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SEX and the CITY

昨晩「SEX and the CITY」のシーズン3の2巻をDVDで観た。
大層お気に入りのシリーズだったのだが、宝船が終わるまで封印しようと思っていた。
ビデオやDVDを観る事自体断っていたのだ。
だが、「もう誰も愛さない」を観てから、体に火が点いてしまい、つい観てしまった。

とても良いカレがいるのに、問題の多い元彼と情事を重ねてしまい、その事を黙ってられなくなって打ち明ける。
性格的に乗り越えられない、とカレは去ってしまう。
流れは分かっていたのだが、「馬鹿!なんで話しちゃうのよ」と、苛々する。

今、野村朋子嬢、中坪由起子嬢、リンちゃん、皆これを観ている。
3人とも駄目な元彼を「いい男」と言う。
私一人が「あいつは良くない」と、叫んでいる。腹が立って仕方がないのだ。
だが、そういうタイプに引っ掛かったら一番嵌まりやすいのは私のような気もしている。

そんな訳で寝不足だ。起きたら、夕方だった。予定丸崩れ。 

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化粧、雨で流れ落ちる

お昼に下北沢で「宝船」旗揚げに当たってある雑誌に取材をしてもらえる事になった。
写真撮影もあるので、メイクなどを済ませてくるように事務所から言われていた。
今迄もそういう事はあったが、大体ライターや編集の方がデジカメで何枚か撮るといった事が多かった。
だが、バイクに乗るとヘルメットや風で髪形などが台なしになるから、電車で行くつもりだった。
しかし、洗い物をして味噌汁を作ってお米を炊いたら、時間が微妙になってしまう。
これはバイクで行った方が早い、外を見たら結構良いお天気だし大丈夫だろうと、判断。
久しぶりにファンデーションをこってり塗って出発。
しかし、小雨が降り始めたではないか。
動揺しつつも下北沢へ急ぐ。
雨はどんどん強くなる。目が開けていられなくなる。
途中で雨ガッパを購入。
眼鏡は曇るし、雨粒が顔に当たって痛い。やっとの思いで下北へ到着。
タワーの制作さんと落ち合う。「あれ、化粧は?」と、言われる。
どうやら雨で流れてしまったようだ。

迷いながら取材の行われる喫茶店へ。
雑誌社の方、ライターさん、カメラマンさんをちょっとお待たせしてしまったようだ。
カメラマンさんがいらしている、という事はかなりちゃんとした撮影があるという事だ。
雨で化粧や髪が大変な事になっているのを申し訳なく思う。
まずはライターさんとお話をする。
大変、聞き上手な方で、よく考えもせず伸び伸び話す。
ライターさんは乗せ上手な方が多い。
調子に乗りやすいので、いつもかなり楽しく話してしまう。
後から、もっとまともな事を話せば良かったと反省したりする。

一度だけ、何を話しても呆れ顔をしたり引いた顏ばかりするライターさんに出会った事がある。その時は自分が変な事を言っているのだろうか、と不安に陥った。
その方とは今も時々劇場でお会いする。
その度に、引いた顏をされる。
引かれているので焦って一生懸命話すのが逆効果なようだ。きっと相性が悪いのだろう。
自分の情熱を茶化して話してしまうのが、嫌われてしまった要因の気がする。
分かっていても直せるものでも無い。

お話を楽しく終らせ、撮影。
トイレでお化粧直しをして、喫茶店の外へ。
華奢な女性のカメラマンさんが重そうなバッグを抱えて、カメラを変えたりレンズを変えたりしての撮影。
華奢な女性がゴツイ物を持っているとちょっとセクシーだ。
「ちょっとぼーっとした感じで」「口をちょっとだけ開けて」「少しだけ笑って下さい」と、美女しか許されないような事を言われる。
本当はそういう撮影は大好き。
だが、自分がこんな事して良いのか?という葛藤も生まれる。
こんなにちゃんと撮ってもらえるなら、もっと細部のお手入れをしてくれば良かった、せめてマニキュアを塗れば良かった・・・と反省。
だが、終わる頃に気分は美人。
美人ぶるのは両刃の剣。大した顏じゃなくても、よく点検しなければ美人のムードを出せる場合もあれば、勘違いした滑稽な人になる時もある。
写真は正直なので、パワーがある時の方が写りが良い。
今日はどうなのだろう。

雨は一向に止まない。凍えきり、靴に水を貯めながらバイクで帰宅。

ファミレスで書き物をした後、航空公園の父の所へ行く。
テレビで映画の陰陽師をやっていたので、中井貴一と野村萬斉の比較などの話で間が持った。アメリカ女性が裸になりたがるのを、ビン・ラディンが怒ってテロを起こしたと言った話も多少は出たが、いつもに比べれば大人しかった。

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紅二点

起きると、とても疲れていた。肩も凝っていた。
今日はヴォイストレーニングの日。
一瞬二度寝しかけたが、頑張って起きる。西永福へ。
2人組になってストレッチ。
授業をサポートしてくれている新崎さんに「あれ、新井さんいつもより体に軸が無い。」と、お腹を押されたり言われるままのポーズを取って、色々施してもらう。
すると自分でも急に腰が入ったような感じがし始め、体が暖まってきた。
「これでもう大丈夫」と、言われ呼吸も深く入るようになった。
自分ではいつも通りやっているつもりだったが、全然出来ていなかった事に気付いた。
これは寝不足の疲れなのか、稽古で力んで体がこわばっているせいなのか、寒くなってきたからなのか。

授業を早抜けして稽古へ行く。
河原君から「今日良かったら30日は休みにします」と、予告。
何度も「やっぱ稽古ですね」と、言われ冷や冷やする。だが、無事お休みになった。
その後衣装合わせ。
河原君に気に入らなかった方の衣装の方を推された。
だが、「顏写りはこっちの方がいいのだよね」とごねてみたら、衣装さんもそちらを推してくれた。
気に入った方で決まったのでニコニコしていると、河原君に「紅二点の片方だから、可愛くしてあげたいと思ってはいるんだよ」と、言われた。
ブスキャラがごねた時に言われたような気もしたが、僻み過ぎなのだろうか。
早めに衣装合わせを終えた伊藤高史君が、皆に焼き鳥を差し入れてくれた。
彼は前にもミスタードーナツを差し入れてくれた。
たまにぐさっと来る事を言われるが、気前のよい、いい人だ。
1人3本も食べられた。 

