« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »

父との対話

航空公園の父の家へ行く。頑張れと言う割に頻繁に飲みたがるのだ。
近所のスーパーでつまみになるものを買う。
電子レンジも無い。油も無い。調味料も無い。普段何を食べているのだろう。
基本的に料理してはいない感じだ。
料理をしない人、というのが昔から理解出来ない。
特別凝らなくても適当に食べられるモノは作れる。
レトルトや外食で身体や脳が形成されていくと、障害を来して、余計作れない様になるのかもしれない。
別に普段作らなくても良いのだが、作れない人と言うのはそれだけで不利だ。
生命線を他人に委ねているようなものだ。

恐らくロクなモノを食していない父は、そのせいかヘンテコな事ばかり言っていた。
人の話を聞く力が昔から無かった。
以前野田秀樹さんのワークショップに参加した事があったのだが、その話をすると何故か
「大竹しのぶは裸を見せたがっている。性を売り物にして金を稼ぐ女性がいるから世の中は悪くなる。フロイトも女は裸を見せたくて仕方がないと言っていた。友香ちゃんもフロイト読んだ方がいいよ。文章を書くのに参考になる」
などと、返してくるのだ。
西川峰子の家が昔洪水で流された事を、大変だね、などと言っても
「あの人は脱いでいる。裸を売り物に・・・・」
と、なるのだ。
こういう事を言われると、何が目的なのか分からない。
なるべく反論しないでやりすごしたいのだが、つい
「スタイルの良い人は綺麗な体見せたいのは仕方無いのじゃない?」
「裸になるのは買う人がいて、なってくれと頼む人がいるのだから別に脱いだ人は悪くない」
果てには
「フロイトは脳梅毒だったらしいよ」
と、嘘まで言いたくなってしまう。
すると激昂して
「あんたに色々教えてやろうとしてるのに、もういいよ!」
と、声を荒げてしまう。
どう対処して良いかマニュアルがあれば良いのだが。困惑する。
しかし、昔父が縄で縛られた女性のヌード写真を隠し持っていたのを知っている。
それを言うと
「嫌で仕方なかったんだけど、お母さんが見たいから持ってこい持ってこいってうるさくてさ。パパはそんなものちっとも面白くないさ」
と、自分はそんなモノに一切関心が無いと強調していた。
多少変態じみた本だったが、エロ本位持っていてもそれほど悪いとは思わない。
頑なに否定する方が所謂「心の闇」とやらを感じてしまう。
はたまた、適当に
「浮気は出来る器の人だったらやってもいい。器じゃない奴が物欲しげにそっちに行こうすると低い人格が露呈する。」
などと言うと、激しく感心して
「あんた、そういうテーマで文をかけばいいよ。皆にそういう事を教えて広めた方がいい。そういう芝居を書きなよ」
などと言う。
おそらくこの場合の浮気は男性がするものであって、女性がする場合を微塵も考慮してないのだ。
また、このような私の主張は普通誰でも思い当たるような事だ。
特別変わった意見でも無い。
人より自分が様々な事に気付いて卓越しているから、教えてあげようなどという感覚は無い。むしろ逆だ。
私はざれ言を言いたくて仕方が無い類いの人間なので、申し訳ないけれど言わせて下さい、というスタンスだ。もしも同じように感じてくれる人がいたら、御の字なのだ。
父は世間の人に教えなければいけない事が沢山あるらしく、お金を払って載せてもらう雑誌にせっせと論文を書いている。
私が父から教えられたのは、世の中にはどんなに言葉をつくして話しても通じない人がいる、という事だけだ。
それは人生にとって結構収穫かもしれない。

| | トラックバック (0)

届かない祈り

起きても、昨日のショックを引きずっていた。現実が色あせて見える。
よく考えると大した事では無いのかもしれないのだが、憂うつな気持が消えない。
気を取り直して、タワーにチラシを取りに行く。
宝船に出演してくれる永井秀樹さんが、こまばアゴラ劇場で行われる「紛れて誰を言え」に出演するので、折り込み用にチラシを届けるのだ。
以前同じ劇団にいた根上彩ちゃんも共演。かなり久しぶりに会う。
次の「宝船」公演に出してと言って貰えて嬉しかった。
次やるかどうかを旗揚げ公演もやらない内に考えなければならない。どうしたものか悩み中。
永井さんと彩ちゃんがカブを見たいというので、見せびらかす。
しかし、2人の目の前で目茶目茶エンスト。
かれこれ30回位、エンジンをかけ直す。格好悪い。

久々に運転したので、少々弱気。
走っている内に再び昨日の意気消沈する出来事を思い出す。
暗い気持ちになりながら運転をしていると、黄色から赤になりかけの信号機の前に来てしまう。どうしたものか迷うが、無理やり通る。
すると、歩行者が歩き始め、パニック。
こんな所を警察に見つかったら・・・と、びくびくする。

ジムで泳ぐ。先日伊達君にアドバイスされた通りにクロールをやってみた。
だが、却って水を飲んだりして苦しかった。
肩からの前かがみに泳いで腰を浮かすよう言われた。
そして顏は前方を見るとも言われた。
だが、前かがみになるとどうしてもプールの底しか見えない。
顏をあげると前かがみになれない。混乱する。

再びカブに乗る。先日交通違反で捕まった踏み切りを通る。
またもや警報器が鳴り始めるタイミング。恐ろしいので止まる。
しかし、行きたくて仕方がなくなる。
こういう気持ちになるのが良くないのだろう。
すると、私より後に来た車が、遮断機が降り始めたのに踏み切りを渡るではないか。
パトカーは来なかった。
気持ち良さそうに遠ざかって行く車の後ろ姿を見て「捕まってしまえ!」と、祈った。
祈りはいつも届かない。

| | トラックバック (0)

口は禍のもと

お仕事で、新富町へ。
岸君、メタリック農家の葛木英ちゃん、動物電気の森戸君と、一緒。
殆ど待ち時間なので、岸君とだべる。

気のせいかもしれないのだが、恐ろしい気持ちを味わった。
昔教育実習生で新島という人が来た。
教え方も下手な癖に、先生ぶっているのが気にくわなかった。
登校途中に「新島のやつ自分で自分の事『先生』とか言ってやがる。生意気だよ」などと、毒づいていた。その直後「おはよう」と、肩を叩かれたので振り返ると新島だった。
聞こえていたのかどうかは解らない。
聞こえていたとしたら、新島はなかなか気骨のある奴だったのだろう。
その時「これからは人の悪口を言う時は必ず周囲を確認しよう」と、決意した。
しかし、その後も大嫌いな共演者の事を愚痴っていたら、その本人が同じ喫茶店でセリフを小声で唱えていた、というスリリングな体験をした。
今日はそういう事を思い出す出来事があった。 

夜に何だかショックな事があった。
寝たら忘れるかもしれないので寝る。

| | トラックバック (0)

