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寝言のような未来を語りあう

 ピングーの目覚まし時計が、鳴り慌てて止める。お昼の12時だ。しばらく何をしていいか分からずぼーっとする。今日は何時に小屋入りだろう、と立ち尽くす。布団には後藤飛鳥ちゃん。ああ、そうか、打ち上げやったんだ。今日は起きなくて良かったのか、と再び飛鳥ちゃんの隣にもぐりこみ眠る。後で聞いたら、私は帰るなり目覚ましをセットしたのだそうだ。どういうつもりだったのだろう。
 起きてから、飛鳥ちゃんにアコーディオンを弾いたり、グレープフルーツジュースを飲みながら恋愛談義などをした。4時ごろ、近所の前田君と3人でシズラーで食事。学生のような気分になる。
 前田君と飛鳥ちゃんは駅前劇場へ毛皮族を観に行き、私はオフオフへ劇団のぐおを観に行く。オフオフシアターは非常に混雑していた。二日酔いだったので、あまり内容を覚えていないが、かなり楽しんだ。そのまま、庄屋へ。気持ち悪かったのでウーロン茶で、昨日もあった村松君と話しこむ。二日酔いと風邪の末期症状が混ざり、せきこんで吐き気をもよおしながらも寝言のような未来を語りあう。帰ろうとすると、のぐおさんが、ぜんぜん話してないと社交辞令で引き止めてくれた。「私明日は毛皮族観るので、打ち上げに顔出します」と約束。こういう時本当に行っても、大して相手にはして貰えなかったりするものだ。しかし、酔っ払いは人がいなくなると寂しくなるので、無責任に引きとめる。私も身に覚えがある。この場はこう言ったほうが場が収まる。しかし、口先だけの人と思われるのも心外だ。明日も飲み会に参加することになってしまった。 

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