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稽古で休憩中、私はよく外にある階段の踊り場へ行く。
そこは喫煙所にもなっているが、よくご飯を食べたりしていた。
休憩中みんなと話していると、東虎之丞君が階段の隅を凝視している。
何かと思い見てみる。雀の死骸だった。
そこは先程まで私がおにぎりを食べていた所だった。
悲鳴を上げるが、この死骸をどうしたものか分からずその場を立ち去れないでいた。
捨てる訳にも行かないが、僅か10分の休憩では埋めたりも出来ない。
結局、虎之丞君がティッシュに包んで紙の箱に入れた。
制作さんが埋めてくれる事になった。
私は立ち去るのも酷い気がしたが、怖くてそれ以上死骸を見る事も出来ずただうろうろしていた。
無責任に立ち去った方が邪魔にならないで良かったような気さえする。

明日の朝早いというのに家で飲んでしまった。
加藤直美ちゃんの誕生日会に行かなかったのは早く寝ようと決めていたからだ。落ち込む。

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若者ぶる年寄り

家で白子のチヂミ、水菜と紫蘇と三つ葉に茹でたレンコン、ベーコン、半熟卵をかけたサラダを食べる。
その後「凶気の桜」を観る。
年寄りが今の若者はこんなだろうと、思い違いをして作ったような雰囲気だった。
高橋マリ子はとても可愛かったが、あんな可愛い子は初対面で暴力を振るっているような男にほいほい付いて行ったりしない。
子供が大人ぶると背伸び、というが、年寄りが若者ぶるのはなんと言えばよいのか。

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バラバラ死体にだけはなりたくない

稽古帰りに昨日返しそびれた「もう誰も愛さない」の1話か~3話分を返す、そして、4~6話、7~9話を借りる。
帰宅して直ちに見始める。
流石に6話分観るのが精一杯だろうと思った。
だが、9話を見終わった時点で、まだ24時40分だった。
TSUTSYAは1時まで。迷ったが、借りに行く。
そして一気に12話まで観た。1日で9話も観たのは初めて。
一度も泣いたりしなかったが、満足。
当時流行っていたジェットコースタードラマという奴は、間を置くと展開が分からなくなるのだ。

最後までおかしな話だった。
卓也(吉田栄作)と小百合(田中美奈子)が、金欲しさに美幸(山口智子)を騙して、不幸のどん底に陥れる。美幸はレイプされ、婚約破棄になり、家も奪われ、家族も失う。
一方、卓也はどうやら本気で美幸を好きになって、悩んでいた。
小百合が差し向けた男に卓也の子供を身ごもった美幸を襲わせ、美幸が流産する。
襲われて具合の悪い筈の美幸はその男を殺し、刑務所行きになる。
すると卓也は「あいつに関わらない事が一番あいつの為なんだ」と、刑務所にいる美幸に別れをつげ、何故か小百合と恋仲になる。
全てを知った美幸が成功を掴んだ卓也と美幸に復讐を始める。
すると、卓也は「お前はこんな女じゃなかった」と、激しく憎む。
そして、小百合も「殺してやりたい」と、復讐された事に復讐を開始。
美幸は、愛しあう卓也と小百合を邪魔する悪物になっていく。
卓也は再び美幸を騙し、元々は卓也を好きだった美幸が信じた途端格好つけて「この時を待ってたんだ」と、宣言。あざ笑うように美幸の元を去る。
またもや卓也の子供を身ごもっていた美幸は「このままではすまさない」と、泥試合。
すると小百合はいきなり子宮ガンになり、急に自分が育った孤児院を守ろうとしたり、改心する。美幸が孤児院を潰そうとする。
だが、本当の黒幕に躍らされていた事に気付く3人。
何故か「みゆき!」「さゆり!」と、憎み合っていた2人は「田代さんが羨しかったの・・・。」「宮本さん、あたなは昔から強かったわ。あなたが強くないと私は私でいられなくなる・・・。」と、銀行の同僚だった頃の口調に戻り、許し合う。
そして、2人に愛されている卓也は、本当の黒幕に立ち向かって行く。
といった内容だった。

卓也は格好良いのだが、とても共感できる人物ではない。
端から人を金のために騙すキャラでは無い。
騙してる途中から「俺はもう降りる」と、小百合を怒らせてばかり。
そして、復讐されると逆ギレ。
話の流れでは美幸にしか共感できない。
なんで悪者のような事になっているのか不思議で仕方ない。
可愛さ余って憎さ100倍で復讐する気持ちが悲しい程伝わる。
卓也は美幸に償うと言いつつ、何も償わないで小百合と暮らしている。
美幸に一生を捧げるくらい尽くしても足りない事をしているのだ。
だが、「こんな女にしたのはあなたよ」という女を見て暮らすのは、罪の意識だけでは出来ない。自分が不幸にした人を見ないで済ます人の方が大半だ。
自分が悪いのに被害を受けると逆ギレするのも、人情だ。
そういう意味では結構リアルなのかもしれない。
最終話を見ていると、それまで絶対そのうち死ぬ筈と目を付けていた、弁護士役の伊藤かずえが死んだ。
それは良いのだが、それまでホラーなシーンが一つも無かったのに、もの凄い死に様が画面に映った。
千切れた手首が見えた時点で、「ヤバイ」と顏を被ったが、一瞬だけ白目を剥いた伊藤かずえの顏が見えた。手首が千切れているという事は恐らく首も生首だったのだろう。
視界に入った体の配置が変だった。
昔から映像でバラバラ死体を見ると何日も眠れなくなる。
アダムスファミリーの手首をCMで見るだけで怖い。
バラバラ死体にだけはなりたくないと、強く願っているほどだ。
最後の最後でヤバイ物を見てしまい、夜更かししていたのに、怖くて眠れなくなる。
突っ込む余地満載のドラマだったが、何か興奮させる吸引力と魅力があった。
オープニング映像に、ドラマに関係ないピアノや数字が出てくるのもかなりツボ。
東京湾景よりは人間の振れ幅が極端だったので、愛、誘惑、憎悪などのキーワードが好きな人には持ってこいのドラマだ。
だが、こんなに説明したら、見たい人もいないだろう。

