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消えた純情

鍼治療へ行く。
腱鞘炎がそれほど良くなっていないので、ちょっと不安。
今日はかなり念入りに治療してくれた。ただ、指を何度も捻って「痛いですか?」と聞かれるのが、本当に痛いのだ。先生はもう痛くない筈と確信に満ちている。痛いと言うのは申し訳ない気持ちになる。
しかし痛い。
痛いと言うと、さらに治療して再び指を捻られる。
何度やっても痛い。指に集中しすぎて、よく分からなくなってきた。
「よく分からなくなりました」と言うと「痛いものが分からなくなったっていうのは、良くなっているからだよ。痛いもんは痛いからね」と言われる。
その後咽喉の方の治療に入る。咽喉はある瞬間に、確かにすーっと空気が入る感じがして楽になった。こっちが効いた感じがするから、きっと指も効いているのだろうと、帰り道楽器屋へ寄りピアノを弾く。しかし、痛みが増している。おかしいと思いながら、明日になったら良くなっているのかもと自分に言い聞かせる。

夕方から今奈良君プロデュース公演のP.T.I「明日の情」の稽古場へ行く。
峯村リエっ子ちゃんと見学する。二人とも方向音痴なので不安になりながら、桜ケ丘中学へ。すると、稽古は終わっていた。マットの上で各自、自主練習。みんな疲れ切っていて、寝そべっている。
私とリエっ子ちゃんは遠くまで来たが、近所の居酒屋にいるのと変わりない状態。
でも、岸君が「マーフィーの法則」について語りに来たり、そこそこ楽しんだ。
稽古後飲みに誘われる。酷い二日酔いなので二杯目からウーロン茶にする。
Dr.エクアドルさんに以前飲み会でメンバーの人の頭を叩いて「ゴキブリめ!」とののしった事を詫びる。エクアドルさんは全く気にしていなかった。
「いいんですよ、あいつははたいて」と、暖かいお言葉。長年の良心の呵責を解消してもらう。
りえっ子ちゃんに「好き」と言ってもらい、「私顔が赤くなってるでしょう」と純情ぶりをアピールしたが、「なってないよ」と言われ、赤くなる事を証明しようと何度も言ってもらう。しかし、全く赤くなっていなかったようだ。
純情な私はどこに消えてしまったのだろう。

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