感動と、鬼畜なフレッシュネス
「奇跡の人」のマチネを観に行く。長塚圭史君に、急遽チケットを取ってもらった。あまりいい席ではないとの事だったが、かなりいい席で感激。一人だったから、空いた席があったのかもしれない。私は兼ねてから鈴木杏ちゃんの大ファン。といっても、大して観ているわけではない。テレビドラマの「青い鳥」 位しかしらない。その時、なんて可愛い子だとメロメロになっていた。そしてあるお芝居を観ていたら、彼女が隣に座っていた事があったのだ。いかにも普通の小学生のような格好をしていたが、利発そうで芝居どころでは無かった。大竹しのぶさんも大好きな女優さん。「奇跡の人」は「ガラスの仮面」でもおなじみの芝居。それに、6月お世話になる長塚君と、ケラマップで共演した、結婚するならこんな人がいいと思っていた小村裕二郎さんが出演しているとあれば、万難を廃してでも観に行かねばならない。
寝不足だったので、ガムを持参していたが、全く必要なかった。始めに鈴木杏ちゃん扮するヘレンが出てきただけで、涙があふれて大変なことになってしまった。鈴木杏ちゃんを観るだけで、泣けるようにできているようだ。後半はかなり泣いている人が目立ったが、こんな最初から泣いている人はあまりいないだろう。あらすじは誰でも知っている話なのに、切実なものがひしひし感じられて、自分でも何故泣くのか分からない所でも泣き通しであった。長塚君も、外人らしく格好良かった。泣きはらした顔で楽屋へ挨拶に行くのが少し照れ臭かった。長塚君と小村さんを探しに楽屋へ行くと、ヘレンのお父さん役の俳優さんにぶつかってしまい、「すいません」と謝った。その役者さんは「何か?」と尋ねて来たので、どうしていいか分からず、「長塚君と小村さんに会いたいのですが」と言ったら、知らん顔でどこかへ行ってしまった。自分に用事のあるファンかと思ったら、スタッフのように尋ねられて気分を害してしまったのかもしれない。申し訳ない事をしてしまった。かなりのベテランの俳優さんに失礼であったと反省。長塚君と小村さんに感動を伝え、コクーンを後にした。
空腹だったのでフレッシュネスバーガーに入る。隣に女の子二人組が座っていた。まあまあ可愛い子とブスでケバイ子だったが、二人とも物凄い勢いで化粧をしていた。どうやら、うるさい男の三人組を撒いてきたらしい。しかし、まもなく三人組が入店してきて大騒ぎになっていた。「おれ、今朝陰毛なくなってたけどどういうこと?」「いい加減観念しろよ」などと、まくし立て、まあまあ可愛い方がまんざらでも無い態度でいなしていた。するとブスの方が 「あんたは残れば。私は一人で帰る」と怒り始め、男達も「おめぇは帰っていいよ」と答えていた。しかし、何故かブスのほうも帰らない。男チームの一人が可愛い方の胸を触ったりして「おっぱい触らないでよー」と店に響く声で叫ばれても、「こんな小さな胸に興味ねえんだよ」と言いながら、余計にもみしだく始末。フレッシュネスバーガーは大変なことになっていた。全くフレッシュではない。会話の内容から彼らは昨日会ったばかりだということが分かった。その 会話を聞きながら、中々お金を返してくれない友人へメールを打っていた。「私も鬼ではないので、時間かかりそうだったら相談には応じます。数年後でも構わない。こじれるのは嫌なので、きっちりしましょう。」と言った内容である。しかし、騒音がひどくて途中からはメールを打つより、会話を聞くほうがメインになってしまった。
新宿から曙橋まで歩く。佐藤真弓さんにいい散歩になるからと勧められたのだ。その途中にスターバックスコーヒーを発見。確か私の大好きな可愛いお友達がバイトをしているはず。入店してみたが、彼女はいなかった。落胆しつつもキャラメルマキアートをテイクアウトで購入。そのままてくてく歩く。気がつくと足下が冷たい。鞄にペットボトルのお茶をいれていたのが零れたようだ。インナーチャイルドの稽古中にも同じことをした。その時は、後藤飛鳥ちゃん、川田希ちゃん、長尾純子ちゃんにタオルや紙袋をもらい助けてもらった。しかし、今は一人。濡れっぱなしで、稽古場まで歩く。稽古場でそのことを愚痴っていると瓜生さんが、ポケットティッシュを恵んでくれた。以前眼鏡ふきも貰った。いい人だ。せっかく早めについたので、ストレッチでもしようと思っていたのだが、鞄の処理に追われて出来なかった。後で分かったが、零れたのはお茶ではなくキャラメルマキアートであった。甘い臭いが立ちこめ、中のモノは惨憺たる有り様だった。
