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涙が出るまで

アコーディオンのレッスン日。
アレンジが中途半端で決まらない。とりあえず、応急的な感じで決めておく。
今度の発表会ではアルゼンチン人のギタリストの方とアンサンブルをやるのだ。
今までソロでしか弾いていないので、どのようにしたら良いか分からない。
ギターがリズムを刻んでくれるのなら、アコーディオンの左手の刻みは入れない方が良いのかなど、悩む。
先生にはリズムが取れていないから「アンヘル(ギタリストの方の名前)が目を回すと思う」と、言われる。
今まで好き勝手にテンポを上げたり、下げたりしていた。
だが、人と一緒に演奏する時はそうは行かない。
そして、新しく弾いている曲は8分の6拍子なのだが、3拍子と2拍子をミックスした刻みでリズムを取る曲なのだ。
自分には無いリズムなので、どうしても取る事が出来ない。
ぐだぐだ言っても仕方が無いので、「練習してきます」と呟くが、自信は全くない。

一旦帰宅して、恵比寿へ声のお仕事。
大堀こういちさんと一緒だった。
大堀さんは花粉症が酷いらしい。マスクとゴーグルで完全防備。
私は以前花粉症だったが、闇雲に漢方薬などを飲んだら治ってしまった。
今日は花粉症の人に3人会ったが皆に羨ましがられる。
だが、一度なったという事は、気はあるはずだから気が抜けない。
仕事はあっという間に終わる。

新宿へ出て、宝船のお手伝いをしてくれた竹岡君と飲む。
私ばかり演説していたらいつの間にか22時を回った。
帰宅後、トマト、セロリ、納豆、ニンニクを炒めてぐずぐずに煮込んだ料理を作成。
使用した中華鍋を洗ってから、盛り付けた皿を運ぼうと気を利かせたつもりだった。
だが、洗っている手もとが皿に当たってしまい、できたての料理を落としてしまう。
お気に入りの器も割ってしまう。
悲鳴をあげてしばらくうずくまっていた。
現実を受け入れられず泣こうとするが、中々涙が出ない。
涙が出るまで根気良くうめき続けた。
しばらくして、残った材料で再び同じ品を作った。足りない分はタマネギで補った。
只の苦行だったが、やらないと負けっぱなしになりそうだったのだ。

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結婚披露パーティ

衣装の高畑さんの結婚式。
着物着用。時間がなかったので、名古屋帯を結ぶのは諦めた。
高畑さんは看護士だった。
そのためか受付陣も皆ナース服。
新郎新婦も医者とナース服。
ケーキカットもオペの様相。
ふざけていたが楽しい式だった。
以前ハイレグの制作だった菱田リカリカも着物。
彼女はちゃんとお太鼓を自分で締めて、髪は美容院。
そして私より着物が似合っていた。
ちょっと敗北感。

会場を出た途端ノムコが駅から走って来た。
間に合わなかった彼女を慰めるため、北の家族と庄屋を足して二で割った様な居酒屋で二次会。

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プジョーの自転車

ショウコちゃん宅で起床。
性教育の絵本などを見せてもらう。
二人でバスに乗り、彼女はバイトへ。
私はムーチョ推薦の自転車屋へ行くために吉祥寺へ。
ルイガノというメーカーの自転車を勧められていた。
だが、かなりスポーティーでスカートで乗るのは無理そう。
他にはプジョーとビアンキーというメーカーの物が良さげだった。
プジョーはロゴが目立ち過ぎて恥ずかしい気もした。
ビアンキーは可愛いが、可愛すぎる。
そして自転車をどこか消耗品に感じている私には高すぎた。
どうしてもルイガノが欲しいと言うブランド意識もあった。
迷った揚げ句、どうでも良くなり、黒いプジョーを購入。
ナチュラルハウスをひやかしていると、浮浪者が入って来た。
店員さんが慌ててざわついていた。
品物を物色するように値段を見たり、吟味していたが、試食品を食べ尽くして出ていった。
残り香が発酵食品のようであった。

吉祥寺から自転車で江古田へ。
乗り慣れないので前の自転車の乗り心地が恋しくなる。
疲れきりアコーディオンの練習が出来なかった。

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すてきなお呼ばれ

座長付きだった宮本晶子ちゃん宅へお呼ばれ。
ノムコと共に国分寺へ。駅から20分程あるらしく、タクシーに乗る。

今日のメインは立山という日本酒。
ショウコちゃんが鍋、豆のサラダ、ヒジキなどの手料理でもてなしてくれた。
私は煮込み過ぎて焦げたサンマを持っていく。
ショウコちゃんは若いのに私の雑な料理と違い、野菜の切り口も綺麗に仕上げている。
彼女と同じ年頃にはろくに料理など出来なかった。
うまいので食べ過ぎて苦しくなる。
少しだけ寝るから、ノムコに帰る時に起こして欲しいと頼む。
だが、気付くと夜中の3時。こたつで寝ていた。
それからショウコちゃんと布団をしき、語る。
再び疲れ果てて寝る。

