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新・近松心中物語

「新・近松心中物語」観劇。着物着用。
普段着物人口の多そうな所では着こなしが下手なことがばれるのを恐れ、着ないのだ。
しかし、今日は勇気を振り絞って祖母の大島紬を着る。
いつもより身のこなしに気を遣ったり、女性らしい心持ち。
毎日着ていたら、こうもいかないのだろう。

日生劇場で伊藤主枝子嬢、中坪由起子嬢、政岡泰志君と会う。
泰志君に会うのは久しぶりだが、少々ぽっちゃりしたようだ。
休憩時間にコーヒーを飲んでいただけなのだが、終演後に更にぽっちゃりしていた気がする。本人に告げると、そんな訳ないよと否定。

芝居は大変面白かった。
商業芝居は見慣れないが、圧巻だった。
小劇場規模でやったら、半分くらいの短い話になってしまうだろう。というか、不可能?
しかし、相当なまめかしいシーンなどもあり、その直後に子役が登場。
子役はあのシーンをどう思っているのか?など余計な心配をしたりした。
これでもかという程降りしきる雪。一体どの位用意しているのか見当もつかない。
一度でいいから、あのような雪の中で王道の芝居をやってみたい物だ。
口や目に入るのも構わず転げ回ったりしたい。
全くそっち方向の需要が無い我が身が切ない。
しかし、シンプルでスタンダードな話は素敵だ。由起子嬢も私もまんまと泣く。

終演後、楽屋へ。
ミオコと森戸君、拙者ムニエルの山岸君、以前遊機械のプロデュース公演で共演した瀧山雪絵ちゃん等に挨拶。遠くで見ると自然だったが、皆物凄いメークだった。
一般の化粧がスッピンに見えた。

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