明日お休みということで、稽古後は飲みに行くことになった。気の利かない私は、永井さんと高井さんのグラスが空いても全く気付かず、手酌をさせてしまう。その度に「じゃあ、念を入れます」とグラスに手を翳して、少しは気遣いがあるということをアピールした。帰って邪魔だったかもしれない。
寝不足だったので、ガムを持参していたが、全く必要なかった。始めに鈴木杏ちゃん扮するヘレンが出てきただけで、涙があふれて大変なことになってしまった。鈴木杏ちゃんを観るだけで、泣けるようにできているようだ。後半はかなり泣いている人が目立ったが、こんな最初から泣いている人はあまりいないだろう。あらすじは誰でも知っている話なのに、切実なものがひしひし感じられて、自分でも何故泣くのか分からない所でも泣き通しであった。長塚君も、外人らしく格好良かった。泣きはらした顔で楽屋へ挨拶に行くのが少し照れ臭かった。長塚君と小村さんを探しに楽屋へ行くと、ヘレンのお父さん役の俳優さんにぶつかってしまい、「すいません」と謝った。その役者さんは「何か?」と尋ねて来たので、どうしていいか分からず、「長塚君と小村さんに会いたいのですが」と言ったら、知らん顔でどこかへ行ってしまった。自分に用事のあるファンかと思ったら、スタッフのように尋ねられて気分を害してしまったのかもしれない。申し訳ない事をしてしまった。かなりのベテランの俳優さんに失礼であったと反省。長塚君と小村さんに感動を伝え、コクーンを後にした。
空腹だったのでフレッシュネスバーガーに入る。隣に女の子二人組が座っていた。まあまあ可愛い子とブスでケバイ子だったが、二人とも物凄い勢いで化粧をしていた。どうやら、うるさい男の三人組を撒いてきたらしい。しかし、まもなく三人組が入店してきて大騒ぎになっていた。「おれ、今朝陰毛なくなってたけどどういうこと?」「いい加減観念しろよ」などと、まくし立て、まあまあ可愛い方がまんざらでも無い態度でいなしていた。するとブスの方が 「あんたは残れば。私は一人で帰る」と怒り始め、男達も「おめぇは帰っていいよ」と答えていた。しかし、何故かブスのほうも帰らない。男チームの一人が可愛い方の胸を触ったりして「おっぱい触らないでよー」と店に響く声で叫ばれても、「こんな小さな胸に興味ねえんだよ」と言いながら、余計にもみしだく始末。フレッシュネスバーガーは大変なことになっていた。全くフレッシュではない。会話の内容から彼らは昨日会ったばかりだということが分かった。その 会話を聞きながら、中々お金を返してくれない友人へメールを打っていた。「私も鬼ではないので、時間かかりそうだったら相談には応じます。数年後でも構わない。こじれるのは嫌なので、きっちりしましょう。」と言った内容である。しかし、騒音がひどくて途中からはメールを打つより、会話を聞くほうがメインになってしまった。
新宿から曙橋まで歩く。佐藤真弓さんにいい散歩になるからと勧められたのだ。その途中にスターバックスコーヒーを発見。確か私の大好きな可愛いお友達がバイトをしているはず。入店してみたが、彼女はいなかった。落胆しつつもキャラメルマキアートをテイクアウトで購入。そのままてくてく歩く。気がつくと足下が冷たい。鞄にペットボトルのお茶をいれていたのが零れたようだ。インナーチャイルドの稽古中にも同じことをした。その時は、後藤飛鳥ちゃん、川田希ちゃん、長尾純子ちゃんにタオルや紙袋をもらい助けてもらった。しかし、今は一人。濡れっぱなしで、稽古場まで歩く。稽古場でそのことを愚痴っていると瓜生さんが、ポケットティッシュを恵んでくれた。以前眼鏡ふきも貰った。いい人だ。せっかく早めについたので、ストレッチでもしようと思っていたのだが、鞄の処理に追われて出来なかった。後で分かったが、零れたのはお茶ではなくキャラメルマキアートであった。甘い臭いが立ちこめ、中のモノは惨憺たる有り様だった。
明日お休みということで、稽古後は飲みに行くことになった。気の利かない私は、永井さんと高井さんのグラスが空いても全く気付かず、手酌をさせてしまう。その度に「じゃあ、念を入れます」とグラスに手を翳して、少しは気遣いがあるということをアピールした。帰って邪魔だったかもしれない。
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