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いつだってセンセーショナル

阿佐ヶ谷スパイダース「悪魔の唄」観劇。
以前自分がお化け屋敷でバイトしていたのもあり、いつか小屋をお化け屋敷のようにした芝居をやりたいと思っていた。
だから、少々ショックだったが、とてもよく出来ていた。
小島聖さんの異常なまでの完璧なスタイルに度肝を抜かれた。
動きや立ち姿が、鍛え抜かれていて素晴らしかった。
加藤直美嬢、野村朋子嬢とともに楽屋へ。
中山君が自分の家かと言うくらい、パンツ一丁でくつろいでいた。
ハイレグ男性陣の裸体は見慣れているが、それ以外の男性の露出には戸惑ったりもする。
飲みの席での池鉄さんが、大層面白かった。
ここで書けないのが残念。
素敵な役者はいつもセンセーショナルだ。

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いつか目覚めるその日まで

さんまを骨ごと食べられるように一日中煮込む。
その間に落札してしまった商品の入金にでかける。
殆ど寝ないで暮らしていたので、爆睡。
宝船をモチーフにした鼈甲の帯留めを落札したかったのに、居眠りをしていたら終了してしまっていた。
早く、目を覚ましたい。

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ピリッと登場

今日もヴォイストレーニング。
先生が私の物真似をしてくれた。そっくりで驚く。
ドアを開けて挨拶をしているだけなのだが、重心がとれるようになったらもっとピリッとできるらしい。
来週、ピリッと登場するように励まされた。

帰宅後、着物のオークションに燃える。
観察していると落札せずにはおられない病にかかってしまった。

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身体は楽器

午前中に西永福へ。
ヴォイストレーニングを休んだ日の振り替え授業。
私は声を出すには不利な体だと再認識。
楽器として改善をする必要がある。骨盤がかなり狭いらしい。
確かにしこを踏んだ体勢で、骨盤を開くと自分でも驚く程響く声が出る。
しかしいつもしこを踏んでいる訳には行かない。
しこはとても疲れる。体力的にも無理だ。
激しい決意を持つと挫折するのでいい加減な気持ちで臨もうと思う。

帰りにバイクの修理へ行く。
以前台風でバイクが倒れ、テールランプが割れたのだ。
修理の後、未納の税金を治めに行く。
課税証明書も欲しかったのだが、免許を忘れた。
つまり今日は免許を携帯せずにバイクに乗っていた。
今日は絶対事故に遭えないと、気が引き締まった。

夜は駅前劇場へ。京都でお世話になったヨーロッパ企画を観劇。
以前から何度も観に行こうとしていたのだが、稽古や本番が重なる事が多く今回が初めて。
観た事も無いのに、何日もお家に泊めてくれた上田君は、世知辛い世の中のオアシスのような人だ。
面白いという噂は聞いていた。
初め映像の長さにじりじりした。
だが、次第にもうずっと映像でも良い・・・と、映画を観ているような気持ちになってきた。
その頃舞台が始まった。
バランスや、こうした方が良い、というお芝居の世界での一般論を無視して好きにやっている感じが、却って魅力的だった。
とても楽しそうにやっていて気持ちが和んだ。

開演前に岸君が現在描いている漫画を見せてもらう。
こんなもの観た事が無いという展開。岸君テイストが良く出ていた。
少しでも役に立ちたいと、最近とある所から盗んだ漫画を貸してあげた。

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オークションにはまる

暇だったのに何一つできやしない。
アコーディオンも数十分だけ。
着物のオークションばかり見ていた。
試しに3件入札してみた。
本気で欲しいものは落札できなかった。
あっても便利かも?程度の気持ちを抱いた名古屋帯が、何故か落札できてしまった。
入札をすると本当に落札するのだという当たり前の事に驚く。
社会の一員のような気持ちになる。
その後も眠らずに、オークションばかり見ている。
今入札したい代物は7つ位ある。
私はどうなってしまうのだろう。

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今日も申し訳ないことをした

下北沢へ。ペンギンプルペイルパイルズの「機械」を観に行く。
ペンギンプルペイルパイルズを見るのは3度目。
今回もとても面白かった。
舞台美術がとても素敵。
今日のお芝居も、役者、台本、演出の良さのバランスがとれていた。
大体どれか一つが良くても損した気にはならない。
だが、それが3つ揃っている作品の完成度の高さは群を抜いている。
明らかに自分たちをとりまく現実と異なった世界なのに、現実にありそうな錯覚に陥る。

お台場へ。長田奈麻さん、リンちゃんと女子プロレスの試合を観戦。
長田さんが井上貴子さんという選手と知り合いになり、誘ってくれたのだ。
まず客層に驚く。
初めはオタクっぽく高そうなカメラを携えた男性が多かった。
前半は小さい男性の試合、若手の試合、井上貴子さんの試合。
後半は女子に人気が高いらしい選手と、ベテラン美人選手の試合、アジャ・コングの試合。
試合が始まってカメラオタクの多さが分かった。
体のせんがかなり際どく見えて、ドギマギする。痛がる顏や声がセクシーだったりする。
後半になると何でもありの反則だらけ。
リンちゃんが「ルールは無いの?」と、訴えていた。
場外戦では皆会場中逃げ惑う。
ペアの試合など何処に逃げたら良いのか分からない。
お気に入りの傘を反射的に掴んで逃げた。
案の定、アジャ・コングは客の傘で的をめった打ち。何本ものカサが曲げられていた。
お気に入りの傘は日傘にもなる高級な物だった。
あれを折られたら、抗議に行きたい気持ちになったに違いない。
だが、目の前で繰り広げられる技の押収に大興奮。
一発でも食らったら廃人になりかねない攻撃を受けて、芝居がかって倒れていた筈の人が次の瞬間に、何のダメージも受けていないかのように俊敏な攻撃をしたりする。
試合後井上貴子さんは「勝ったのに頭がんがん痛いの」と不思議そうに言っていた。
あんな事を毎日やっているのに、よく元気に生きているものだと感動する。

