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伝説の酔っ払い

 THE SHAMPOO HAT の「青空」と、はえぎわの「溺愛ブギーギャル」をはしごで観劇。この二組の食い合わせはあっていた。どちらも非常に楽しめた。「青空」では児玉さんと多聞さんがゲイのカップルをやっていた。皆前回とは打って変わった役どころだったけれど、しっくりしていた。はえぎわは二度目の観劇だが、以前よりずっと観やすかった。闇雲なエネルギーがうまくかみ合うようになってきたように感じた。初っぱなから女性が脱いでいて驚いたけれど、不快に感じなかった。役者が脱ぐということには神経質なのだが、いい脱ぎ方だった。女性が脱ぐのは、美しく見えるか女を捨ててギャグに徹するかに分かれている事が多い。でも、適度な生々しさといやらしさもあって新鮮だった。
 全くタイプの違う劇団だったけれど、どちらもとても真摯で妥協してない緊張感が漂っていた。芝居を観るのは、狭い所に拘束されて、観ることを強制される屈辱感があって辛い時もある。しかし、昨日の「奇跡の人」に引き続き当たりだった。しかし、いつ観に行ってもノゾエ君は愛想がなくてそっけない。社交辞令でもにこにこしてくれたら嬉しいのに。
 ライターの岡崎香さんも私と同じはしごをしていて、「青空」を観た後一緒にご飯を食べる。彼女は私のスキーサークルの先輩なのだ。私の知らない伝説の酔っ払いの先輩の話が大変面白かった。ばりばりのキャリアウーマンで、ブランド物をびしっと着こなしているのに、しょっちゅうそれらをゲロで汚しているらしい。記憶をなくしては財布も持たずにさ迷い歩き、知らない駅で駅員に捕まって翌日お金を払う約束をしたのにそのことを忘れていたり、屋台のラーメン屋で無銭飲食をして翌日支払う約束をしたのに、どこの店か忘れていたりと、大変な人だという。帰巣本能が強いらしく丘を越えようが山を越えようが、必ず家にはたどり着くらしい。よく会社に勤められているという以前に、よく生きて来られたものだ。少し心強い気持ちになった。
 はえぎわにはケラマップで一緒だった、仲良しの高木珠里ちゃんが来ていて、夕ご飯を一緒に食べながら、長いこと語り合う。盛りだくさんな一日だった。

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