老ける
老けるという事を考えた。
最近、周りの人に若返ったと言われ気を良くしていた。イクマ君など、初めて会った時よりどんどん若返ってると言ってくれていた。初めて会ったのは10年以上前なので、そんな訳はないのだが。そんな気がするというだけでも、嬉しい事だ。
でも先日、中坪由起子嬢に、私が一昨年好んで着ていたワンピースを今着たらやばいと言われた。若返ったと思っていたので、ちょっとショックを受ける。
「え?一昨年より老けた感じする?」と尋ねると
「仕方ないよ。あたしもそうだしさ」と言われた。
これは、一昨年より老けて見えると言われたも同然だ。確かに2年経てば老けるのは当たり前。ショックを受ける方がお門違いだ。
人間なんて、人生の半分以上は中年や老人なのだ。二十歳を過ぎれば、ババアと言われたりする事に対して、疑問を覚える。女性は特に言われがち。私は、ちょっと年を取っただけで、女性をババア扱いする人を酷く忌み嫌っている。そういう人は主に男性だ。大体若い女の子の事をみっともないくらいちやほやする傾向にある。そうやって、ちやほやしても高飛車な態度を取られたりする。そういう屈辱を、かつては若さを謳歌したであろう年取った女性にぶつける気がする。腹を立てているのは自分を相手にしない若い女性なのに、彼女達に嫌われるのが嫌で媚びた態度を取る。そしてその反動を、自分を圧倒する若さを失った女性にぶつけて憂さをはらしてるのではないだろうか。若さにコンプレックスを持っているのだ。その事が、実は自分が一番年を取っているという事を露呈するとさえ思う。
もちろん私も若さにコンプレックスはある。なるべくちょっとでも若くありたい。出来れば、若返りたい。若返るというより、子供に戻りたい。今子供になったら、という時間の無駄のような空想ばかりしている。どちらかというとオクテな方だったので、今度は大人びた子供で行きたいものだ。女子に嫌われるような女の子になりたい。そして、中学生になったら、生徒会などやってみたい。夢は膨らむばかりだ。
どうしてこんな妄想ばかりしてしまうのだろう。それが、老けたという事なのだろうか。それとも、ただ人生に失敗しているだけなのだろうか。ああ、わからない。
最近、周りの人に若返ったと言われ気を良くしていた。イクマ君など、初めて会った時よりどんどん若返ってると言ってくれていた。初めて会ったのは10年以上前なので、そんな訳はないのだが。そんな気がするというだけでも、嬉しい事だ。
でも先日、中坪由起子嬢に、私が一昨年好んで着ていたワンピースを今着たらやばいと言われた。若返ったと思っていたので、ちょっとショックを受ける。
「え?一昨年より老けた感じする?」と尋ねると
「仕方ないよ。あたしもそうだしさ」と言われた。
これは、一昨年より老けて見えると言われたも同然だ。確かに2年経てば老けるのは当たり前。ショックを受ける方がお門違いだ。
人間なんて、人生の半分以上は中年や老人なのだ。二十歳を過ぎれば、ババアと言われたりする事に対して、疑問を覚える。女性は特に言われがち。私は、ちょっと年を取っただけで、女性をババア扱いする人を酷く忌み嫌っている。そういう人は主に男性だ。大体若い女の子の事をみっともないくらいちやほやする傾向にある。そうやって、ちやほやしても高飛車な態度を取られたりする。そういう屈辱を、かつては若さを謳歌したであろう年取った女性にぶつける気がする。腹を立てているのは自分を相手にしない若い女性なのに、彼女達に嫌われるのが嫌で媚びた態度を取る。そしてその反動を、自分を圧倒する若さを失った女性にぶつけて憂さをはらしてるのではないだろうか。若さにコンプレックスを持っているのだ。その事が、実は自分が一番年を取っているという事を露呈するとさえ思う。
もちろん私も若さにコンプレックスはある。なるべくちょっとでも若くありたい。出来れば、若返りたい。若返るというより、子供に戻りたい。今子供になったら、という時間の無駄のような空想ばかりしている。どちらかというとオクテな方だったので、今度は大人びた子供で行きたいものだ。女子に嫌われるような女の子になりたい。そして、中学生になったら、生徒会などやってみたい。夢は膨らむばかりだ。
どうしてこんな妄想ばかりしてしまうのだろう。それが、老けたという事なのだろうか。それとも、ただ人生に失敗しているだけなのだろうか。ああ、わからない。
| 固定リンク