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温泉芝居当日

自由の国のイベント「ザ・温泉」の本番の為、蒲田温泉へ。
上演順に場当たり。
ムーチョの撮り下ろしの私の映像を初めて見る。かなり面白く仕上がっていて、満足。
「蒲田温泉行進曲」の場当たり進行を任される。
よく、演出家がマイクを持って、きっかけのあるシーンを役者に演じて貰って、音や明かりのあれこれを決めたり仕切ったりする奴だ。
そんないかにも演出家な事をしなければならない事が、照れ臭かったが、少々気持ち良かった。時間が無い中、無理やり通す。
通しでは初め広野君がいなかったり、色々トラブルがあったが、芝居はなんとか完成していた。イヌニャーさん達には竜になって登場してもらう時、客席から出てきて欲しかったのだが、客席の自動ドアに頭がつかえてしまう事がわかり、断念。普通に袖から登場してもらう。
余裕が無いと決断が早い。
無理だと分かると、すぐ断念し、小道具が足りないと「無しでいい」と即断。
すっかり疲れてしまい、レストルームで寝る。
寝ている周りで、男祭りの男子達がダンスの練習をしていた。

本番が始まり、蒲田温泉は大盛況となった。
宴会場でお客さんが芝居をちゃんと見てくれるのかと、心配していたが、杞憂だった。
お客さんも楽しんでいたようでほっとする。
主演の野村朋子嬢は最高だった。ギャグポイント以外でもバンバン笑いをとっていた。
リンちゃんが出た瞬間に拍手がおきた。日本語が達者なイギリス人女性だが、5日でよくあれほど沢山のセリフを覚えられたものだ。何千回もセリフを唱えたと言っていた。
小林さんのマジ芝居で泣いた人もいるらしい。ちょっと信じられない。
ゴキブリの真似は絶品だった。
イマナラ君の力技はやはり素晴らしい。
うろ覚えの峰君はなんだかんだ笑いをとっていたが、イマナラ君がそういう雰囲気に持って行ってくれたように思う。
イクマ君の怪演ぶりには誰もかなわない。
ノリオさんのゲス芝居にも誰もかなわない。
直美ちゃんは急に頼んだのに、あのような役をよく引き受けてくれたものだ。
ムーチョに、山田広野君、「イヌがニャーと泣いた日」が出演できると聞き、誘わせてもらったが、組み合わせの相性は抜群だった。
ラブヨーの田中聡元君、加藤雅人君にも参加してもらえて嬉しかった。

自分で書いておいて言うのもどうかと思うが、良く出来た台本だった。
ゲスで下らない芝居なのでひたすら恐縮していたが、自分では気に入っていた。
人が褒めてくれても、人前でやってからの反応を見なければ分からないと自信が無かった。
でも、本番を終えて安心して面白いと思えた。 

結果良ければ全て良し、という感じだ。
初めは5日で45分もの芝居を完成させるのは奇跡では、と思ったり、稽古に人が揃わない事で泣きそうになったりしたものだ。
しかしそれは、短期間で大変な事を成し遂げた充実感に変わった。
ハイレグメンバーは心強い。
普通、5日でこれだけのセリフ覚えるなんて無理だと怒ってしまうかもしれない。
一生懸命セリフを覚えてくれて、ちゃんとやろうとしてくれた。
次から次へと公演日程が決められ、もう芝居やりたくないと逃げたくなったり、稽古でバイトも出来ないのにどうやって食って行けばいいのだと切れそうになったり、劇団では理不尽に思う事が沢山あった。
理不尽なのが当たり前なのだ。
そういう辛い事に慣れている人達だから、やってくれたのだ。
いつまでもそうは行かない。今回出てくれた人には何かの形で恩を返したい。

後は温泉に入り、楽しい打ち上げ。お肌つるつる。

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