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結婚式

 学生時代の親友の結婚式。稽古で残念ながら出席できず、二次会から参加。スキー部の先輩達に再会。「もう、残ってるの新井だけじゃないか。結婚する気あるのか」などと言われ、返事に困る。やはり独身の先輩に「どっちが早くするか賭けしよう」ともちかけられたので、「私が負けるほうにかけます」と言っておく。
 花嫁は学生時代から賑やかなコだった。「二次会になってやっとマイクが持てます」と嬉しそうにしきっていた。花婿も「彼女の足が臭くても愛せます」「必ず幸せにします」と宣言し、二人でスパゲッティをはしから食べたりと大サービス。
 その後、先輩達とそば屋で飲み直す。楽しかったが、体力は限界。

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リッツパーティ

 朝ラーメンを食べたら、胃が痛い。稽古場でも少々苦しかった。元々体は弱いので、かなり堪えているようだ。前半の修正と通しを行う。繰り返し叫ぶ所を練習したら、すっかり声が潰れてしまった。咽声を使うキャラにしていたから、危ないのは分かっていた。しかし、思ったより早く潰れてしまった。初日を持ちこたえれば何とかなるのだが、心配である。
 稽古場ではアボガドのディップが大流行。クラッカーにつけて食べるのだ。チーズやフォアグラのペーストも持ち込み、ちょっとしたカフェ状態。間食ばかりしているので、稽古が終っても全くお腹が減らない。これではでぶってしまう。

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迎え酒

 二日酔い。気持ち悪くは無い。ほろ酔いが残っている感じ。そのまま通し。最初は却ってやりやすく感じた。少し苦手なタイプの役だったので、お酒が入っている方がふっ切れるのかもしれない。かといって本番前に飲むわけにもいかない。
 途中で、汗をかいてどんどんお酒が抜けていく。後半はただ、疲れていた。全体的には10分以上短くなる。
 今日は横山さんのお誕生日。お誕生日飲み会が行われる。迎え酒だ。しかし、殆ど水のように薄い焼酎の水割りにして、体を労ることにする。

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寝ゲロ再び

 稽古後、拙者ムニエルの澤田育子ちゃん宅で飲む。彼女とは、去年から何度も飲む約束をしていたが、いつも急にハプニングが起きて実現できなかった。久しぶりの逢瀬。稽古場から、世田谷方面へチャリで、チャリチャリ最寄の駅へ向かう。彼女もチャリチャリやって来た。澤田さんのあだなはレオちゃんなのだが、最初恥ずかしくて呼べなかった。しかし、彼女自ら「レオと呼んで」とのたまうので、「私をユーチン、と呼んでくれたらいいよ」とお互いそう呼びあうことになった。しかし、最近レオちゃんは普通にゆうかちゃんと呼ぶ。
 レオちゃんの自宅は収納に小技を聞かせた、素敵な感じであった。「自分はかなり酔っ払うので、それを観察して後日教えて欲しい。」と言われたが、またしても私のほうがかなり酔っ払い、夜中の1時位までのことしか覚えていない。4時位まで飲んだらしい。またしても、寝ゲロ。寝ている彼女にばれないようにこそこそ処理していたが、見つかる。レオちゃんは全く怒らず、また遊びに来てと言ってもらう。「今度はうちに来て寝ゲロして」と頼んでおいた。あああ、楽しかったという印象しか残っていない。寝ゲロも二度としないと誓ったのに。反省。

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コワモテ学校

 昨日の通しが2時間43分だった。もう少し縮める為に、台本のカットと駄目だしから始まる。今日はクールに決めようと寡黙で無表情を心がけていたが、いつの間にか忘れる。毎年、「今年こそ京マチコぶろう」と決意しているのだが、挫折している。腰の低い小物のような雰囲気から脱皮したいのだが、難しい。世間の人が皆良い人なら、腰の低い小物のような態度でもいいのだが、隙さえがあればえばろう、人の上に立とうという人が多い世の中。少し怖いくらいに見えたほうがいいのだ。どうしたら、近寄りがたいコワモテする感じになるのだろう。そういう学校があったら、10万くらい払って入学したい。
 帰ったら色々やろうと決めていたが、早々に眠くなり無気力。アコーディオンもピアノも、料理も掃除もせずに寝てしまおう。 