メダルの心配

あまりにも寒くて体が驚いているのか、眠くて仕方がない。

今年のオリンピックで日本は、私が生きている限りで一番メダルを取っている。
今迄は期待しても全く取れず、銀でも大興奮といった感じだった。
次第に楽しみにしていても、負けてばかりいるので不愉快になり、見なくなった。
そのうちひねくれて、いくら同じ日本人だからって、知らない奴を応援するのも馬鹿みたいだと思うようになった。
ところが、今年はメダルラッシュ。
あまり興味を持ちたくないと思いつつ、見ると気分が良かったりする。
でも、不安にもなる。
それまでは銀や銅でも、凄い凄いと言われていたのに、「何だ、銀か」などと落胆するようになった。
きっと4年後のオリンピックであまり奮わなかったら「どうした日本」などと、それまでの事を忘れたように問題視したりするのだろう。
そんな事を考えると今から憂うつになる。
天気が悪いせいだろうか。

| | トラックバック (0)

トンカツっぽい人

頼まれて、カメラマンになる。
と、言ってもデジカメで適当に撮影するだけで、何の趣向を凝らす必要も隙も無かった。
伊達暁君、今奈良君、遊気舎の久保田浩さん、石原正一ショーの石原正一さんを、新宿の東急で撮影。ちゃんと撮影出来ているのか自信の無いまま終了。

そのまま、つばめグリルで昼食。私はつばめグリルのハンバーグが大好きなのだ。
帽子を脱いだ正一さんの髪形が凄い事になっていて驚いた。
凄い髪なので帽子をかぶっているのか、帽子をかぶっていたから凄い髪形になっていたのかは定かではない。
正一さんはここの豚カツが好きらしい。
豚カツが好きそうな人が豚カツを好きだとちょっと嬉しい。
料理のボリュームがあったので白米を残す。
すると、すかさず伊達君が「残すんだったら、頂戴」と、食べてくれた。
彼は顏に似合わず物凄いマッチョなのだ。
水泳で鍛えているらしい。やはり、運動する人は食べるのだと関心する。

石原さんはタワーレコードへ。
残りの3人で伊達君お勧めのジューススタンドへ。
そこは知り合いの女の子がバイトしていた。
私はアボガドと豆腐とキウイのジュースを飲む。美味かったがお腹が苦しくなる。
そこで、水泳について話しあう。
伊達君も今奈良君もクロールで25メートルだったら息継ぎしないで泳げるらしい。
色々話しているうちに私には致命的な間違いがある事が判明。
水中では鼻から息を吐くと言われ、驚いた。
私は今迄ずっと口で吐いていた。
「そんな事教わらなかった」と、ショックを受ける。
だが、「普通に泳いでたら自然に鼻から吐くようになるよ」と、言われてしまう。
まだ半信半疑だ。たまたまこの2人がそう泳いでいるだけでは、とも思う。

| | トラックバック (0)

反省

昨日のショックで、今日はバイクに乗るのをやめた。

| | トラックバック (0)

悪いことをして何が悪いの?

交通違反で捕まった。
何年もペーパーだったので、10年以上綺麗な免許だった。
それで、どこか自分は安全運転タイプと勘違いしていた。
原付を運転し始めて丁度ひと月。
薄々、自分が運転をするといつもより攻撃的でせっかちになる事には気付いていた。
苛々しても常に交通ルールを守ってきた。
だが、本当は「苛々する」のはちょっと問題だったのだ。
今日初めて意識して、ちょっと違反をしたのだ。
踏み切りに差しかかる直前、警報器が鳴り始めた。「止まろう」と思った。
だが、いつもそこの踏み切りで長時間引き止められるのだ。その度に苛々した。
止まろうとする直前、急に魔が差した。
「これ、渡れるよ」
辺りを見回したが、警察官も見当たらない。自転車では何度もやった行為だった。
滅多にやらないのだからきっと一回位大丈夫・・・と、踏み切りを渡り切った。
そして、しばらく良い調子で走っていると、後ろから赤い光が回っている気配。
そしてよく聞き取れなかったが「そこの○○、止まりなさい」との声。
更に魔が差して、逃げ切りたい欲望に駆られたが、被害を拡大させるだけだと観念して止まる。
すると、お巡りさんが「解ってるよね」と、声を掛けた。
解っていたのでとぼけられない。
「はい、ごめんなさい。凄く急いでいて。あと、止まるとバイクが直ぐエンストするんです」と、無駄な言い訳。
それからは、うちひしがれて全ての事に「はい、すみません」と謝り続けた。
7千円の罰金を払わなければならない。
ああ、綺麗な免許は汚れてしまった。納得の行かない処女喪失をしたような感覚に陥った。
自分が悪いとは言え、一体どこにパトカーがいたのか。不思議で仕方がない。
うまくとぼければ、違反の切符を切られずに済んだのではないだろうか。
もっとねばって食い下がれば良かった、などと反省するが、ショックでとてもそんなエネルギーは無かった。

人に話してもどうせ「あんたが悪い」と言われるだけだ。
何故が鬼の首を盗ったように人の非をつくのが好きな人が多い。
悪いなんて事を百も承知な人間にとって無意味な事だ。
そんな事をしても偉くなれる訳では無いのに、不思議だ。
今欲しいのは嘘でも良いから「運が悪かったね」という慰めだ。
そう言われて始めて「いや、仕方ないよ。私が悪いからね」と、素直に出てくるのが人情ではないだろうか。

| | トラックバック (0)

高田馬場で飲もうよ

今日もプールに行かなかった。

最近堂本剛のソロアルバムのCMをよく観る。
どうやら、自分で作詞作曲しているらしい。
アイドルなだけでなく、多彩ぶりを発揮している。
だが、昔「人間・失格」に出演していた時の、アイドルっぽく無い時の方が好きだった。
最近は変な髪形にしたり眉毛を異常に細くしたり、少々様子がおかしいと思っていた。
大人になったら太川陽介のように安全そうな男性になるだろう、という私の予想は外れた。
俺は一筋縄じゃいかない男だぜ、といった意地のようなモノが見える。
きっと女性を大事にしたりしないだろう。最近は嫌いとさえ思っていた。
だが、実際に会って感じが良かったら、と想像してみた。
90%の確率でイチコロになるに違いない。
そして絶対にありえないが、万が一恋愛する事になったら、不実だと解っていても「思ったより本当は優しくて孤独な人なんだわ」と、一瞬勘違いしてかなり本気になってしまうような気がする。
そして、浮気をされまくり無茶苦茶傷ついても、自分が好きだからいいのだとか、一生を通じて思い続けていればいつかきっと解ってくれるはず、などと徒に年月を費やすに違いない。
アイドルは凄い。
きっと、自分が実際付き合う身の丈にあったタイプで納得する為に、二枚目をけなす傾向があるのだ。