新橋の沖縄料理屋さんへ。
昼間、ペンギンに出ていた村岡さんもいた。
楽しく飲んでいると、三鷹の中坪ユキゾウの家にノムコと岸君がいる事が判明。
合流した安沢千草さんも一緒にユキゾウの家へ行く。
だが、ノムコも岸君も帰ってしまった。
ユキゾウも眠そうだった。だが、一生懸命もてなしてくれた。
申し訳ない事をした。

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着付けで遅刻

殆ど寝ていない。
帯の結び方の研究をして、中古の着物のオークションを調べていたら、昼近くなってしまった。
馬鹿ではないかと、落ち込む。
仮眠をして今日も着物を着用。昨日とは別の着物。
折角帯の研究をしたのに、時間が間に合わない。
名古屋帯は諦めて半幅に切り替えた。
今日は峯村りえっこちゃんと、「コーカサスの白墨の輪」を観に行くのだ。
運の悪さが重なり、5分遅刻してしまう。
出演者のT君にチケットを取ってもらったので申し訳なくなる。
こっそり席に着く。
どうやら、出演者は舞台から一度も退場しないようだ。
出番が無い時は端に坐っているのだ。
舞台の前後に客席がある。T君は私の正面に座っていた。
どうにも目が合っている気がしてしまう。
だが、それは錯覚に違いない、後ろめたさのせいだと思っていた。
よく、お客さんに「新井さん、私を見てたでしょ」「目あったよね」などと言われる。
だが、覚えが無い事が殆ど。そういうふうに見えるものらしい。
芝居は儀式的で惹きつけられた。
音楽劇は着いて行けない事も多いのだが、音楽のせいでよけい入り込めた。
ギャグっぽい所や客いじりする所は、世代の違いを感じたが、芝居の素敵さはピカ一だった。役者さんが良いのも確かだが、演出というものの素晴らしさを感じた。
遅刻したのが悔やまれる。
楽屋へ挨拶に行く。
T君に「ゆうかちゃん、遅れたでしょ。ずっと睨んでたの分かった?」と、言われた。
誤魔化せるものなら誤魔化そうと思っていたが、ばれていた。
目があったような気がしたのは気のせいでは無かった。
「着物を着たから遅れた」と、言い訳したが、自分ながらそれが何だと思った。
申し訳ない事をした。
帰りは雪が降った。

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あたりめは大人のお菓子

ロリータ男爵とエッヘがダブルブッキングしている稽古場へ遊びに行く。
着物を着るのに手間取り、宮坂の稽古場へついたのは20時近かった。
今日のコーディネートは会心の出来。
うっすらと赤い花の模様の大島紬の着物に、エスニック風の織り模様の入った名古屋帯。
茄子の帯留め。
お客さんから頂いた赤い毛糸のコートにフェイクファーの狐のマフラー。
白いポワポワの帽子に河口麻衣ちゃんが作ってくれたピンクの毛糸のお花をつける。
足袋はからし色。
半襟はさび色。
紬はともするとおかみさん風になってしまう。
ごちゃごちゃ合わせて、アンティーク風にしてみた。やや少女テイストのつもり。
メイクはシンプル。
細くアイラインを入れ、唇の中央だけに赤い口紅をちょんとのせ、輪郭は描かずにグロスでぼかした。
だが、こんな合わせ方はあと数年だろう。
お茶会風に着こなしている年配の方がこういう格好をしたら、おかしい。
もしかすると私も既におかしいのかもしれない。周りの目が気になった。
だが、恥は沢山かいた方が良いと自信を持つ事にした。

エッヘがお世話になっているので、ロリータ男爵の皆さんには差し入れにあたりめなどのお菓子を買う。
皆喜んでくれた。着物も褒めてくれた。
しばらく稽古を見学。
田辺さんの演出をじっくり見ようと思ったが、着物騒動で疲れ切り、ぼーっとしてしまった。
だが人の演出しているのを見るのは興味深い。
穏やかだけれど、妥協しないで伝えているように感じられた。
気性の激しい人がいないほのぼのした雰囲気。居心地が良さそうだった。
エッヘの方へ顏を出す。
するとネタ会議でも下品なトークを繰り広げていた。トホホ・・・と言いたくなる。

公民館には高校生の時大好きだった漫画があった。
日渡早紀の「アクマ君にお願い」「アクマ君の僕は天使になりたい」の2冊。
読み返してみた。
どこが好きだったのか不思議に思った。思いっきり健全で良い話なのだ。
こんな善意に満ちた話に感動できた時代があったのだ・・・と、しみじみする。
汚れたのか、多少知恵をつけたのか。

