしれないね」
この腰はあと、数年しかもたないと言われる。
それを防ぐにはきちんと大腰筋をや腹筋を使って生きられるようにならなければならない。
今までも毎日意識しているつもりだが、足りないのだろう。
先生はその後しばらく腰を指圧してくれた。
これが泣くほど痛かった。汗びっしょりになる。

昨日見つからなかったメガネと財布の事を考える。
なんとなく家にあると思うのにどこを探しても無い。
打ち上げ会場の白木屋へ問い合わせる。メガネはあるが財布は無いと言われる。
帰り道、大荷物を抱えて自転車に乗っていた。
哲学堂辺りで段差を乗り越える時、カバンが飛んだ。
落ちたものを拾い集めた。
あの時落としたのだろうか。
キャッシュカード2種、保険証、2000円程度の現金。
カード会社に一方に電話する。今の所悪用されてはいないようだ。
ひょっこり出てくるかもしれない。
停止を勧められるが、再発行のわずらわしさが煩わしい。
絶対に間違っているのだが、停止しなかった。

今日は流れ姉妹、たつ子とかつ子を観に行くのだ。
予備のメガネを用意。夕立も止んだ。
荷物をコンパクトにしようと折りたたみ傘をカバンから出す。
荷物が多いのはエレガントじゃないもの、とひとりごちた。
いつも使わない傘を持ちっぱなしなのだ。
財布などナーバスな事は忘れ、うきうき出かける。
電車で荷物を確認すると、予備のメガネが入っていない。
視力0.1と0.2ではメガネ無しの観劇など考えられない。
どんなに面白くても、観ない方がましな程いらいらするのだ。
誰が誰だが分からないのだ。凹む。
表参道の駅へ出ると大雨。
何故気を効かせてカバンから傘を取りだしたりしたのだろう。
皆が雨宿りしている中、何事も無いかのように外へ出る。
こうなったら、わざわざ辛い思いをしてやる。
ずぶ濡れのまま、誰が誰だか分からない状態で芝居を観て、凍えて一番可哀想な客になってやろう。
ずんずん歩くと、その決意は鈍り、薬局でリポDゴールドを買い、雨宿り。
少しだけ雨足が弱まる。
出発する前に念の為円形劇場の場所を店員に尋ねる。
私はすっかり逆方向へ来ていた。地図通りに行ったのに不思議だ。
程よく濡れて受け付けを済ます。
メガネを忘れた事をつぶやいたら、多少前の席に変えて貰うことが出来た。
不幸の晴れ間。

芝居はこの日の辛さを押し流してくれる程楽しい仕上がりになっていた。
初めは顕作君も、たいし君も、伊達君も顔が見えずイライラしたが、次第になんとなく分かるようになってきた。
久々に単純に面白い芝居を観た。
笑いのセンスとやらが匂ってくると面白くても多少興ざめてしまう。
そういう我を感じさせないので、純粋に楽しかった。
千葉さん、村岡さんが素晴らしいのは分かっていたが、ここ最近前よりどんどん大物感が漂ってきた気がする。
二人とも人としても大物だ。それが自然に現れていた。

本日もノムミ、ユピコの3人で飲む。
芝居の度に出演者と飲みに行くという文化にも飽きてきた。
自分が出演している時も飲みたいと思うのは、公演日程の3分の1程度。
疲れているときにお客さんが察して帰ってくれたりすると、ありがたい時も多々ある。
こんな事を言うとお酒ちゃんらしくないと思われてしまうのだろうか。

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悪循環

股関節がやばい事になっていた。
坐ったり立ったりで激痛。どうして良いか分からない。
じっとしていれば大丈夫なのだが、歩いても微妙に足を引きずる。
今日からプレイユニット・フルフルの稽古だというのに困った。

稽古場の変更に途中まで気付かず、間違えそうになる。
メンバーの遠藤さんからの連絡で気付く。
道に迷いながら稽古場へ。
遅れて参加なのに満身創痍で申し訳ない。
エネルギーが無い。
代謝も悪い。
食べていないのに太る。
精神状態も悪い。
なんとか立ち直らなければ。
財布を忘れてしまう。

稽古後魚民へ。
バイクなので、飲まない。だが、飲まないとアドレナリンが出ない。
飲むと一時的に元気になるが、結局その分疲れる。
雰囲気を味わう感じで漂うようにいる事にする。

