友達がいないのは遺伝

今日から子供らは保育園。
「あのさぁ、先生たちが今日、保育園お休みだって言ってたよ~」と、シレっとした顔で言っている。
「え?どの先生が言ってた?プンちゃん、先生たちからいつ聞いたの?」
と、尋ねると、どこかへ行ってしまった。
26日からずっとお休みしていたので、休みたくて仕方がないらしい。
「僕さぁ、保育園嫌いなの。だって、友達二人しかいないんだもん。みんなプンちゃんと遊んでくれないんだもん」
と、プン助が言うと、ニンタマは
「ウチは一人しかいない。あ、いや、今はゼロ…。前はいたけど、一人になっちゃった」
と、勝ち誇ったような顔で言うではないか。

おい、大丈夫なのか?

と、心配になりつつ、自分も割と仲間はずれになりがちだった気もする。
旦那さんも、どちらかというと、仲間と楽し気に遊ぶタイプでもない。
遺伝なのだろう。
自分をさておき、子供らに友達とうまくやれなどとおこがましいことは言えない。
そして、そんな人間でも、大人になれば仲良くできる人も見つけて、なんとかやっている。

「可愛くないといわれる」「臭いって言われる」
などとよく言っているニンタマに
「ママもねぇ、なぜかいつも鼻水を垂らしていたから、ハナミズって言われてたんだよ」
などと、話していると、昔のことを思いだして来てしまった。

小学生のころ、将来の夢というタイトルで、「僕は総理大臣」とか、「僕は駅長」「私はお花屋さん」みたいな作文を書かされた時、女優に憧れていた私は「私は女ゆう」(優という字をまだ知らなかった)とうタイトルで作文を書いたのだった 。
誰の好意か、はたまた悪意だったのかわからないが、それが全学年が読む文集に乗ってしまい、私は上級生からも
「あ、オンナユウが来た!」
と、からかわれる羽目になった。
小学校から高校まで同じ学校だったので、中学になっても高校になっても忘れて貰えなかった。
「お前、ハナミズでブスな癖に女優になんてなれるわけないだろ!」
と、男子にののしられ、勝ち誇ったように
「整形するからいいんですぅ~」
と、言うと
「お前みたいな顔直したって、直しようがないんだよ!」
などと言われていた。
なぜかまったく凹まず、その男子がドヤ顔でギャグを言ったりするタイミングを見計らって、
「全然面白くない…まさか、面白いつもり?」
などと逆襲して、机をけられたりもしていた。

中学に進学してからは、友達作りに出遅れて2年ほど、弁当を食べる相手もいなければ、誰とも話す相手がいない時代もあった。
その間に自分を支えてくれたのは、ピアノと少女漫画やお絵描きだった。

ニンタマは友達ゼロとは言いながら、誰かに誘われると
「友達になってもらえるかもしれない」
と、集まりなどには行きたがる。
人付き合いを練習する気持ちは折れていないようなところは、親として安心かもしれない。

子供とはいえ、所詮別の人間なので親がしてやれることは限られている。

忘れがちが、鼻くそチェックなど小まめにしてやったり(取ろうとしてもなかなか取らせてくれない)、生きていく支えになる好きそうなことを一緒に探してやることくらいだ。

そんなこんなで、初保育園のお迎え。

最近、トイレを失敗しがちなプン助が、足をブルブルしているので、
「おしっこでしょ?!トイレ行こう!」と
トイレに連れて行こうとすると、
「おしっこじゃない!」
と、頑なに拒否。

面倒くさくなり、保育園の荷物の仕度をしていると
「ぼく、うんちおしっこ!」と、叫びながら、トイレに走って行った。
うんちおしっこというが、ほんとはおしっこだけなのだ。
私がおしっこでしょ?と、言ったからちょっとでも違うという事を示したくて頭にうんちをつけて言って見せているのだ。

面倒くさいプライドでも、大事にしてやらないといけないらしいので、
「はいはい、うんちおしっこね…」
と、一緒に走り、トイレの前でズボンをおろしてやったのだが、間に合わず、床におしっこをぶちまけるプン助。

自分でも意図しない低い
「あーーーー!」
という叫び声をあげてしまう。

さっき、職員の方が掃除したばかりの床に…。

必死に、おしっこを拭き、先生に謝っている間に、プン助がいなくなっている。

あいつ!フリチンのまま、どこへ?

