« 魔法使いに都合の良いお願い | トップページ | リフレッシュ »

10/4の続き

 停滞モードでいたら、知りあいからお誘い。夕方に電話を貰い、私が元気無いので心配してくれたのだ。夜21時頃空腹で死にそうだったので、パスタをゆでようとしていた。急遽調理取りやめ。
 以前行った代々木上原のいけてるカフェへ行く。温野菜とマグロのステーキとパンを頼む。気分が上昇してきた。
 既に24時過ぎていたので帰ると思いきや、西麻布の店を発掘する事になる。看板が地味で雰囲気のいい所を探そうと歩き回った。1時間以上歩く。
 私は元々お店にそれほど関心がないので、嗅覚が無い。どこでもいいように思ったが、歩いてるのも健康的でいいと苦にならなかった。普通女性は一時間も歩かされたら、文句を言うと言われた。
 考えてみたら、私は男の人にいつも何駅も歩かされている。「別に平気」と言っていたのだが、反省する。パート1で我が侭に振る舞う誓いを早くも忘れている。こんな事では悪になれない。でも、寝ていないにも関わらず歩いたら元気になる。

 途中、うどんやの看板を眺めていたら、知りあいが看板を照らしていた電球を落としてしまい、走って逃げる。六本木付近の交差点を渡ったら、血痕があった。恐ろしくなる。
 結局一番最初に見た駐車場の近くの店に入る。からくり屋敷のようになっていて、一階は座敷、二階はバー、3階は左右に段差のある階段を昇る隠れ家のようなお座敷になっていた。酔っていたら、降りられないだろう。店員さんがちょっと素敵だった。博多で買った帽子を「どこで買ったんですか?よくお似合いですね」と褒められた。素敵な人に言われるとお世辞でも嬉しいものだ。
 私はワイン、知りあいはお店の自家製のジンジャーエール。ワインも美味しかったが、一口飲ませてもらったジンジャーエールもとてもおいしかった。ショウガが効いていて、ジンジャーエールはショウガだったと再認識。
 オリーブとタラコのペーストとバケットを頼む。料理は感動的な程おいしいわけではなかったが、居心地が良かった。西麻布は夜中にやっているお店が多いと言う事を目の当たりにした。しかもかなり混んでいる。落ち込んでいる割にどうでもいい話で盛り上がれた。もう一軒素敵なバーに行こうとしたが、閉店していた。

 電車だと遠く感じるのだが、深夜の道は空いていて瞬く間に江古田。車ではずっとリベルタンゴをかけて貰う。リベルタンゴは自由のタンゴという事なのだが、苦悩じみた曲だ。自由でいるのは大変な事なんだねぇとしみじみするものの、ちょっと元気になった。明日になったらまたふさぎ込むかもしれないが、ありがたかった。
 2日続けて一睡もしていない。今朝の方が余程疲れていた。

|

« 魔法使いに都合の良いお願い | トップページ | リフレッシュ »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 10/4の続き:

« 魔法使いに都合の良いお願い | トップページ | リフレッシュ »