以前反町隆史、竹ノ内豊が最強だった頃、
「けっ、いい男かもしれないけれど、私は全然好きじゃない。」と毒づいていた。
反町隆史がCDを出し自作の詩で「俺はそんなに強くない」などと歌っているのを聞いた時など、「誰も強いと思ってないから安心しろよ」と、悪口を言わなければ収まらないようなむかつきを覚えたものだ。
だが、そんなある日夢を見た。
土手を歩いていると、反町隆史と竹ノ内豊に「高田馬場で飲もうよ」と、花を貰ったのだ。
2人は先に店に行く事になり、私は遅れて行く事になった。
だが、道に迷って土手から転げ落ちたり、チンピラに絡まれたり、友達に見つかりそうになって隠れたり(嫌いだと言っていたのにホイホイ飲みに行くのはみっともないという自覚はあったらしい)、ハプニングが続いてどうしても飲みに行けない。
夢の中で私は焦って全速力で走っていた。
「どうしよう、このままじゃ2人と飲めない!」
そんな思いで泣きそうになっている時、目が覚めた。
我ながらショックだった。
いい顔されたら、ほいほい尻尾を振っていたのだ。
しかし、やはりそれは2人が二枚目だからだろう、そう思った。
じゃあ、出川哲郎だったら?と想像してみた。
流石に恋したりしないだろう~と、たかを括っていたが、意外と嫌じゃない。
タイミングによっては凄く好きになるような気もする。
むしろ、兼々好きといって言っている江口洋介など実際に会ったら、それほど好きにならないのかもしれない。
人の気持ちは複雑に出来ているものだ、と感慨に耽る。

| | トラックバック (0)

スイッチオフ

プールに行こうと思ったのに行かなかった。
小腹が空くと少量ずつ蕎麦や、茹でたブロッコリーを食べたりした。
お風呂に入ろうと思ったが入らず、人ともろくに会話をしなかった。
まるっきりスイッチオフ状態。顔が曖昧になった。

過疎の村を車で通った時、車に反応する人達の顔つきや反応が獣に近かった。
こんな生活を続けていると、社会性の無いぼやけた顔つきになっていくのだろう、と思った。
だが、人と会わないでそんな風に暮らすのも結構好きだ。

| | トラックバック (0)

帳尻があう

意識朦朧としながら、「白い巨塔」を観る。
あまり把握出来ずに観ているが、田宮二郎は観ていて飽きない。
最後を迎える頃に漸く、意識がはっきりしてきた。そしてぼろぼろ泣く。
急に今迄の医師としての生き方を反省したり、説教臭いのだがそんな事はどうでもよい感じ。

近所のホンダのバイクショップへ。
「誰かに悪戯されて、ミラーを外されたんです」と言うと、丸刈りの可愛らしいお兄さんに「え、これ嵌まるかな。普通なかなか外れないんですよ」と、驚かれた。
彼は嵌めようとして、嵌まらないとなると、オイルを持ってきて接続面に塗り付けた。
再び傍目にも渾身の力を入れた。すると、カチっと音がして無事に嵌まった。
お兄さんと一緒に喜ぶ。
「おいくらですか?」と、聞くと「いいですよ、こんなの」と、男気のある言葉。
しかも、帰るのに都合のいいような向きにバイクを引いてくれた。
丁重にお礼を言い、バイクショップを後にする。
悪戯するような人もいるが、こんなに気持ちの良いお兄さんもいる。
何だか帳尻があった気分。

夜、またもやうっかりテレビを点けると女子マラソンをやっていた。
野口みずきがトップに成りかけていた。気になって消せなくなる。
私が観ていると、負けるような気がして消さなくてはと思うのだが、最後まで観てしまう。
世界記録保持者というラドクリフ選手が、リタイアして泣きだしたのを観て、感情移入して泣いてしまう。
野口みずきは逃げ切って1位。
自分がリアルタイムで観ると、負けてしまう気がしていたのは気のせいだった。
しかも野口みずきは割と可愛いい。
いくら強くても、可愛くないと応援する気持ちも半減してしまう。
可愛いって事は皆を幸せにする。

| | トラックバック (0)

脇で頑張っている

ベニサン・ピットへ。tptの芝居2本立て。
「シカゴの性倒錯+カモの変奏曲」二つとも大層面白かった。
「カモの変奏曲」は山本亨さんと松本きょうじさんの2人芝居。
ただ、公園で2人の男がカモや自然についてべらべら話しているだけの話なのだが、妙におかしいのだ。
「シカゴの性倒錯」では放送禁止用語続出。
真中瞳さんがかなりセクシーな事になっていて、「いいのか?」と、思う程大胆な芝居をしていた。

ハイレグ時代際どい事は沢山やってきた。
だが、どれも大マジだが見え方としてはギャグだった。
だが、これは自分の部屋で恋人とじゃれているような生々しいものだった。
美人しか許されない禁断の領域。素敵だった。

一緒に来ていた中坪由起子嬢と、信川清順ちゃんと水餃子がおいしいお店へ。
軽く飲みながら、面白い事を言おうとか考えずに楽に話す。
大した話はしていないのだが、のんびりして楽しかった。
この店には役者がよく来るらしい。
ユキゾウも何度か知り合いの役者さんと来ていたらしく、店のご主人に覚えられていた。
一緒にいるから私達も役者という事になった。
他のお客さんに
「この子達も有名じゃないけれど、脇で頑張っているんだよ」
と、説明していた。
その通りなのだが、全く嬉しくなかった。

| | トラックバック (0)

冴えない悪戯

「バット男」の本読みをやった。演出で河原君が来ていた。
先日飲んで記憶が無い部分があったので、会うのが不安であった。
「のんちゃんから、私が号泣してたって聞いたんだけど、どうだったの?」と、尋ねた。
河原君は苦笑して「ひどかったよ」と言う。
「え、どういう事?」
「とても言えないよ。俺も罵倒されたよ。おめぇはその調子で生きて行けよ、とか」
河原君は笑っていたが、私はいたたまれなかった。
大して酒好きでも無いのに、飲むと帰るのも面倒になり深酒してしまう。
そして、自分でも驚く言動。深く反省。

本読みを2回やって、9月の稽古に臨む事になった。
「セリフ入れてきて下さい。もし、覚えて無かったら・・・軽べつします」と、言われビビる。
その後、原宿まで歩く。本当は新宿まで歩こうと思ったが、挫折。
そして、ジムへ行き、きっちり1キロ泳いだ。

ファミレスで朝まで書き物。
充実した気持で店を出ると、私のリトルカブの座席が開けられていた。
誰かが、悪戯したらしい。
そして左側のミラーが外されていた。
辺りを見回すと、3メートル程先にミラーが落ちていた。
嵌めようとするが、どんなに力を入れても嵌まらない。
余程の悪意と根性が無いと、外すのも難しいだろう。
一体誰がそんな事をしたのだろうか。
世間には腐った人がいると、実感した。
そんな事をする人は死んでしまえばいいとさえ思った。
さえない人生を送っていなければ、そんな事をする筈が無い。
そしてそんな人生を自分でさらに冴えなくしている。
私だってそう冴えた人生は送っていない。
だが、なるべく冴えていたいと性根を腐らせないように気を張っているつもりだ。
冴えないのは勝手だが、自分の性根が腐った事にも無自覚な人間は資源を無駄に使うだけだ。いない方が皆の為だ、とハラワタが煮えくり返る。
腐った根性が私にも伝染して来て、暗黒な気持になった。
だが、こんな負のオーラに覆われていては悪戯したヤツの思うつぼだ。
気にしない事にするのが一番と、自分の中の活火山を鎮静化させた。
凄く疲れた。

| | トラックバック (0)

