無知もよしあし
11時半に下北沢駅南口に集合。山田広野監督の撮影である。水商売っぽいドレスを持ってきて欲しいとのこと。しかし、そんな服は無い。あり合わせの服、靴2足、メイク道具。大変な大荷物だ。自転車に乗るか、徒歩にするか迷う。自転車を迂闊な所に留めると撤去されてしまう。しかし、荷物があまりにも重いので自転車にした。駅につくと、腕章をしたおじさんが不法駐車の自転車が沢山並んでいる付近をうろうろしている。私の気配を察して振り向いた。今、ここに留めたら注意や説教をされると、何食わぬ顔で追い抜く。そのまま道路一本隔てた練馬区内へ。ここなら管轄外だろう。待ち合わせ時間ぎりぎりだ。留める場所を吟味できない。念のためおじさんが見てないのを確かめて、素早く駐輪。我ながら俊敏な動作だ。カギを掛けているいると、おじさんがこちらを振り向いた。全速力で逃げる。
下北について伊藤主枝子嬢に「トロワ・シャンブル」という喫茶店に誘導してもらう。主枝子嬢は取材で同行しているのだ。清順とともに、他のメンバーの到着を待つ。エッヘのメンバーはかなり遅れて到着。伊久磨君は靴を忘れてとりに戻ったそうだ。その際、部屋の電気が止められていたことに気づいたそうだ。広野監督から連絡があり、まだ中野だとのこと。いつものことらしい。間もなく、大森南朋さん、水橋研二さんが到着。清順がかなり興奮。広野監督から撮影のプランを話される。皆で色々案を出し合い、方針が決まる。水商売風ドレスは全く必要無かった。無駄に重い物を持ってきただけの結果になった。
撮影は入るとすぐ終わってしまった。2時間で撮り終えた。すさまじい速さだ。かなり薄着だったので、寒さが堪えた。しかし清順は半袖で足もかなり露出していた。それに比べたら、マシである。大森さん、水橋さんは先にあがってラストのシーンをとる時、偶然通りかかったお笑い芸人さんがエッへに挨拶してきた。どこかのコントライブで一緒になったことがあるらしい。伊久磨君がその人達に「さっきまで殺し屋1がいたんだ」と言っていて驚く。大森さんが「殺し屋1」に出演していたとは聞いていたが、主役の人だとは思っていなかった。「何役だったのですか?」などと聞かなくて良かった。しかし、大森さんとは二人だけのちょっとした絡みが在ったのだが、知らなかったため萎縮せずに済んだ。無知もよしあしである。全体的に非常に楽しい撮影だった。広野監督は天才だ。
夜は私のアコーディオンの師匠の牧田ゆき先生のCD発売記念のライブへかけつける予定だった。弟子としてはせ参じなくてはと、張り切っていたのだ。しかし、あまりの荷物の重さに耐えかねて、いったん帰宅する。新江古田駅について打ちひしがれる事があった。またもや自転車が撤去されていたのだ。考えれば、いくらでも回避出来た事態だ。今日一日だけなら大丈夫と、根拠の無い甘えた考えがいけなかった。ちゃんとした人ならとっくに駐輪場に止められる契約をしているのだ。区の営んでいる駅前の駐輪場には登録が満員という看板が立てられて、申し込みが締め切られていた。しかし、その看板はかなり古く何年度の物か分からない。少し遠くには、感じの悪いクリーニング屋が営んでる駐輪場もある。クリーニング屋に世話になるのが嫌だった。だがそれは、面倒な事をするのが嫌だといういい訳に過ぎない。早速、登録を申し込む葉書を書く。そこが駄目なら、不愉快だがクリーニング屋へ申し込むしかない。その前に自転車を取りに行かねば。今回は練馬区の管轄なので値段も2500円。中野区の半分。撤去先も少しは近い。不幸中の幸いだ。私はいつか不注意や、安易な考え方のせいで死んだりするかもしれない。うちはきっと泥棒に入られたりしないと、よく鍵を閉め忘れる。道路を横断する際、近づいてきた車を、急いで走れば通り抜けられると走ったせいで、車にはねられたりもしている。分かっているのに直せない。なんとかしなければ。
