お通夜へ
以前ケラマップで共演したK君のお通夜へ行く。彼とは9月25日にシャンプーハットを観に行った時、下北沢の改札で会っていた。同じ日に観に来ていたのだ。私は連れが二人いた。二人はお互いを知らなかったので、二人が上手くかみ合うかとセッティングに気を取られていた。そんな時だったので、気もそぞろに応対してしまった。あれが最後になるなら、もっとちゃんと話せたら良かったと、残念に思う。
以前も公演を観に来てくれ、久しぶりに会った友人がいた。懐かしそうに話しかけてくれたのに、お客さんが多くて誰と話したらいいか混乱してきちんと話せなかった。落ち着いたら飲みに行ったりすればいいと思っていた。その知人もその2週間後亡くなってしまった。その時きちんと話せたとしてもその事実は変わらないだろう。話していたら、もっと堪えていたかもしれない。でも、心残りだ。
K君とは絡みがあったが、それほど親しいわけでも無かった。それなのに、駅に降りて「K家」という札を見たり、喪服の人を目にした時、突然息苦しくなって泣けてきてしまう。雰囲気で泣いたりするのは嫌だったのに、止まらなくなってしまい困惑した。彼に泣かされる日が来るなど考えたことも無かった。斎場へ行くのがきつかった。
献花をする時、鼻水まで垂れてしまう。ハンカチを持って行くべきだった。K君の顔を見せて貰った。2週間前話した時とは質感が変わっていた。鼻を垂らしながら、ご親族の方に挨拶して隣の広間へ行く。ちらほらとケラマップの顔ぶれがいて、ビールをついでくれた。飲んだら少し落ち着いて来た。藤原さんがこういう時は飲んだり食べたりする方がいい、と本に書いてあったというのでお寿司をいくつか食べた。きっと、場の雰囲気に遠慮して食べない人が多いので、そういう事になったのではないだろうか。でも、少し食べただけでかなり楽になった。そういう効果もあるのかもしれない。
こういう場は苦手だし、きついのだが、なるべく行くべきだと思った。きつい思いをしても、行くという事が供養になるのだろう。身の回りの人には、できる限り長生きしてほしい。私が死んでも大して悲しむ人もいないだろうが、長生きしたいと思った。
以前も公演を観に来てくれ、久しぶりに会った友人がいた。懐かしそうに話しかけてくれたのに、お客さんが多くて誰と話したらいいか混乱してきちんと話せなかった。落ち着いたら飲みに行ったりすればいいと思っていた。その知人もその2週間後亡くなってしまった。その時きちんと話せたとしてもその事実は変わらないだろう。話していたら、もっと堪えていたかもしれない。でも、心残りだ。
K君とは絡みがあったが、それほど親しいわけでも無かった。それなのに、駅に降りて「K家」という札を見たり、喪服の人を目にした時、突然息苦しくなって泣けてきてしまう。雰囲気で泣いたりするのは嫌だったのに、止まらなくなってしまい困惑した。彼に泣かされる日が来るなど考えたことも無かった。斎場へ行くのがきつかった。
献花をする時、鼻水まで垂れてしまう。ハンカチを持って行くべきだった。K君の顔を見せて貰った。2週間前話した時とは質感が変わっていた。鼻を垂らしながら、ご親族の方に挨拶して隣の広間へ行く。ちらほらとケラマップの顔ぶれがいて、ビールをついでくれた。飲んだら少し落ち着いて来た。藤原さんがこういう時は飲んだり食べたりする方がいい、と本に書いてあったというのでお寿司をいくつか食べた。きっと、場の雰囲気に遠慮して食べない人が多いので、そういう事になったのではないだろうか。でも、少し食べただけでかなり楽になった。そういう効果もあるのかもしれない。
こういう場は苦手だし、きついのだが、なるべく行くべきだと思った。きつい思いをしても、行くという事が供養になるのだろう。身の回りの人には、できる限り長生きしてほしい。私が死んでも大して悲しむ人もいないだろうが、長生きしたいと思った。
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