役者として生きて死ぬ

タワーに「バット男」の台本を取りに行く。
伊藤主枝子嬢がいたので、「白い巨塔」について、語りまくる。

以前、田宮二郎版のものを観ていた。
そして、唐沢&江口版の物を楽しみにしていたのだが、結局2,3回しか観ていなかった。
それでも、面白いと思っていた。
今、田宮版の再放送をテレビでやっている。
その時間はあまり家にいない。
偶々テレビをつけた時やっていた。それ以来ビデオに録ったりして観ている。
田宮二郎は最終回の放映を待たずして、猟銃自殺したという。
だが、テレビを観ていると死んでしまうのも解る気がした。
北島マヤを凌ぐのでは?という程成り切っている。
成り切っている、というより財前五郎そのものだ。役者とか芝居とかいう気がしない。
そして、愛人役の大地喜和子も、ザ・愛人という感じで物凄い。
あの2人の業の深さは何だろう。
太地喜和子も唐人お吉をやっている時に事故死した。
唐沢版では黒木瞳がやっていた。
黒木瞳も大好きな女優だ。だが、大地喜和子を観てしまうと、物足りなく感じる。
役が乗り移ったようになると、死んでしまうのだろうか。
死んでしまうのは嫌だが、一度でもそんな状態になったらどんなに幸せだろうと思った。
もう、これ以上の至福は二度と訪れないと思うと、この先、生きていても絶望しか無いのかもしれない。
何かを引き換えにしなければ、芝居などやれない。
自分はもっと下らない地味な次元の物しか引き換えにしていない。とても憧れる。

| | トラックバック (0)

オリンピック

うっかりオリンピックを観てしまう。
人がスポーツしているのを眺めるなんて時間の無駄だと、常々思っている。
だが、観ると釘付け。

高校入学当初、柔道部に入部しようと思っていた。
だが、演劇同好会と練習日が被っていた。
そして顧問の先生に「あと、4キロ太れ」と言われたのと、首が太くなるのが嫌で断念。
そういう経緯もあったので、結構好きなのだ。
また、卓球の福原愛ちゃんがさほど強いわけでは無いらしいのにこれほど注目されているのはどんなものか、と冷ややかな気持ちでいたのにやはり釘付け。
実は高校生の時柔道部を断念して、友達の付添で付いて行った廃部寸前の卓球部に入ってしまっていた。
全く入りたく無かったのだが、上級生に「入ってくれますよね」と、すがられて断れなかった。しばらくはそんな状況を現の事ととも思えず、辛い思いをしていた。
しかも上級生はすぐ引退したので、何故か1年生のうちから副主将にもなっていた。
だが、気持ちを切り替え「卓球程面白いスポーツは無い」と、のめり込むようになった。
思えば今の愛ちゃんと同じ年に始めたのだ。
その目線で観ると、愛ちゃんはありえない程強い。
焦ってミスもしていたが、頭が良くなければ出来ない事を沢山していた。
結局最後まで観てしまう。
レベルは違うが愛ちゃんは試合相手になったら凄く嫌なタイプだと思った。
おしんみたいな雰囲気があって、主人公っぽいのだ。
対戦すると、自分がやられるための敵役になった気持になりそうだ。
今日対戦した27歳の人はさぞやり辛かったに違いない。
まず、15の小娘に負ける訳も行かないというプレッシャーだけで嫌だ。
あんな一生懸命を絵に描いたような顔はちょっと卑怯だ。応援したけど。

しかし、最近の卓球事情は私の高校生の時とは変わったようだ。
得点やサービスチェンジのやり方が違った。
世界的に本格的な試合だからなのだろうか。ウェアも昔よりいかしている。
そして掛け声だ。愛ちゃんはよく「やあ!」と、言っている。
私の頃そんな人は居なかった。
サービスをする前に「さ!」と言ったり、得点をすると「よし!」「よっしゃぁー!」「さあ、よし!」などと、色んなヴァージョンで叫ぶ。
ミスると「サービス慎重だよ!」「慎重!」などと、自分を鼓舞する。
初めて試合風景を観た時は何と言ってるか分からなかったが、いつの間にか自分も叫んだりするようになっていた。

私は初め精神力が弱く、確実に自分より弱い相手に負けていた。
それで、何とか萎縮しないように掛け声で相手を威圧したりラケットで腿を物凄い音で叩いて相手をビビらせたり、そういう研究に余念が無かった。
なかなかサービスを出さず相手を焦らせたり、睨みつけたりという事も効果的だった。
ネットインをすると謝らなければいけない暗黙のルールがあるのだが、「ラッキー!ナイスレシーブ!」と叫び相手を怒らせ、ペースを乱したりした。
対戦相手の仲間からは酷い野次を飛ばされたが、次第に勝てるようになった。
そういう事は1年位で辞めたのだが、今思うとよくそんな態度で試合をやっていたものだ。

当然ながらテレビでそんな感じの悪い選手はいない。
自国の選手でもそんなマナーの悪い選手は応援しないだろう。
オリンピックを観ながらそんな事を、しみじみ思い出した。

| | トラックバック (0)

何も覚えてない

夜、トーキョースタイルへ。
ムーチョと野村朋子嬢と打ち合わせなのだ。
偶然宮藤官九郎さんに会う。
「これからムーチョの所に行くんですよ」と言うと、「僕もさっきまでムーチョと居たんですよ」との事。
何を話したものか、ともごもごしていると、後ろで女の子の悲鳴。
握手を求められ、照れながら応対していた。
偉くなっても全く変わらない人だ。

ノムコ嬢が仕事で遅くなる。
ムーチョ、吉田りえちゃん、エボラ君と談笑したり、軽く飲んだりして待つ。
ノムコ嬢が到着し、終電まで異常に面白い話を炸裂させてくれた。
先日の飲み会の記憶が無いので、ノムコ嬢に尋ねると、私は中坪由起子嬢の手を握りしめて号泣していたそうだ。
「何で泣いてたの?」と尋ねるが、「良く分からない」との事。
泣くほど辛い事があるのだろうか、我ながらよく分からない。
打ち合わせは終った後も、何だかだらだら居てしまう。
りえちゃんもムーチョも私がお気に入りのお店でジーンズを買っている事が判明。
しかも最近お店でニアミスしていた事が発覚。
ただの偶然なのだが、ちょっと運命を感じた。

ムーチョもりえちゃんも仕事があるだろうから、一段落したら退散しようと思っていると、エボラ君の家に移動して飲む事になった。
エボラ君は井の頭公園のすぐ側に住んでいて、ほぼ公園内に住んでいるようなものだった。
窓を開けると、すぐ森が見える。
私の部屋とタイマン張るほど良い部屋だった。
これからはしばしば行きたいものだ。
とても楽しい時を過ごしたのだが、何を話したのか、全く思い出せない。

| | トラックバック (0)

怠け者

とにかく疲れた。
世間はオリンピック。夜中についつい見てしまう。
感動もするが、少々落ち込む。
凄く頑張っている人を見ると、自分が怠け者のような気持ちになる。 

うどんを食べる時に七味唐辛子をかけたら、目に入ってしまう。
痛くて仕方がない。何度洗っても痛みが引かない。
鏡を見ると、目の際に赤い粒を発見。どうやらこれが原因らしい。
綿棒で何度もこするが中々取れない。
やっとの事で取り去ると、痛みはすぐに引いた。

| | トラックバック (0)

