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ガンツさんの謎の声

稽古で恥ばかりかいているので、心が弱くなっていた。
しかし、昨日村上航さんに「緊張なんかしなくていいのに」と言ってもらい、少し気が楽になる。
だからといって、緊張しなくなる訳ではないが、恥をかくのにも慣れてきた。

今迄ボケと突っ込みという手法や、台本から大きく逸脱するという事をやって来ていなかった。今回は必要なようなので、毎回試みようと思いつつ心が折れていた。
自分の羞恥心を感じる所をうまくだまして、それっぽい事を言ってみることにした。
恐る恐る突っ込みをしたのだ。
しかし、全く間も悪く場にも合っていなかった。
観ていた誰よりも自分が一番ひいていたが、気にしないふりをする。
ガンツさんだけが、ちょっとだけ声を漏らした。
何の声か分からなかったが、静まり返っているよりは救われた。
この先、人の猿真似にもならない突っ込みはやらないと固く決意した。

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