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もうやんカレー

 通し後、衣装パレード。いつもあまりお腹が減らないのに、空腹で苦しくなる。無口になり、稽古後カレーを食べに行く事だけを思い自分を奮い立たせる。出口で真弓さんとまことさんに会ったので、一緒に「もうやんカレー」へ。辛さが20段階あった。5で辛口ということなので、用心して7にする。海老、鶏肉、豚肉、牛の頬肉、チーズの入った全部カレーは1450円だった。しかし、どうしても食べたかったので、奮発して頼む。真弓さんはチーズ。まことさんは豚。真弓さんは、食べ放題のじゃがいもを食べ過ぎて、カレーが入らなくなる。まことさんは滝のように汗をかいていた。中山君が「じざけ」という居酒屋で飲んでると知らせに来る。しかし、疲れすぎていたのとピアノの練習のために帰る。 

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酒は好きではない

 疲れが溜まってきた。新陳代謝が衰えている。カスピ海ヨーグルトも駄目にしてしまった。ヨーグルトと玄米食を続けている時はかなり無理が効いたのだ。 落ち着いたら、誰かに種をわけて貰わなければ。稽古の終わり間近、山内さんが殺陣で鼻血を出してしまう。緊迫した感じになり、そのまま稽古終了。皆はその後ご飯を食べに行く事になっていたが、しなければならない事が溜まっていたので帰る。
 採用されるか分からないが、あるお芝居の場面転換に流れる曲を作って録音しなければならない。自転車に乗りながら、色んなメロディーを考える。私は気をつけないと3拍子の曲しか作れない。今作っているのは4拍子の曲なのに、気がつくと3拍子になってしまう。Aメロはまずまず気に入るのができたのだが、Bメロを3パターン作ってもどれも気に入らない。頼んで来た人に家に来てもらい、聴かせる。とりあえず、曲は気に入ってもらえた。使うかまだ、分からないとの事だ。デジタルピアノから、MDに落として渡す。全部で3曲。思いついたら、他の曲も作って欲しい、今録音したモノも練習してもっと上手に弾けたらもう一回録音してとの事。あまり飲みにばかり行っていられない。酷く疲れていたが、牛角へご飯を食べに行く。
 皆には酒好きと思われているみたいだが、自分が酒好きだと思った事はない。しかし、確かに人より酒量が多いようだ。「お酒は好きじゃない」と言っても、誰にも信じて貰えない。疲れるし、醜態をさらすし、楽しい話をしても、記憶に残らない。こんなもののどこを好きになれというのだ。では、好きなことは何だろう。アコーディオンは好きだが、練習する前にいつも面倒臭くなる。弾き始めると、やっと楽しくなる。お酒は誘われると、興奮して付いて行ってしまう。これは好きという事なのだろうか。恋について考えるように、お酒についての感情を考えてみなければならない。

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女子飲み

 稽古後、讃岐うどんを食べる。メンツは砂羽さん、真弓さん、伊勢さん、トミー、私。そのまま、女子飲みへ発展。恋ばななどに花をさかす。0時近くに 店を出る。中山君に電話。22日の飲み会の反省会はまだやっているとの事。顔だけ出すつもりで、「しげ」という店に行く。「友香ちゃんの反省会だったから待ってたのに、大分帰っちゃったよ」と言われる。確かに、私が一番酔っぱらった。反省会の趣向は、何がいけなかったのか原因を究明と、共に再現するといったもの。再現しないで済んでよかった。反省している態度を示すために、ソフトドリンクを頼もうとしたのだが、「お酒にしなよ」と言われる。ホッピーを2杯程飲んで帰る。  

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ラーメン

 二日酔い。洗濯だけして暗くなるまで寝る。夜の0時頃中山君と直美ちゃんとラーメンを食べに行く。中山君はコンビニでラーメン特集の本を買う。三軒くらい候補があがる。結局池袋の「無敵屋」へ行く。結構混んでいた。こんな夜遅くに皆何をやっているのだろう。私は新メニューの蟹味噌ラーメンを頼んだ。グルメではないが、非常においしかった。 
 二人に昨日の話を色々教えてもらう。明日は反省会を兼ねて飲もうと言われた。二人はそのままわが家へ。中山君は生協のカタログにかなり関心を示していた。3時頃まで話し込む。