鈍獣と久々の泥酔

昨日なくした鍵は出てきた。
バカバカしくて人に話したくない程の所から出てきた。  

河原君演出「鈍獣」を観に行く。
おじさん達と娘達の芝居は良く出来ていて面白かった。
しかし、結構ホラーで怖かった。
池田成志さんが演じる凸やんのキャラが、拙者ムニエルの加藤啓君そっくりだった。
容姿は全く啓君に似ていないのに不思議だった。
古田さんが相づちをうつ芝居で「アヌス」と、言っていたのが面白く大笑いをしてしまう。
皆笑う筈だと安心して笑っていたのに、せいぜいくすくす笑っている人しかいなかった。
何だか恥をかいた気分になる。

終演後、野村朋子嬢、中坪由起子嬢、千葉雅子さん、古田新太さん、池田成志さんらと飲む。
馬刺し3種盛り、が目茶苦茶上手かった。
たてがみを食べたのは初めて。こっそり3枚も食べた。
途中から河原君と奥様も。お腹を触らせてもらって、感激した。
かなり酔いが回った。
宇宙レコードの打上げからゴールデン街に流れてきた、今奈良君、中山君などと合流。
佐藤治彦さんも飲みに来ていた。
記憶の上澄みしか無いが、井口昇さんなどもいらした気がする。
これほど酔ったのは久しぶり。

| | トラックバック (0)

災難を呼びやすい女

昨日、疲れたので自分の家へは帰らず、お友達の家へ泊まった。
お友達が出掛けてしまったので、自分も帰る準備をする。
しかし、鍵が無い事が判明。
昨日どこかへ落としたのだろうか?家へ帰れない。
用事をキャンセルし、立ち寄った所全ての電話を調べ、問い合わせる。
自分としては新宿のティップネスが一番怪しいと思った。
汗をかいたので、銭湯代わりに入りシャワーを浴びた。
その時ロッカーへ鍵を置いたのをはっきり覚えている。
しかし、「そのような物はございません」と、言われてしまう。

災難は災難を呼び、本当に大変面倒な事が起きてしまう。
私が不注意だったのだが、予測しない事が起きて往来で電話をしながら泣く。
時が解決するのか分からないが、これ以上面倒な事が起きない事を祈る。

| | トラックバック (0)

客のマナー

宇宙レコード「いやん?見ちゃん?」を客として観る。
知り合いが観たいというので、連れて行く。
普段見慣れていない人を連れて行くのは結構緊張する。
自分が楽しむと言うより、楽しんでくれているかが気になってしまう。
一応「携帯は切って置いてね」などと、確認。「大丈夫」との返答。
しかし、この知り合いは落ち着きの無い人だったので、観劇中も隣でガサゴソしている。
じっとしているのが苦手な人らしく、不意に首を振ったりする。
たまに笑っているので安心していると、携帯のバイブ音。メールの確認などもしている。
あれ?切ったって言っていたのに、退屈して電源を入れてしまったのだろうか?などと、憶測して中々芝居に集中出来ない。
今日の日替わりゲストは佐藤治彦さん。
他のゲストの方は何となくこんな風に面白くやるのだろうと、想像がついた。
でも、佐藤さんは想像が出来なかった。それで、この日観に行く事にした節もある。
そして、舞台は観た事の無いようなカオスに包まれていた。
きっとご本人の思惑とは違う方向へ進んでいたのだが、インパクトは強かった。
今日観た人はきっと、一生覚えているに違いない。

終演すると、知り合いは直ぐ外に煙草を吸いに行ってしまった。
心配しながらも、皆に挨拶。
昔所属していたオッホの黒川さんや人見君、初めて脚本を書いた「ミンシン」に出演してくれた峯崎伊万里ちゃんなども観に来ていた。
顕作君に「お友達はどうだったのかな?」と聞かれ心配になり、挨拶も早々に切り上げる。

お腹が減り過ぎていたので、近所で蕎麦を食べる。
知り合いは「無茶苦茶面白かったよ。来年4月までしかやってないなんて残念」と、興奮していた。
楽しんでいないのではと、気掛かりだったので驚く。
「え、でも携帯切ったって言ってたのに、メール見たりしてかたら、退屈したり苛々してるのかと思った」と、尋ねると「マナーモードって事でしょ?」と、きょとんとした顔。
「観劇中は余程の事が無ければ切るものなの」と言うと、「へ~。でも、皆上手いね。感心したよ。下らない事に徹底してて、凄い」と、上機嫌。
気にして私が集中出来なかったのが馬鹿のようだ。

すっかり疲れてしまい、知り合いと別れた後打ち上げに参加する元気が無くなる。
「知り合いは面白かったって」とだけ、打ち上げ会場に伝えに行く。  

| | トラックバック (0)

山崎くんのこども

タワーにチラシを取りに行き、軽く打ち合わせる。
その後、ウエストエンドスタジオに置きチラシを置かせてもらいに行く。
 
ジムで初めて泳いだ。
何だかしばらくジム通いをさぼっていたので、スタジオに行き辛い気分になる。
プールはまだ行った事がない。夏だし泳ぐのは体に良いらしい。
小心なので初めて行くエリアでは緊張する。
プールの中で水の抵抗を利用して行うレッスンに参加。
思ったより間抜けで無様なレッスンだった。
その後、平泳ぎとクロールを交互に行う。
平泳ぎはかなり長く泳げるのだが、クロールは25メートルがやっと。
息切れはするし、足が疲れて沈んでしまうのだ。
上手い人になるとクロールが一番楽だと言うが本当なのだろうか。

岸君のGUNMA日誌がかなり面白くて良く読んでいた。
するとベタポの山崎君の事を猫痩せしていると、書いてあった。
ずっと忘れていたのだが、猫痩せが気になって、ふと山崎君のかめ日誌を読んだ。
生まれたての猫を4匹?も引き取って面倒を見ているらしく、写真もあった。
目茶苦茶可愛い。最近一匹が具合が悪いらしく心配だ。
でも、4匹もの猫を引き取るなんて山崎君は浮世離れしたお人よしに違いない。
彼の子供として生まれたら幸せそうな気がする。 

| | トラックバック (0)

久々のファミレス観察記

朝から調子が悪い。
用事を済ませて、やらなければならない事に取りかかろうと思ったものの、しばらくぐったりしてしまう。
宮古島に行っていたお友達から「お土産を渡したいからご飯でも食べよう」との誘い。
東中野にある沖縄料理屋へ。
カブに乗ってばかりいて、足の筋力が衰えているので自転車に乗る。
料理は劇的に上手かった。
週に一度しか作らないというソーキは2日かけて作っているらしく、骨がすっかりゼリー状になっていた。
お店の人はソーキをはじめ、クラゲや海ブドウを持ってくる度、コラーゲンやミネラルたっぷりで女性にとても良いと、説明した。
男性に良いものは何だろうと気になった。

