目を切る
モノモライは全くよくならない。昨日眼科で、「近日中写真を撮らなければならないので」と言った。おばあちゃん先生は「あ、うん、よく効く薬だから」と言っていた。だが、好転しているとは思えない。今日は中野で打ち合わせをする予定。中野付近の眼科を検索してプリントアウトした。時間があれば眼科へ行ってみよう。
以前、ハイレグのスタッフをしていたトミちゃんこと富田さんを北口改札で待っていた。今度あるお仕事でお世話になる事になったのだ。すると、ハイレグの事を何から何までお世話してくれていた、ウエポンこと植竹さんに遭遇。二人ともかなり気を抜いた格好。ウエポンに咽喉を心配されるほど、喋りまくる。トミちゃんが来たので、ウエポンは挨拶だけして帰った。
打ち合わせはとどこおり無く進み、ヨモヤマ話に花を咲かせた。女子とサシで話すのは本当に楽しい。気が付くと17時を過ぎていた。トミちゃんと別れた後、ブロードウェイ眼科を探し当て入ってみる事にした。ブロードウェイの4階には様々な病院と、怪しい店が並んでいた。50歳位の男の先生だった。よかった、おばあちゃんじゃない。
「まだ、発展途上のモノモライですね。切ってもいいけど、どうする?薬でも治せるよ」
「薬だとどのくらいかかりますか?」
「2週間は腫れてるだろうな」
2週間!と聞き、かなりたまげる。写真撮影は11日から15日位の間で行わなければいけない。18日からは映画の撮影だ。全然駄目ではないか。
「切ったらどのくらいで治りますか?」
「来週には治るでしょう」
「11日には間に合いますか?」
「11日って言ったら今週じゃないか」
「じゃあ、15日までには?」
「うん、ぎりぎりだな」
「切ってください!」
本当は臆病なので切ってなんて言うのは、嫌であった。しかし、何故か切られてみたい願望もあった。大袈裟な事態が好きなのだろうか。
「本当はもう少し腫れて爆発寸前で膿を絞った方がいいのだけどね。この状態は切るより針で刺した方がいいようだ。切らないで刺しますよ」
「お願いします」と言いながら、恐ろしさで一杯になる。麻酔の目薬を入れられ、瞼をひっくり返された。左下を見るように言われる。いつの間にか顔が逃げてしまい、何度か注意されながら、針を刺され、膿を絞られた。眼帯をつけれられた。自転車で来たので、不安になる。片目で漕ぐ羽目になってしまった。考えれば分かりそうな事だった。しかし、膿をしぼって貰って少し安心した。やはり今日眼科に行って正解だった。2週間も腫れていたら沢山の人に迷惑をかけてしまう所だった。しかし、まだ油断は出来ない。
以前、ハイレグのスタッフをしていたトミちゃんこと富田さんを北口改札で待っていた。今度あるお仕事でお世話になる事になったのだ。すると、ハイレグの事を何から何までお世話してくれていた、ウエポンこと植竹さんに遭遇。二人ともかなり気を抜いた格好。ウエポンに咽喉を心配されるほど、喋りまくる。トミちゃんが来たので、ウエポンは挨拶だけして帰った。
打ち合わせはとどこおり無く進み、ヨモヤマ話に花を咲かせた。女子とサシで話すのは本当に楽しい。気が付くと17時を過ぎていた。トミちゃんと別れた後、ブロードウェイ眼科を探し当て入ってみる事にした。ブロードウェイの4階には様々な病院と、怪しい店が並んでいた。50歳位の男の先生だった。よかった、おばあちゃんじゃない。
「まだ、発展途上のモノモライですね。切ってもいいけど、どうする?薬でも治せるよ」
「薬だとどのくらいかかりますか?」
「2週間は腫れてるだろうな」
2週間!と聞き、かなりたまげる。写真撮影は11日から15日位の間で行わなければいけない。18日からは映画の撮影だ。全然駄目ではないか。
「切ったらどのくらいで治りますか?」
「来週には治るでしょう」
「11日には間に合いますか?」
「11日って言ったら今週じゃないか」
「じゃあ、15日までには?」
「うん、ぎりぎりだな」
「切ってください!」
本当は臆病なので切ってなんて言うのは、嫌であった。しかし、何故か切られてみたい願望もあった。大袈裟な事態が好きなのだろうか。
「本当はもう少し腫れて爆発寸前で膿を絞った方がいいのだけどね。この状態は切るより針で刺した方がいいようだ。切らないで刺しますよ」
「お願いします」と言いながら、恐ろしさで一杯になる。麻酔の目薬を入れられ、瞼をひっくり返された。左下を見るように言われる。いつの間にか顔が逃げてしまい、何度か注意されながら、針を刺され、膿を絞られた。眼帯をつけれられた。自転車で来たので、不安になる。片目で漕ぐ羽目になってしまった。考えれば分かりそうな事だった。しかし、膿をしぼって貰って少し安心した。やはり今日眼科に行って正解だった。2週間も腫れていたら沢山の人に迷惑をかけてしまう所だった。しかし、まだ油断は出来ない。
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