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焼き肉

 初めて通しをやる。稽古後焼き肉。馬鹿みたいに肉を食べる。今日は本当は約束があって焼き肉は行けない事になっていた。しかし、急遽キャンセルされた。楽しみにしていた事が駄目になっても、焼き肉があったから、へこまなかった。 かなり酔っぱらった。3次会まで記憶はある。とても楽しかったのに、沢山の人に迷惑をかけてしまった。中山君、山内さん、大林さん、山形君、加藤直美ちゃん、本当にごめんなさい。乳は出してません。

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老けてゆく私

 沢山寝た。稽古場に遅く入っていい日だったので、色々やろうと思ったのに、寝ただけだった。でも、自分の映っているCMを観た。テレビでは、立派な顔の人ばかり観ているから、自分の顔にショックを受けた。テレビ画面は恐ろしい。真ん丸で、小じわが目立ち、豚のような鼻をしていた。豚のような鼻をしているのは、小学生の時から知っていた。しかし、毎日自分の鼻を嘆くうちにあまり気にしなくなっていた。きっと、あまり辛いので意識的に観なくなっていたのだろう。
 意識は子供の頃と変わらないのに、肌が老化していた。アップには耐えられない顔だ。その後しばらくブラウン管ごしに色々な人の顔を見ていた。どの人も、ちゃんとした顔をしている。私の様なおかしな顔をしている人は皆無だった。それとも、別に気にならない程度の不細工さなのだろうか。美人になりたかった。今更仕方ないのだが。

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愛の無情

 稽古後、新宿でとても大好きな素敵な人とサシで飲んだ。愛の無情について考える。

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右往左往

 殺陣指導の日。私も立ち回りやってみたいような、自信ないような。結局、人が戦っている時に右往左往しているのみ。逃げ回る時、舞台装置の岩を除けきれず、頭から岩を飛び越えるような形で突っ込んでしまう。最終的には、岩から私の足2本が飛び出している形状になっていたらしい。とても痛かった。
 それ以外、いっさい稽古で立たなかった。しかし、観ているだけで楽しかった。横山さん、大林さんの殺陣の素晴らしさに拍手したりどよめいたり。
 今日こそは早く帰ろうと思ったが、またもや飲み会に行ってしまう。内蔵を労らなければ。 

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五臓六腑!

「オイル」観劇。実はNODA・MAP初体験。出演者の殆どが、以前ワークショップで一緒だった。しかし、たかだか5日間くらいの事なので、きっと覚えていないだろうと、挨拶に行くのも気が引けた。小手君にはチケットをとって貰ったのでやはり黙って帰るのも感じ悪い。元々楽屋に挨拶に行くのは苦手。観劇中は長時間じっとしているので、社交性を取り戻すのに時間がかかるのかもしれない。終演後の役者さんは少し興奮していて、かなりONの状態。そういうパワーに気圧されてシドロモドロしてしまうのだ。迷った末に楽屋に顔を出す。すると、偶然円城寺あやさんに遭遇。飲む約束をする。緊張しながら小手君のいる楽屋へ向かう。途中で小林聡美さんに会う。「お久しぶりです」と頭をさげたら、覚えているような感触であった。人に会うことが多い職業の方だから、相手の様子で多分顔見知りと感じたら、無難な対応をするようになっているのかもしれない。小手君、橋本さん、山中君、北村君、健太郎君、土屋さん、野田さん、松さんに挨拶した。北村君にも橋本さんにも「五臓六腑!」と言われ、 困惑した。自分では何のことやら分からなかった。恐らく、見覚えはあるが名前が思いだせず、覚えていることは示そうとして言ったのでは無いだろうか。緊張しすぎて、お腹も減って、喉も乾いて、自分を遠隔操作しながら会話をしていた。相当挙動不信で、何を話しているのか分からない状態だった。
 お友達の家に遊びに行こうと思いながら、本屋で2時間くらい立ち読み。折り紙の研究をした。

