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ちょっとくらい傷ついて

お仕事で緑山スタジオへ。
食事時、池津祥子さんが河原君に車の運転について語っていた。
帰りにみのすけさんと共に、池津さん運転の車に乗せてもらう。
去年の10月に車を買った彼女は、運転の実力を見て欲しい気持ちもあったようだ。
だが、私もみのすけさんも車に乗らない。
見る目は全く無かった。見る目があったら、怖かったのかもしれない。
一度、大通りに出ようとして失敗。
急ブレーキを踏み、その勢いで誤ってクラクションを鳴らしてしまうというハプニングがあった。それ以外概ね危機感は感じなかった。
みのすけさんも私も分からないまま「上手だよ。」と4回位言った。
溝ノ口で降ろしてもらう。
道を降りて歩いているおばさんに駅の場所を尋ねた。
おばさんはあちこちを指さしながら「そこ、そこ」と連呼。
歩道橋を上って渡ったら右、と言った説明を全て「そこ」で説明。あれほど情感の篭った「そこ」という言葉は聞いた事が無い。
おばさんが立ち去った後、みのすけさんと「そこ、そこ」という物真似をしてみたが、かなり難易度が高かった。

夜、仲良しの子とご飯を食べた。
疲れて苛々していたので「口を開けて食べるのやめなよ!」と、注意してしまう。
人にそんな事を言うのは偉そうで嫌だった。
私も立て膝立ててご飯を食べるのが好きだ。注意されてもおかしくない所は沢山ある。
だから人も好きにすればいいと思っていた。
だが、以前から気になっていて「あはは~!口開けて食べてる」などと、暗にやめて欲しい信号を何度も送っていた。だが、その程度の言い方では全く伝わらなかったようだ。
口をクチャクチャ鳴らす音だけは昔から耐えられなかった。
しかも咀嚼された食べ物が見える。
こちらの食欲も減退。ずっと嫌で悩んでいた。
苛々がピークの時、思わず言ってしまったのだ。
注意された人は相当驚いていた。
今迄誰にも言われなかったのだろうか。
傷つくのではと心配していたが、「何で?」と聞かれ困る。
「噛んだ食べ物が見えるから」と答えると、「ふうん」と納得していた。
傷ついてはいないようだった。
だが、後でちょっとくらい傷ついてくれと思った。

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