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とって食いそう

稽古が終わったら、「もう誰も愛さない」の続きを観ようと思っていた。
だが、河原君に「ごはん食べに行こう」と、言われ予定変更。
持田さん、伊藤君、水橋君、舞台監督の福澤さん、演出助手をやっているベラさん、音響の堀江さん、河原君、私、で近所の中華料理屋へ。
エビマヨなどが大層おいしかった。
みんなわらわらと帰る。
私は近所なのでぼんやりしていると、やはりまあまあ近所の水橋君も飲む気まんまんになっていた。結局2人になってしまう。
すると帰り際伊藤君が水橋君に「気をつけろよ」と、言っていた。
数年前ならそういう時女性の私の方が「気をつけるように」言われた筈だ。
ある年齢を超えると男性をとって食いそうに思われるのだろうか、としょんぼりする。
きっと伊藤君は年上女性に迫られまくっているのだろう。
男の子とサシで飲むの位大した事ではないではないか。
それほど不自由しているように見えるのかしら?と心外だった。

結局温く芝居の事ばかり語る。
帰りに道を間違え、遠回りをしてしまう。
自分を励ますために独り言を沢山言いながら帰る。

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今さらながら「もう誰も愛さない」

秋分の日。
今日から稽古場が変更。久我山から東武東上線の大山のスタジオ。
大山は地図で見ると、家から結構近い。
だが、電車にのると乗り換えを2回して、かなり時間がかかりそうだ。
まず自転車で通ってみる事にする。
疲れる距離だったら、原チャリにしよう。
ここ2ヶ月、原チャリばかり乗っていたら、すっかり足の筋肉が落ちてしまった。
たまに自転車を漕ぐと平地でも疲れるのだ。
以前は軽々登れた坂道も、信じられない位息が切れて死にそうな気持ちになる。
こんな事ではいけない、30分以内で辿り着く所には自転車を使う事にしよう。
乗り始めると、即座に太股に疲れを感じた。だが、毎日乗ればきっと慣れてくるはずだ。
それにしても不思議に思った。
頻繁に自転車に乗り始めたのだって、ここ2年程だ。
その時よりも疲労を感じるというのはどういう事だろう。
原チャリには筋肉を使わないだけではなく、劣化させる何かがあるのではないだろうか。
そんな事を考えながら、約25分程で、大山に到着。
慣れてくるともっと早く行けるだろう。

東長崎のTSUTAYAへ。会員証の更新のお知らせが来たのだ。
だが、「このカードは更新の必要はありません」と、言われる。
よく分からないまま、無駄足になるのもと店内を物色。
「もう誰も愛さない」という、懐かしいドラマがレンタルされ始めていた。
当分ビデオや映画を観るもりはなかったのだが、なんとなく借りてしまう。
見始めると、相当面白かった。
目茶苦茶だしありえないと思うのに、ハマってしまった。
そういえば当時は吉田栄作を結構格好良いと思っていた。
いつのまにかTシャツにジーンズにも程があると辟易し始めたが、久々に見るとやはり格好良い。
最近「新しい風」というドラマにも出ていた。
たまに観ていたのだが、あれ?ちょっと素敵と思ってはいた。
だが、今日は確信を持った。
今更吉田栄作を好きになるのもどうかと思うのだが、痺れるほど格好良いのだ。
そしてこの頃の山口智子はちょっとぽっちゃりしているのだが、それがとても可愛いのだ。
はじめ山口智子演じる美幸は、純真無垢で今どきこんな人いないって位心の綺麗な役なのだ。途中で急に復讐に燃える悪役になってしまう。
だが、初期の初々しい芝居が本当に魅力的だった。

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悪意なき世界

朝8時半に国立集合。
ムーチョ、栗田君、エボラ君、浦島君、キャブドライバーの時心の支えになってくれた宮本晶子ちゃん、宝船公演を手伝ってくれている、坂井君、竹岡君、目黒君、そして出演者の永井秀樹さん、高木珠里ちゃん、特別ゲストで映像のみ参加の峯村りえっこちゃんが集合。
一ツ橋大学で撮影。
後からハイレグ時代からお世話になっている谷口さん、エッヘの伊久磨君、今奈良君、ノリオさんも来てくれた。
出演者は8人。
スタッフさんの人数が多過ぎるかと思ったが、ムーチョに「絶対たくさん人いた方がいい」と、言われていた。
実際ぴったりだった気がする。
現場で作らなければならない小道具もあったのだが、大勢いたので撮影に間に合った。
私が何かやろうとすると「手伝いますよ」と、皆気持ち良く動いてくれる。
何より大人数で楽しく出来た。
大学構内ではあり得ない格好になってもらい、かなり注目を浴びていたが、緩い大学のようで何も注意されなかった。
りえっこちゃんには以前、蒲田温泉でやったイベントでのお芝居にも映像出演をしてもらっていた。その時の芝居のふざけ具合があまりにも良くて、今回もお願いしたのだ。
予想通りというより、予想以上にふざけてやってくれ、シリアスに締める所は締めてくれた。
エッヘとは初共演だったのだが、見事に息が合っていた。
エッヘの人達がいると、ムードがすぐに出来上がって一発でマックスの良い状態に持って行ってくれる。頼りになる人達だ。
私が妄想で書きなぐったプランを、ムーチョはイメージ通りに具体化してくれた。
驚く事にムーチョは、私以上に内容を把握しているのだ。
私はゲラゲラ笑う以外何もしないで済んだ。

今日は32度にまでなってかなり暑く、蚊にも刺されまくった。過酷な撮影だった。
申し訳ない気持ちで一杯だったので謝って回るが、皆「楽しいから良かった」と口を揃えて言ってくれた。
社交辞令かもしれないが、信じた方が楽なので信じる事にした。

時間のある人達でバーミヤンで食事。
全部は出せないが、大目に払おうと鼻息を荒くしていると、伊久磨君に
「そういう事をしていると、キリが無くなるから本当に必要な時だけにしな。みんなそうやって借金したりするんだよ。」と、止められる。
ちょっと感動。
自分はこんなに善意の人達に囲まれていたのだっけ?と、世界が変わって見えた。
鎌倉に住んでいる浦島君に江古田まで荷物を運んでもらう。
最後の最後まで親切にしてもらった一日だった。
常日ごろ性悪説を唱えている私も、今日は性善説の気分に浸った。
心に毒を飼っていないと、自分で無いようで気持ち悪いが、こういう時があってもいいだろう。

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準備!準備!