帰宅してから財布を捜す。
どこにも無い。眼鏡も無い。
疲れて早く寝ようと思ったのに、朝まで眠れなかった。
精神が病み気味。

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疲れは若さの揉みかえし

楽屋にガス漏れのような匂いが充満。
「何これ?」と、尋ねる。
林君が嫌がらせで貰ったドリアンだった。
ドリアンを同じチームの鏑木さんが引き取り、家で旦那さんがほぐしてラップに包んだものを持ってきてくれたのだ。
臭くてもフルーツの王様。勇気を出して食べてみる。
どうにも排泄物の匂いが強くて美味しいとは思えなかった。
誰がおいしいと思っているのだろう。

疲れはピーク。大した事をしていないのに、何故だろう。
今日で楽日。
マチネで小道具を忘れてしまう。
リモコンで音楽を鳴らすのだが、リモコンを持ち忘れた。
手拍子などを鳴らして召使いに鳴らしてもらっているふりなどをしようかと思ったが、音響さんに伝わらないと怖い。
結局透明のリモコンをマイムで操作した。超能力。

股関節が嫌な感じなのと、疲れをすっきりさせる為、マチネとソワレの間に整体を捜す。
4軒目位で良さそうな所を発見。かなり混んでいる。
私の先生は結構若い。息子役の林君より若いかもしれない。
「足の長さがこんなに違うじゃないですか!」
「手も違いますよ」
と、言われ色々施される。
その後手や足の長さが揃ったと言われるが、少々パフォーマンスの匂いも感じた。
痛みがひけば何でも良いのだ。証拠などいらない。
揉むのは上手だったが、説明している間がちょっと長い。
カイロ的な処置をされたのはまるで効かなかった。
「長い目で直して行きたいので、通って下さい」
と、言われる。
なんとなく「はい、通います」と、言ってしまう。
凄く効くわけでは無いが、もっと酷いのもたくさんいるし・・・・と、自分を誤魔化す。
単に雰囲気に飲まれるのが楽だったのかもしれない。

相手役の皇君が踊り狂っている曲は中島みゆきだと判明。
あんなダンサナブルなナンバーがあっただろうか。
舞台上で会話のマイムをしている時にこっそり聞いてみたら何故かすみませんと謝っていた。

打上げでは同じチームの子達とずっと話していた。
お茶を飲んで酔わないようにしていたが、疲れで朦朧とする。
若さに当てられたのだろうか。
自転車で江古田まで帰るのが永遠の道のりに感じた。

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関節が緩い家系

疲れ気味。
体調が悪い時に痛くなる右の股関節が嫌な感じ。
そろそろメンテナンスしなければならない時期のようだ。
ここ数年整体やカイロに通っていない。
首も腰も曲がっているので定期的に通わないと駄目だと言われ、一時期せっせと通っていた。
だが、終わりの無い治療に精神も金銭面も疲れ、止めてしまっていた。
関節が緩いのですぐにずれてしまうらしい。

固い人は嵌めればしばらく安定するが、緩くて浅い人は嵌めても安定しない。
筋肉をつけて支えなければならないのだが、筋肉がつきづらい体らしい。
真に受けるのも嫌だったが、何万人に一人という割合のやっかいな体らしい。
母も同じ体質。先生に「ああ、そっくりです」と、嘆かれた。
亡くなった祖母は、晩年に何度も骨折して入院していた。
パンツを履き替える為によろけても入院なのだ。
母も膝が痛いと、苦労している。
気が重い。

マチネはお客の反応が薄そうだった。
出番が遅い私たちのチームも戦々恐々としていた。
リラックスさせる意味もあって、
「せいぜい散々退屈でつまらない思いをさせてやろう」
と、皆を励ます。
その甲斐があったのか、私たちのチームの芝居の反応は良かった。