すると、一番遠くの教室の前で、お迎えに来たお母さんやおばあさんがザワザワしている。
あそこか?!
子供のように廊下をダッシュしてかけつけると、プン助の教室でもなくニンタマの教室でもない教室の椅子の下から何やらプリプリしたものが…。
プン助が椅子の下の潜り込んで、亀のような体勢で尻を振っていた…。

「うわ~~~~なんで、こんなところに…」

捕まえようとすると椅子からすり抜け、恐竜の図鑑をもってきて私に読め!と、指図してきた。

どうやら、その図鑑を目当てでその教室に来たらしい。
「ちょっとだけ読んであげるから、パンツとズボン履いて!履かなきゃ読んであげないよ…!」
と、脅すと、いつもは履けないと親に履かせるズボンもすんなり履いた。

それから、長いこと図鑑を読まされた。
明日も続きを読めと言われる。

どうやら、毎日図鑑を読まされそうだ。
いっそ買ってしまおうか・・・?
いや、買ってしまったら一日中読まされてしまう。
でも、それも一年後、いや二年後にはいい思い出になるかも…?

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吉田栄作と岩下志摩とケラさんと同じ誕生日

ああ…46歳になってしまった…。
しかし、そんなことは言っていられない。
今日は、旦那さんの弟一家が4人で遊びに来てくれるのだ。

年末の大掃除もできなかったので、朝5時に目覚ましをかけて、大掃除…というか、床面積をつくるために七転八倒。

私がもがけばもがくほど、床が見えなくなる不思議さ。

そんな姿に気づいた旦那さんも起きてきて、隣の部屋の床面積を作る作業を始めた。
片づけ以外にも、一応料理も作らねばならないし、自作自演のような誕生日ケーキにホイップをしなければならないし…。

子供らを飢えさせたまま、黙々と作業。

と、11時近くに、弟さんから電話。
寝坊してしまい、2時ころになりそうとのこと…。

おお!これで、慌てずに作業できる…!

2時ぴったりに弟さん、奥さん、11歳のお兄ちゃん、4歳の妹ちゃんがやってきた。

綺麗ではないが、なんとか床面積もできたうえ、今後の片づけの道のりも見えるようになった。
子供らも床面積ができたことで、走り回るスペースができて楽しそう。
大人は大人で、話が出来るようになった。
ひと時、のんびり過ごすことができた。

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前日に焼いたスポンジがまったく膨らまずに失敗だと思っていたが、シロップをジョボジョボかけたおかげで、しっとりしたいい感じの味のケーキになっていた。

去年、初めて焼いたケーキに比べれば進歩したはずだ…。
去年は、慌てすぎて、年齢も45歳なのに、44歳と間違えて書いてしまった。

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今年は、慌てていないのに、字が汚い。
ネームプレートのチョコがない方がよほどおいしそう…。

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修行のような誕生日前夜

一応、私たち夫婦も人並みに誕生日プレゼントを贈りあったりしている。
去年は顔を鍛えるトレーニング器具のPAO、おととしはケルヒャーの窓用バキュームクリーナー、その前は腕時計を買ってもらったように記憶している。(腕時計以外は、ほとんど使用されていない) 私も腕時計や眼鏡、もしくは服などを送ったりしている。
ケルヒャーやPAOなど自分でも使うかどうかわからないものをあえて、贈ってもらっていたが、そういうものは本当に使わないとわかってきたので、今年はちゃんと使うものにしようと、ブレスレットをリクエスト。
どんなものがいいかわからないから、一緒に行こうということになり、私の誕生日はお正月の3日なので、その日は子供らも一緒に買い物に行くことになった。
だが、急遽3日に旦那さんの弟一家が遊びに来ることになった。それで、一日早い二日に吉祥寺でプレゼント選びに行くことに。
 