稽古をお休みしてお仕事。バイクで成増まで行く。
桐壷というホテルでメイクをして、光ケ丘公園で撮影。
セリフは一つだったが、撮影が押したり、ご飯休憩を挟んだりで、結構遅くなってしまう。
今日は私の代わりに加藤直美ちゃんが稽古に参加してくれている。
河原君が間違いないく
「これ、友香ちゃんじゃなくていいな。直美ちゃんにやってもらおうよ」
などと言っている様子が目に浮かぶ。
もし、早めに終わったら、私はやらなくていいから直美ちゃんの芝居を観に来なよ、と言われていた。
しかし、中途半端な時間になってしまった。今更稽古場へ行っても、すぐ終わるだろう。
結局稽古には顏を出さず、明日の撮影の買い出しをする。
ドン・キホーテで、スパッツや小道具を買い込む。
昨日親切な人が小道具の材料を買って自宅まで届けてくれていた。
そして、仲良しのお友達にその小道具を作ってもらった。
膨大な荷物を今夜中に吉祥寺に運びたいと思っていたが、タクシーにでも乗らない限り、到底運べない。結局浦島君に車を出してもらって、吉祥寺まで運んでもらう。
大分助けられている。
昨日に引き続き今日も私がぐったりしていたからか、ムーチョと浦島君に「今日はとにかく沢山寝て」と、言われる。
いつもはどんなに眠くてもテトリスなどをしてしまうが、今日は言いつけを守って早く寝た。

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すてきなおうちへ

今日は稽古に少し光が差した気がした。
しかし、そんな光もいつ見失うかわからない。用心してかからねば。

稽古後ウエポンこと植竹ナツコ嬢のお宅へ、22日に撮影する為の衣装を取りに行く事になっていた。
バイクで荻窪のお宅へ行った後吉祥寺に届けに行き、江古田へ戻る予定だった。
しかし、ムーチョが車を出してくれるとの事。大いに助かる。
ムーチョ、吉田りえちゃん、私の3人で荻窪へドライブ。
その時、男性に自慢話が好きな人が多いという話で盛り上がる。
だが、よく考えると女性はストレートにしないだけで、オブラートに包んだ自慢とばれない巧妙な自慢をしている事に気付く。
私など巧妙すぎて何を自慢しているか気付かれなくてがっかりする事も多い。

おうちに到着すると、ウエポンが旦那様のしょうちゃんと迎えてくれた。
一通り衣装を見た後、しょうちゃんに素敵なヴァイオリンを弾いてもらったり、2階の寝室や衣装部屋へツアーする。
私は薔薇の絵が描いてあるアコーディオンを頂いた。
衣装も作ってもらった上に頂き物までしてしまう。
相当感動していたのだが、昼からろくに何も食べていなかった。
力強い目、大きくて抑揚のある声、身振りなどが機能せず、うまく伝えられない。
衣装6着と帽子はコストパフォーマンスと見た目的にも完ぺきだった。
とても素敵で居心地の良いお家だったので、純粋に遊びに行きたいと思った。
猫も可愛かった。

全員腹ぺこだったので、西荻にある中華料理屋へ。
ここはよく休みらしい。今日は運良く開いていた。
エッヘの打ち合わせが終わった伊久磨君も呼びだし、むさぼるように食べた。
砂肝炒め、餃子、ビーフン、チャーハン、肉炒め蕎麦?、どれも上手かった。
燃料が入ってもまだ、体全体に行き渡らない感じだったが、生きた心地がした。
そんな状態で吉祥寺に置いていたバイクに乗り、江古田へ。
反射神経や集中力が鈍っているので、35キロ以上出さないように守りに入った。

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電話でおねがい

稽古場にムーチョとりえちゃんが来る。
ムーチョは「バット男」の映像を担当している。
稽古後ムーチョとトーキョースタイルの下にある「どいちゃん」という店で22日の撮影についての打ち合わせ。
出演者と私の予定がなかなか合わず、この日を逃すと中々撮影出来ないのだ。
都合の良い時間を調節しながら、どういうシーンを撮るか?という事について2人でうんうん悩む。
私は映像の事が分からないので、同じシーンでも別に撮影して大丈夫だと思っていた。
だが、なるべく一緒の時間にとった方が良いらしい。
色々な人に夕方と言ったり、午前と言い直したり。数十回電話をかける。
最近気付いたが、何かやる時に一番消耗して疲れるのが、事務的な連絡の電話のようだ。
どうしても、後に回そうとしたり、何かしてから・・・と、電話一本かけるのに物凄い根性を使う。
沢山かければ治ると思っていたが、そうでもないようだ。
基本的に、電話では人に頼みごとをする事も多い。それが上手く言えないのだ。
遠回しに言って、頼めずに終わったりする。
ずうずうしくてもさっさと頼んだ方が良いのは分かっているのだ。
だが、「えっと~」「もし良かったら~」「誰か知らないかな~」「っていうのは無理かな~」といった言葉ばかり出てきてしまう。
ズバッと「これをお願いしたい」と言うのは、普段の3倍以上のパワーを使う。
しかし、かけないでいると忘れてしまう。
だから、人と話して決まった事はなるべくその場でかける事にしている。
誰か一緒にいると苦手な事も勢いで出来てしまったりする。 

注文した料理はどれもおいしかった。
カマンベールチーズ焼きはお気に入りのメニューとなった。

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教会許可

急にお休みになる。
22日の撮影の為、スタッフの工藤さんが教会を見つけてくれた。
電話で許可を取ろうとお願いするが、散々こちらの話を聞いた後
「紹介者もございませんし、お宅さまがどのような人達がかも知りません。色々な審査もあるので時間もかかると思うし、多分無理だと思います」
と言われる。
「え、それは誰が無理だと判断するのですか?時間をかけたり、こちらの資料をもって知っていただければ大丈夫なのですか?」
と聞いても「難しいと思います」との一点張り。
無理だと思いますと、誰かの責任で自分の判断では無いように言う所に腹が立った。
「じゃあ、誰に言えば分かるんですか?」
と言っても
「色々許可を取らなければいけないんで、無理だと思うんです」との事。
許可を取る気が無いなら無いと言えば良いのに曖昧な言い方に苛つく。
何故、「許可を申請するのも面倒臭いし、知らないあんた達の為にそこまでする気は無い。撮影は許可できません」と、自分の名義で断ってくれないのか。
しかし喧嘩を売って問い詰めても心情を悪くするだけだ。諦める。

その後も工藤さんが新大久保の教会に行ってくれた。
途中で牧師さんに代わっていただいた。
やはり散々話を聞いた後「うちでは無理だと思います」と、言われる。
宗教のやつらはきれい事で生きて行こうとしているようだ。
断るといった負の行動の責任は一切負わないつもりらしい。
なんだか1人で生きていない人達だと不愉快だった。

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ほんとうは怖い新井友香

二日酔い。
稽古場では普段アップをきちんとしている。
だが、今日は一切アップもしなかった。別の部屋でだらだらしゃべる。
今回の芝居は今迄の芝居と違って動きがとても不自由に感じる。
それをなんとかクリアーしたいのだが、まだ手がかりが掴めない。 

