プライドが邪魔をする
中坪由起子嬢と「スズナリ」へ。演劇企画集団THE・ガジラ『八月の狩』を観劇。
円城寺あやさん、元ハイレグでは無い方の小林愛ちゃんが出演。
怖くて緊張感がある芝居だったのだが、ウチに篭って観るタイプなので、笑ったりの刺激が無く少々眠くなった。
でも、芝居としては良いのだと思う。
ただ、役者は大変だと思った。力量が誤魔化せない。
上手い下手や、体の癖など全てばれてしまう。
上手い人が多いので、本当はまあまあ上手い筈の人でさえ、ともすれば下手に見えてしまいかねない。どういるか、という事にかなり確信を持っていないと出来ない。
こういう芝居に出たら、随分と力量が上がるのだろうと思った。
あやさんは流石に堂々として、良い意味で力も抜けているのに締める所はきっちり締めていた。そして小林愛ちゃんが相当良い役者さんだと気付いた。
終演後飲みに行く。
しかしお酒を飲まないようにリトルカブに乗ってきたので、ウーロン茶を飲む。
以前ワークショップでご一緒した事がある千葉哲也さんがいた。
私は「どうせ覚えてないや」と、知らない人の振りをする事が多いのだが、最近それを反省していた。人は意外と何となく顔だけ覚えていたりするらしい。
また、あまり覚えていない場合でも挨拶されて悪い気がする事も無い。
むしろこっちは本当は覚えていたのに、どうせ覚えていないだろうと「初めまして」と、挨拶して「僕以前お話した事あります」と、言われてしまったりする事も多い。
だから思い切って「お久しぶりです。以前ワークショップでご一緒したのですが」と、話しかけてみた。
すると「え、覚えてない。何のワークショップに出たかさえ覚えてない」と言われる。
とても恥ずかしくなり、あやさんや由起子嬢の目の前でそれ以上ワークショップの説明をする気力は無かった。
「ええ、多分覚えてらっしゃらないと思ったのですけど」と、だけ言って引き下がった。
しかしそこまで言ったのなら、普通改めて自己紹介などをするべきなのだ。
私の言動では目的や意図が分からない。
卑屈に「どうせ覚えてないや」と、無視したりするのは、はっきり知らないと言われたらショックを受けたりするからなのかもしれない。
それ位大した事無いのだが、私は意外とプライドが高くて些細な事が不自由なのだ。
卑屈なのにプライドが高いのは自意識が不自然だからだ。
そういう人の禍々しさには人一倍敏感な方だ。
必死に隠そうとしても自分にそういう部分があるからなのだと思う。
所謂自然体と言われる人になりたい。
もしかすると酔っぱらって記憶が無い時が、自然体かもしれない。
そんな人間では社会生活は営めないから、不自然に暮らしているのだろうか。
円城寺あやさん、元ハイレグでは無い方の小林愛ちゃんが出演。
怖くて緊張感がある芝居だったのだが、ウチに篭って観るタイプなので、笑ったりの刺激が無く少々眠くなった。
でも、芝居としては良いのだと思う。
ただ、役者は大変だと思った。力量が誤魔化せない。
上手い下手や、体の癖など全てばれてしまう。
上手い人が多いので、本当はまあまあ上手い筈の人でさえ、ともすれば下手に見えてしまいかねない。どういるか、という事にかなり確信を持っていないと出来ない。
こういう芝居に出たら、随分と力量が上がるのだろうと思った。
あやさんは流石に堂々として、良い意味で力も抜けているのに締める所はきっちり締めていた。そして小林愛ちゃんが相当良い役者さんだと気付いた。
終演後飲みに行く。
しかしお酒を飲まないようにリトルカブに乗ってきたので、ウーロン茶を飲む。
以前ワークショップでご一緒した事がある千葉哲也さんがいた。
私は「どうせ覚えてないや」と、知らない人の振りをする事が多いのだが、最近それを反省していた。人は意外と何となく顔だけ覚えていたりするらしい。
また、あまり覚えていない場合でも挨拶されて悪い気がする事も無い。
むしろこっちは本当は覚えていたのに、どうせ覚えていないだろうと「初めまして」と、挨拶して「僕以前お話した事あります」と、言われてしまったりする事も多い。
だから思い切って「お久しぶりです。以前ワークショップでご一緒したのですが」と、話しかけてみた。
すると「え、覚えてない。何のワークショップに出たかさえ覚えてない」と言われる。
とても恥ずかしくなり、あやさんや由起子嬢の目の前でそれ以上ワークショップの説明をする気力は無かった。
「ええ、多分覚えてらっしゃらないと思ったのですけど」と、だけ言って引き下がった。
しかしそこまで言ったのなら、普通改めて自己紹介などをするべきなのだ。
私の言動では目的や意図が分からない。
卑屈に「どうせ覚えてないや」と、無視したりするのは、はっきり知らないと言われたらショックを受けたりするからなのかもしれない。
それ位大した事無いのだが、私は意外とプライドが高くて些細な事が不自由なのだ。
卑屈なのにプライドが高いのは自意識が不自然だからだ。
そういう人の禍々しさには人一倍敏感な方だ。
必死に隠そうとしても自分にそういう部分があるからなのだと思う。
所謂自然体と言われる人になりたい。
もしかすると酔っぱらって記憶が無い時が、自然体かもしれない。
そんな人間では社会生活は営めないから、不自然に暮らしているのだろうか。
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