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誰ともなく飲み始める

 稽古が18時で終わる。この後どうしようと稽古場でだらだらしているうちに、誰ともなくビールを飲み始める。21時まで稽古場で飲み、その後居酒屋へ。猫のホテル三人衆は別件の用事で退散してしまう。中山君、伊勢さん、山内さん、私の4人。その後山内さんが、平田あつこさんという女優さんを呼び出し盛り上がる。いつの間にやら伊勢さんは帰ってしまう。もう一軒行き、帰ろうと思ったのに皆で山内さんのウィークリーマンションへ行ってしまう。仮の住まいとは思えないほど、プライベートな空間になっていた。高価だというギターを触らせて貰い、興奮。中山君は玄関先で寝てしまう。ちょっとエッチな話をしているうちに山内さんも寝てしまう。平田さんとは初対面なのに、随分うちとけて話したような気がする。置き手紙を置いて、始発で帰る。

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しびれる股間

 衣装でノースリーブの白いワンピースを着るお仕事をしていると、メイクさんとおぼしき若い男性に「新井さん、ちょっと」と呼び止められる。男性は毛抜きを持ってきて、私の脇の下のムダ毛を抜き始める。ああ、何故きちんと処理しなかったのかしら?迂闊だったと少々気まずい思いをする。こういう時はあまり恥ずかしいそぶりをしない方が潔いと、世間話などをしていると、目がさめた。夢であった。どうも毛にまつわる夢をよく見る気がする。何だろう。
 自転車で稽古場へ。近道を模索して、通勤時間をかなり短縮。40分から25分にまで縮める事が出来た。最後の難関の細道で、いつも小学生がたむろしている。4時間目で帰る1、2年生だろう。ほほえましく思いながら抜こうとする。始めに三つ編みの可愛らしそうな女の子を抜く。抜きながら顔を見ると、思ったより好感の持てない顔で少しがっかりする。続いて、男の子を二人抜こうとする。ところが、一人の男の子が急に軌道を変え、横に飛び出してきた。驚いたものの、無難によける。抜かれた男の子はクレヨンしんちゃんのようなつくり声で「びっくりだー」と叫び、先ほど抜いた三つ編みの女児は私に向かって「この、自転車ー!」と声を張り上げた。動揺した。しかし、振り向いたら負けだと、聞こえなかったかのように走りつづけた。自転車に乗っていたが、私は自転車じゃないのに。ああ、あれは私ではなく自転車に怒鳴ったのだ、などと様々な思いが駆け巡った。
 帰りは稽古場に12日のレッスン日から、稽古場に置きっぱなしにしていたアコーディオンを持ち帰る。東中野辺りまで自転車に乗って、後は電車に乗ろうと考えていた。10キロもあるもので長距離はきつい。しかも危険だ。しかし、自転車置き場を探したりするのが面倒になり結局最後まで自転車で通す。自転車から降りると、股間がしびれていて大変だった。血の流れが滞るとしびれる。アコーディオンが、私の股間にかなり負荷をかけていた事を実感。

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砂羽さん

 昨日飲んだので、今日はまっすぐ帰ろうと決意。しかし、鈴木砂羽さんが、「やきとり食べたい」と言いはじめる。砂羽さんも小山田サユリさんも、まだ一度も一緒に飲んだ事がなかった。そして、小山田さんも今日は参加出来るとのこと。行かない訳にはいかない。
 飲み会がこれほど盛り上がるのは久しぶりであった。砂羽さんが、皆を誘っただけあって、面白さ爆発。全員でトイレ休憩を設けたりしながら、砂羽さんの話を聞く。すっかりトリコになってしまった。

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無能な馬鹿者め

 前回の稽古で、帰りに雨が降ったので自転車を置いてきてしまった。久しぶりに電車に乗る。目の前に母親と子供二人が座っていた。母親は熱心に化粧をしていた。それを見て子供達も化粧をしたがり、口紅を塗ったり大変な事になっていた。 姉と弟だったのだが、弟まで口紅を塗っていた。母親も別段止める様子もない。その親子に見とれていると、太った夫婦が私の隣に座った。車内はかなり空いていたので、鞄を横の座席に置いていた。すると、妻の方が不自然に私を押しやるように座り、私の鞄を手でつかんでぎゅうぎゅう押し付けてくる。狭いと思ったら、そんな事しなくても鞄を膝の上に載せるつもりだった。なのに、全く知らない太った女性に勝手に自分の物を触られたのが、酷く不愉快だった。ぶつける勢いで鞄を引き抜き、自分の膝に乗せた。相手は意にも介していないようだ。苛立ちは収まらない。
 電車を降りて、地下道を歩いていると、すれ違い様にぶつかりそうになったおじいさんがいた。慌ててよけたのに「無能な馬鹿者め!」という目で睨まれた。私は右側通行をしていた。非があるとしたら、おじいさんの方なのだ。見るからに無能で冴えない顔をして歩いていたのだろうか。髪を乾かさないで家を出たので、かなりずぶ濡れ状態ではあった。被害妄想かもしれないが、私が2メートル近くある巨漢のレスラーだったとしたら、こんな事は無いはずだ。