稽古の後半には「バット男」とは何か?という話し合いをした。
年とったしゃべり場状態。
嫌だ嫌だと思いながら、マジメに話してしまう。

その後新宿むらさきで親睦会。
初めは一生懸命話さないと会話が出来ない感じだったが、酔うにつれ自然に話すようになっていた。
女性2人なので変に気を使われたりするようだ。
持田さんが可愛いという話になると誰かがはっとしたように
「勿論新井さんだって可愛いですよ」と、言ってくれたりする。
ありがたい事なのだが、申し訳ない気持ちとどう対処してよいのか、困惑する。
お世辞を鵜呑みにして見えたら、どうしよう!と、心配になる。
しかし、既に
「このねえさんは突っ込み所だらけだから突っ込んで行った方が良いよ」
と心外な事を言われ、なおかつ
「でもさ、そんなにつっこんだら調子に乗るでしょう」とまで言われてしまった。
突っ込み所があるほどぼけているつもりはさらさら無い上、調子に乗った時でも調子のって見えないように生きて行く事ばかりを考えているのに、これはどうした事だ。
まあ、舐められがちなのは子供の頃からの性分だ。
ほんとうは怖い人間なのに、どうして誰も気付いてくれないのだろう。
だが、全体的に良いお酒だった。

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今日も老けメイク

今日は稽古場に加藤直美嬢が来てくれた。
私が撮影で早上がりなので、その後私の代わりに稽古に出てくれる事になったのだ。
直美ちゃんに代わりをやってもらうとは、えらく贅沢な話で申し訳なくなる。
「遊びに来たみたいな感じだから」と言ってくれて、私の気持ちを軽くしてくれた。

早抜けして再び新座へ。今日は昨日の2人の少女達の子供時代のシーン。
私も昨日は老けメイクだったので、今日は年相応な感じ。
子役の少女達は7、8歳。その子達の親は下手をすると私より若そうだった。
片方の少女はやはりゴスロリの格好とメイクをしていたが、鏡を見てぎょっとしていた。
「こんな顏やだ~」
側にメイクさんがいたのではらはらする。
すると彼女の母親が「そんな事言わないの!そんな事言ったら、お化け役の人なんかもっと嫌なんだから!」と、諌めていた。
お化け役の人もすぐ側にいた。
全く嫌がっていないだろうと余計はらはらする。
その少女もスタイルも良く、大層似合って可愛かった。
もう1人の少女は普通の格好をしていた。その子もとても可愛い。
一度「ばふっ!」とオナラをして「失礼しました」と、言っていた。
可愛い子は何をしても可愛いのだった。
昨日の少年よりシーンを理解して、的を得た芝居をして監督さんも感心していた。

撮影後新宿ロフトプラスワンへ。
エッヘの「ロックおっとせい」を途中から観る。
ノムコ嬢や徳リン、直美ちゃん、中坪由起子嬢、清順・・・と知った顏が沢山。
飲み会のような雰囲気になった。そのまま打上げ。
打上げには宝船で一緒にやる田中翼君や舞台美術さんもいたので、マジメな話もしていた。
気がつくとノムコ嬢の顏がとてもテーブルに近い。
テーブルより下に顏が沈まないように手で支えながら素早い動きをしているのだが、最早ロレツが回っていないのであった。
このような状態の彼女を観るのは久しぶりだった。
理性のある中坪ユキゾウや直美ちゃんに連れられて帰って行った。
私は5時まで残ってしまう。

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活動的な一日

朝、6時起床。雑事やストレッチを行い、久しぶりにお掃除。
四角い部屋を丸く掃く掃除は良くない、と言われているのだが、丸くでもやらないよりはやった方がましだ。
これで久しぶりにちょっとだらしのない人の部屋レベルに戻せた。

13時から開始の稽古へ行くと、15時入りで良いと言われている伊藤高史君、東虎之丞君が既に稽古場に来ていた。
身の周りの小劇場に、このような人達はいなかった。
しかし、自然体でそうしている感じで爽やかだった。
休憩中、結石の話で盛り上がる。
あれは相当痛いらしいと話し尽くした後、持田真樹さんが
「そうそう、石が溜まる病気も大変なんですって!」と、コメント。
皆しばらく沈黙した後、木村靖司さんが
「それが結石だよ」
と説明。皆が和んだ瞬間だった。

その後、パンを食べていたら私の歯の詰め物が取れてしまった。
そこから、伊藤君が旅をしていた時に歯が痛くなった凄まじい話を聞いた。
歯科医院に行く事も出来ず、激痛に堪え兼ねて石で自分の歯を砕いた、というのだ。
帰国してから砕けた歯の治療を行い、今では週に一回歯科医院に通うほど大好きなのだと言う。そんな思いをした人ならではのエピソードだろう。

稽古を早抜けして新座へ。
このドラマにはお化けやゴスロリ少女がわんさか出ていて、メイク室は大変な事になっていた。
ゴスロリメイクをしている2人の女優さんは、今迄みた事のある本物の人達が足下に及ばない程素敵だった。深キョンなど目では無い。
「似合うね~」と、言うと「ええ~!」と嫌がっていたが、物腰が姫っぽくなって気分は乗っているようだった。
顏が小さくて細いので何でも似合うのだろう。
ああ、こういう格好はこれしか似合わない?人ばかりが着ているから変に見えたのか・・・何でも似合う人はわざわざ着ないだけなのだろうが、そういう人にのみ許されるファッションだったのだと実感。
私服に着替えた彼女達も素顔はあどけなく、ジーンズもよく似合うのだった。
私は毎回子役と絡む。
今回も大層ぽっちゃりした子供とセット。
小学2年生なのに足のサイズが23センチもある。
帰りにジュース飲むので「一緒に飲みたかったら来ていいよ」と誘ってもらった。
名残惜しかったが、そこは新座。明日朝一で歯科医院の予約もしてある。
「お姉ちゃん、明日朝早いんだ。」と、お断りさせて頂いた。
別れてから「お姉ちゃん」って言ってしまったがまずかっただろうか? おばさんと言わなければならなかったのだろうか・・・と悩む。
悩んだ後、7歳の子供に言った事で悩んでいるのもどうか、と反省した。

