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ギャフンとする

浅草公会堂へ。新春浅草歌舞伎を観に行く。
市川亀治郎、市川男女蔵、中村勘太郎、中村七之助、中村獅童が出演。
しかし、歌舞伎に関しては全く分からない。
今まで、高校、大学で一度ずつしか観た事が無い。
役者さんに関しても全く分からない。中村獅童、中村七之助しか分からない。
市川男女蔵という人は一体なんと読むのか悩む。
オメゾウ、オモゾウ、ナメゾウ・・・どう読んでもおかしい。
中性的な人かと思ったら、かなりおじさんぽい人だった。
内容はあまり把握出来なかったが、結構楽しめた。
中村七之助の女形の美しさはただ事では無かった。
予備知識がないため、役者の華だけが飛び込んでくる。
中村勘太郎、中村獅童にもはっとする瞬間が何度もあった。
市川亀次郎は顔が短いのに変な色気があった。
読み方がわからない男女蔵という人だけに何も感じなかった。
でも、逆にその事で印象に残ってしまった。
もっと早くしゃべれば3分の1の時間で終るだろうにと思ったが、この悠長さがいいのだろう。

浅草の街をぶらつく。道で競馬場にいそうなおじさんが携帯電話で話していた。
「べつに臭いマンコなんか見たかないだろう。すぐ行ってやってくれよ」
日常的な会話に破廉恥な言葉が紛れ込んでいるとぎょっとしてしまう。
しかし、何か引っ掛かった。
「臭いマンコ」は見るでは無く、嗅ぐ、ではないだろうか。
「汚いマンコ」なら見る、でもいいような気がする。
しかし、まちがってはいないのかもしれない。どうなのだろう、としばし悩む。
そしてそんなどうでも良い事に引っ掛かってしまった事にギャフンとした。

290円のラーメンを食べた。期待していなかったが、結構繁盛した店でおいしかった。

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