休憩中、皆でたこ焼きを食べる。大層美味しかった。
帰りにロリータ男爵の人達と談笑しながら帰る。
皆、好意的に話しかけてくれた。
私は自分の話ばかりしてしまい、ちょっと反省。聞き上手になろう。

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とっちらかる

眠れなかったので早起きして、グラタンを作る。ご飯を食べたら眠くなる。
アコーディオンのレッスン日なので、練習をしたかったのだが出来なかった。
そのまま、レッスンに行く。
いつも教室だった階に知らない会社が出来ていた。
どうやらビルの一室を貸し始めたようだ。
半年以上弾いていなかったので下手になっている事を先生に執拗に説明した。
だが、先生には「大丈夫、すぐ戻るから」と、励まされた。
先生と世を憂いた話をする。

帰宅後、貰い物のステーキ肉を食す。
さっき先生に耳コピーをさせてもらった「メルセディータス」という曲をおさらいする。
叶わなかった恋の為に一生一人で過ごした男性の歌らしい。
アルゼンチンでは国家並に歌われているらしい。
テレビをつけていたら「トリビアの泉」をやっていた。
世界のカブトムシの格闘技をやっていた。
カブトムシが闘っているのを見てゴキブリを思い出した。
家にあったほう酸団子をチェック。

フォレストガンプが今週の土曜日に放映されるらしい。
この映画は好きなのだが、日本語で「一期一会」と連呼するのがどうにも不愉快だ。
そんな内容の映画とも思えないし、説教されているような気分になってしまう。

思い立って、着物を出す。
名古屋帯の結び方の研究をするが、何度結んでも不格好だった。
明日は駄目でも来て出掛けようと決意。
着物を出したら、また部屋が散らかってしまった。溜まった洗い物をして掃除。
だが、物が増え過ぎてどうしても雑然としている。
何日もかけて根本的に改造しなければならないようだ。
果たしてそれをするのか自分でも全く解らない。

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このマンガがある意味すごい!

目覚めたら、昼。ヴォイストレーニングに行けなかった。

東中野の病院へ行く。胸が痛い騒動の検査の結果を聞きにいくのだ。
右胸からの分泌液には異常なものは見られなかった。安心する。
これから月に一度くらい、自分で分泌液が出るかチェックして色に異常が出たら、すぐ病院へ来るようにとのこと。
異常が無ければ、半年後に再び検査に行く。
念のため、心電図と肺のレントゲンもお願いする。これも特に異常なし。
検査はどこかに心配がある時に、ついでにお願いした方がお安くなると聞いた。

待ち時間に読んだ「クリスマス心中」という少女漫画に大層ツボる。
学校で無敵のカップルと言われていているカップルがいて、皆の憧れの的。
クリスマスにつきあい始めて、2年目。
次のクリスマスでは二人で泊まりがけをしようと約束している。
絶対にいないような醜悪な顏をして生徒の胸を触ろうとする教師を二人で退治したりする。
だが、カップルの片割れの少女の親が借金を苦に心中。
途方に暮れる少女にヤクザ達が借金の返済を迫る。
少女はキャバクラで働くが、そのうち体を売らされる運命になる。
少女を救おうとした彼は、何故か革命運動に参加。
だが、革命の筈が只の窃盗や強盗殺人をする集団。
犯罪に手を染め、警察からもヤクザからも命を狙われた二人はクリスマスの夜に・・・といった題名通りの話。
同時収録の漫画も凄かった。
苛められる女の子に告白する為に、男の子がモップを洗った汚い水を被って結ばれ、めでたしめでたし。
岸君に読ませたいと思った。

帰宅後何も出来なかった。
アコーディオンの練習も出来なかった。
何もしていないので早く寝て朝早く起きようと早めに寝床に入る。
だが、全く眠れない。
しかも胸がしくしく痛む。
やっと寝入ったら、地震。興奮してまた眠れなくなる。

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沈黙のプレッシャー

西永福へ。お休みしたヴォイストレーニングの振り替え授業へ参加。
きちんとした立ち方を教わる。
これが、相当大変。汗だくですっかり疲れ切る。

タワーへ打ち合わせに行くと、ベターポーヅの山崎君がお昼ご飯を作っていた。
ドライトマト、トマト、ウィンナ、チーズの炒め物。モヤシに乗ったブタの角煮。
私も頂く。大層美味しかった。
人にご飯を作ってもらうのは幸せな気持ちになる。
事務所に届いたバレンタインのチョコケーキも大層おいしかった。

中野の自転車屋へ。ムーチョに聞いたルイガノのというメーカーの自転車を捜す。
だが、見つからなかった。そこらへんのお店には無いのかもしれない。
以前の自転車は3万9千円位だった。同レベルのものを捜す。
あまり安い自転車は早く古びたり、壊れたりしてしまう。
そこそこ値段の張るものは塗装が良いらしく、何時まで経っても古びないのだ。
だが、安いか、かなり高いものしか無かった。
ビアンキーというメーカーの自転車に購買意欲をそそられた。
だが、予算はオーバー。
27インチの茶色の自転車。
乗れない事はないのだが、足がつま先立ち。
26インチになると、赤しかないらしい。
断然茶色が良い。
スポーツ仕様なので、ママチャリより乗り降りが面倒。
だが、長距離を漕ぐのは楽らしい。
酔った時に乗る事もあるから、乗りやすいものの方が安全かもしれない。
悩む。結局買わずに、帰宅。