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バット男稽古初日

今日は兄の誕生日だ。
だからと言って変わりは無い。

朝は西永福のヴォイストレーニングへ行き、昼から「バット男」の稽古に入る。
今日が稽古初日なのだ。
セリフを覚えて来いという厳命の通り、一度本読みをした後、立ち稽古。
私はそれほど多く無いのでなんとか覚えられた。
だが、主役の水橋研二君は出ずっぱりで長ゼリフのてんこ盛り。
それでもかなり入っていた。
立ち稽古ではまだどうして良いか分からず、我ながら挙動不審でいたたまれなかった。

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ガラクタ異文化

顏の腫れや痣は左側だった。しかしここ数日右側まで痛かった。
不思議に思っていると、昨晩から右の奥歯が痛みだした。
痛みは何度か収まったが、夜中に堪え難い波が来た。
痛みでのたうちまわり、泣いて床に爪を立て、転げ回った。
薬を用量の倍以上飲んでも全く収まらない。
朝、10時になった途端に、歯医者に電話。30分後に予約を取り付けた。
しかし、既にその歯が痛いか分からない程、痛みは収まっていた。
怪しい歯が2本。
レントゲンを撮り、先生がより怪しいと判断した歯を治療する事になった。
兼々、歯科医の腕は麻酔だと思っていた。
腕の良い歯科医は麻酔を打っている事を感じさせない。
ひどい歯科医など、なんの為に麻酔を打つが分からない程痛い。
行きつけの先生は私の麻酔歴では2番目に上手だ。それでかなり信用している。
先生の推理は合っていたようで、治療後はあまり痛まなくなった。

帰宅後、麻酔で痺れている顏に化粧を施し、上野へ。
幼稚園の同級生のお父様が日本画の世界では高名らしく、毎年院展の招待状を頂く。
いつも忘れてしまっていたので、今年は行かねばと奮起する。
どれもとても上手な作品だったが、「もし、くれるっていったらどうするか?」と考えながら鑑賞した。
どれも部屋にあったら邪魔に思い、捨てたくなってしまいそうだった。
欲しいと思う絵は1、2枚。
くれるというなら貰ってもいいと思える絵が1、2枚。
あとは私にとってがらくただった。
そんながらくたでも、何ヶ月もかけて精魂込めて描いているはずだ。
2秒程眺めて、がらくただと判断されるなんてと、可哀想になる。
日本画の事はよく分からないが、大変な世界だと思った。
しかし、それは芝居の世界も変わらないだろう。
私も大勢の人に「ゴミ役者」と、思われたに違いないのだ。
簡単に判断されるのは辛いが、判断する立場は楽で気持ちが良い。偉くなったみたいだ。
知り合いの日本画家さんは、重鎮だけあって他の絵とは一線を画していた。
その事にとても安心した。
もし「なんだこんなつまらない絵」などと思ってしまったら、こちらも辛いのだ。

新橋に行き、15日撮影のお仕事の衣装合わせ。
痣の事は誰にも何も言われなかった。一安心。

久々にジムへ行き、一キロ泳ぐ。体力が落ちていたようでとても辛かった。
何度かむせたり、溺れそうになる。
盛りだくさんな一日だった。

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チョイノリレース

最近、原チャリでスピードを出せるようになってきた。
といっても、やっと人並みに出せるようになっただけだ。
あれほど怖かったのに、気持ち良くなって来ている。
以前は、先頭グループを凄い勢いで走っているバイクをものともせずに、後ろの方を30キロくらいでのんびり運転していた。
その時気付いたのだが、ゆっくり走っても先頭グループとそれほど差がつかないのだ。
結局、同じ信号に引っ掛かっている。
「あんなに急いでも意味ないではないか」と、先頭グループのせっかちどもを馬鹿にしていた。
しかし、今は人並みに40キロから50キロは平気で出せるようになってしまった。
今日は目の前をのろのろチョイノリが走っていた。
初めはのんびり後ろにつけていたのだが、次第に苛々した。
「チョイノリごときに合わせてられるか。こっちはカブよ」と、一気に加速して抜く。
抜いたからには差をつけてやろうと、びゅんびゅん飛ばす。
元スキー部の血がたぎる。信号も少なかった。
後ろを振り返ったが、チョイノリは影も形も見えなくなってしまった。
かなり差がついたか、違う道を曲がったのだろう。
それから同じペースで飛ばし続けた。
チョイノリの事を忘れた頃、五日市街道から青梅街道を右折しようと信号待ちをしていて驚いた。
左折する車線の私より前方に先程のチョイノリがいるではないか。
「な、何故・・・!」
がく然とする。
抜かれる隙なんて作らなかったのだ。
信号が青になるとチョイノリはのろのろ左折して行った。
あれほど飛ばしたのに、あんなノロマに抜かれたのか・・・。
だが、それは一ヶ月前なら分かっていた事だった。
急いでも意味ないと馬鹿にしていたではないか。
気分を入れ替えてのろのろ運転に戻そうとする。
しかし、一度スピードになれた体はそうそうのろのろ走っていられない。
きっと先頭グループの飛ばし屋達も急いでいるのではなく、慣れてしまっただけなのかもしれない。
「急いで馬鹿みたい」と、思って悪い事をした。

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あとは気合いで

マチネにナイロン100℃の「男性の好きなスポーツ」を観に本多劇場へ。
余裕を持って出発したのに、道路が混んでいて間に合わないのではと、冷や冷やする。
ギリギリに頼んだので無理かと思っていたが、何とか補助席にありつけた。
台本を書かなければいけないし、顏の痣もあったので今回は行くのをよそうかとも思った。
だが、愛と性に並々ならぬ関心のある私は、このタイトルの芝居が気になって仕方なかった。結局楽日間近に、新谷さんに頼んでしまったのだった。
自分の芝居の時楽日直前に頼まれると「何故、前もって言わないのだ」とげんなりしたりするが、これからはげんなりしない事にしよう。

お芝居は無理をして観に行った甲斐があった。大層素晴らしかった。
いやらしいのに汚らしくならないのが、不思議。
タイプは違うが、松永玲子さんは谷ナオミと対を張る程色気があった。
また、皆見事な体をしていた。
最近運動不足なのを健康であれば多少緩い体になってもいいや、と自分に言い訳していたのを反省した。
芝居の途中に何度も自分のお腹の肉をつまんでしまう。

完成度の高いものを見ると自分の稚拙で強引な台本を、どうしたものかと途方に暮れた。
しかし、10年以上ハイペースに公演を行っている人と比べて悲観しても仕方がない。
実力の追いつかない事は出来ないので、自分の出来る範囲を少しずつ広げ、あとは気合いで乗り切ろうと自分を励ました。
一緒に芝居を観た野村朋子嬢に、色々相談にも乗ってもらう。

