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呪わしい愚かさ

昨晩、ビルディでムーチョにエアーマックを取り付けてもらう。
ムーチョは何故か耳たぶから多量の出血をしていた。
「あれ?耳どうしたの?」とたずねると「引っ掻いた」と、よくある事のような反応。
不思議に思ったが、その後本人が紙ナプキンで拭うと「うわっ!これ凄くない?」と驚いていた。
出血は別に良いらしいが、服につくのを気にしていた。
確かに素敵なピンクとオレンジのストライプの服を着ていた。
以前みすぼらしい格好をしていたらお父さんが買ってくれたPaul Smithのシャツだという。
血は服につくと中々落ちない。念入りに拭う。

去年撮影した「蒲田温泉」のイベントで流した私のイメージ映像をDVDに落としたものを貰う。自分にしては写りが良く、面白い仕上がりだった。
もし子供を持つような事になったら「お母さんが若い(?)頃よ」と、見せる事にしよう。
その後、ムーチョ宅へ行くと、果たしてノートブックは接続は可能になっていた。
だが、我が家ではどうか分からない。運が良いと繋がるらしい。
これで駄目なら、更に1万5千円投資しなければならない。

夕方から稽古。
今日は通しをする予定だったが、来る筈のスタッフさんが来なかった為、今迄手薄な箇所を稽古した。
出来なくて恥をかいたが、早めに恥をかいた方が良いと、自分を慰める。

帰宅後我が家でノートブックが接続可能か挑戦。
初め、どうも今迄と全く変わらない状況だった。
諦めかけたが、一度電源を全部落としてやり直したら、見事に繋がった。
だが、ムーチョに教わった手順を踏まずに繋がってしまったので、不安。
電話で尋ねると、とりあえずそれで大丈夫と言われる。
「素敵な無線ライフを送って下さい」との言葉を胸に寝ようと思ったが、久々に繋がった事が嬉しくて仕方がない。
先週見逃した「あいのり」のあらすじや裏情報をチェックしていたら明るくなってしまった。
自分の愚かさを呪う。

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自分の容量

最後のお休み。

昼間、アルタ前で夏に撮影する自主映画の監督蓼内健太君と待ち合わせ。
蓼内君は去年神岡で撮影した映画の時の助監督さんだった。
一緒に出演する今奈良君と3人で、打ち合わせをする。
撮影場所は青森。
一昨年は富山の小矢部市、去年は富山の神岡、今年は青森の七戸。
ここのところ、毎年夏は撮影で色々な所へ行けて嬉しい。
観光旅行は好きでは無いが、知らない土地で生活するというのはとても楽しい。
今奈良君の奥さん役の外国人女性がまだ決まらないという。
それならうってつけの人がる、とリンちゃんを紹介する。
蓼内君もかなり乗り気になり、ノリで電話。
期間的な問題がなければ、大丈夫そうな感触。
リンちゃんも加わったら、ちょっとしたハイレグ合宿のようだ。

打ち合わせの後、タワーへ。12月の「宝船」旗揚げ公演の打ち合わせ。
やらなければならない事が一杯で頭が故障しそう。
以前は自分が無能だと自覚していたので、手に余る事は極力避けてきた。
だが、最近自分のバージョンアップに燃えている。
多少手に余ってもやらなければならない環境に自分を置きたくなってきた。
あくまでも少しずつだが、自分の容量が増えてきた気がする。

タワーからチラシをもって、スタッフの森下さんとトップスへ折り込みに行く。
カートを引いている時に、のろのろしてどこに歩くか無目的な感じのカップルの足を轢く。
こっちは大荷物で汗だくなのだ。
手ぶらでのんびり歩いているヤツの方が圧倒的に有利なのだから除けろよ、と逆ギレする。
口先だけで誠意の欠片も感じさせない声で取り合えず謝っておいた。
森下さんはアパレル業界の人だからか、「失礼しました」という言葉を頻繁に口にする。
身の周りであまりそういう人がいないので、新鮮だった。
今日は、指サックを使わず、「指先のすべり止め」というものを塗って挑戦してみる。
指サックは指を締めつけるので、次第に血流が悪くなり指先が冷たくなって行く。
すべり止めは異常に手が汚れるがかなり有効だった。
岸君が「GUNMA」のチラシを折り込みに来ていた。

折り込み後疲れ果てて、岸君とロッテリアでお茶をする。奢ってもらった。
岸君も「GUNMA」の準備でかなり疲れ果てていた。
ムーチョから電話が入り、パソコンを接続するためにエアーマックを購入するようにと言われた。
岸君お勧めの梅シェイクを片手に「ビッグピー館」へ。
閉店間際で店員にあきらかに迷惑そうな顔をされる。
9800円もするものを買うのだから、ちっとは愛想を振れよ、と忌々しく思う。
まあ、私が買う事で店員のメリットは全く無いのだから仕方が無いのかもしれない。
だが、お金を出して不愉快そうな顔をされると報われない気持ちになる。

最後のお休みはかなりヘビーだった。
7月1日の折り込み要員は3人。
私が行くにしてもあと2人見つけなければならない。
明日は通し。本番まで2週間。
その間に8千枚程チラシをコピーしにいかなければならない。
それも新しいバージョンを考えなければならない。
本チラシに載せる内容も考えなければならない。
写真撮影の段取りもくまなければならない。
あらすじもざっと考えなければならない。
触れたら溶けてしまいそうな私の脳みそで対処できるのだろうか。
というか、しなければ話にならない。
沢山寝たいのに、テトリスをやってしまったりする。
気を取り直して腹式で深い呼吸をすると、少し気が楽になった。

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ラッキー!

