嘘
稽古再開。スノボで楽しんだ気分のまま、稽古へ。
昂揚感がある方が、調子があがるかもしれないと思ったのだ。
やる気を出して、稽古に臨むも初っぱなから赤っ恥をかき、打ちひしがれる。
打ちひしがれて見えると、駄目な事がばれるので、歯牙にもかけていない顔を死守した。
恥ずかしさのあまり、悶絶。
しかし、恥はいくらかいてもかきすぎる事はない。そう自分に言い聞かせた。
右も左も分からないが、死ぬ事はないのだ。
早めに上がったので、飲みに行く。
飲みモードではなかったが、参加する事でリラックス出来るようになるかもしれない。
中華料理屋へ入る。ろくに会話もしないうちにゲームをする事になった。
皆で籤を引き、その中にスパイが二人いる。
スパイ同士はお互いを確認できる。
その後、全員が、スパイじゃないと言い張り、誰が怪しいかを推理する。
怪しいと目星をつけた人に籤を開けさせる。
その二人が白だったら、スパイの勝ち。黒だったら、スパイの負け。
初めは見学していた。
あらかじめ誰がスパイか知っていたため、人が嘘をつく時どのような態度をとるのかが、よく分かった。世間に言われている通り、冗舌になったり、どもったりするのを目の当たりにするのは愉快だった。
見ている時は「馬鹿だな、あんな態度ばればれじゃないか」、「自分はきっともっと嘘が上手につけるはず」と、せせら笑っていた。
しかし、実際にゲームに参加したら、本当にスパイになってしまった。
ボロを出さないようにしようと思うあまりに、中途半端な相づちしか打てない。
自分の相方のスパイが疑われたら、やんわり庇わなければならない。
庇いすぎても、疑われる。とても不自由なのだ。
村上君には開口一番に「ゆうかさんが怪しい」と言われた。
「違うよ、絶対」などと言えず、「え~、違うんだけどなぁ」などとぼそっと言う始末。
しかし、いけだしんさんが、「ゆうかさんは200%違う」と断言。
却って、村上君が怪しまれた。
私の相方はたいし君。見事、勝つ事は出来たが、冷や冷やモノだった。
心臓に悪いので、次回は推理する側になりたいと思っていたのに、またもやスパイ。
今度はノゾエ君に開口一番で「怪しい」と言われてしまう。
今度の相方は加藤啓君。彼も皆に怪しまれていた。
私はノゾエ君こそ怪しいと主張。しかし、結果的にばれてしまった。
嘘をつく才能はないようで、がっかりする。
何も悪い事はしていないのに、後ろめたい気持ちになる。
今迄、ついてもばれなかった嘘の事を考える。
思い起こすと、本気で疑われた時はすぐばれていた。
ばれていないのは、相手がどうでもいいと思っている時だったのだ。
昂揚感がある方が、調子があがるかもしれないと思ったのだ。
やる気を出して、稽古に臨むも初っぱなから赤っ恥をかき、打ちひしがれる。
打ちひしがれて見えると、駄目な事がばれるので、歯牙にもかけていない顔を死守した。
恥ずかしさのあまり、悶絶。
しかし、恥はいくらかいてもかきすぎる事はない。そう自分に言い聞かせた。
右も左も分からないが、死ぬ事はないのだ。
早めに上がったので、飲みに行く。
飲みモードではなかったが、参加する事でリラックス出来るようになるかもしれない。
中華料理屋へ入る。ろくに会話もしないうちにゲームをする事になった。
皆で籤を引き、その中にスパイが二人いる。
スパイ同士はお互いを確認できる。
その後、全員が、スパイじゃないと言い張り、誰が怪しいかを推理する。
怪しいと目星をつけた人に籤を開けさせる。
その二人が白だったら、スパイの勝ち。黒だったら、スパイの負け。
初めは見学していた。
あらかじめ誰がスパイか知っていたため、人が嘘をつく時どのような態度をとるのかが、よく分かった。世間に言われている通り、冗舌になったり、どもったりするのを目の当たりにするのは愉快だった。
見ている時は「馬鹿だな、あんな態度ばればれじゃないか」、「自分はきっともっと嘘が上手につけるはず」と、せせら笑っていた。
しかし、実際にゲームに参加したら、本当にスパイになってしまった。
ボロを出さないようにしようと思うあまりに、中途半端な相づちしか打てない。
自分の相方のスパイが疑われたら、やんわり庇わなければならない。
庇いすぎても、疑われる。とても不自由なのだ。
村上君には開口一番に「ゆうかさんが怪しい」と言われた。
「違うよ、絶対」などと言えず、「え~、違うんだけどなぁ」などとぼそっと言う始末。
しかし、いけだしんさんが、「ゆうかさんは200%違う」と断言。
却って、村上君が怪しまれた。
私の相方はたいし君。見事、勝つ事は出来たが、冷や冷やモノだった。
心臓に悪いので、次回は推理する側になりたいと思っていたのに、またもやスパイ。
今度はノゾエ君に開口一番で「怪しい」と言われてしまう。
今度の相方は加藤啓君。彼も皆に怪しまれていた。
私はノゾエ君こそ怪しいと主張。しかし、結果的にばれてしまった。
嘘をつく才能はないようで、がっかりする。
何も悪い事はしていないのに、後ろめたい気持ちになる。
今迄、ついてもばれなかった嘘の事を考える。
思い起こすと、本気で疑われた時はすぐばれていた。
ばれていないのは、相手がどうでもいいと思っている時だったのだ。
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