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沖縄の一日

天気が悪かったが、泳ぎに行く。
観光案内所へ行き、古座間味ビーチへ行くバスはないか尋ねると、10分後に運転手さんがやって来た。アバウトである。
ウェットスーツを着るのは初めて。シュノーケリングも初めて。
初め口にくわえる方法を間違えて、潜る度に塩水を飲む。
足につけるものが邪魔でうまく歩けない。
水中に顔をつける練習から始めた途端、夢のような世界が広がっていた。
まだ浅瀬だというのに、カラフルな魚達が舞うように泳いでいた。まるで竜宮城である。
びっくりして夢中になって見ているうちにいつのまにか、沖の方に行ってしまった。
こんな綺麗なものを今まで知らなかったのかと思った。見てしまったからにはもう後戻りは出来ない。
今までダイビングにハマる人を「あんな装備をしてまで、わざわざ海の中まで入らなくてもいいじゃない」と、思っていた。しかし、シュノーケリングでは深い所までいけない。
俄然ダイビングをしたくなる。いくらかかるのだろう。
寒くて仕方ないのに、海から出られない。トイレに行きたくて仕方なくなり、海から上がる。雨が降り始め、どんどんひどくなってきた。

12時にバスの運転手さんが迎えに来ることになっていたが、11時半に来てしまった。
「雨が降ったから、早めに来ました」とのことだ。
しかし、どうやら人と話すのが大好きな人のようだ。帰らなければならないのかと思いつつ、「もうちょっと泳いでていいですか」と頼み、雨の中海へ。なるべく沖へ沖へ進む。
すると、羽を広げたような物凄い大きな生き物に遭遇。私の体より随分大きい。
ひらひらと舞いながら、漂っている。夢中になって追うが、あまり近づくと攻撃して来られるかもしれない。
浜辺に向って、感動を伝えようとするが遠すぎて無理だった。
再び追い続けるがひらひらと消えてしまった。神秘的でしばらく呆然としていた。
大袈裟だが、神の使いのようだった。
沖へ戻り、「凄い大きい黒っぽいひらひらした物を見た」と告げる。
「それ、マンタじゃないかな、ここはたまに来ますよ」と運転手さん。
マンタは滅多に見られないらしい。でも、ただの大きめなエイかもしれない。
後で図鑑で調べたのだが、マンタだったのかマダラトビエイだったのかわからない。
このもやもや感を解消するためにも、シュノーケリングやダイビングに勤しみ、再びちゃんとマンタを見なければ。

シュノーケリングを終え、島をサイクリング。
可愛い猫を写メールで激写していると、子供が寄ってくる。
携帯を引ったくるように奪われ、好きなようにいじられる。
何とか取り返しても、再びひったくられる。その子は猫を撮ろうと必死になり、顔を押さえつけたりと無茶な事をしていた。猫が不憫だった。

フェリーに乗り、本島へ戻る。
一時間ほど甲板へいたらすっかり酔ってしまう。
それにしてもフェリーは猛スピードだ。揺れも酷い。
今まで気付かれないだけで海に落ちて命を落とした人がいるに違いない。髪の毛が指を通せないほど絡む。
ホテルにチェックインして国際市場へ行く。
ムーチョに市場でヤシガニを買い、上の飲食店で調理してもらって食べるといいと言われたので、ヤシガニを買う。しかし、調理されてきたのはノコギリガサミという物であった。
「ヤシガニを注文したのですが」と文句を言うが、「ヤシガニの注文は無い。ノコギリガサミだ」と強気に言い張られる。有無を言わせない迫力なので、仕方なくノコギリガサミを食べる。美味しかったが、ハサミで指を切ってしまう。

その後、鈴木砂羽さんに勧められた水晶のお店へ行く。
そこでは本人に合った石で、ブレスレットを作ってくれるらしい。
砂羽さんは初めてそこに行った時、石のパワーで具合が悪くなったらしい。
石は人の様々な望みや邪気を吸い取るらしい。それにやられたのだそうだ。
そのくらい力があるから、相性の良い石をつけるのは凄くいい事らしい。
私もお店に入ったら何か感じるかわくわくした。しかし、特別な感じは受けなかった。
強いて言えば、墓場や仏壇、お葬式の時に感じるような何かがあったような気もする。
売り場にいるお兄さんにアンケートを書かされ、相談しながら石を選んでもらう。
お兄さんは石の玉を振ったりしながら、何事かを推し量り石やその並び順を決めていった。
よく分からないながら、見た目も可愛らしいブレスレットができ上がる。1700円だった。
すっかり嬉しくなり早速つける。

街をうろつきながら、お土産を買ったり焼酎の試飲をする。
目当ての居酒屋が休みだったので、適当な所へ入る。
「ここ」という名の変な居酒屋だった。
店内の壁や天井に客の手紙や名刺にメッセージを書きなぐった物が貼り付けてある。
「戦争体験を語り続けて行きたい」と言った重い手紙から、「ケンタと初めて沖縄に来た。また、ケンタと来たい」と言ったものまで、様々だった。
メニューも見せられず、チャンプルばかり勧められる。
小一時間飲んだら、「もう時間です」と迷惑そうに追い払われた。
ホテルでビール一缶飲み、寝る。

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