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萌え

日記の日付を誤って12月と書いてしまう。我ながら正気か?と危ぶむ。

本番前の故林さん、モロさんチームの演出の根本さん、木村さん、と
楽屋で近場の若手チーム達との会話が楽しい。
我々のチームのカワイ子ちゃん水野さんが、「萌え~」というボキャを最近使い慣らしたらしい。
同じチームの森山さんが使った事が無いと知ると、皆で使わせようとという事になった。
森山さんは恥ずかしがって中々言えない。
水野さんは間違ったタイミングなのに「今使う時」みたいな信号を送っていた。
実は私もそれ系の言葉は分からない。
宝船の時イクマ君がアドリブで入れていたのも、初めは変だから止めて欲しいと思っていた。だが、意外に受け入れられているようだった。
私の相手役の皇君は楽屋でずっとヘッドフォンをして踊り狂っていた。
精神集中しているようだ。
これは高木珠里ちゃんもやっていた。
とても触れられる雰囲気では無い。
踊りがヒロミ・ゴーみたいなのだ。
私の息子役の林君は常に尋常じゃない差し入れを貰い皆に配っていた。
彼は自分には妹がいないからバイト先に沢山妹を作っているという発言をしていた。
差し入れは常に妹からだろうとからかわれていた。
「キモい」「ひくよ」など、水野さんに言われてもめげずに妹話をする。
めげない所が苛めやすく、私も便乗して毎日意地悪を言っていた。
彼には
「あ、新井さんって宝船の人なんですね」
と、言われる。
「そうだよ」
「ここって最近旗揚げした劇団ですよね。旗揚げするってチラシみた事があります」
「うん。そうそう」
「へ~」

あまりにも無邪気だったので、私が座長だとは言えなかった。

終演後ノムコ嬢と、イマナラ君とそば屋に入る。
最近代謝が悪く、太り気味。
お酒も抜いてお茶で小一時間。

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セット破壊

初日。ゲネも順調。
初めてモロ師岡さんと話す。
モロさん、永井さん、私は一応この公演のゲストという事になっている。
あとはオーディションに臨んだ若手達。
一応ゲストという事でお弁当も用意して頂いているのだが、食べていると不審に思われているようだった。
制作さんに「太巻きあるので食べて下さいね。」と言われて、
永井さんと物色して、食べていた。
するとモロさんのチームの人に
「これ、スタッフの弁当ですよね。いいんですか!」
と、言われた。
「うん、食べていいって言われたの」
と、何故か言い訳。だが、
「駄目なんじゃないですか?スタッフのですよ」
と、駄目押し。永井さんと二人しょんぼりしながらこそこそ食べた。
モロさんの事もオーディションを受けてきた人だと思っている人もいたので、ちょっと安心した。 

初日は無事にあけた。何故か少し緊張した。
本番中私は舞台装置を破壊してしまった。
動揺したが、なるべく気にしないように芝居を続行。
練習して仕込んだネタより、それが一番ウケてしまったのは残念だった。
後で80キロの力が加わらないと壊れないものだと言われる。
私は非力な筈なのだが、不思議。

初日打上げは白木屋。
人が多いのでどこにいたら良いものか迷う。
自分のチームの人とも話したかったが、タイミングを逸する。
だらだら店に残った、永井さん、同じチームの水野さん、モロさんのチームの柿崎さん、お客で来た三浦さんの5人で二次会。
半分はお茶にする。
この位の人数は楽しい。

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小屋入り

小屋入り。
笹塚ファクトリーへ行くのは初めて。
どこか分からないままうろついていたら、折り込みをする人達を発見。
どう来たか分からない。明日辿り着けるだろうか。

場当たり開始。
まだ見えない事が多い。明日本番。
同じチームの子達と雑談を楽しむ。
26,7才の子達が多い。彼らが話しているのがとても可愛く感じられる。
この分では80才になった時、70才や80才が可愛く見えるのだろうか?

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尾崎豊とか、ジャニス・ジョップリンとか

ヴォイストレーニングへ。
先生に
「新井さんは今まで、体じゃなくて感情、気持ちだけでやってきた人なんですね」
と、言われる。
「そういう人は皆若くして死ぬんですよ。尾崎豊とか、ジャニス・ジョップリンとか」
他にも若く死んだ人の名前を沢山聞いたが忘れた。
そんな大物を例えられると、死んでも良い気になるが、
小物以下なのに死ぬのは割に合わない。
つまり、体をもっと強くして使い方を覚えれば役者生命が伸びるとの事だ。
自分がやりたい通りに動かすと、容易に体をぶっ壊すのは分かっていた。
いつも手加減しなければならない。酷くじれったいのだが。
ぶっ壊さないでやれる器が欲しいとずっと思っていた。
宝船をやっていた時も魂が上半身、特に頭に登ってしまって体は只の重りのようだった。
やはり重心を低く生きなければならないらしい。

