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ストレスの独り相撲

 初めてティップという個人面談のようなモノを受ける。私の体にあったトレーニングをプログラムしてもらう。
 前回行きずりに捕まえたインストラクターさんは腹筋に2種類のマシーンを紹介してくれた。だが、今日のインストラクターさんは「お家でも出来るように、マットをしいてやりましょう」とのたまう。私にマシーンを使う筋力がないと見たのか、マシーンが混まないようにしているのか、などと邪推してしまう。
 だって、折角ジムに来ているのに家で出来る事なぞやりたくない。ジムでしか出来ない事をしたい。家で出来ることは家でするわい、とむかついたのだが、顔には出さなかった。その人の目を盗んで、マシーンで腹筋を行う。一度見つかりそうになり、急いで隠れた。こういう小心な所が自分でも困る。
 その後二の腕シェイプという講座を受けた。かなり効いた。ここで、再びインストラクターさんに「毎週やってるので是非参加してください」と言われる。何人ものインストラクターに「毎週来て」と言われるが、全部に行っていたら身が持たない。行かなくてもジムでは会ってしまう。行かなくても彼らは大して気にしないという事もわかっている。しかし、何故か行かなければ行けないような気持ちになってしまう。どうしたらいいのだ。早くもシガラミ。

 以前花小金井というマイナーな駅に住んでいた。当時何の気なしに、駅前の大福屋で和菓子を買った。何度か買っていると顔見知りになり、通るだけで「お帰り」と言われるようになった。私は買いたくも無いのに、毎日大福を買うようになってしまう。次第に苦痛になり、おじさんに見つからないように隠れて帰るようになってしまった。それからは、大福が買いたくても、隠れて避けていることがばれているのではと、買えなくなった。昔からそういう事が多い。様々な講座に顔を出すのも考えものだ。ストレスの独り相撲だ。

 眠くて死にそうだったが、衣替えをした。冬物を出したら、埃がでたのか鼻水が出て大変であった。

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