アコーディオンライブに遅れて到着。先生の音は私とは雲泥の差である。アルゼンチン人のギタリストも素晴らしかった。ライブはかなり盛況で、歓声をあげてノリノリの客がかなりいた。日本人なのに外国人のような掛け声が響き渡る。私はノルと内に篭ってしまう方なので、そういうことが出来ない。楽しそうでうらやましい。
盛り沢山な一日なので締めでお友達の家に泊まり、「殺し屋1」のビデオ鑑賞。一人で観なくて正解であった。怖くて眠れなくなるところだった。
下北について伊藤主枝子嬢に「トロワ・シャンブル」という喫茶店に誘導してもらう。主枝子嬢は取材で同行しているのだ。清順とともに、他のメンバーの到着を待つ。エッヘのメンバーはかなり遅れて到着。伊久磨君は靴を忘れてとりに戻ったそうだ。その際、部屋の電気が止められていたことに気づいたそうだ。広野監督から連絡があり、まだ中野だとのこと。いつものことらしい。間もなく、大森南朋さん、水橋研二さんが到着。清順がかなり興奮。広野監督から撮影のプランを話される。皆で色々案を出し合い、方針が決まる。水商売風ドレスは全く必要無かった。無駄に重い物を持ってきただけの結果になった。
撮影は入るとすぐ終わってしまった。2時間で撮り終えた。すさまじい速さだ。かなり薄着だったので、寒さが堪えた。しかし清順は半袖で足もかなり露出していた。それに比べたら、マシである。大森さん、水橋さんは先にあがってラストのシーンをとる時、偶然通りかかったお笑い芸人さんがエッへに挨拶してきた。どこかのコントライブで一緒になったことがあるらしい。伊久磨君がその人達に「さっきまで殺し屋1がいたんだ」と言っていて驚く。大森さんが「殺し屋1」に出演していたとは聞いていたが、主役の人だとは思っていなかった。「何役だったのですか?」などと聞かなくて良かった。しかし、大森さんとは二人だけのちょっとした絡みが在ったのだが、知らなかったため萎縮せずに済んだ。無知もよしあしである。全体的に非常に楽しい撮影だった。広野監督は天才だ。
夜は私のアコーディオンの師匠の牧田ゆき先生のCD発売記念のライブへかけつける予定だった。弟子としてはせ参じなくてはと、張り切っていたのだ。しかし、あまりの荷物の重さに耐えかねて、いったん帰宅する。新江古田駅について打ちひしがれる事があった。またもや自転車が撤去されていたのだ。考えれば、いくらでも回避出来た事態だ。今日一日だけなら大丈夫と、根拠の無い甘えた考えがいけなかった。ちゃんとした人ならとっくに駐輪場に止められる契約をしているのだ。区の営んでいる駅前の駐輪場には登録が満員という看板が立てられて、申し込みが締め切られていた。しかし、その看板はかなり古く何年度の物か分からない。少し遠くには、感じの悪いクリーニング屋が営んでる駐輪場もある。クリーニング屋に世話になるのが嫌だった。だがそれは、面倒な事をするのが嫌だといういい訳に過ぎない。早速、登録を申し込む葉書を書く。そこが駄目なら、不愉快だがクリーニング屋へ申し込むしかない。その前に自転車を取りに行かねば。今回は練馬区の管轄なので値段も2500円。中野区の半分。撤去先も少しは近い。不幸中の幸いだ。私はいつか不注意や、安易な考え方のせいで死んだりするかもしれない。うちはきっと泥棒に入られたりしないと、よく鍵を閉め忘れる。道路を横断する際、近づいてきた車を、急いで走れば通り抜けられると走ったせいで、車にはねられたりもしている。分かっているのに直せない。なんとかしなければ。
アコーディオンライブに遅れて到着。先生の音は私とは雲泥の差である。アルゼンチン人のギタリストも素晴らしかった。ライブはかなり盛況で、歓声をあげてノリノリの客がかなりいた。日本人なのに外国人のような掛け声が響き渡る。私はノルと内に篭ってしまう方なので、そういうことが出来ない。楽しそうでうらやましい。
盛り沢山な一日なので締めでお友達の家に泊まり、「殺し屋1」のビデオ鑑賞。一人で観なくて正解であった。怖くて眠れなくなるところだった。
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