稽古中、台本上の疑問点を尋ねたら、一時間以上話し合いになってしまった。
申し訳無い事をしたと思ったが、「うちの稽古ではよくある事です」と言われ、ほっとした。
小道具や着替えの段取りがかなり大変な芝居だ。
二人しかいないので、きっとてんやわんやになるだろう。

昨日ムーチョにパソコンを預けて、日記をアップして貰った。
ついでにどこが故障しているのか調べてくれた。
どうやら、コードをつなぐ口が壊れているらしい。
修理に出すと5万。
無線でつなぐようにすれば、2万5千円で済むからそうした方がお得だと言われた。
どちらにしても出費は必至。節約せねば。
預けたパソコンを取りに吉祥寺のトーキョースタイルへ行く。
ムーチョは不在。吉田りえちゃんとプリンを食べながらだべる。
すると、先週見逃した「あいのり」をやっていた。
りえちゃんがテレビをつけていなければ、今週も見逃す所だった。
2回見逃すと段々面倒になって、自然と見なくなってしまう。
今日はラッキーだった。
シマウマやインパラが闊歩している所で「恋愛」に専念しているのが、おかしかった。

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成果が声に?!

二人芝居は圧倒的にセリフが多い。
以前チェリーボンバーズという女性4人グループで芝居をした時も、セリフを覚えるのが受験勉強のようだった。
今更その大変さに気付いた。だが、人数が少ない分シンプルで覚えやすい面もある。

帰宅後、お友達と江古田の庄屋へ飲みに行く。
広い席も空いているのに、異常に狭い無理やり作った席に追いやられる。
クジラの刺身、飛び魚の刺身がうまかった。
その後カラオケへ。
いつもはカラオケは気乗りしないのだ。
必ず声を枯らす上に、何か芸を見せなければならない気持ちになるので純粋にいい歌を熱唱という訳に行かないからだ。
今日は二人なので、もくもくと好きな曲や試したい曲を歌う。
平井堅にも挑戦。かなり感情移入して酔いしれて歌った。
本来カラオケの楽しみはこういうことなのだと、実感。最近、のりのりになって手拍子したり飛んだり跳ねたりしながら歌うのが疲れるようになった。
まだわからないが、以前より声が出やすくなった気がする。
ヴォイストレーニングの成果かもしれない。
音域に無理がある所はどうしても咽喉に力が入ってしまったが、いつもより楽だった。
お友達に「前より声が伸びたと思わない?」と同意を求めた。
だが、分からないと言われた。
だが、二人で2時間歌った後も声が嗄れなかった。
「だって、声も嗄れてないでしょ?」と、再び同意を求めたが、よくわからないようだった。腑に落ちない。
お愛想でも「本当だ!全然違う」と言ってもらいたかった。

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運命的な出会い

青年団「暗愚小傳」を観に行く。
この芝居のチラシを初めて見た時、「あんぐらこぞう」だと思い込んでいた。
どんな小僧が出てくるのだろうとわくわくしていたが、小僧が出てくるような話ではなかった。大人の高尚な芝居だった。
「宝船」に出演してくれる永井秀樹さん、シャンプーハットで共演した松田弘子さんが出ていた。
永井さんはやはり私が見込んだ人だけあって、燻し銀のようだった。
松田さんは共演した時の落ち着いた人ではなかった。
かなり壊れていて、物凄い弾を放っていた。
山内健司さんを観るのは2回目なのだが、情けなさ、哀愁、可愛げが混じった素敵な役者さんだと感じ入った。
また、女性陣は可憐だった。
私は今、生まれて初めて等身大の人間の芝居の稽古をしているので、この可憐さを是非身に付けたいものだと思った。

稽古場でパソコンを接続出来る事が判明。
演出の射延さんにノートブックを見てもらう。
ここでも私のノートブックはつなげる事が出来なかった。
どうやら、内部に問題があるらしい。Yahooのせいだと忌々しく思っていたが、違うようだ。

稽古後高円寺へ。
チラシのイラストを描いてもらおうと思っている真田千華子さんと、打ち合わせ。
彼女は岸君と共演している女優さんでもあった。
リンちゃんのホームパーティーで、岸君にどういうチラシにしたいか、という話をしていたら、正にそういう絵を描いている人がいると、ポストカードを見せてくれた。
私は運命論者なので、早速紹介してもらう。
その後電話で話し、どういう絵がいいか希望を伝えていた。
彼女はそれに合わせて下描きをしてきてくれた。
一応今迄描いた絵も見せて貰う。
どの絵もかなり素敵だったが、私が「これ、いいですね」という絵は、頼んだ内容と違う絵ばかり。そこで新たに希望を伝える。
念のため「まだ見て無い絵は無いですか?」と尋ねた。
するとまだ数枚残っていた。そこに最高に気に入った素晴らしい絵を発見。
それも、それまで話した希望とは全く違う絵だった。
結局希望云々より、見て惹かれるかどうかなのだった。

吉祥寺へ行き、デザイナーの吉田りえちゃんに真田さんのイラストを見せた。
するとりえちゃんが「あ、この人私の友達だ」と、いうではないか。
ますます、彼女に頼んだのは必然だったような気分になる。
リンちゃんのホームパーティに行かなければ、こんなにすんなり事は運ばなかった。
飲み会好きが功を奏する事もある。 

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しゃべり場にアツくなる

yahooから替わりの機械が届いた。
これを交換すれば、メールもネットも再開できると一安心。苦手な作業を頑張る。
しかし、以前と全く同じ状態。
これは一体どういうことなのだろう。
知らない場所へ行く時には地図を調べたり、芝居の情報もネットで調べていた。
不便極まりない。

稽古では普通のセリフをしゃべっているだけなのだが、とにかく照れる。
今迄、普通のセリフを言った事が本当に無かったのだと実感。
頑張り所が分からない。
だが、今はまだ何とかなっている。
この後、果たして出来るのか!と不安に思っているシーンがいくつかある。
早くそこをクリアーした方が良いと分かっているものの、戦々恐々としている。