深夜にファミレスへ。
隣にビッグエコーのバイト仲間らしい男女が坐る。
お互いの恋愛遍歴や人生について語り合っていた。
男性は25,6歳、女性は22歳。
男は「俺、今迄自分から好きになって付き合ったの1人しかいない。だから、何か今は妥協で付き合ったりしたくないんだよね」
「一番長く付き合った人は1年の人が一人、次が11ヶ月の人が一人。後は短いよ。やってない子もいるし。」などと語る。
女性は今迄付き合った人数は8人らしい。
「母性本能が強いから、駄目な男が好きみたい。嫌で治したいんだけどね。何でもしてあげるのが好きだから付き合うの年下が多いの。でも、たまには甘えたくなったりする」との事。
今はフリーでやはりこの人っていう人が現われるまで焦って恋愛したくないらしい。
「22歳で付き合った人数8人てのはどうなの?普通なの?」
「少ないよ~。皆もっと沢山付き合ってるよ」
「じゃあ、俺この年で8人だけど、超少ないんじゃない?」
「少ないかも~。結構マジメなんですね」
「付き合ってる男に安定とか求めたりする?」
「ないない。いるの?そんな人。一緒にいて安心していい意味で気を使わないで済む人だったら全然いい」
「俺さ、ちょっと前まで付き合ったりしてた人3人とも、スゲー言われたよ。就職とかさ、一回エコーの社員にならないかって言われてたんだけど、深夜になるから会えないって言われてさ~」 

色々考えさせられて、やろうと思う事がはかどらなかった。
22歳で8人と付き合っていて少ないなんて、東京スポーツの街頭淫タビューとかのヤラセの子が言う事だと思っていた。
その後、二人は消え、レスラーの様な男がやたら扇子をはたきながら、大声でがなり、水商売風の女を泣かせていた。

| | トラックバック (0)

ゲスト出演の日

ヴォイストレーニングの教室へ。
呼吸方が上手く行かない。滑舌の練習で苦心する。難しい課題が増えて行く。
マスター出来るのだろうか。

宇宙レコードの「いやん?見ちゃん?」のゲスト出演の為、トップスへ。
結局何も思い浮かばず、とり合えずアコーディオンを持って行く事にした。
軽く場当たりをする事になり、適当に色々やった。
何をしたら良いか分からず、気まずい時間もあった。
でも、みんなは「大丈夫、大丈夫。全然心配してないよ」と、言う。
そうなのだろうか?不安で一杯。
安心する為に小ネタになりそうな小道具などを購入。
ゲネをやる。
段々、どこなら話の邪魔をせずに、やりたい事をやって良い箇所か分かってきた。
長いと思っていたが、少し短く感じ始める。
折角仕込んだ小ネタ様の小道具を使い忘れてしまう。

本番前に楽屋でのんびり話している内に段々本番の事を忘れ、リラックスする。
顕作君が
「大した顔してなくても、可愛い子と付き合ってる男って、それだけで結構凄いヤツって感じするよね。ブスと付き合ってる男って馬鹿じゃないかって思う。」
と、由々しき発言をしたので、
「ブー子ちゃんと付き合ってる男は女からはちゃんと中身を見てるって感じで、ポイント高いけどね。でも、不細工と付き合ってる女の子にはさっさと別れれば良いのにって思う」
と、言い返す。
結局可愛い子はいいね、という話に落ち着いた。
その可愛い子の中に私が含まれていないのは明らかだった。
ちょっと面白くない。お世辞でも可愛い可愛いと言われたいものなのだ。

本番中、楽屋で待機しながら出番を待つ。
ゲネの時より、皆テンション高く面白そうだった。
私が出てから盛り下ったらどうしよう、と不安にもなるが、段々開き直ってきた。
結局本番はよくわからないまま終ったが、結構楽しかった。肩の荷が下りた。

| | トラックバック (0)

夢の中で

明日のゲスト出演の事を考えなければ・・・と、思いながら眠くて起きられない。
後で考えようと、ラーメン屋へ。
練馬にある「じゃんず」という、麺にビール酵母が練り込んである店だ。
結構いけた。
隣に私が食べる前がら食べていて、食べ終った後もおかわりなどで食べ続けていた巨漢の女性がいた。

帰宅後、よし!と明日のネタを考えようとすると、眠くて仕方がなくなる。
寝てしまう。
きっと疲れがたまっているのだ。
寝ている時はとても素晴らしい案が浮かぶ。
安心して目を覚ます。
さて、書き出そうとすると何も覚えていない。ああ・・・。

| | トラックバック (0)

大恥の予感

ストレッチをしていると、母から電話。
13年前に建てた家が欠陥住宅気味で、修繕にばく大な金額がかかると、意気消沈していた。

夜から千川の公民館へ。
宇宙レコードの「いやん?見ちゃん?」のゲスト出演のため、通しを見学。
稽古場には中山君もいた。
気楽にゲストを引き受けたが、ただフリーに7,8分舞台にいるという事が結構大変じゃないかと、ビビってきた。
しかし、中山君は全くビビっていない。
私は初日。他の人の様子を見たりも出来ない。
10日大恥をかくのでは・・・と心配で仕方なくなる。

| | トラックバック (0)

猫とにらめっこ

朝、4時45分起床。
昨日お風呂に入ろうとしたら、誰かが入っていたのでそのまま寝てしまった。
朝方風呂に行く。
途中まで爽やかな気分で頭などを洗っていたが、突然水しか出なくなる。
きっと、元のスイッチなどが切れたのだろう。
湯船のお湯がまだ暖かかったので、それで濯ぎを続行。

部屋へ戻り、ストレッチをしていると、視線を感じた。
振り返ると、縁側から顔を半分出した猫が私を凝視していた。
目を合わせ、ストレッチを続行。
しかし、猫も私を見つめたまま動かない。
緊迫した時間が続く。
根負けしたのは猫のほうだった。
目を合わせてから15分位たった頃、じりじり後退していった。
離れるにつれ動きが素早くなり、最後は塀を乗り越えて走り去った。勝った。

美香さんは真夏なのにかなりの厚着で一日を過ごさなければならず、大変そうだった。
私は室内のみの撮影。それでもかなり暑かった。
順調に出番を終え、皆は外へ移動してしまう。
今日で撮影は終了。東京へ帰る。
皆と名残を惜しみ、迎えの車が来るまで、寝たり起きたりぼーっとして過ごす。
コウタ君が三沢市まで送ってくれる。
駅へ付くと、お土産を頂いた。おいしそうな720mlの日本酒が2本。
酒好きだと誤解を受けたのかもしれない。
折角なので、一滴のこらず飲ませていただこう。

一度帰宅し、一息ついてから、ザムザ阿佐ケ谷へ「GUNMA」を観に行く。
リトルカブに乗る。
体調が優れないので、絶対お酒を飲まない為でもあるが、カブに乗りたくて仕方なかった。
いつの間にか、カブは私の生活に欠かせない物になってきた。

「GUNMA」は、今迄観た事の無い芝居だった。
岸君がこれほど抑えて作った事は無い気がする。
それでも岸君の拘った要素はちりばめられていた。
直美ちゃんの高校生の映像があり、「え、絶対おニャン子入れたよ」という位可愛い。
そして南アルプス天然水のCMに出られるほど、一切の汚れを知らない美少女ぶりだった。
芝居でもとても美しかった。
村杉さんも男前だった。
岸君はとにかく出てくるだけでおかしかった。
衝撃的なラストシーンに爆笑した。よく分からないが凄かった。

