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ヘンテコドラマ

タワーからお仕事の電話。
「はい、大丈夫です」と、返事をしてから、自分の顔が腫れて痣になっている事を思い出す。
猶予は一週間。
なんとか回復するように慌てて、頑張って冷やしてみたりした。
もっと早くすれば良かったのだが、どうせ治ると思っていたのと変な顔になっているのが面白くなってきていた。
2時間程冷やすと、腫れは少々引いた。
瘤取りじいさん状態が治ってきた。痣も紫から黄色っぽく変色してきた。
まだ痛むので当分は冷やした方がよいのだろう。
痛くなくなったら、暖めた方が良いのかもしれない。

今やっている「東京湾景」というドラマを、困惑した思いで見続けている。
今迄使い古されたパターンがこれでもかって言うほど、大真面目な展開で出てくる。
「赤い衝撃」や「冬のソナタ」に忠実過ぎるほど、同じような出来事が起きる。
偶然知り合い、愛しあった2人の男女の親同士に何か因縁があったり、車イスが出てきたり、恋する2人は実は兄妹!?ってはらはらさせたり、記憶喪失まで出てくる。
流石にこれはギャグだろう?と思うのだが、役者のマジメ度は高い。
夏八木勲や石坂浩二などの重鎮が、苦悩に満ちた演技をしていたりする。
「赤い衝撃」の頃だったら、「そんな!」と思って付いて行けたのだろうが、驚きの展開という段になって「記憶喪失」などと言われると、ぷっと笑ってしまう。
これにはちょっとだけ私の大好きな峯村りえっこちゃんが出演していた。
今度どんな感じなのか聞いてみたい。
感動させようとする要素が、全て面白い事になっていていつも困惑する。
主役の2人以外は物語を展開させるためだけに動いているので、人として無茶苦茶だったりする。
石坂浩二などがどのような気持ちでやっているのか、とても気になる。
とても良い芝居をしているのだ。

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