帰宅後何となくテレビをつけていたら、「しゃべり場」をやっていた。
以前見た時寒けで耐えられなくなった。
この番組の恐ろしい所は嫌だ嫌だと思うのに、消せない所だ。
案の定、二人程殺意を抱く位腹立たしいヤツがいた。
こんな奴等、口を縫い付けてやりたい、と思った。
同級生だったら、確実に私を抑圧したり、率先してバカにしたようなヤツが偉そうに世の中を分かった顔をしていた。
「夢を信じなきゃ駄目だよ!」と言ったその子は「アナウンサーになりたい」らしい。
テレビに向かって「ぜってぇ~なれねぇ!」と罵ったりした。
私は夢を信じた事など無いが、信じる人は勝手にすればいいと思う。
だが、信じなきゃ駄目だなどと言う権利など誰にも無い。
何が腹立たしいかというと、自分までしゃべり場に出ている人のように熱くさせられてしまうこどだ。子供のいう事にムキになってしまう自分に凹む。
気の合いそうな好感を持てる子もいるし、不愉快な子だって、10年後は違うかもしれない。
そう自分をなだめるのに必死だった。
だが、「学校は必要か」「10代に携帯は必要か」などと話し合う事こそ、本当に必要なのだろうか。
来週もうっかり見ないように気を付けなければ。

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石器時代の母

完ぺきなお休み。とにかく寝る。

子供の頃を思い出す。
人類の歴史を調べ、昔は石の庖丁を使っていた事を知る。
昔という概念が分からず覚えた知識を披露した。
「お母さんが子供の頃は石の庖丁を使ってたんでしょ?」と言うと
「そんな訳ないじゃない!」と、酷く怒られた。
母から水を遠くまで汲みに行ったという話を聞いた事もあったので、「よく知ってるわね」と褒められると思っていた。
驚いた。母は石器時代の人ではなかった。
あの頃は何十年も前と言ったら、大昔だと思っていた。

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だいぶ前から大人

自転車を漕いだせいか、心なしかお尻に張りが出た気がする。

パソコンが接続できなくなって久しい。
機械音痴なので何か間違った事をしてしまったのかもしれない。
機械に詳しい知人に来てもらう。
色々調べた揚げ句、私の責任では無いらしい。
ADSLにするにあたってyahooからレンタルしている機械に不備が生じたようだ。
電話をかけて、取り換えてもらう事になった。
元々自分でもやれる事をやって駄目だったのだが、人に聞くまで自信がなかった。
こんな事なら、もっと早く取り換えてもらえば良かった。
新しい物が届くまで早くても1週間かかる。不便だ。

稽古へ行く。矢柴さんからほぼ完本した状態の台本を渡される。
矢柴さんはあまり台本を見ないので、申し訳なく思い、私も無理やり本を離してはとっちらかる。
後で、「僕が離してるからって、意地になって離さなくていいんですよ。僕は書いてるからある程度入ってるんです」と言われる。
それは分かっているのだが、相手につられるのは性分らしい。
だが、私は自分で書いた台本でも、人が書いたものと同じ位覚えられない。

演出の射延さんに「矢柴さんと友香さんはちゃんと夫婦に見えますね」と言われた。
以前は男性に免疫も無かったし、只でさえカップルの様な役を演じる機会も少なかった。
だから、たまにそういう機会があってもどうしてもぎこちなくなっていた。
しかし、私も一女性としてそれなりの経験をつんだのかもしれない。
「大人になってきたのかもしれないですね」と、答えると
「大分昔から大人になってる筈ですよ」と、驚かれた。
言われてみると、そうなのだ。
私が6歳の時、母は今の私と同じ年齢だった。そして、母の事を中年だと思っていた。
無意識のうちに自分が子供のように感じているのは何故なのだろう。

夜中に「赤い衝撃」を観る。
最近やっていて昼ドラとそっくりな内容だった。

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自転車で都内巡り

昨日知人に原付自転車を貰った。だが、まだヘルメットが無い。

ヴォイストレーニングの為西永福へ。
早く目が覚めたので、自転車に乗る。
地図を見ながら漕いでいると、以前岸君の芝居で霊感スポットとして取り上げた地点を通ってしまった。嫌な感じがして鳥肌がたった途端、お墓と斎場に挟まれた三差路についてしまう。
息を止めて逃げるように走り去る。次からはこのコースは止めよう。
到着した途端、仲間の生徒さんに「凄く疲れてませんか?」と言われる。

レッスン中、先生に「飲んで朝まで話すといつも声が嗄れていたのに、最近嗄れないんです」と話すと、「呼吸が深くなっているからですよ」と言われた。
気のせいかもしれないと思っていたが、効果が現われているようだ。
「飲み会じゃなくて舞台で効果を発揮して下さい」と、アドバイスされる。

西永福から自転車で中野へ行く。
ジムでヒップホップダンス講座とエアロビクスを受ける。
疲れていたので、沢山間違える。

自転車で中野から下北沢へ向う。
最早足が怠過ぎて足があまり動かせない。精神力のみで頑張る。
スズナリへシャンプーハットの「肉屋の息子」を観に行く。
観劇中に眠くなるかもしれないと心配になるが、大丈夫だった。
いつも通り陰惨な状況の中でもイタ面白い出来事満載で、完成度も高かった。
嫌な気持になるのだが、それが楽しみだったりする。
最近当たりの芝居が多い。

最早自棄気味で、自転車で吉祥寺に行ってみる。いつまで経っても辿り着かない。
お尻が痛いのでコンビニで休む。
再び自転車に乗ると、全く回復していない。仕方無く漕ぎ続ける。
この苦行は一体何の役に立つのだろう。
人に頑張ったと自慢するためだけなのかもしれない。
よく、何の為に生まれてきたのか?という言葉を耳にする。
そんなの考えなくてもいいじゃないか、と思ってきた。
だが、今日の私は自転車を漕ぐために生まれて来たような気がした。

「ニコール・キッドマンの恋愛天国」を観た。
だが、ニコール・キッドマンは脇役だった。ウガンダの少女が主役だった。
ニコール・キッドマンが有名になったから題名までこんな事になったのだろう。
これほど題名とかけ離れた映画は珍しい。