その後焼き肉屋で飲む。
ノムコ嬢や中坪由起子嬢も来ていてかなりハイテンション。
私は旅疲れでぼーっとしていたが、たらふく肉を食べ、ウーロン茶に徹する。
直美ちゃんと乙女話に花が咲いた。

| | トラックバック (0)

JUSCOで考え事

朝から雨。私の撮影は明日に伸びる。
今奈良君がJUSCOに書き物に行くと言う。
焦る。一番書き物をしたいと思っていたのは私ではないか。
とり合えずJUSCOでコーヒーを飲む。
今奈良君は時折一人でウケたりして順調に書き進んでいた。
しかし、私は5時間以上考え事ばかり。
たまに気晴らしにゲームをしてみたが、普段やらないので弱過ぎて苛立つばかり。
最後には何となく輪郭が見えたので、一安心。

帰りに様々な所で祭りをやっていた。
老人ホームでは太鼓を叩いている人を車イスの老人が大勢観ていた。
そして幼稚園では児童達のためのような盆踊りがあった。
また、ハワイアンな演奏を親戚一同できいているような特設会場もあった。
合宿所にはまだ誰もいない。
近所の居酒屋へ行き、ダチョウの刺身を食べた。
去年、監督の蓼内君にパーキングエリアでダチョウのくし焼きを食べたとメールを打ったら、興味深々だったがこんな近所にダチョウが食べられる店があるではないか。
去年の串焼きも美味だった。刺身も何の癖も無く馬刺しや牛刺しよりおいしく思えた。

軽く飲んで合宿所へ戻ると、皆帰宅してハヤシライスを食べていた。
若い人達はトランプで盛り上がっていた。
ちょっと「あいのり」みたいなムードがあり、若いっていいなと思ったりした。
しかし自分が若い時に一度も「あいのり」みたいな雰囲気になった事など無かったと気付く。何だか恋はいつも戦闘モードだった。
飲んでいる人もいた。
あまり飲み過ぎないようにして、美香さんと蓼内家へ移動して寝た。
美香さんとお互いの経緯について質問したりして交流を深めた。

| | トラックバック (0)

青森での一日

昨日はリンちゃんの最後の晩。
今奈良君は一升瓶を出し、私はレモン酒、リンちゃんはビール。
メイクのエリサちゃんやなっちゃんらと飲んでしまう。
蓼内邸で寝泊まりしているので、監督の弟さんのコウタ君が「寝る時は声掛けて下さい」と、言ってくれた。
しかし、気がつくと、4時。結局畳の上で雑魚寝。
今奈良君もリンちゃんも撮影が終わっているので問題無いが、私はこれから。
いくら名残おしいからとは言え、やり過ぎてしまった。

私の撮影は夕方になったので、ストレッチをしたり寝たりしていた。
リンちゃんは帰り、今奈良君は釣り。皆は撮影。
一人で留守番をしていると、誰もいないのに、何度か部屋で物音がした。
私は怖がりなのだが、不思議とあまり怖くなかった。
今奈良君から電話で、近所のラーメン屋に入ったらおいしかったから、お腹減っていたら行った方が良いと言われた。
16時過ぎだったので悩んだのだが、結局行くことにした。
店には誰もいなかった。
何度か「すいませーん」と、連呼すると、慌てておばさんが出てきた。
ラーメンを頼むと、「今からお湯沸すから時間かかるけど、いい?」と、言われた。
「構いません」と、答えてしまう。
そろそろかな?と思っていると「ご注文はなんでしたっけ?」と尋ねられ、再び「ラーメンです」と、注文を繰り返した。
待ちわびて出てきたラーメンは、確かに上手かった。
東京のラーメン本に載っていてもここよりおいしくない所は沢山ある。しかも400円。
お得だ、と感動しながら汁を飲んでいると、蓼内監督から「早く進んでいるので、今から迎えに行きます」と、電話が来た。
慌てて合宿所に戻り、ファンデーションだけ塗る。

コウタ君が迎えに来てくれ、車で15分程の民家へ。
ここも古くて立派なお宅だった。
だが撮影中、持ち主のおじいちゃんとおばあちゃんが、いきなりテレビを付けたり、音を立てて食器を洗い始めたりして、何度か撮り直す事になったらしい。

蓼内監督に「出てくる人が皆変な人って感じなので、ゆうかさんは極力普通のちゃんとした人でやってくれませんか?」と、言われた。
リンちゃんも今奈良君も思いっきり飛びキャラだったので、自分も何かおかしな事をしなければいけないプレッシャーがあった事は確かだ。
しかし、何もおかしい事が出来ないとなると、それはそれでプレッシャーなのだった。
子役の翼ちゃんは、今迄会ったどの子役より一番可愛かった。
本職の子役では無いからかもしれない。
撮影中、私が腹を立てて怒鳴る所があるのだが、その声に家で寝ていたおばあちゃんが目を覚まし「何事?」か、と聞きに来て、台なしになったりもした。
だが、概ね撮影は順調。予定より早く終了した。
役者チームは温泉に行く事になった。
磯部美香さん、村上連さんとドライブ気分で温泉へ。
温泉の成分がそういう性質なのか、石鹸を濯いでもずっとつるつるしている。
お肌がすべすべになりそう。
しかし、タイルの床もつるつるするので何度か転びそうになった。
湯上がりの牛乳はここ数年で一番美味く感じた。

合宿所に戻ると今奈良君が釣ったイワナとヤマメの計4匹を焼いて出してくれていた。
夜の20時過ぎまで釣りをしていたらしい。
「そんな長時間凄いね」と、皆が感心していると、「一匹しか釣れなかったら、川に捨てて帰ろうと思ってたから」と、分からない返答をしていた。
天ぷらやすき焼きと、共にそれらも食べた。

| | トラックバック (0)

今奈良君はゲームに夢中

朝、撮影を終えたリンちゃんからの電話で目覚める。
暫く空き時間があるため、近所のJUSCOへ。
リンちゃんと今奈良君と3人で店内を隈無く見物。
JUSCO七戸店は24時間営業。とても優秀だ
。私はサンバイザーを購入。
今奈良君はゲームコーナーへ行き、「すげーすげー!」と、何度も両替してゲームに熱中。
私とリンちゃんは、160円で飲み放題のコーヒーを飲みながら、恋や芝居や嫌いな人や、人生について語り合う。
すると、歯が無い老人が寄ってきて、「好きです、愛して下さい」とカレンダーの裏のような紙に書きなぐった紙を差し出してきた。
私もリンちゃんもあまりの字の汚さに解読に時間がかかっていた。
すると「ビョーク」と、言いニヤっと笑われた。
「ビョーク?」と、首をかしげているとリンちゃんが「ジョークって言ってんじゃない?」と、推理した。
すると老人は中指を立てて、へらへら笑い続ける。
困り果て手を振りながら「さよなら、さよなら」と連呼したが、なかなか立ち去ってくれない。
こんな時に役立ちそうな今奈良君は「スゲースゲー!」と、ゲームに夢中。
やっとの事で老人がいなくなってから、満足そうな顔で戻ってきた。
合宿所に戻ると、米軍基地で買ってきたというピザが夕食として用意されていた。
飢餓状態だった私達は早速がっつくが、アメリカンサイズのピザは巨大で二切れ食べたらお腹が苦しくなった。 