最後の稽古。
いつの間にそんなに時間がたったのだろう。まだ、始まったばかりだと思っていた。
毎日稽古を見ていると面白い。
若手の子達は毎日芝居が進歩していて、驚く。そしてとても熱心。
時々予想外の展開に噴き出す事がある。

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もしもラブワゴンに乗ったなら

本日もモップ掛けをしたら、またもやガラスの破片があった。

久しぶりに「あいのり」をみた。嫌だ嫌だと思いながら、泣いた。
自分はもう、ラブワゴンには乗れないのだなぁと、しみじみする。
絶対乗りたくないのだが、しゃべり場と同じで、
「自分だったらこうするのに」と、考えてしまう。
若い時分に乗ったとしても意識過剰で半端なキャラになり、
大して好きでも無い人の事を好きだと勘違いして、カワイ子ぶったりして、
帰国後恥ずかしさのあまり、その事をひた隠しにしたりするのが容易に想像できる。 

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荒い女

風邪は良くなっているようだ。
昼の稽古ですっかりぐったり。
休み時間におにぎり、イモ、ミカンを食べ、
股関節を開いたまま寝そべったらそのまま寝てしまった。
股関節が痺れてしばらく立てなかった。
最近こういう事が良くある。
夜も股関節を開いているうちに寝入ってしまい、
目が覚めて電気を消そうとすると何度も倒れてしまう。
地震か?と、訝しむが痺れて立てなくなっているだけなのだ。

本日も通し。
昨日より全体的にまとまってきた。
私はまだまだ、芝居が荒い。なんとかしなければならない。

疲れ果てて帰ってきたが、帰宅後部屋にモップがけ。
先週、電気の傘をふき掃除していたら、根元から外れて割れてしまう。
椅子に乗っていたまま暗闇になり、しばらく途方に暮れた。
掃除機とモップがけをした後の惨劇だったので、しばらく部屋のすみで泣いた。
その後気を取り直し、再び掃除をした。
その時の破片がまた見つかった。

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故林P稽古中

初めての3本まとめての通し。
他所のチームの芝居を観るのは初めて。
永井さんは案の定面白かった。顏を出すだけで沢山の事を語っていた。
他のチームの芝居は非常に参考になる。
感情より言葉を立たせた方が良い箇所などがよく分かった。
30分の芝居なのに何故かとても体力を使っている。

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脱・脱お酒

昨日無理して往復80分自転車に乗ったのが良かったようだ。疲れて熟睡。
母に貰った一粒3000円の丸薬を半分飲んだからかもしれないが、熱が下がった。
大分楽になる。
前々から今日はウチの班で飲みに行く事が決まっていた。
稽古を早上がりにして飲み屋へ。
病み上がりなので、お酒はあまり飲まないつもりだった。
幸いこの班は飲まない人が多かった。
飲んでも同時に水を頼む。私も便乗して一緒に水を飲む。
だが、大して飲んでいないのに、ロレツが回らなくなっていた。
シラフの人もいるので、必死で誤魔化す。
お酒は全部で4杯だ。
これで酔うのは弱いのか当たり前なのか。相場が分からない。

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火に油をそそぐ

風邪は治らず。
今日から昼夜稽古。
起きたまま寝ているような状態。
高音の声が出し辛い。
バリで3キロ太ったのを一度戻したのだが、宴会続きで逆戻り。
具合が悪くても食事制限。
代謝が悪いので、ヨーグルトと水しか飲んでいないのに、朝より太っていた。
便秘で、汗も出ない。
こういう時は下痢をしたり、吐いたり、熱をだして汗をかいたりすると
体がリセットされる。
そこで体調の悪さを押して曙橋まで40分自転車に乗ってきたのだが、疲れただけだった。
帰りは明らかに発熱していた。

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抜いたりひいたり

脱毛4回目。
前回が大層痛かったので、ノムミと二人恐怖に打ち震えていた。
だが、今回はあまり痛くなかった。拍子抜け。

風邪をひいたらしい。
朦朧とする。頭も痛い。

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脱・お酒ちゃん

西永福へ。ヴォイストレーニング。
連日の疲れで声が擦れている。
「宴会続きで調子悪い」と、訴える。
代謝が落ちて、気が滞っている感じがする。
先生がしばらくお腹に手を当てがう、と内臓が動き出した。
宴会が嫌いだというイメージを作った方が良いとアドバイスされる。
私はどこでも酒など嫌いだと言っているのだが、大好きだと思われているようだ。
飲まないでいる方が健康的で好きなのだが、不思議。
デートもノンアルコールが望ましい。
アルコールで進展した恋愛はお粗末なイメージ。