多田淳之介君が演出している、「十六夜」という芝居を観る。
多田君は沈黙を演出として使うのが好きなようだ。
私は沈黙の多い芝居だと、急に不安になってしまう癖がある。
ちょっとでも物音を立てたらいけないと思い過ぎて、体中が痒くなったり、咳がしたくなったり苦しくなってしまうのだ。
一緒に観た座長付きだったショウコちゃんに変だと思われたらどうしよう・・・と、また不安になってしまう。
そういう事を除けば良く出来たお芝居だった。
一応、TJこと多田淳之介君にチョコレートをあげる。今年は彼だけだ。
練馬でショウコちゃんと飲む。
良い気持ちになり、家で飲む事に。
いつ寝たか覚えていない。朝7時まで飲んでいたらしい。

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信じられないヘアスタイル

昨日、ノムコに明日はどう?と聞かれていた事を漠然と覚えていた。
吉祥寺ロンロンをウロウロしていると、彼女から電話。
「今日、由起子と飲もうと思うのだけど、どう?」との事。
場所を聞くと、三鷹にある中坪ユキゾウ宅だという。
だが、私はこれから新宿TSUTAYAへ返却に行かなければならない。
そして、昨日出来なかったアコーディオンの練習をするつもりだった。散々迷う。
後で考えると、ノムコとの電話を切る。
すると、駅の改札口付近で「ゆうかちゃん!」と、呼び止められる。なんとユキゾウ。
ユキゾウにも部屋飲みに誘われた。
こうもタイムリーだと、行く気持ちに傾く。
結局、TSUTAYAに行った後いったん帰宅。練習。入浴。
その後バイクで三鷹へ行く事に。
余談だが、TSUTAYAでも私とノムコは入れ違いだったらしい。
私が10分早く行っていたら会っていた。
私たちは災害などではぐれてもきっと会う運命に違いない。

久々に乗るバイクはエンジンが中々かからない。
汗だくになる。その後、冷えきる。
ユキゾウ宅に着いた時、ノムコにも「今のユウカちゃんはお世辞にも可愛いとは言えない」と、言われた。
鏡を見てみると信じられない髪形になっていた。
ヘルメットから変なはみ出しかたをした髪の毛がぴょこんとしているのもおかしかったが、細かい髪の毛が顔面をクモの巣のように覆っていた。
自分ながら醜さに舌を捲いた。
その後二人に追いつくべく、速いピッチで飲む。
ユキゾウの作った汁もの、チャーハン、マメなどがどれもおいしい。
Sex And The Cityの裏話を書いた本を皆で読んだり、キャリー達のようにあけすけな話をしたりした。
昨日のお誕生会で、ムーチョが下ネタばかりで困ったような話をしていた事をノムコに告げたら、「馬鹿な!楽しそうに聞いてたのに」と、心外な顏をしていた。
3人で川の字になって寝る。

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誕生日に下ネタ

吉田りえちゃんのお誕生日会へ行く。
吉祥寺の西洋乞食という素敵なお店へ。
参加者は、ムーチョ、峯村りえっこちゃん、騒動舎のエプロンちゃん、原石ちゃん、エボラ君、麗ちゃん、ノムコ嬢、電通に勤めている山ちゃん、ハイレグの演出助手だったが今は会社を立ち上げた梅ちゃん。
途中でイクマ君が一瞬現われて消えた。

会話は真ん中で2分されていた。
私たちのグループは比較的オールマイティな会話をしていた。
だが、主役のりえちゃんがいた方では、下ネタばかりが繰り広げられていたらしい。
キャッシュカードの暗証番号代わりに、指紋や静脈で識別するという案が現実化しそうだ。
その一例として、肛門の皺の形状で認識するという、アナルセンサーなるものを作ったらいかがなものか?レイプは合法か否か?といった会話が延々と続いていたらしい。
二次会にはりえちゃん、りえっこちゃん、ムーチョ、私。
ムーチョが、折角の誕生日に下ネタばかりでりえちゃんが可哀想だったと、言っていた。
すっかり楽しくなってあまり覚えていない。
最後には夜道をはしゃぎながらりえっこちゃんと歩いていた。

