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昔の家

 18歳まで住んでいて、現在空き家になっている石神井公園の自宅へ行く。朝の10時から立て壊すらしいので、その前に見て置こうと思ったのだ。6時半に起きたので眠い。早く起きようとすると、興奮して眠れないのだ。寝たのは30分位だった。これではほぼ徹夜だ。
 10年以上も空き家にしてると、家は物凄い事になる。30分いるだけで咽が痛くなる。生活していたままの状態なので、家具も殆ど残っている、衣服や子供の頃に作ったぬいぐるみ、唯一ファンをやった事がある杉山清隆&オメガトライブのコンサートのパンフ。懐かしいものが沢山ある。あまりに汚いので土足で歩き回る。風呂やトイレはカビだらけ。家族で行った北海道旅行で買った、アイヌの木彫りの人形。ピアノは鍵盤がスカスカ。死体が捨てられていてもおかしくない感じ。あまり、いい思い出は無いのだが、少しセンチメンタルな気持ちになる。父に、建て壊すのに立ちあった方がいいと言われたが、やはり見たくない。子供時代が無くなってしまうような感じだ。ひとしきり記念撮影をして家を出る。近所からはお化け屋敷のように思われているだろう。出ていく所を人に見られないように警戒して、立ち去る。以前はよく遊んだツトム君の家の畑がマンションになっていた。その一角に落ち着ける小道があったので、座り込んでパンを食べる。ひどく疲れた。

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