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居酒屋オールソフトドリンク処女

 今日は久しぶりに入り時間が、午後になる。嬉しくて、昨日寝る直前に携帯のゲームでテトリスをやり、すっかりはまってしまった。テトリスに興奮して眠ろうとしても、四角い形の組み合わせがちらつきなかなか寝付けなかった。目ざめると午後1時20分。入り時間は2時なのだ。顔も洗わず、ヨーグルトと玄米ご飯、みそ汁を流し込み、自転車で劇場に向かう。本来、女性としてはご飯を食べずに顔を洗うものだとは思う。しかし、燃料を補給しなければ、自転車など到底こげない。顔は劇場でも洗える。今日は立ち漕ぎを駆使して、昨日より通勤時間を5分短縮。5分の遅刻で済んだ。小屋について、謝る前に「起きたら1時20分だったのー。びっくりしたー。目覚ましかけたと思ったのにー」と、言い訳。遅刻の罪を被害者面して軽減する事を試みる。皆、うまく騙されてくれたかしら。
 早速顔を洗い、舞台集合。首を頻繁にいためる私は、怪しい予感を感じ、「ちょっと、ヤバいかも」と呟いたら、作、演出家の小手君がマッサージをしてくれた。遅刻をした上に、マッサージまでしてもらい、生きてるといい事もあるなぁ、としみじみする。小手君の手は程よく肉厚で非常に心地良かった。それなのに、その後の駄目だしの最中、舞台監督さんと無駄話ばかりしてしまった。いかんなぁ。
 楽屋で舞台上にいる人たちの会話をぼんやり聞いていたら、ある出演者が「手タレ、脚タレとかがあるなら、自分はチンタレになれる」と発言しているのを聞き、楽屋から舞台に駆けつける。どういうことかと詰問。彼が言うには、長らく銭湯通いをしていて、自分のは綺麗だなぁと実感したとのこと。自分で思っただけでは勘違いの可能性もある。どういう状態でもそうなのか、他の人や彼女に「今まで見たなかで一番綺麗だわ」と、言われたことがあるのか、と追及。しかし、そう言われた事はないようである。仮に彼女がそう言ったとしても、当てにはならないのだが。皆が、川田希嬢に見せるように進めたが、彼女は「皆でここで見ればいいじゃない」とやんわりと拒否。彼も自信を持っているからか、素直に見せようとしたところ、小手君が「神聖な舞台でそんな事しない」と、その場を収めた。この先私がその事を確認できる機会は、おそらくないであろう。それで良かったのかもしれない。
 今日は上演時間が昨日より6分程短縮。2時間以上の芝居なので、いい事である。 ハイレグ制作部の伊藤主枝子嬢、去年演出助手をやってくれた谷口摩菜美嬢が観にきてくれた。のど飴とチョコレートを貰う。喉は痛めているし、チョコレートは大好き。 案の定励ましても貰えた。常に不安だらけの私に取って、励ましはいくらされてもされすぎる事はない。
 飲み会は本日もすずめのお宿。帰ろうかとも思ったが、土日からマチネがあるので入り時間が遅いのは明日まで。昨日は知らない人としか話さなかったので、今日は出演者と親交を深められる残り少ない日だ。少しだけ、と参加して最後まで居残る。しかし、 昨日も今日もウーロン茶で過ごす。居酒屋でソフトドリンクで通すのは、実は初めてである。居酒屋オールソフトドリンク処女。これが、結構いいものであることが分かった。今まで、ソフトドリンクで通す人の気が知れない、酒を飲む所だろう、と考えていたが、間違いであった。居酒屋だから、いるだけで飲んだ雰囲気になる上、疲れないのだ。この事をもっと早く分かっていたら、2度も救急車で運ばれることも無かった筈だ。しかし、いくつになっても学習する事があるものだ。やはり長生きしたい。
 帰りは前田君と、連れチャリ。前田君に私の家までの近道のルートを教えてもらう。 別れ際、最寄りのコンビ二で買い物。私は納豆、前田君はカップラーメン、ポカリスエット、ユンケルを購入。ひとしきり滋養強壮剤談義をする。私はゴオウという成分が入ったドリンクが効く、ユンケル黄帝液、エスカップキング、リポビタンゴールドにはそれが含まれていると主張。今度試すように勧めておいた。

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