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生きて行く私

朝方から少々お酒を嗜む。
おつまみを作ろうとすると断水。生ガキも洗えやしない。
以前、災害用にとっておいた、賞味期限が2001年の水で洗う。
鯖と、牡蠣と玄米を食しながらビール。
11時頃寝る。
起きると夕方。異常に体調が悪い。
祖母の形見の足裏マッサージ機で足ツボを刺激。
ニラを湯がいた物に辛子醤油をかけた物、余ったニラと納豆を混ぜたもの、ポンカンを食す。
「恋に堕ちたシェイクスピア」をDVD録画してみる。
説明書をみながら、えっちらおっちらやったので、時間がかかった。
その後アコーディオンの練習。
発表会で弾く曲が決まらない。新たに何かを耳コピーしようとCDやMDを聞く。
全部で3曲弾かなければならない。
何から手をつけても、全て出来ていないのでどれを重点的にやるべきか解らない。
22時からテレビを見る。
23時から1時間ピアノ練習。
スパを見ながら、「冬のソナタ」の最終回を見直す。
気もそぞろだったから、今いち泣けなかった。やはりラストがあっけなさ過ぎる。
本来半分で充分なドラマだったように思う。
ただ、好きになると終るのが寂しくなるから、なんでも良いから観たいという気持ちもある。
折角半分で済む話を長くしたのだから、終わりをもっと引っ張っても良かった・・・というか引っ張って欲しかった。
芝居と違って、余裕がある時に観られる媒体なのだ。
見終ってしまったのが残念だ。
もめ事も起きなくて良いから、だらだら続いていて欲しかった。
その後、「SEX AND THE CITY」を6話分観る。
一日に両極端な物を観ると混乱するが、贅沢な気もする。

タマネギも無いのに、鳥肉と野菜のスープを作る。美味しくなると良いのだが。
昨日も今日も、誰かを呼び出して遊びたい衝動に駆られたが、家に篭っていた。
一人でいても、誰かと会っても、時間をただやり過ごしているような気がしてしまう。
どうすれば、良いのだろう。
昨日掃除の合間に残りを読み終えた宇野千代著「生きて行く私」を思い出して凹む。
考えるより早く行動に移さずにいられない生き方をしている。
私はいつも受け身で生きている。
今まで2つの劇団に所属したのも、自分の意志ではない。
断るのが面倒臭かっただけだ。
それでいつの間にかトシを取ってしまった。
多分に自慢の多い話なのだが、こんな風に生きられたら幸せだろう。

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混乱と散乱

早朝からお仕事。
ダイヤが乱れていて、思いの外遅く着いてしまう。
おまけにタクシーの運ちゃんに訳のわかない所に降ろされる。
なんとかギリギリ間に合う。
慌てていた為、軽く汗ばむ。
温かいと思いきや、かなり冷え込み、寒さとの戦いだった。
想定していたより年配の設定に少々凹む。

帰宅後、2時間程仮眠。
思い立ってアコーディオンに触れてみる。
実は去年の7月からまるで弾いていない。
忙しかったのと、腱鞘炎が治らないという理由からであった。
だが、これ以上触らないと、そのうち全く弾けなくなる。
先生から4月の発表会に出るか尋ねられ、出席すると返事をしていた。
レッスン日は16日。全く練習しないでいく訳には行かない。
これまで全く弾かなかったのは、どれだけ下手になっているか知るのが怖かったのだ。
恐る恐る弾く。
がく然とした。
譜面が苦手な私は曲を自分の弾き方に直していた。それが全く思い出せない。
指も動かない。
左手のボタンの位置も解らない。
泣きそうになりながら、闇雲に思い出せる範囲で、とにかく弾いてみた。
埒があかないので、苦手な譜面を見る事にした。
滅多に使わない為、何処に仕舞ったか解らない。書類を漁る。
何とか見つけて、練習するが部屋が散乱してしまった。
確実に後から習い始めた人達に抜かれてしまっているだろう。
本来ウチの建物は、楽器演奏の時間が21時までなのだ。
だが、22時半位まで弾いてしまう。
その後、アコーディオンの譜面を捜していて、発掘したピアノの譜面を取り出す。
デジタルピアノの音量をしぼってピアノの練習もしてしまう。
以前は暗譜していたドビュッシーのアラベスクが全く弾けなくなっていた。
ピアノに至っては2年ほどまともに練習していない。
悲しくなり、夜中の1時まで弾いてしまう。
左手のアルペジオがきつくて、指も手首もかなり痛くなってしまった。
以前はこの程度の練習で痛くなる事などなかった。筋肉が落ちている。
後はギター、と思ったが挫折。
先程練習したアコーディオンは譜面を見ても、どのようにアレンジしたか解らなかった。
また、耳コピーした曲も思い出せない。
MDに録音したものを捜す。
中々見つからず、またもや部屋が散乱。
何とか発見し、音を確認した。
だが、一度には覚えられない。前途多難。
ついでにラックの上にあるものの整理をしようと、一度全ての物を床に降ろした。
無駄な物が沢山あった。
分類しているうちに部屋は足の踏み場もなくなった。
気が狂いそうになり、沢山ものを捨て、2時間以上かけてもう一度ラックの上に載せた。
だが、以前の雑然さとなんら変わりのない様子に失望する。
あれほど頑張ったのに、どういう事なのだろう。
元々整理整頓能力は皆無に近い。だが、努力しているのだ。
何故、少しも報われないのだろう。
お腹が減ったので、干しいも、ジャガイモなどをちょこちょこ食べた。
お風呂にゆっくり漬かって、お肌のお手入れも念入りにする。
朝日がまぶしかった。

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気に入るもの

西永福へヴォイストレーニングへ。
しばらく家での練習をさぼっていたので、遅れを取っている。
呼吸を深くは吸えるのだが、吐く時腹筋をうまくつかえない。
血色は良くなったと言われ、一安心。
発声の練習をした。
高い声になると、どうしてもせき込んでしまう。
汗をびっしょりかく。
発声でこれほどのカロリー消費をすると思わなかった。

