私は可哀想なのではないか?
もしや、私は可哀想なのではないだろうか。世の中には沢山の可哀想な人がいるので、少々おこがましいかもしれない。しかし、ちょっとは可哀想なのではないか。今日そんな気がした。
昨晩、怪しい気配のする左目を腫らしたくない一心で氷で目を冷やしながら寝た。目が覚めると朝の7時半。恐る恐る鏡を見た。疼くような痛みはあるものの、普通であった。一安心し、氷を変えて「ものもらい」についてパソコンで検索する。腫れ始めに冷やすのは効果的だが、化膿したら暖めた方が早く治るなどと書いてあった。まだ、モノモライとは信じていないもののかなり熱心に30分程冷やした。ところがどうしたことだろう。再び鏡を見ると腫れているではないか。右目の時は二重が消えるほどであったが、そこまでではない。しかし、確実におかしな顔になり始めていた。やっぱり……。気のせいと打ち消しながら、この痛みがモノモライである事は本当は分かっていたのだ。右目のモノモライの為に内服していた抗生物質が切れた途端、左目に出来始めた。
調べによると、体が疲労していて免疫力が低下している時になりやすいとの事だ。確かに何にもやる気が起きない。しかし、そんなに体が疲れているのだろうか。本番中の方がよほど疲れていた。ここ数年ひと月と休みがないまま、連続して芝居をやり続けてきた。しかし、この先半年以上舞台の予定が無い。体が「今だ!」と悪いものを沢山出そうとしているのだろうか。しかし、映画やその他の仕事も入っている。早く治ってくれなければ、どうしていいかわからない。痛いだけならいいが、痛い上に醜くなるのだ。呆然としながらモノモライについての情報を調べ続ける。
「口内炎とものもらいになりやすい人の掲示板」なるものにつきあたる。何となく読み進むと、震撼する事が書いてあった。
「ひと月に一度モノモライになり続けている」
「しこりが消えない」
「口内炎がいつも15個くらい出来ていて好きなトマトが食べられない。」
どうも、モノモライになりやすい人と口内炎になりやすい人は、被っているようだ。確かに私も一昨日くらいまで口内炎が出来ていた。右目に出来たモノモライが治った途端に左目に出来た事を、衝撃的に受け止めていたが、よくある事のようだ。つまりは体がそういうモノが出来やすい状態に陥っているのだ。しかし、仙台から帰ってからお酒も飲んでいないし、それほど無理もしていないのだ。ただ、のんびりする方法を忘れてしまったようだ。徹夜で読書、徹夜でテトリス、徹夜でだらだらと、のんびりするにも無理してしまうのだ。
ポジティブな人間が嫌いで、ネガティブを心がけていた。しかし、それは今まで多少余裕があったのかもしれない。今、少しでも前向きになりたくなった。
「右と左、立て続けにモノモライになったくらい何なの? 両目一緒にならなくて良かったじゃない」などと自分に言い聞かせている。それでも、持ち前の後ろ向き根性が「この左目治っても、また右目がなるんじゃない。そんなものだよ」とささやいてくる。慌てて打ち消す。体調が良くなるまで前向きの精神にくら替えだ。
アコーディオンのレッスンに行き、先生に少々愚痴る。帰りに薬局で葛根湯、小健中湯、千年灸を購入。母からモノモライに効く漢方を教えられたのだ。葛根湯は普段風邪薬として用いられるが、肩凝りや炎症にも効果的らしい。小健中湯は疲れた時。千年灸は調べていたらモノモライのツボというものを発見し、お灸が効くと書いてあったのだ。お灸は初めてだ。やってみたらかなり熱い。一番ソフトなものを選んだのに、こんなに熱いのでは一番ハードな物を使用したら火傷してしまいそうだ。このまま、何も予定が無ければノラクラとモノモライライフを楽しむ事も出来る。しかし、期限付きで治さなければと思い詰めているため、焦り過ぎて却って治りを遅くしているような気もする。
昨晩、怪しい気配のする左目を腫らしたくない一心で氷で目を冷やしながら寝た。目が覚めると朝の7時半。恐る恐る鏡を見た。疼くような痛みはあるものの、普通であった。一安心し、氷を変えて「ものもらい」についてパソコンで検索する。腫れ始めに冷やすのは効果的だが、化膿したら暖めた方が早く治るなどと書いてあった。まだ、モノモライとは信じていないもののかなり熱心に30分程冷やした。ところがどうしたことだろう。再び鏡を見ると腫れているではないか。右目の時は二重が消えるほどであったが、そこまでではない。しかし、確実におかしな顔になり始めていた。やっぱり……。気のせいと打ち消しながら、この痛みがモノモライである事は本当は分かっていたのだ。右目のモノモライの為に内服していた抗生物質が切れた途端、左目に出来始めた。
調べによると、体が疲労していて免疫力が低下している時になりやすいとの事だ。確かに何にもやる気が起きない。しかし、そんなに体が疲れているのだろうか。本番中の方がよほど疲れていた。ここ数年ひと月と休みがないまま、連続して芝居をやり続けてきた。しかし、この先半年以上舞台の予定が無い。体が「今だ!」と悪いものを沢山出そうとしているのだろうか。しかし、映画やその他の仕事も入っている。早く治ってくれなければ、どうしていいかわからない。痛いだけならいいが、痛い上に醜くなるのだ。呆然としながらモノモライについての情報を調べ続ける。
「口内炎とものもらいになりやすい人の掲示板」なるものにつきあたる。何となく読み進むと、震撼する事が書いてあった。
「ひと月に一度モノモライになり続けている」
「しこりが消えない」
「口内炎がいつも15個くらい出来ていて好きなトマトが食べられない。」
どうも、モノモライになりやすい人と口内炎になりやすい人は、被っているようだ。確かに私も一昨日くらいまで口内炎が出来ていた。右目に出来たモノモライが治った途端に左目に出来た事を、衝撃的に受け止めていたが、よくある事のようだ。つまりは体がそういうモノが出来やすい状態に陥っているのだ。しかし、仙台から帰ってからお酒も飲んでいないし、それほど無理もしていないのだ。ただ、のんびりする方法を忘れてしまったようだ。徹夜で読書、徹夜でテトリス、徹夜でだらだらと、のんびりするにも無理してしまうのだ。
ポジティブな人間が嫌いで、ネガティブを心がけていた。しかし、それは今まで多少余裕があったのかもしれない。今、少しでも前向きになりたくなった。
「右と左、立て続けにモノモライになったくらい何なの? 両目一緒にならなくて良かったじゃない」などと自分に言い聞かせている。それでも、持ち前の後ろ向き根性が「この左目治っても、また右目がなるんじゃない。そんなものだよ」とささやいてくる。慌てて打ち消す。体調が良くなるまで前向きの精神にくら替えだ。
アコーディオンのレッスンに行き、先生に少々愚痴る。帰りに薬局で葛根湯、小健中湯、千年灸を購入。母からモノモライに効く漢方を教えられたのだ。葛根湯は普段風邪薬として用いられるが、肩凝りや炎症にも効果的らしい。小健中湯は疲れた時。千年灸は調べていたらモノモライのツボというものを発見し、お灸が効くと書いてあったのだ。お灸は初めてだ。やってみたらかなり熱い。一番ソフトなものを選んだのに、こんなに熱いのでは一番ハードな物を使用したら火傷してしまいそうだ。このまま、何も予定が無ければノラクラとモノモライライフを楽しむ事も出来る。しかし、期限付きで治さなければと思い詰めているため、焦り過ぎて却って治りを遅くしているような気もする。
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