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体脂肪率20パーセント

 夕方から、ケンショウ炎の治療のため鍼に行く。お友達に紹介されたのだ。
 不精な私が通うには少々遠い所であった。道に迷う。電話で迷っている旨を伝えると、鍼の先生の奥さんらしき人が迎えに来てくれた。
 事情を話すと、「治るよ」と言われる。先生は目が不自由な方であった。こういう世界では却って神秘性が増して腕が良いように思える。上半身を脱いで、肩から指の方まで鍼をさして行った。その間、世間話に花が咲く。先生のお話では、うつ病や花粉症も治るそうだ。私の声を聞き「喉が弱いね。扁桃腺が腫れやすいでしょう」と当てられた。それも治せるそうだ。私が風邪をひきやすいのは、喉が炎症を起こしているからとのこと。確かに冬場の稽古中は治しても治しても風邪を引く。稽古中は大抵、喉が荒れているのだ。
 治療が終わり、「どう? 軽くなったでしょう」と言われる。自分では良く分からない。あまり変わっていないような気もする。しかし、面白いので当分通ってみよう。

 夜からティップネスへ。トータルビューティースパイラルスタイルというクラスに参加。この講座は、目に見える筋肉というより内側の筋肉をバランス良くしていくものらしい。全く分からないのだが結構汗をかいたのでいいような気がする。
 インストラクターの人が「深いため息を出して~」と、何度も声に出してため息をつく。これがものすごく色っぽいのだ。これ目当てに来ている男性もいるのではと思う。ウェストとヒップを中心に動かした。
 その後恐る恐る、「やさしいバレエ」に参加。どうもこのクラスは気が向いたときに来ているような感じでは無い。普通の教室みたいだ。姿勢を良くしたいと参加するが、かなり滑稽な自分が耐えがたかった。先生には「まっすぐ立ててるから、上手くなるわよ。良かったら続けて来てね」と言われた。生徒不足なのかもしれない。
 その後軽くマシーンを使ってトレーニング。私の体は、体脂肪率20パーセントであった。以前より少し増えてしまった。しかし、いつも30パーセント位あるように思われるのだ。肉質がやわらかいからかもしれない。検査結果では理想的なバランスと出た。しかし、ちっともスタイルが良くない。骨格に問題があるのだろうか。肩幅と腰がもう少し張りだして、胸が大きくなればウエストにくびれも出てくるのに。トレーニングでは寸胴な幼児体型は治せないのだろうか。

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