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おかしっ食い

ひどく寝不足。
だが、お酒はそれほど入れていなかったため結構元気。

だが、台風の中稽古に行かなければならない。
早稲田は自転車だと近いのだが、電車にのるとかなり面倒なのだ。
傘を差すと飛ばされ、差さないとずぶ濡れ。
稽古場についた時には、かなりダメージを受けていた。
だが、演出家の射延さんは朝から眩暈がしたり最悪の体調だったという。
それでもきちんと集中して演出していた。
私も稽古に精を出す。しかし、精を出したら、またお腹が減ってしまう。
芝居中に食事のシーンがあった。
食べる真似をしていたら、益々空腹になってしまう。
休憩時間にお菓子を買う。稽古のためだ。
食べながらどの程度話せるか慣れたかいので仕方が無い、と自分に言い訳をしてぽりぽりむさぼる。
うっかりダメ出し中も食べそうになり、慌てて手を引っ込めた。

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下ネタよりも恥ずかしい事

ベターポーヅ「ちぎれるほど愛して」を観に行く。
ベターポーヅを観るのは4回目。
初めて観た時はよく分からなかったのだが、最近は観る度に面白い。
何故面白いのかは分からないのだが、どんどん面白くなっている。
これは私が少しファンになってきているのだろうか。
よくこれほどへんちくりんな世界を作れるものだ。尊敬してしまう。

夕方から稽古。役者が二人のみなので、暇な時間が無い。
圧倒的にセリフ量が多いので、どうしてもうろ覚えになってしまう。
矢柴さんの方がかなり覚えているようで、焦る。
シリアスな芝居に対する照れが、なかなか抜けない。
ある意味処女公演に近い。
初めて、下ネタや引かせギャグをやらされた時より恥ずかしいかもしれない。
私にとってはかなりパンクだ。

上井草のリン・ホブディちゃんの家へ。
ホームパーティーのお誘いがあったのだ。
リンちゃんはお家でも素敵なドレス。
お家で一人でも「私が自分を見ているから」ちゃんとした格好をしているとの事。
ちょっと素敵。私などいつも草むしりする人のようだ。
岸君、マドンナ、今奈良君以外は殆ど初対面の人達。
終電では帰宅する予定だった。
だが、到着後1時間たった時点で終電が無くなってしまった。
しまったと思ったが、わざとだった気がする。

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母と娘

アコーディオンの練習を久しぶりにまともに出来た。
ストレッチも熱心にやった。
掃除も頑張った。
だが、それだけで一日経ってしまった。
シャンプーハットやベターポーヅを観に行こうとしたが、無理だった。

夜から仕事で上京している母が来る。
腹筋の弱っている母に腹式呼吸を教える。
自分でもまだ上手に出来ないので、人に教えるのは難しい。
だが、やらないよりはましだ。
その後、老眼で顔の産毛が上手く剃れない母の顔を剃り、眉毛も整えてあげた。
大分若返った気がする。

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稽古中に食べる人

何を食べても吐く。吐き過ぎて涙がでる。
稽古に行く事が不可能な気がしたが、何とか気力を取り戻す。
二人芝居なので、密度が濃いのだ。

稽古中に異常に咽喉が渇く。
食べ物を戻してまったので、お腹も減る。
ちょっと不安だったが、恐る恐るおにぎりを食べてみた。
体が喜んでいる感じがした。これで峠は越した。
演出家の射延さんに、「友香さん、意外と稽古中に食べる人なんですね」と、言われる。
前回も二日酔いだったので、代謝を良くするためにヨーグルトを食べていた。
矢柴さんにも、「絵に描いたような夏バテですね」と、言われた。
けじめはつけてきりっとしていたのだが、気を付けよう。

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酒と犬

小学校の同級生のタナの紹介で、カメラマンさんのハルキさんと会う。
タナに会うのも久しぶりだった。
ハナエモリビルで待ち合わせ、ポップなお好み焼き屋「さくら亭」へ。
はじめ何を話したら良いか心配だったが、何故か盛り上がって楽しい感じになった。

タナとは中学も一緒だった。
「クラスが別々になってもクラス内に友達を作らずに、ずっと友達でいよう」と約束をしていたが、タナはすぐクラスで友達を作ってしまった。
私は作らなかったので、1年間位一人で弁当を食べていた。
その事を覚えていないだろうと思いつつ、追及すると、タナは覚えていた。
「ずっと悪かったってトラウマになってたの。それからは人を裏切らないようにしようと思った」と言われた。覚えてくれていたのが、嬉しかった。
1軒目で打ち合わせをしなかったので、2軒目に行くことに。
「焼酎は二日酔いにならない」と焼酎を飲む。終電を逃す。
ハルキさんも、不良中年な感じで打ち解けやすい人だった。

タナとハルキさん宅へ泊めてもらう。
家にはゴールデンンリトルリバーのさくらちゃんがいた。
あまり覚えてないが、レイプされるように顔をなめ回され、体に乗られた気がする。
電話が鳴り目を覚ますと、タナはもういなかった。
メールで先に帰る事が告げられていた。
帰ろうと玄関に行くと、私の靴が片方しかない。
寝ていた階の上にもお部屋があるようなので、登ってみた。
そこではハルキさんが寝ていた。そして、その部屋の床に私の靴があった。
恐らくさくらちゃんが、靴で遊んでいたのだろう。
ちゃめっ気のある犬だった。
泥棒のようにこそこそ帰る。

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興奮体質

稽古のため、早稲田へ。
今日は20時半で早上がり。

銀だこを買う。家でビールを飲みながら、食べた。
お酒は軽く一杯が一番だ。
疲労が激しいのに夜更かしして、興奮し過ぎて眠れなかった。

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下北エンゲキ飲みツアー

ヴォイストレーニング。
昼からアコーディオンのレッスンなので、朝から担いで行かなければならない。
西永福につくまでにへとへとになってしまう。

今日もストレッチを行いがてら、呼吸を見てもらう。
ストレッチも真剣にやると大汗をかく。
呼吸は大分出来るようになったと思っていた。
だが、私は取り合えず、深い呼吸をしているらしいが、顔や首、胸の筋肉を使って無理やり押し込んでいる事が判明。
しかも、吐き出すための腹筋が弱いらしい。
今迄、それを全て胸や首の筋肉で補っていたらしい。
その癖が抜ければ声は潰さなくなると言われた。
だが、長年の癖が簡単に抜けるとは思えない。大変な道のりだ。