その後、今住んでいる部屋の更新の手続きの為不動産会社へ赴く。
いつもそういった書類に誤字脱字をしてしまう。
社会能力の無い人間だと思われているに違いない。
雨の中、自転車屋さんを覗く。
きっともう自転車は見つからない。新しいのを捜さなければならない。
なくなった自転車も何日もかけて、お店を巡った。
皆綺麗で可愛いのだが、自分がこのさきお付き合いするものとしてピンと来ないのだ。
それは携帯電話も同じだ。
もう、充電がすぐきれて使い物にならないのだ。
だが、気に入るものが見つからない。

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繰り返す睡眠不足

クレネリ?ゼロファクトリーの「乙女の国」観劇。
チラシが可愛かったのと、佐藤真弓さんが出ているので、思い立って観に行った。
劇場の使い方がとても素敵だった。
真弓さんがとてもキュートだった。
同世代が感じる気持ちをストレートに伝えていて真摯な芝居だと思った。

新宿のTSUTAYAへ。
東長崎には置いていない「月光の囁き」がある筈と、店内を巡る。
だが、なかなか見つけられない。
店員さんに尋ねる。すぐ解ったようで、「DVDで良いですか?」と、手渡してくれた。
「はい」と返事をすると、「お勧めです」と、にっこり笑った。
その時、店員さんがとてもハンサムだと気付いた。
映画だとこういう時に恋に落ちたりする。
自分が気に入っている作品を借りようとする人には多少好意を持つのでは?などと自意識過剰気味になった。
だが、もう顏を忘れてしまった。

お友達と新江古田でお茶をする。人生に疲れたと語り合う。

帰宅後、明日の朝食用に炊飯の予約をして、なんちゃってナシゴレンにする為の食材を刻んでおいた。
その後顏の産毛を剃ったりマッサージをしながら「月光の囁き」を観る。
漫画で途中までしか読んでいないが、ほぼ原作に忠実のようだ。
面白いかと言われると解らない面もある。漫画より唐突な出来事も多い。
でも、心に残るものがあった。
漫画の続きも読みたくなる。どうしても4巻が見つからない。
明日7時半に起床だというのに、気付いたら4時半。また睡眠不足だ。

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無くされる

ナーバスな出来事。
お友達に貸していた自転車と、鞄をなくされた。
自転車は何度撤去されても執念深く取りに行っていた。
自転車料金と同じくらい撤去料金も払っている。

酔って自転車に乗っていたが、途中で降りてタクシーに乗ったらしい。
どこで自転車を降りたか解らないという。鍵も持っていない。
鍵をかけ鞄も入れっぱなしでどこかに放置したに違いない。
タクシーに乗った理由を推測する。
きっと訳の解らない道に入ってしまって、自転車で帰るのを断念したのではなかろうか。
そうなると、もう絶望的だ。
鞄もまだ私は使っていなかった。
自分の落ち度なら納得も出来るが、これは災害に近い。
もし弁償すると言われても、遠慮して気に入ったものが買えない気がする。
数年前にもう一つ乗っていた自転車も人に貸したままだ。
返してもらえないかとも思うが、貸したのは2年以上前だ。今更という気もする。
その人も撤去されたら取りに行ったりしないタイプ。
もはやその自転車も無いだろう。

人になくされて落ち込む位なら、自分でなくしたかった。
昨日、本当は私が自転車を使いたかったのだ。
自分が不便な思いをして、人にいい顔をした。
こんな事なら私が乗れば良かった。
いい顔などしなければ良かった。

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家飲みは何故かかぶる

宝船のお手伝いをしてくれた竹岡君が出演している芝居を観に池袋小劇場へ。
前日冬ソナを最後まで観たため異常に寝不足。
眠らないようにかむ噛むレモンを一袋舐めながら観る。
内容は若手らしい初々しさがあり、楽しかった。
その後やはりお手伝いをしてくれた酒井君と立ち話をしていたら、すっかり冷えきってしまった。
冬ソナを観ている話をしたら、ちょっと引かれた。

凍えながら一度帰宅。10分も経たずに目白へ。
演劇ライターのOさん宅のホームパーティーへ行く。
Oさんは大学時代所属していたスキー部の先輩なのだ。
小劇場グループの柿丸さん、猫のホテルの千葉さん。
あとは以前ぴあで演劇担当だったさーやさん、国境無き医師団で働いていて頻繁に観劇をしているKさん。
お二人もスキー部の先輩だ。
スキー部の割に、演劇に関係ある人が多いのが不思議だ。
きりたんぽの入った鍋で飲んだくれる。
本当はその後吉祥寺で、デザイナーのトシちゃんの家のホームパーティーにも行く予定だった。だが、いつの間にか寝てしまう。
ここのところビデオやDVDの見過ぎで毎日2時間位しか寝ていなかった。
気が付くと3時頃。
千葉さん、柿丸さんと共にタクシーで帰宅。