1日5分、四股を踏むように言われる。
貴乃花の四股は重心が低く立派だったらしい。
私は四股がとても苦手。難しいのだ。
腹筋を緩めてはいけないし、腰を丸めても反ってもいけない。
手で重心を支えると首が埋まってしまう。
20秒続けているだけで汗が出る。
だが、体に良いのは確かな気がする。

吉祥寺へ。盗まれた自転車の保険手続きをする。
1週間後に審査の結果が出るようだ。
実費の3割負担で新品の自転車が手に入る。
以前紛失した自転車も出てきたので、2台所有する事になる。贅沢な感じで嬉しい。
そのまま街をうろつく。
気付くと夕方。帰宅。
夕方のバイクは寒かった。

疲れていたので気持ちも弱る。一人泣き笑い劇場。

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長い長い長い毛

私は毛が長い。
だが、一昔前は半分以上の女性はこんなものだった。
人は余程忘れやすいのだろうか。
髪を降ろしていると長いと驚かれる。
身近な人は薄気味悪く思っているらしく、暗に切った方が良いと言われる。
あれほど全盛を誇っていた髪形だというのに。
ストーンウォッシュのジーンズやループタイみたいなものなのだろうか。

今日はノンアルコールで行こうと思っていたが、稽古後養老の瀧へ行く事に。
この公演は3チームに別れて練習している。
別のチームには宝船にも出ていただいた永井秀樹さんもいる。
永井さんや故林さん、ウチのチームの演出の木村さん、オーディション組の数人で小一時間。交流を深める。
明日こそ休肝日。

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女子の家飲み

我が家でホームパーティー。
と銘打ったものの、ゲストはノムミ、こと野村朋子嬢、ウピコ、こと中坪由起子嬢。
マチネに芝居を観たので大急ぎで支度。
ウピミが来る前に一品作っておきたかったが出来なかった。
メインメニューはノムミの持参するタラバガニ。
作ったのは苦瓜とパプリカのサラダ、トマトと納豆とセロリと干しエビの煮物、骨付きラムで作ったソースのパスタ、インスタントの水餃子。
3人だけで部屋にいるとバリでの生活が蘇った。
ノムミはタラバガニを向くのが異常に上手い。
「場数が違う」と、言っていた。
我らは皆顔や髪にフジツボをくっつけながら蟹を啜った。
この3人だと新しい話題などいらない。
どうでも良い話でいくらでも盛り上がれる。
ウピコは電車のある時間に帰り、ノムミも1時頃には自転車で帰る。
寂しい位が楽しい秘訣。
寝る前にテーブルを片づけた。
当たり前の事だが、自分を偉いなぁと思った。

とり合えず怒濤の連続宴会は無事終了。

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披露パーティ

御目出度い日。結婚式。
新郎新婦、どちらも知り合い。最高に楽しいお式だった。
花嫁のブーケを狙いに行ったが、もの凄いで掴む人がいたので手を離す。
獲得した人は「皆ガッツが無いから拍子抜け~」と、ニコニコ顔。
ガッツ・・・無いのだろうか。
昔から欲しいモノを欲しいと言えない性質だった。
今は何が欲しいか分からない。
身内のお式なので長居しても良かったが、さくっと帰る。
一番楽しいディープな時間は翌日の地獄の元なのだ。

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鶏肉ソテーとワイン

稽古後中山君から電話。
経済評論家の佐藤治彦さん宅でワインパーティーをやっているのだ。
前に聞いていたのだが稽古後ではお開きになっているだろうと思っていた。
雨もひどい。
夜23時近くに自宅から遠ざかるのを悩んだが、結局行く事にした。
お宅についてからは大層楽しかった。
中山君や高木珠里ちゃん、トミー、他にも見知った役者さん達が出来上がっていた。
ワインはどれもぎゃーと叫びだしたくなる美味しさ。
安売りのワインでも十分な性質だが、飲んだときの幸福感が違う気がした。
佐藤さんの手料理も凄かった。
フォアグラの味のする鶏肉ソテー、何日も煮込んだミートソースで味付けした鶏肉ソテー。
鶏肉があまりにも柔らかいので、「これこうやってるんですか?」と、尋ねると
「これ、いい肉なんですよ」との事。
確かにそれもあるのかもしれないが、腕もあるに違いない。
中山君の作った燻製もおいしかった。タコと干物は絶品。
ワインを最後まで味わえるように、水で休憩をして延命を謀る。
朝まで根を生やしてしまった。