大久保でアコーディオンのレッスン。
今習っているのは全てアルゼンチンの曲だ。ワルツが2つ。
チャマメというダンス音楽のものが一つ。
チャマメは簡単なメロディーラインの曲が多いので、それほど難しそうには思えなかった。
だが、やってみると複雑極まりないリズムだった。
8分の6拍子の曲を自在に2拍や3拍で刻んだりする。
アレンジしていった部分が端から間違ったリズムになっていて、やりなおし。
そのリズムの刻み方をギターでも習う。
相当充実したレッスンだった。
一度家に戻ろうと思ったが、時間がなくなってしまう。

アコーデオンを背負ったまま、下北のOFF・OFFシアターへ「表現・さわやか」を観に行く。
野村朋子嬢、中坪由起子嬢と約束していた。
他にも中山君、高木珠里ちゃん、松尾さおりさん、など知り合いがいっぱい。
芝居は驚く程面白かった。
いつもの陰があって湿り気たっぷりの猫のホテルとは全く違った。
とにかく能天気でからっといるのだ。
このふざけ具合は、若手の劇団が勢いでやった公演によくみられるものだ。
だが、そういう勢いがある時には技術が伴っていない事が多い。
技術がついてくると、そこまでふざけたりしない。
何か深みのある事を見せたがったりしはじめる。
「表現・さわやか」では、いい年した大人がふざけ過ぎながら、かつ、きちんと伝わるものにしていた。潔いくらい、バカに徹していた。
頭のよさそうなふりをしたがる人達より、余程高潔だと感じ入った。

中坪ユキゾウに誘われ、「明日図鑑」の人達と一緒に飲む。
ユキゾウから、主宰の牧田さんが「セブンイレブンで、友香ちゃんが大声で電話している所を見て驚いたらしいよ」と言われた事があったので、少々恥ずかしかった。だが、お話ししてみると、心に毒を持っている事を隠そうとしない清々しい人のようだった。
さおりさんと飲むのも4度目位であったが、悪魔っこぶりにきゅんとした。
お酒が無くなると「ゆうかちゃん、お酒無くなっちゃったね~。そういう時には……人から盗む」と、人のグラスから私のグラスと自分のグラスにお酒を注いでくれた
。不細工な人がやったら引くのかもしれないが、彼女は相当な美人さん。却って魅力的。
ノムコ嬢も夢中になって面白話を炸裂させて、壁に頭をぶつけていた。
帰宅した後も思い出しては吹き出していた。
この事は辛い時に何度も思い出すだろう。

庄屋で「表現・さわやか」の打ち上げをやっていた。
顔だけ出して帰るつもりで移動する。
重いアコーディオンは山形君が持ってくれた。マジで有り難かった。
池鉄さんから「宝船頑張ってね。俺の感じたプレッシャーをかんじるんだぞ」と、言われる。本当にプレッシャーだ。
そろそろ帰ろうとトイレに行く。
そこで、立ち話をしたり、戻る途中にあちこちに顔を出していたら大入りの時間。
終電を逃す。申し訳無いことに私まで大入りを貰ってしまう。
舞台監督の宇野さんから、公演にあたってのアドバイスをしてもらう。
とても有り難かった。

2次会には行かず、高木珠里ちゃん、いけだしんさんと駅の前で始発を待つ。
やっと始発に乗るも、寝てしまう。始発から終点までを行ったり来たり。
何度も駅員に起こされる。
アコーディオンは普段の倍以上重かった。

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病み上がり

シャンプーハットへ折り込みに行く。
昨日から風邪で寝込んでいたので、起きるのがきつく、もたもたしていた。
タワーにチラシを取りに行っていたら、遅刻しそうになる。
心配した制作さんから電話。
スズナリにチラシを持ってきてもらえた。
結局一番乗り。折り込みの先頭になってしまう。
もたもたしていたら、後ろの人を待たせてしまう。プレッシャー。無の境地で臨む。

夕方から、早稲田の学生会館で、稽古。
3人ぼっちの稽古であった。
二人芝居なので、喋り通しだ。
本読みだけだったが、意外と疲れた。

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興奮しやすい性質

風邪が悪化。一日寝込む。
興奮しやすい性質なので、大人しくするのがとても辛かった。
咽喉の腫れは少し収まってきたような気がする。
明日は稽古初日だ。
なんとか元気になりたい。

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Jの人気の嵐

観劇ハシゴ。
マチネにメタリック農家の「男」。
ここの劇団には、チラシの推薦文を書いていた。
隣に坐った阿佐ケ谷スパイダース制作の伊藤達也さんが、「友香さんの推薦文に引かれて、来てみました」と、言ってくれて、嬉しかった。
恐らくお世辞なのだが、こういう言葉にめっぽう弱いのだ。

子供の頃父親が、「何秒で新聞取ってこれるか、計ってやる」と言われ、取りに行く度に「10秒だ。早かったねぇ」と、褒められた。
本当は計ってなどいなかっただろう。
ただ、自分で取りに行くのが面倒なので私にそう言っていたのだ。
おだてに弱く、扱いやすい人間なのだ。
元々達也君は、良い人で好意を持っていたが、大好きになる。

芝居の方は、前回に引き続きしっかりした話で感心する。
チラシに「いつか出して欲しい」と書いたのだが、それは決して推薦のためのざれ言ではないのだ。本当にそのうち出して貰いたい、との気持ちが強固になった。
前回、メタリック農家の公演を見る前に、マチネで観ていた劇団があった。
そこで面白いと印象に残った人が、出ていた。
新たなコミューンが出来ているのだと思った。

