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気が向いた時

夕方からアコーディオンの練習。
夜にジムへ。ボクササイズのレッスンを受ける。
まだまだ弱そうだが、ニャンマゲ状態は脱したようだ。

その後、わけも分からず次のレッスンに参加。
これが大変だった。レッスンでは無くサークルで、参加者ときついトレーニングをする事によって絆を深め、仲間になり、ジム以外でも交流していく。
飲み会、ボーリング大会、旅行なども行う、といった趣旨の集まりだったのだ。
初心者向けに説明されている間にも、常連と思しき人が「楽しいよ!」と言って笑ったりじゃれあったりしている。
何事かギャグも言うのだが、どこが面白いのか分からない。
トレーニングが始まると、皆一斉に大声で「ファイト!」と叫んでいる。
私も浮くといけないので、声は出さず口ずさんでいる真似だけしていた。

この人達と仲良くなる自分が想像つかない。何を話したら良いのだろう。
きっとおどおどした卑屈で挙動不審な振る舞いをしてしまうのだろう。
帰り際インストラクターのお兄さんに「是非またお待ちしてます!」と声を掛けられた。
「気が向いた時だけでもいいですか?」とおどおど尋ねる。
「いいですけど、毎週参加しないと体がついていけないですよ」と言われた。
どうしていいか分からず「でも、気が向いた時にしか来れないので・・・」とオウム返しに訴えた。
お兄さんは何も言わず私の肩をポンと叩いた。

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