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粉雪でいっぱい

三鷹市芸術センターの森元さん、森川さんと打ち合わせ。
その後ベターポーヅを観劇。
「しみひとつない」は初演を観ていた。
当時は全く理解出来ず、しばらくベターポーヅを観なかった記憶がある。
だが、最近観に行くと、唯一無二な世界を繰り広げていて楽しかった。
今観たらどう思うのだろうとドキドキしながら観劇。
内容はそれほど変わっていないのに、大層楽しかった。
これは見せ方が変わったからか、自分が変わったからか。
いずれにしろ、以前楽しいと思わなかったものが楽しく感じられた事が嬉しかった。
直美嬢は以前と変わらず素敵。

観劇後、西島さんが「不味いんですよ」と太鼓判を押したおでん屋に飲みに行く。
味はそれほど悪くなかったが、店員の態度の悪さは天下一品だった。
その後ゴールデン街のオレンジ王子に誘われたが、トイレに行っている間にはぐれた。
電車で帰宅。

冬ソナを最後まで観る。
15話位までは楽しかったのだが、後半は蛇足感が否めなかった。
ラストに至っては怒りが湧いた。
それなのに、何度も見直してしまう。そして号泣。
全部観た人と語りたい気持ちになった。
ラスト30分のあれはなんだ!思うのにと、頭は挿入歌と粉雪でいっぱい。

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生きている

まるで眠らないでビデオ観賞。
まだ、見直していない冬ソナと、Sex And The Cityの4シーズン。
食い合わせが驚くほど良くない。
キスは愚か、滅多に抱き合いさえしないストイックでもどかしい世界から、
気持ちは無くても濡れ場や下ネタたっぷりな世界。
生きている実感が湧く。

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冬ソナに不審な影

航空公園の父の家へ。
知り合いから貰ったという、ミャンマーのラーメンを出される。
スープにゆで卵の気味が溶け込んでいる。
変わっていたが、美味かった。

居眠りしながら帰宅。
家へついて、昨日観た「冬のソナタ」を見直す。
すると、怪奇現象かミスか解らない画像を発見。
ユジンがサンヒョクの元へ行ってしまい、一人別荘へ行くミニョン。
ドアを開け明かりをつけると、窓辺にはユジンが。
もう一度目を凝らすといない。
その時、画面の隅に人影が映るのだ。窓に人影があって動いていた。
ミニョンは動いていないので、人影が動くのはありえない。
驚いて何度も観る。怪奇現象だったらどうしよう。
それとも熱心なウォッチャーにとっては有名な話なのだろうか。

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人生は脱毛サロンの中に

代々木八幡に行く。永久脱毛の3回目。
ノムコと同じ日に予約。
小さい頃歯科医院に行くより恐ろしい。
私が着いた頃にはノムコは既に処置室へ。やけに静かだ。
1回目はそれほど痛くなかった。
だが、2回目の時は驚くほど痛かった。
果たして今日はどうなのだろう。
ノムコが静かにしていると言う事はそれほど痛くないのかもしれない。
私の順番が来てカーテンで仕切られた部屋へ行く。
着替えていよいよ始まると言う時、カーテン越しにノムコから「頑張って」と声を掛けられた。この時、今日は痛いに違いないと確信。
案の定大変な衝撃。
手はベッドの端をつかみ、何度も足が浮き上がるような痛みに襲われた。
びくびく痙攣していると「ああ、今の痛いですね」と言われる。
「痛いのは何でですか?」と聞く。
「毛がある所が痛いんですよ。あと、皮膚が薄かったり弱い方は痛いようですよ。」
そういえば、紹介してくれた某女優さんは「あたしは全然痛いとか思わなかった」と言っていた。だが、他の女優さんは「行く度に痛くなるから・・・」と言っていた。
個人差があるようだ。
しばらく、ダメージを受けて呆然としていた。
部屋から出ると、ノムコが私を待っていた。
目があった瞬間に、辛い思いをした者同士だけに解るものがあった。
待合室では新規のお客さんに店員さんが宣伝をしていた。
「TBCだと、ウチの4倍時間がかかって、痛みも倍よ。金額は時間制だから全然お高いわよ。それに比べたらウチの痛みなんか大した事無いわよ」
その店員さんは皮膚が厚そうではあった。
営業妨害になってはいけないと、必死の事で薄ら笑いを浮かべ、言葉少なにサロンを後にする。
紹介して欲しいと、よく言われる。
だが、この痛みを味あわせたら怨まれやしないか・・・と思ったりする。
まだ3度しか行っていないのに、自分の人生は常にこの脱毛サロンの中にあって、あとは時間を埋めているだけなのでは、と錯覚したりする。

近所のインド料理屋さんへ。ノムコと散々痛みについて語り合う。
いつも深酒してしまうので、今日は3杯だけにする。
その後二人でTSUTAYAへ。
私は「冬のソナタ」の続きを借りる。
ノムコは目当ての物が全てレンタルされていた。
二人とも「もう一杯・・・」という言葉を飲み込み帰宅。

一日では見終れないだろうと思って3本借りた「冬のソナタ」のDVDを全部見終る。
これで半分以上観た事になる。大変な事になった。
私の頭に登場人物や音楽が溢れ返ってしまう。予想以上にのぼせている。
冷静になる為に、事故が多過ぎだよ、とか心の中で突っ込むのだが、効果無し。

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