観に来ていた中坪由起子嬢、野村朋子嬢、清順、ムーチョと、佐世保バーガーでだべる。

その後、ノムコ嬢、ユキゾウ、私で、グローブ座へ「真夏の夜の夢」を観に行く。
劇場の周辺にはジャニーズファンが一杯。
峯村りえっこちゃん目当ての私は温度差に戸惑う。
カメラなどが無いか荷物のチェックをされた後、「ファンの人とかいるから仕方ないけど、誰が撮るかって思うよ。屈辱的だ」と毒づく。
佐世保バーガーでトイレに行きそびれた私はグローブ座のトイレの大行列を見てげんなりする。やっとの思いでトイレから戻ると、芝居が始まった。
面白かったが、毎日観に来ているリピーターが大騒ぎして手を叩いたりするので、うるさくてセリフが聞き取れない。
このままでは内容が把握出来ないのでは?と苛立つ。
しかし、アドリブ部分では無くシェイクスピアの古典的なセリフになると大人しくなるので一安心した。
りえっ子ちゃんは恐ろしく可愛らしかった。

風邪をひいていたので、そのまま帰ろうかと思ったが、あまりに空腹だった。
ご飯を食べがてら、ちらっと飲む事に。
同じ回を見ていた、村岡希美さん、新谷真弓さん、ダックスープの中山さんも合流した。
すると、小一時間したら、さっきまで出演していた役者陣が店に現れた。
どうやら、打ち上げ場所だったのだ。
気恥ずかしかったので、「出待ちしてました~!」と、へらへらする。
池谷のぶえさん、小林顕作君らが、MAの町田という青年を連れてこっちのテーブルにやって来た。
年齢を聞いたり、楽しくしていたのだが、ノムコ嬢に荷物チェックをされた時
「誰が撮るか!」と、切れていた話を暴露されてしまう。
言い訳にもごもごする。
「真夏の夜の夢」チームに合流しなよと、誘ってもらう。
とても、ありがたかったが、打ち上げに部外者がいるといらぬ気を遣うはずだ。
遠慮してそこそこで帰る。

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たのしいわるくち

世の中には決して悪く言ってはいけない人がいる。
田原俊彦や、石田純一の悪口はいくらでも言っていい。
だが、悪口大好きな人間としては安全が保障されている悪口なんて面白くも無い。
だが、吉永小百合や、夏目雅子、山口百恵の悪口を言ったら、その人間は明らかにひがみ根性の強い根性の悪い人だと思われる。
この3人は適当に褒めておくのが無難なのだ。
私は特にこの3人は嫌いではない。だが、特別好きでも無い。
強いて言えば、褒めておけば無難だという所が気に入らない。
私は嫌いでは無いが、本当にこの3人を嫌っていて、リスクを犯して悪口を言っている人がいたら、私はその人を好きになると思う。

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喋りたおす一日

演劇ぶっくの取材があった。
ちゃんとしたテーマで話さなければならなかったが、何の脈絡も無く自分にしか分からないような話をまくし立ててしまった。
大丈夫だったのだろうか、と心配。
だが、私は非常に楽しかった。

その後ジムへ。軽く汗を流したりヨガをする。

18時に新宿のロッテリアで、「動物電気」のメンバーであり、東京デスロックの主宰である多田淳之介君と待ち合わせ。
デートみたいと浮かれたが、打ち合わせなのだ。
多田君にお願いしたい事があり、会う事になった。
だが、必要な話は10分で済んだ。
その後、私は50分ほど噂話、世間話、悩みなどを話し続けた。
彼はニコニコ聞いてくれた。すっかりデート気分。

一日中しゃべり過ぎてくたくた。声も擦れる。
落ち着いた人間になりたい。

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常識人

稽古に行く途中、焦って電車を乗り間違える。
慌てて引き返し。汗だくで稽古場へ行く。
すると、矢柴さんの後輩の方達が、「今日キャブドライバーさんはお休みなので、僕たちが借りてます」と、言うではないか。
確認してみると、お休みだった。

稽古後に「ほーむめーかー」関係の人と河原君が飲んでいるので行く事になっていた。
結局思いの外、早く参加する。
女優のNさん、キャスティングのAさん、プロデューサーのWさん、河原君というメンツ。
撮影中、キャスティングのAさんに自分はかなり常識人だと力説していた。
だが、河原君に酔っぱらった上での過去の行状を暴露される。
酔っぱらう事と常識人である事にはなんら矛盾は無い筈だ。
だが、猫を被っていたと思われたかもしれない。
その日は慎重に酒を飲んだ。
女優のNさんは、役とは違って男気のある素敵な女性だった。すっかり好きになる。

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落ちこぼれ

ヴォイストレーニングに行く。
今日は落ちこぼれ気分。先週より、呼吸が浅くなってしまった気がする。
湿気のせいだろうか。
もしくは1時間しか寝ていないせいかもしれない。

運動不足なのでジムに行く。
ヒップホップダンスクラスでも落ちこぼれ。
やさしいジョギングクラスなどいつもならちょろいはずなのに、何度も間違う。
このクラスのインストラクターは間違うと「もしもし~」と、言う。嫌な感じだ。
尋常ではない汗をかく。
体が火の玉のように熱くなった。
最近ジムに行く気力が湧かない。
たまに来たときくらい頑張ろうと思ったが、1時間しか寝ていないんだからと自分に言い訳し、怠ける。

コップが割れた。
先日、お気に入りのどんぶりを割ってしまったばかりだ。 

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小手君似の店員

一日中不機嫌。

雑炊とオクラ、バナナジュースしか飲んでいないのに、オーバーウェイト気味。
精神も体も代謝が落ちているのだろう。
子供に戻りたいと思うのはこんな時だ。
子供の時は体や頭が重いなどという事は無かった。
関節が不気味に鳴ったりもしなかった。
一生の大半をガタの来た体で生きるというのはしんどい事だ。
成長が終ると、後はメンテナンスでいかに生き延びるかなのだ。

江古田のカフェで書き物をして、「あいのり」を観るために帰宅。
皆したり顔で「やらせだから」というが本当にどちらでもいい。
恋愛大好き人間だが、自分が年がら年中恋に落ちるのは面倒臭い。
人がああでも無いこうでもないと、浮いたり沈んだりしているのを見る位が楽しい。

気分転換できた所で、近所のガストにでも行って書き物の続きをしようと思っていると、知り合いから電話。ヘビーに長話をしてしまう。
夜中の2時半だ。眠くなる。
しかし、ここでへこたれてはとガストへ。
インナーチャイルドの小手伸也君にそっくりな店員が丁重にもてなしてくれた。
眠気が覚める。 

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記憶のない帰宅

朝がた家に遊びに来た人によると、私は玄関で突っ伏していたらしい。
顔をはたいてもびくともしないので死んでいるかと思ったそうだ。
それでも褒めたりお世辞を言うとかすかにニヤっとするので、生きていると分かったという。

昨晩は大して飲んでいないのにえらい二日酔いだ。
ビールの中ジョッキ3杯、ジントニック2杯、ジンリッキー2杯、乾杯で一気させられたテキーラだけだ。
すっかり弱くなってしまった。
ノムコ嬢から電話で「私さっさと寝てしまってごめんね~」という電話。
どうやって帰ってきたのか定かでは無い。
自転車で迷って途方に暮れた記憶がある。
また、左膝、左肘、手首にアザがあり、腫れているので転びもしたようだ。
生きてて良かった。もし、死んでも気付かなかっただろう。

窪塚洋介の自殺未遂に驚く。
私が気持ち悪いと寝込んでいる間にそんな事が起きていたとは。

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インド人のナンパ

野村朋子嬢から彼女の近所のバーのオープン2周年記念に来ないか、とのお誘い。
3000円で飲み放題、食べ放題なのだ。
自転車で新中野にかけつける。
お店に着くとあまりの盛況ぶりに驚く。
ノムコ嬢は私が来る前にアサヒビールの営業マンと話していた。
結局3人組のように飲む。
なかなかの好青年だったが、宝船の公演の打ち合わせが出来ないので、早く帰ってくれないかと願っていた。
飼い犬の写メールなどを見せると、向こうも飽きてきたらしく帰って行った。
早速ノムコ嬢と二人と思いきや、またもや新たな男が乱入。
彼はリッキーというインド人だった。
知っている23歳の女の子がホストに貢いで借金を背負っている、あなた達は男性に言いたい事が言えないタイプに見えるから、決してホストクラブには行かないように、と言われる。
彼こそ、言いたい事が言えなさそうだから割り込んできたようにも思えた。
日本の女性が好きだと言うので、インド人女性の方が余程美人じゃなかと主張する。
だが、インド女性は気が強過ぎて駄目なのだそうだ。
父親に一旗あげるまでインドに帰ってくるなと言われているらしい。
一旗揚げたら、結婚して父親の持ち物のオーストラリアの家で暮らすので、女性を探しているのだそうだ。
今は21歳のセックスフレンドはいるが、彼女の事は好きじゃないと言い、おっぱい丸出しの女性の写メールを見せられた。
犬の写メールの方が余程ましであった。
彼はどうやらノムコ嬢が好みらしい。
「あなたは素晴らしい」と連呼していた。
彼女は「私達はそんなに若くない」と、やんわり断っているのに「年齢は関係無いよ」と励まされる。
私も「私は34歳だが、彼女は27歳」と嘘をつく。
しかし、リッキーはこの店の問題人物らしい。
店の人が何度も「大丈夫?」と聞きにきていた。
次第にうざくなり、近所のノムコ嬢の部屋へ入れてもらう。そこからあまり記憶が無い。

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はやし放題

昨日に引き続きキャロットタワーへ。新たに1000枚紙を購入して行く。
コピー機を開けると、私の前に使った団体の版下が入っていた。
見てみると「加藤直美出演」と書いている。
よく知っている劇団のものだった。
私が今日コピーしようとしたのも「加藤直美嬢出演決定」というものだった。
直美嬢大人気。今日、ここだけで1700枚の加藤直美という文字が生み出されたのだ。
ベターポーヅの折り込みの締め切りは6月8日だ。皆考える事は同じらしい。
今日はコピー機は順調だった。

昨日の1500枚と合わせて2500枚のチラシをタワーへ運ぶ。
リュックにノートブックも入っている。かなりの重労働で背が縮みそうだ。
最近重いものを持つ事が多いので背が縮まないようにカルシウムとコンドロイチンを飲むようにしている。
タワーは2階にある。
階段を登ろうとするも、重さの余り登れない。
のたうち回っていると、不審な物音に気付いた制作さんが手伝ってくれた。
荷物を全て降ろすと天国のようだった。
美容院帰りの清順が来ていた。セシルカットみたいで可愛かった。
7年程はやし放題の私も髪を切りたくなる。
だが、以前ショートだった時より確実に老けている事が判明しそうな気もする。
ショートは若い時はより若くなるが、ある程度の年齢になるとおばさんぽくなる。悩む。

下北沢まで歩き、以前辿りつけなかった「やじるし」というラーメン屋へ行く。
かなり美味かったが、店員さんが「客とのコミュニュケーションは最小限に留めたい」と、決意しているかのように無愛想だった。
客と接したりすると、段取りが狂うという信念でもあるのだろう。
食券を置いても見向きもしない。完無視なのだ。
だが、それほど不愉快ではなかった。うまかったからだろう。

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レースクイーンに見える可能性

野村朋子嬢と、三軒茶屋で待ち合わせ。
ノムコ嬢は中野から自転車で来た。
私もそのぐらいの距離を自転車で行けるようになりたい。
ピカソでコピー用紙3500枚購入し、キャロットタワーへコピーしに行く。