その後、スタッフのなっちゃんとアヤちゃんと撮影の合間に食べるおにぎりを握る。
具が無かったので、味噌や醤油をかけて焼きおにぎりにする。
私のシーンは明日になったので、のんびりしていたが、スタッフさんはロクに寝ていないので、申し訳なくなる。

| | トラックバック (0)

青森へ

冷蔵庫にある、腐りそうな野菜ばかり食べている。米を食べる余地が無い。
茹でたトウモロコシ、キノコとバジル炒め、ゴーヤとキノコのチャンプル、メカブ、胡瓜と鳥肉炒め。炒め物ばかり。
ブロッコリーとカボチャは茹でて冷凍した。
そんな事をしていたら、出発時刻。

いざ青森へ。
リトルカブにばかり乗っていたので、自力で歩くと相当疲弊した。
だが、リトルカブに乗ってもかなり疲れるのだ。
命を懸けたスリルを味わっているからかもしれない。
スリルを味わっても筋力は落ちる。損をした気分だ。
東京駅に着いた時には死にそうだった。

新幹線に乗り込み爆睡。
初め、隣の席は空いていた。誰もいないつもりで足を動かすと、人の気配。
薄目で見てみる。どうやら大宮あたりで男性が乗り込んできたようだ。
終点までトイレにも行かず、車内販売のモノも買わなかった為、この人とは一度もコミュニケーションを取る事は無かった。
大抵、トイレに行く時やモノを買う時に「すいません」などと会釈を交わすものだ。
数時間隣にいて完全にお互いの存在を無視して過ごした。
相手はそんな事を微塵も気にしていないのだろう。
しかし、私は何だか息苦しくな懸命に寝る事に専念した。

八戸で降りて、津軽23号に乗る。
今度は隣の人と会釈した。荷物を網棚に乗せる時、そういうタイミングがあった。
三沢駅には20分もしないで着いた。
迎えの車が遅れるとの事で、コンビニに行く。
普通に手で握った筋子のおにぎりが売っていた。それをベンチでムシャムシャ食べる。
すると、迎えの人らしき女性二人組を発見。
地元のなっちゃんと東京から来たアヤちゃんだった。
二人はまだ知り合って3日目だそうだが、かなり仲が良さそうだった。
きっとそういう現場なのだろう。
真っ暗な山道を抜けるとちょっとした町に出た。そこに合宿所があった。
到着すると、リンちゃんと今奈良君がいた。二人は昨日から来ていたのだ。
だが、すっかり馴染んでいる感じ。
今奈良君は日本対バーレーンのサッカーの試合に夢中で、奇声を発していた。
リンちゃんも盛り上がっていた。
日本に長くいるから、応援する気持ちが湧くようだ。
イギリスにいた頃はフーリガンなどもいたのでサッカーは嫌いだったらしい。

メイクのエリサちゃんとヘアメイクの相談。
ダサい感じにしたほうが良いとの事になった。
考えてみると今迄いけている感じの衣装を着たり、メイクになった事が無い。
何故なのだろう。

清順や今奈良君が何度か共演していた磯部美香さんも来ていた。お会いするのは初めて。
彼女は高木珠里ちゃんとも友達らしい。
何となく気になっていた人だったので知り合いになれて嬉しい。

女子部屋は余りにも混んでいたので、監督の蓼内君の実家へ泊めてもらう。
桧のお風呂のあるとても素敵なお宅だった。
リンちゃんと私で一部屋。高級旅館のようなお部屋に息を飲む。

| | トラックバック (0)

貧乏根性

リトルカブで、恵比寿まで行く。
エンジンの調子が悪く、なかなかかからない。近々専門家に見て貰った方が良いだろう。
地図を見て迷いながら、ようやく辿り着く。
銀行振り込みをすると、キャッシュディスペンサーに黒い日傘の忘れ物。交番に届ける。
一瞬ネコババも考えたが、大して可愛くなかった。
そして、私は去年お気に入りの日傘を無くしていた。
こういう時小まめに届け出をした方が、自分が無くした時も出てくるような気がする。
私がなくした最高に可愛い日傘に比べれば、チンケな傘だったが、もしかするとこの日傘を大事に思っている人もいるかもしれない。
落とし主が現われなかった場合、所有権が得られると言われ、弾みで貰う事にしてしまった。
そのせいで10分以上足止めをくらう。
欲しくもないものに貧乏根性を働かせるのではなかった。

最近はなくなったが、毎年夏はお化け屋敷のアルバイトをしいていた。
その仕事を回してくれていた事務所オフィスダンボへ行く。
用件を済ませ、昔話に花が咲く。
ここの社長の七尾谷さんは私が20歳頃からのお知り合い。
昔は「20世紀急行」という劇団の主宰さんだった。ど素人の私を公演に使ってくれた。
その時、駅前劇場で初めて暗転というものを体験した。
あまりの暗さに恐怖を覚え「こんな暗闇で移動したり出来なければいけないなら、お芝居なんて出来やしない」と、パニックになった。
暗転中に袖にハケた筈なのに、明転したら舞台上にいた。
「怒られる!」とトイレで大泣きした。
だが、出演者は誰も気付かず、後で話したら笑われただけだった。
「あの頃から続けているのは友香ちゃんだけだよ」と、言われた。
「みんなが芝居辞める時期に劇団旗揚げしちゃいましたよ・・・」と、報告。

来た道は相当遠回りだった。
七尾谷さんに道を教わり、ショックを受ける。
帰りには久々にジムへ行き泳ごうと思っていた。
しかし、ジムに着いたら水着を忘れていた事が発覚。意気消沈して帰宅。
明日から自主制作映画の撮影で青森。
去年の夏は岐阜県へ行っていた。一昨年は富山県。
毎年遠出が出来て嬉しい。来年も何かあったら良いのだが。
だが、私の一番苦手な荷造りをしなければならない。
荷造りには4,5時間かかるのだ。
嫌で仕方が無いから、途中でテレビを見たり、寝たりしてしまうのがいけないのだろう。 

| | トラックバック (0)

三つ編みに虫がいる

マチネに「バラリロガンガンベガス」を観に行く。
芝居など観たく無いと言いながら、行ってしまう。
ここは前回も観たが、とにかく目茶苦茶だ。
どこを見せれば効果的、とかそういった事は一切考えてなさそう。
闇雲に勢いがあった。とにかく全員元気まんまんで可愛くて仕方がない。
昨日少々病んだ気持になったのが、吹き飛んだ。
だが、芝居を見終わったらガッツちゃんに
「ゆうかさん、三つ編みの中に虫がいます」
と言われ、酷く怖い思いをした。
そして、今日も4ヶ所蚊に刺された。自分が可哀想になる。
何故これほど虫や蚊に愛されてしまうのだろう。
蚊に刺されるからと言って、綺麗な血が流れているわけでは無いという。
むしろ、汚い血の方が人気があるらしい。

| | トラックバック (0)

« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »