眼帯で浴衣
目が痛い。ひきこもりたい。
しかし、そうもいかない。昨年撮影した上田大樹監督の「ネガ・ワンダーランド」が、日比谷シャンテ・シネ2で上映されているので観に行くのだ。その後、浜離宮ホールでラウル・バルボサ氏のアコーディオンの演奏会。どちらも楽しみにしていたのだ。
浴衣を着て眼帯という扮装で銀座へ。浴衣は3着あるので、今年は事あるごとに着る事にしているのだ。本日は緑色の絞りの物を着用。帯は垂れのある貝の口に結び、帯締めをした。おはしょりを長く取り過ぎて、くるぶしが出てしまう。しかし、雨がふりそうなので裾に泥がついたりする事を考えてそのままにして置いた。
映画は予想していたより、遥かに面白かった。監督の上田君、制作の新見さん、主役の石川ゆりこちゃん、助監督の富田君、音楽の上野さんといった懐かしい人たちにも会えて嬉しかった。いい作品になっていたので、是非沢山の人に観てもらいたいと思った。改めて上田君の才能を感じた。19時から三浦大輔さんの「はつこい」が上映されるので、観たかったのだが、浜離宮へ行くため断念。
アコーディオンのコンサートは、これまた素晴らしかった。ラウル・バルボサ氏は音楽の神様ではないかと思った。出てきた瞬間に物凄いオーラを発していた。クロマチックアコーディオンを2種類(クロマチックは鍵盤がボタン式)、ディアトニック・アコーディオン(蛇腹の押しと引きで音が異なるもの)、ギターを弾き分け、時には歌う。足に鈴をつけて鳴らしたり、マラカス、笛、その他名前が分からない鳴り物を、随時ミックスしていた。アコーディオンやギターを弾きながら、同時にパーカッションを入れているような感じであった。ソロ演奏とは思えない複雑な演奏だ。学べる所は盗もうと思って観ていたが、何をやっているのかさえ分からなかった。ただ、その神業に痺れているしかなかった。今まで歌や楽器の上手い人を観ても、こんな体験は初めてである。蛇腹が中途半端な位置になると、空気穴のボタンを押して空気を抜いて蛇腹を閉じるという作業をするのだが、空気を抜く音も、奏でる音として活用し、蛇腹を広げて太鼓代わりに叩いたり、何でもありなのだ。アンコールでは新幹線の走る音や、雑踏の音まで演奏してくれた。神の生まれ変わりのような人にとっては、全ての音が音楽なのかもしれない。
しかし、そうもいかない。昨年撮影した上田大樹監督の「ネガ・ワンダーランド」が、日比谷シャンテ・シネ2で上映されているので観に行くのだ。その後、浜離宮ホールでラウル・バルボサ氏のアコーディオンの演奏会。どちらも楽しみにしていたのだ。
浴衣を着て眼帯という扮装で銀座へ。浴衣は3着あるので、今年は事あるごとに着る事にしているのだ。本日は緑色の絞りの物を着用。帯は垂れのある貝の口に結び、帯締めをした。おはしょりを長く取り過ぎて、くるぶしが出てしまう。しかし、雨がふりそうなので裾に泥がついたりする事を考えてそのままにして置いた。
映画は予想していたより、遥かに面白かった。監督の上田君、制作の新見さん、主役の石川ゆりこちゃん、助監督の富田君、音楽の上野さんといった懐かしい人たちにも会えて嬉しかった。いい作品になっていたので、是非沢山の人に観てもらいたいと思った。改めて上田君の才能を感じた。19時から三浦大輔さんの「はつこい」が上映されるので、観たかったのだが、浜離宮へ行くため断念。
アコーディオンのコンサートは、これまた素晴らしかった。ラウル・バルボサ氏は音楽の神様ではないかと思った。出てきた瞬間に物凄いオーラを発していた。クロマチックアコーディオンを2種類(クロマチックは鍵盤がボタン式)、ディアトニック・アコーディオン(蛇腹の押しと引きで音が異なるもの)、ギターを弾き分け、時には歌う。足に鈴をつけて鳴らしたり、マラカス、笛、その他名前が分からない鳴り物を、随時ミックスしていた。アコーディオンやギターを弾きながら、同時にパーカッションを入れているような感じであった。ソロ演奏とは思えない複雑な演奏だ。学べる所は盗もうと思って観ていたが、何をやっているのかさえ分からなかった。ただ、その神業に痺れているしかなかった。今まで歌や楽器の上手い人を観ても、こんな体験は初めてである。蛇腹が中途半端な位置になると、空気穴のボタンを押して空気を抜いて蛇腹を閉じるという作業をするのだが、空気を抜く音も、奏でる音として活用し、蛇腹を広げて太鼓代わりに叩いたり、何でもありなのだ。アンコールでは新幹線の走る音や、雑踏の音まで演奏してくれた。神の生まれ変わりのような人にとっては、全ての音が音楽なのかもしれない。
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