キャブドライバー初稽古
デパートでデーブ・スペクターと話していた。
どうやら、彼は加山雄三の息子になっていた。
始めは信じなかったが、私の携帯番号を聞くので教えると、留守電に加山雄三そっくりの歌声を入れてくれた。何のつもりか分からないが、口説かれてもいいかもと思った。
ボランティアスタッフに応募してくれた22歳の女のコと会う。
キャブドライバーの稽古が早稲田であった。彼女も早稲田に住んでいた。
だから稽古前に色々お話をしてみる事にした。
京都から引っ越してきたばかりで、私の芝居を見た事も無い。
チラシでぴんと来て応募してくれたらしい。
会っても分かるか心配だったが、待ち合わせ場所についた途端、人待ち顏のコを発見。
話しかけてみるとやはり彼女であった。
イラストの勉強の為に東京へ来たが、お芝居にも興味があるようだ。
小道具関係や舞台美術の話をしてみると目を輝かせていた。2時間程おしゃべりする。
早稲田の学生会館でキャブドライバーの初稽古。
台本の第一稿が上がったので本読みをする事になっていた。
シリアスな感じの二人芝居。照れ臭かったが、意外と感情移入してしまいそうになり驚く。
今迄ギャグに見える事以外に感情移入する機会がなかった。
きっとした方が良いに違いないのだが、慣れない事に混乱した。
本番は無茶苦茶恥ずかしい気がする。耐えられるのだろうか。
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