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酒仲間

 稽古休み。阿佐スパの中山祐一郎君と一緒に、青山円形劇場へ「ドタキャンするの!?」を観に行く。円城寺あやさんが出演。伊達曉君も誘っていたのだが、携帯が全くつながらず断念。
 面白く、かついいお話だった。あやさんは本当に魅力的な女優さんだと感じ入った。しかも、親しみやすい。今、稽古で悩んだり落ち込んだりしていたので本当に憧れた。
 終演後飲みに行く。知らない人ばかりだったので緊張したが、人のいい人が私に気を使って沢山話しかけてくれたので助かった。
 2次会は朝までコースのようだったので、明日も昼から稽古だし遠慮する事にした。 そのかわり中山君と小一時間飲もうと言う事になる。しかし、結局明け方までホッピーを飲み続けた。中山君とは以前同じ劇団だったが、今回久しぶりなのでお互いのブランクを埋める感じの飲みであった。

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急ぐならば廻って行け

 毎日自転車で通うのに慣れてきた。演出助手の菅野さんに、近道を教わる。帰りはその道にチャレンジ。しかし、言われた通りの道が無い。適当にクネクネ進んだら、山手通りへ出た。私の勘も捨てたものではない。しかし、言われた道が見つからない事にも問題があるかもしれない。
 気分を良くして、東中野から江古田の方に行く近道にチャレンジ。早稲田通りに入り、ある程度進んで目白通り方向へ進んでみる。しかし、直進できる道が無いのでやはり勘を頼りにクネクネと進む。すると、再び早稲田通りへ出てしまった。混乱して、再び早稲田通りを渡る。そしてしばらく江古田と思われる方角へ進んだ。だが、東中野の駅より中野坂上方向の辺りへ出てしまった。すっかり逆走していたのだ。早稲田通りに出た時によく考えれば分かったはずだ。舌打ちをしながら、再び早稲田通りまで戻る。迷った揚げ句再度近道にチャレンジ。やはり訳の分からない道へ出た。だが走り続けたら新井薬師駅へたどり着いた。ここからなら帰り道は把握している。達成感を持って帰宅。だが、後で全く近道にならなかった事に気付く。急がば廻れという諺を身を持って感じた日だ。

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昔の家

 18歳まで住んでいて、現在空き家になっている石神井公園の自宅へ行く。朝の10時から立て壊すらしいので、その前に見て置こうと思ったのだ。6時半に起きたので眠い。早く起きようとすると、興奮して眠れないのだ。寝たのは30分位だった。これではほぼ徹夜だ。
 10年以上も空き家にしてると、家は物凄い事になる。30分いるだけで咽が痛くなる。生活していたままの状態なので、家具も殆ど残っている、衣服や子供の頃に作ったぬいぐるみ、唯一ファンをやった事がある杉山清隆&オメガトライブのコンサートのパンフ。懐かしいものが沢山ある。あまりに汚いので土足で歩き回る。風呂やトイレはカビだらけ。家族で行った北海道旅行で買った、アイヌの木彫りの人形。ピアノは鍵盤がスカスカ。死体が捨てられていてもおかしくない感じ。あまり、いい思い出は無いのだが、少しセンチメンタルな気持ちになる。父に、建て壊すのに立ちあった方がいいと言われたが、やはり見たくない。子供時代が無くなってしまうような感じだ。ひとしきり記念撮影をして家を出る。近所からはお化け屋敷のように思われているだろう。出ていく所を人に見られないように警戒して、立ち去る。以前はよく遊んだツトム君の家の畑がマンションになっていた。その一角に落ち着ける小道があったので、座り込んでパンを食べる。ひどく疲れた。