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ようこそ後輩

子供の日だなんて忘れていた。
ゴールデンウィークだという事も忘れていた。
今日も稽古。皆と代役をやりあったりしながらセリフを覚える。
丁寧な人で通すか気さくな人で通すか考えている間に無策なままになってしまった。
一番先輩の立場というのは慣れない。
中学の時だって私より先輩らしい人が沢山いた。

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常に力んでいる

11時頃起床。
今日は演劇ぶっくのイベントで故林広志さんプロデュース「行き止まる愛」という公演の稽古に初めて参加する日だ。
片付けで疲弊しきっているわけには行かない。
だが、中々切り上げられない。

稽古場には沢山の若者。皆オーディションを受けて来た人達。
私は一応ゲストという事になっているが、オーディションを受けたら落ちるような気がする。
芝居も器用ではない。公演が終わるたびに無事に出来て奇跡だと思うのだ。
3話のオムニバス形式。稽古は3グループに別れて行う。
私のチームの演出は木村さんという人だった。彼は役者もやる。
私のイメージで故林さんはコントの人だった。
故林さんと仲の良い木村さんもコントの人だろうと思った。
コントのイメージは間が良い、さらっとしている、抑揚をつけすぎない、セリフをきちんと聞かせる、脱力していると言った感じ。
木村さんはさらっと無駄に力が入らない芝居をしていた。
私はおそらくコントは下手だ。
無駄に抑揚があって、くどい、スローテンポ、常に力んでいる。
これを機会にそういう事を克服したいが、無理なようだ。割とくどい役だった。

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片づけられない女

ヴォイストレーニングで西永福へ。
先週、呼吸を見て貰って、腸か婦人科系にしこりがあると言われていた。
先生に「やっぱりありますか?」と、尋ねる。
「あるね。でも位置が違う気がする。先週はもっとこっちじゃなかった?」
言われればそんな気がするが、さっぱりわからない。
「やはり腫瘍ではなくてうんちって事ではないですかね~」と、願望を言う。
先生も段々
「痛かったり自覚症状が無いのだったらそうかもしれないね」
と、言ってくれた。
発声練習では相変わらずある音域が全く出ない。

三鷹のインテリアショップに行く。模様変えに必要な家具を見繕う。
一度には買えないが、可能性を探る。
練馬で再びクリアケース、ベランダに置くケースなどを購入。
本や衣装はなるへくベランダに置いているのだ。
中坪ウピミからメール。暇だったら遊ぼうとの事。
この部屋を逃げ出して遊びたかったが、我慢。
「近々、ゆうかピエロの部屋でホームパーティーやろう」と提案される。
約束をすれば頑張らざるを得ない。二つ返事で承諾。
怠けているわけではないのに、床に出したものが減らない。途方にくれる。
朝日が出てから眠る。

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リセット作業準備

ばたばた落ち着かないので、生活をリセットしたいと思っていた。
2日3日は掃除と模様変えを命がけでする予定。
練馬に大量のクリアケースを買いに行く。モノが増えて、収納しきれなくなったのだ。
タクシーに私以外のスペースには全てクリアケースという状態で乗り込む。
運転手に「運送業じゃないんだ」「外が見えない」などとぶつくさ言われた。
申し訳無いと思っていた気持ちが吹き飛ぶ。
行き先を言うと「新江古田ぁぁ~!」と、威圧してきた。
威圧的に出る奴にはなおいっそう威圧的にでるしかない。
「ええ。ご存知無い?新目白沿いで簡単なんですけど」
と、使用人を使いなれている風情で言ってみる。
その後、車内を見まわし、「コンドルタクシー○○○番」という文字を見つけメモしてみた。
気のせいかもしれないが、運転手は降り際には「大丈夫ですか?降ろせますか?」などと気遣いを見せていた。
威圧的な態度に疲れたので、つい面倒で家から少々ある角に降りてしまった。
クリアケースを入手しただけで疲れた。
休みつつ、部屋のモノを全て一旦床に出す作業。
疲れたが、眠る場所が無いので、つい徹夜。

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