調子の悪いリトルカブをバイクショップで見てもらおうとしたが、「カブはそういうものです」と言われ、すごすご引き下がる。

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反省と悩みで世界はいっぱい

タワーへ台本を取りに行く。
建物の外装工事をしているようだ。外側から金づちで何やら打ち付けている。
借金取りに嫌がらせを受けているような騒ぎだ。
制作さんに顔を見られ、「結構ひどいね。顔の形が違うよ」と言われる。
痣はあるけれど、形状は元通りになったと思っていたので、動揺する。
お仕事のある15日までになんとしても治さなければ。

帰宅後「人間の証明」の最終回を観る。
竹野内豊を感心して観ていたのだが、「あんなの、松田優作に比べたら全然駄目だよ」と、言っていた人がいた事を思いだした。
松田優作バージョンを観ていない私には、竹野内豊で充分なのだ。
比べられるから良くないなどと言われるのは、大変な事だ。
松田優作の方が良いと知ってるからといって、偉い訳ではないだろう、だから何だ、と思っていたが、私も「白い巨塔」で同じ事をしいていた。反省する。
しかし絶対反省しないように暮らそうとすると、全く口を聞けなくなってしまう。
世間に無口な人がいるのはそういう事だったのかもしれない。
それまで大体無口な人は怠け者か、あまり頭の回転が良くないか、他人を馬鹿にしている尊大な人間だと思っていた。
だが、間違いだったのかもしれない。
世の中には何と反省したり悩んだりする事に溢れている事だろう。

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元ルンペン

「バット男」の稽古が始まる前に、12月の「宝船」公演の台本をある程度進めなければと、四苦八苦。
強引な展開になろうと、とにかく叩き台が出来なければ、と思うのだが、強引すぎやしないかと、迷ったり、迷っている場合では無いと自分をを奮い立たせたり、逃避でテトリスをしたり。
どうしても座長になってみたいという願いの為に、自分を窮地に追い込んでしまった。
この目的の為に、着物を着たり、アコーディオンの練習や、体を鍛える趣味、全てが滞っている。要領良く全てこなせるタイプでは無いらしい。
だが、会社を辞めて、何をしたら良いか分からずルンペンのような生活をしていた時よりはきっとましに違いない。

深夜にムーチョと打ち合わせ。
9月22日に行う宝船の映像の撮影について、こちらのビジョンを伝えなければならないのだ。
ムーチョはウーマンリブの映像の微調整の合間に、こちらの要望を把握し、さらに小林愛ちゃんのバンド「マイアミ」のCDジャケットの打ち合わせもやっていた。
一度に色々な事を同時に進行させる様を目の当たりに見た。
しかも、ジャケットに対して、ムーチョは次々に案を出して、そのどれもが面白かった。
見た目はただふざけているだけなのだ。
しかし、高尚な事をしようと一生懸命なタイプが、いい仕事をしているのを見た事が無い。
ふざけるのは自分に確信がなければ出来ない。
すぐ萎縮するタイプの私は、常に全てをふざけ舐めてかかろう、と決意した。
愛ちゃんとも久しぶりに会えた。
久しぶりに会うブランクを全く感じる事なく、楽しい一時を過ごした。

この日、ムーチョにも、吉田りえちゃんにも、愛ちゃんにも顔の腫れは痣について、何も言われなかった。
もう社会復帰しても大丈夫、と安心した。

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飲ませたがられている

野村朋子嬢と、打ち合わせと称して食べたり飲んだりしようと目論む。
しかし、ノムコ嬢は私の顏見るなり「どうしたの~?」と、目を見開いていた。
「お酒はやめた方が良いよ」と、もっともなアドバイス。
分かってはいたものの、「大丈夫、大丈夫、飲んでるから!」と言ってみる。
だが、「駄目だよ~」と言われてしまう。
そんな訳で、食事メインで、たしなむ程度にしか飲まなかった。
私はどうも皆が私に飲ませたがっていると思い込んでいる節がある。
だから、飲めないと言うとがっかりされるのでは・・・と思っていた。
こんな風に止められると、「そうだよな~。絶対良くないもの・・・なんて良い友だちだろう!」と、感動。
だが、嫌いな奴に「飲まない方がいいよ」と、言われると激しく憎悪する。
おいしい料理を食べ、楽しい会合だった。
あまり酔っていないのも大人の遊び方を嗜んだ感じで良かった。

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ヘンテコドラマ

タワーからお仕事の電話。
「はい、大丈夫です」と、返事をしてから、自分の顔が腫れて痣になっている事を思い出す。
猶予は一週間。
なんとか回復するように慌てて、頑張って冷やしてみたりした。
もっと早くすれば良かったのだが、どうせ治ると思っていたのと変な顔になっているのが面白くなってきていた。
2時間程冷やすと、腫れは少々引いた。
瘤取りじいさん状態が治ってきた。痣も紫から黄色っぽく変色してきた。
まだ痛むので当分は冷やした方がよいのだろう。
痛くなくなったら、暖めた方が良いのかもしれない。

今やっている「東京湾景」というドラマを、困惑した思いで見続けている。
今迄使い古されたパターンがこれでもかって言うほど、大真面目な展開で出てくる。
「赤い衝撃」や「冬のソナタ」に忠実過ぎるほど、同じような出来事が起きる。
偶然知り合い、愛しあった2人の男女の親同士に何か因縁があったり、車イスが出てきたり、恋する2人は実は兄妹!?ってはらはらさせたり、記憶喪失まで出てくる。
流石にこれはギャグだろう?と思うのだが、役者のマジメ度は高い。
夏八木勲や石坂浩二などの重鎮が、苦悩に満ちた演技をしていたりする。
「赤い衝撃」の頃だったら、「そんな!」と思って付いて行けたのだろうが、驚きの展開という段になって「記憶喪失」などと言われると、ぷっと笑ってしまう。
これにはちょっとだけ私の大好きな峯村りえっこちゃんが出演していた。
今度どんな感じなのか聞いてみたい。
感動させようとする要素が、全て面白い事になっていていつも困惑する。
主役の2人以外は物語を展開させるためだけに動いているので、人として無茶苦茶だったりする。
石坂浩二などがどのような気持ちでやっているのか、とても気になる。
とても良い芝居をしているのだ。