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自転車で転倒

 自転車で稽古場へ。ルートは二通り。山手通りに出て、青梅街道へ行く方法。中野通りから青梅街道へ行く方法。どちらが近いか地図では良く分からない。行きは山手通りから行った。40分くらいかけて到着。始めはこんなものだろう。徐々に短縮していきたい。
 稽古は14時から19時位まで、出ずっぱりであった。浴衣で稽古をするのは一年振り。すっかり着方のコツを忘れてしまった。帯を貝の口にしようとするが挫折。
 稽古後、中山君、山内さん、大林さん、真弓さん、長塚君、演出助手の菅野さん、現場についている下村さんと飲みに行く。途中から加藤直美ちゃんも合流。さくら水産で、刺し身を沢山頼む。つぶ貝以外の刺し身は生臭かった。
 中山君と直美ちゃんとは2軒めまで行った。かなり飲んだ。中山君が相当酔っていたので、私は意外と正気であった。中野の店で飲んだので、中野通りから帰る。途中工事中で仮設の階段と自転車用の坂が設置されている所を通る。かなり急な坂だったので、スピードを上げて一気に上ろうとした。しかし、いきなり宙に放り出され、ひっくり帰ってしまう。お尻をしたたかに打ち付ける。倒れたまま、仲良しのコに「自転車でころんだ、痛いけど頑張らなければ」とメールを打つ。気を取り直して自転車を引きながら、坂を上る。手で引いてもかなりきつい。乗りながら越えようとした事が土台無理だったのだ。下手をしたら大けがするかもしれなかった。打ち身だけですんで良かった。

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泣きすぎた

 稽古休み。悲しい出来事があり、酷く落ち込む。泣き過ぎたので、明日の顔に支障を来しそう。

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指輪を拾う

 引き続き本読み。今日は中村まことさん、小山田サユリさんはお休み。演出助手の人が代役をやる。市川しんぺーさんが非常に面白かった。本読みの最中、 学校の授業中のようにこそこそ似顔絵を描きあって回したりして楽しかった。
 稽古後、オーディションのため五反田へ。時間がかなりシビアだったが地図がさっぱり分からず途方に暮れる。すると、同じ会場から帰る途中の藤原ヨシコちゃんに声をかけられた。彼女は、一昨年のケラマップで一緒だった。親切に道を教えてくれた。それを見ていた風俗の看板を持っているおじさんも、割って入って道を教えてくれた。二人にお礼を言い、会場に向うと岸君に遭遇。彼も同じオーディションを受けに来ていた。やはり迷っていたらしい。二人でなんとかたどり着く。女性は一人もいなかった。私が最後のようだ。ファックスの絵コンテで指定されていた役と違う役の演技を見せてください、と言われ面食らう。かなり動揺したが無理やり適当なセリフをしゃべって、一人エチュードのようなことをやる。廊下で待っていた岸君には丸聞こえだった。生き恥をかいてしばらく打ちひしがれる。岸君を待って、一緒に帰る。植え込みのような所で、岸君が小さいポーチのようなモノを拾う。中には指輪とピアスが入っていた。「これ貰っちゃいなよ」と勧められたが、どうせおもちゃだと思っていた。大して欲しくも無かったが、指に嵌めてみた。「似合うよ」と言われたのでそのまま忘れて嵌めっぱなしにしていた。空腹だったのでご飯を食べることにした。岸君お勧めの新宿のカレー屋に連れていって貰う。食事だけのつもりがついついビールを飲んでしまう。
 帰ったら意外に酔っていた。疲れたのでしばらく寝る。目を覚まし何となく指輪を見てみる。さっきまで暗くてわからなかったが、どうも意外と高級なようだ。ガラス玉だと思っていたが、その割にキラキラしている。もしやサファイヤ?金属の部分を観察すると90%と表示してある。もしや金が含まれているのだろうか?それにしては小汚いポーチに入っていた。一体どうしたものだろう。

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稽古初日

 「みつばち」稽古初日。新宿村スタジオに大勢のスタッフが勢ぞろいしていた。大人が沢山いると緊張する。その中で、本読み。
 その後、軽い飲み会。折角大勢の人が参加するのだから、色々な席へ移動して挨拶をした方がいいのだが、つい知っている人とばかり話してしまう。大人計画の伊勢志摩さんとは、色々共通する話題があって嬉しくなり話し込んでしまう。タンバリンで一緒だった佐藤真弓さんは3回程居眠り。あどけない寝顔をデジカメで盗み撮りする。これから一ヶ月仲良くやっていきたい。

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