コピーを開始してからトラブル続出。紙詰まり、インク切れ。
係の人の所へインクの補充を頼みに行くと、子供を二人連れたお母さんが、係の人に何やら熱心に質問している。
待つ事10分。コピー機を借りているのは1時間。
残り時間が悪戯に消費されていく。
インクを補充してもらうと、またもやトラブル。
コピーされた紙が出てくる台は用紙のサイズに合わせて自動的に調整されるのだが、いつの間にやら動いてしまった。
A4サイズだったのに、A3程の程の大きさになってしまう。
勢いよく排出されていくコピー用紙が飛び出したり、曲がってしまったり大変な事に。
二人で変な方向にとんだ紙を抜き取ったりしながらコピーするも制限時間一杯になる。
次の予約の人が来てしまう。
1500枚程余ってしまう。
仕方がないので明日もまた来る事にして紙を預かってもらう。
私はタワーに1500枚程のコピー済みの仮チラシを持って行き、ノムコ嬢にはトップスに1000枚折り込みに行ってもらう。
「あたいの健脚なら新宿まですぐだよ」と走り去って行った。
何だかヒーローのように格好良かった。

タワーにチラシを届け伊藤主枝子嬢とだべる。
その後築地にオーディションへ行く。
会場へ行って「13階でオーディションやってるはずなのですが」と言うが、受付の人に「そんなのやっていない」と言われる。
困り果てて、詳細を示したファックスを見せる。
不審がられながら入館証を貰い13階へ。
そこではオーディションが二つも行われていた。
どちらか分からず片方の受付に行くと、明らかにレースクイーンのような人ばかり。
瞬時に間違いだったと気付く。
受付の人も私を見てすぐ違うと分かったらしく、「あちらですよ」と教えたくれた。
自分がレースクイーンのように見える筈が無いと分かっているものの、不愉快。

教えられた会場へ行くと、知った顔が沢山あった。ほっとする。
やらされた内容は明らかに不向きな事だった。
もっとこうやって下さいと指示されるも、うまく出来ない。
「じゃあもう結構です」と言われ、落ちた事を確信。
はえぎわのノゾエ君と、小林健一君、高木珠里ちゃんと一緒に帰る。
珠里ちゃんが子供時代意味もなく片腕の人のふりをして歩いた話などを聞いているうちに新宿。珠里ちゃんが猫のホテルの市川しんぺーさんに受け渡すものがあると言うので、私もついて行く。
顔だけ見たらすぐ帰ろうと思っていたのだが、3人でルミネのレストラン街へ行き「石焼きナシゴレン」を食べた。
最近ナシゴレンにはまっていて見様見まねでよく作る。
ここではどんなナシゴレンが出てくるのかと思いきや、普通においしい焼き飯だった。
そこでは幼少時に変態にあった事などを話して盛り上がる。
帰宅したら23時。もろきゅうと、香草をつまみにビールを飲む。

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再利用

朝テレビを見ていると、焼酎を作るために残った滓や、豆乳を作るために余ったおからなどを再利用する特集をやっていた。
感心しながら見ていたが、焼酎の滓からもろみ酢が作られていると聞き、がく然とする。

吉田りえちゃんの別荘からの帰り、中山君の車のカーナビでテレビをみていると「あるある大辞典」をやっていた。
お酢が健康に良いという。体温が暖まり、利尿作用もあるらしい。
冷え性で腎機能に自信のない私にぴったり、と早速購入して一瓶飲んでいた。
結構お高かった筈だ。
もろみ酢が作られたのは、近々食品を作る際に生じた滓を海に捨てられる事が禁止されるためらしい。再利用出来ないかと試行錯誤して健康にも良いお酢を作り出したらしい。
体に良いには変わり無いかもしれないが、残りカスを有り難がって飲んでいたとは、少々不愉快。開発にお金がかかったのかもしれないが、カスだったらもっと安くして欲しい物だ。
これからはもろみ酢では無く林檎酢でも飲もう。
これも何かのカスだったら、もう飲まない。

ウエストエンドスタジオへちらしの折り込みに行く。
今日は「宝船」のスタッフ重田さんの折り込みデビュー。
800枚だが、慣れない人が1人で行うのは緊張するだろう。
私も付き添う。
後に用事があったので途中から1人でお願いする筈だったが、調子が上がって来て最後まで一緒にやってしまう。
その後打ち合わせをした後ジムへ行くつもりだったが、断念。
最近断念ばかりしている。

中野で22時半までもんもんとしながら、書き物。
最近購入したバッテリーが役に立った。嬉しい。

訂正しようと思いつつ忘れていたが、5月9日頃の日記にスパーリングの事をスパークリングと書いてしまっていた。エライ違いだ。
時折モスバーガーをモスガーバーかと分からなくなる事がある。
まあ、ガーバーなんて物は無いのだが、この世の中から紛らわしい言葉が無くなれば良いのにと、しみじみ思う。

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主流派から外れて

お仕事で、半蔵門へ行く。慣れない仕事に緊張し、冷や汗をかく。

その後、明日明後日のチラシの折り込みをどうやりくりするか
テンパりながら、路上で電話。
今日の夜はなんとか時間を取れそうだと判明した。
先月から約束していた、学生時代の仲良しのK佳と、会う約束をする。
半蔵門から、地下鉄で渋谷へ。
青山一丁目についた時、日傘を忘れた事に気付く。
路上で電話していた時にどこかに置いたに違いない。駄目元で引き返す。
無かったら、無駄足。
だが、日傘は私の迎えを待っていてくれた。
去年お気に入りの日傘を無くし、酷く悲しんだ。
あんな思いはしたくなかった。

K佳とハチ公前で落ち合い、焼き鳥屋へ。
飲みは、私が井上和香へ対する微妙な気持ちを吐露する事から始まった。
K佳は普通に会社勤めをしているが、違和感なく話せる貴重な人だ。
学生時代の友人はパソコンや語学、二世帯住宅、旦那や子供の話しかしない人が増え、会話に付いて行けない事が多い。
きっとそれが、当たり前の世界なのかもしれない。
自分が、主流派から外れてしまった事を思い知らされる。
とってつけた様に、「好きな事やってて羨しい」などと、言われる。
本当はうさん臭く思っているが、気を遣って言える事がそうなるのだろう。
彼女とはそういう壁が無い。
普通に性欲や人間のエネルギー、男性の攻略方法などについて語り合う。

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