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顔を腫らして

顏が腫れて動かしづらい。
この顏で出歩くのもどうかと迷ったが、人は意外と気付かないものかもと、タワーへ。
伊藤主枝子嬢に早速「あれ、顔腫れてる」と、言われた。
やはり人から見てもおかしいらしい。
痣は濃くなってきて、赤ワインを飲んだ時に口の周りが紫になるようになっていた。
髭のようでもある。
今日気付いたが、頭にコブもあった。
ドメスティックバイオレンスを受けている人のような幸薄系では無く、ちょっと面白い顏になっていた。

その後、ウエポンこと植竹ナツコ嬢と打ち合わせ。
ウエポンは話すまで顏の腫れには気付かなかった。
急に頼んだ依頼を気持ち良く引受けてもらい、良い気持ちで帰宅。

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号泣する準備はできていた

目覚めると顏が痛い。
鏡を見ると頬に少々アザがあった。
目も異常に腫れていた。誰かに殴られたようだ。
しかし、何も覚えていない。
今日は永井秀樹さんの出演している芝居を観に行くつもりだった。
だが、この顏で外出するのは度胸がいる。
どうしたものか思案する。
何も覚えていないが、そんな顏をしている事が悲しくなる。
とても辛い気持になったので、思い切って泣く事にした。
小出しに泣いていると、精神と体がもっと発散したがっているのが分かった。
どうせなら号泣してみようと、頑張ってみた。
テレビで女優さんがやっているような感じにしたかったのだが、上手く行かなかった。
しゃくりあげていると息継ぎをする必要が出てくる。
しゃっくりみたいになって滑稽だった。この芝居でOKは出ないだろう。
いくら気が高ぶっても芝居は人目を意識しないといけないのだと、実感。

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畑違いの芝居

中坪由起子嬢、リンちゃんとザムザ阿佐ケ谷へ。康組「北大阪信用金庫」を観に行く。
お馬鹿で分かりやすい芝居だと思ったら、意外と趣向を凝らしていて難解だった。
石原正一さんがお芝居をしているのをちゃんと観たのは初めてだったが、大層味わいがあって面白かった。
全体的な雰囲気は大人の「騒動舎」のようだった。
相当盛況で、ザムザ阿佐ケ谷にこれほど人が入っているのは初めて見た。
花輪や事務所からの差し入れも豪華。
商業やテレビで活躍している人が多い現場だからだろう。
今奈良君だけ何も無かった。
私だったら、見栄はって自分で花輪を送ったかもしれない。
芸能人もかなり来ていた。
畑違いな所で今奈良君はちゃんと頑張っていて、最終的にはかなりお客さんを掴んでいた。

終演後飲みに行く。途中から相当酔っぱらった。
終電を逃して、知らない人達をしゃべっていると、頑張ろうとして飲み過ぎてしまう。

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プライドが邪魔をする

中坪由起子嬢と「スズナリ」へ。演劇企画集団THE・ガジラ『八月の狩』を観劇。
円城寺あやさん、元ハイレグでは無い方の小林愛ちゃんが出演。
怖くて緊張感がある芝居だったのだが、ウチに篭って観るタイプなので、笑ったりの刺激が無く少々眠くなった。
でも、芝居としては良いのだと思う。
ただ、役者は大変だと思った。力量が誤魔化せない。
上手い下手や、体の癖など全てばれてしまう。
上手い人が多いので、本当はまあまあ上手い筈の人でさえ、ともすれば下手に見えてしまいかねない。どういるか、という事にかなり確信を持っていないと出来ない。
こういう芝居に出たら、随分と力量が上がるのだろうと思った。
あやさんは流石に堂々として、良い意味で力も抜けているのに締める所はきっちり締めていた。そして小林愛ちゃんが相当良い役者さんだと気付いた。

終演後飲みに行く。
しかしお酒を飲まないようにリトルカブに乗ってきたので、ウーロン茶を飲む。
以前ワークショップでご一緒した事がある千葉哲也さんがいた。
私は「どうせ覚えてないや」と、知らない人の振りをする事が多いのだが、最近それを反省していた。人は意外と何となく顔だけ覚えていたりするらしい。
また、あまり覚えていない場合でも挨拶されて悪い気がする事も無い。
むしろこっちは本当は覚えていたのに、どうせ覚えていないだろうと「初めまして」と、挨拶して「僕以前お話した事あります」と、言われてしまったりする事も多い。
だから思い切って「お久しぶりです。以前ワークショップでご一緒したのですが」と、話しかけてみた。
すると「え、覚えてない。何のワークショップに出たかさえ覚えてない」と言われる。
とても恥ずかしくなり、あやさんや由起子嬢の目の前でそれ以上ワークショップの説明をする気力は無かった。
「ええ、多分覚えてらっしゃらないと思ったのですけど」と、だけ言って引き下がった。
しかしそこまで言ったのなら、普通改めて自己紹介などをするべきなのだ。
私の言動では目的や意図が分からない。
卑屈に「どうせ覚えてないや」と、無視したりするのは、はっきり知らないと言われたらショックを受けたりするからなのかもしれない。
それ位大した事無いのだが、私は意外とプライドが高くて些細な事が不自由なのだ。
卑屈なのにプライドが高いのは自意識が不自然だからだ。
そういう人の禍々しさには人一倍敏感な方だ。
必死に隠そうとしても自分にそういう部分があるからなのだと思う。
所謂自然体と言われる人になりたい。
もしかすると酔っぱらって記憶が無い時が、自然体かもしれない。
そんな人間では社会生活は営めないから、不自然に暮らしているのだろうか。

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夏をあきらめて

夏が終った。
毎年夏が終るとこの先一体何を望みに生きて行けば良いのか、と打ちひしがれる。
夏だからといって特別楽しい事はしていないのだが。
何故か、折角の夏にベストを尽くさなかったと、徒に時を過ごしてしまった後悔の念を感じてしまう。
去年は10月半ばまで夏が終った事を認めなかった。
だが、認めなかったからといって特別変わりも無かった。
今年はいち早く夏の終わりを受け入れてみようと思う。

磯部美香さんと池袋で飲む。
彼女は引っ越しをするらしく、新居で必要なものを購入したので大荷物で現われた。
私も引っ越しをして2年になろうとしている。
調理器具は良いモノをそろえた方が良いなどと、引っ越しの先輩めいた事を話す。
その後、乙女チックな話をする。
美香さんはニュートラルなスタンスで話せる人なので、スムーズに会話が出来る。
まず訴えたい主張や拘りでうずうずしている人は、それが余程面白いものでなければウザイ。普通に人の話を主旨の通りに聞いて、それに対して邪念が無く返せる人は結構少ない。
昨日はかなり苦労したので、今日は良いリハビリになった。

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