「みんなでお母さんのプレゼントを選びに行こう!」
 
と、さも楽しそうな提案をするかのような旦那さん。
しかし、前日にイトーヨーカドーでバドミントンを買ったニンタマは、バドミントンをやるのを楽しみにしていたので、明らかに気乗りしない様子。
プン助に至っては、喜んで参加しないといけなさそうな空気さえ感じ取らず、全然面白くなさそうな行事に明らかに不満げ。
「アイス食べるならいいよ」 と、条件を出して来た。
「よし、なんか食おう」 と、旦那さんが提案すると、 「アイス!アイス! と、ルンルンプン助。
アイスにはもはや騙されないニンタマは、相変わらず悲しげな様子。
「買い物終わったらバドミントンやってあげるからね」
と、フォローすると
「絶対だよぉ」 と、伏し目がちだが、やっと笑顔になった。
これは、なんとしても早く帰ってバドミントンをやってやらねば…。
家を出発すると 「昨日、いけなかったから、初詣に行こう」 と、旦那さんが提案。 バドミントンする時間がなくなる…と、思いつつ、一応初詣はやったほうがいいか…と、みんなで神社へ。
「アイスまだなの~」 と、言うプン助を無視して、お参り。 おみくじの結果は、プン助とニンタマは大吉、私は中吉、旦那さんだけ凶だった。
「凶の方が却っていいって言うよ、珍しいから」
などと、意味不明なフォローをするも
「いや、この間、テレビで凶が一番多いって言ってたよ」
と、返され墓穴を掘っただけになり、へどもどする私の横で、大吉に大喜びしているニンタマ。
「引くときに手触りが違ったんだよね~!」
その横で、大吉の意味も分からず
「アイスアイス!」
と、連呼しているプン助。
吉祥寺に着くと、
「おなか減ったな、なんか食べよう」と、旦那さん。
スパゲッティが食べたいとニンタマからのリクエストで「タパス&タパス」へ。
デザートまで食べたというのに、まだお腹がへっているから何か頼みたいとニンタマ。
この時点で、すでに3時過ぎだった。
これでは本当にバドミントンができなくなってしまう・・・。
あとで、パンとか買えばいいじゃないと、説得して、まずはパルコへ。
最初に見た4℃で、手ごろな値段のモノがあった。
ガラスケースによじ登ろうとするプン助や、ケースの上にのど飴を包んでいた包みを置いたりするニンタマにビビり、元々4℃で買おうと思っていたので、もうここで適当に選んじゃおう…と決めかけた。
だが、
「一応、他のお店も見てみる?」
と、旦那さんに言われ、バドミントンをする時間が気になりつつも、つい東急デパートにも行ってしまう。
 
「あら!こっちの方が素敵じゃない…!」
 
ガラスケースにべたべた指紋をつけまくる子供らに焦りながらも、東急で俄然テンションがあがってしまう。 しかし…値段が…。
安そうなものばかり、試させてもらっていると
「これとかいいんじゃない?」
と、旦那さんが、想定より良いお値段のものを指差してくれた。
「じゃあ…」
と、あっさりそれを試させてもらう。
アクセサリーのことはよくわからないが、いい感じだったので、それに決めるが、帰り道にプン助が私に抱っこと言い、街中で騒がれるよりはマシだ…と、抱っこすると
「プン助が抱っこしてもらうなら、私も抱っこして!」
と、ニンタマが泣き出し、旦那さんがニンタマを抱っこするハメになってしまう。
ちょっとでもおろすと、
「抱っこ抱っこ」
と、泣き叫ばれる修羅場になった。
泣きながら
「ほら、やっぱりバドミントンやれないじゃん!」
と、恨み言を言うニンタマに
「絶対やってあげるから、急いで帰ろうよ!」
と、宣言しつつ旦那さんには、
「私、バドミントンやるからごはん作れないよ?作ってね」 という無言の圧力をかけ、バタバタと帰る。
私としては、ニンタマとちゃちゃっとバドミントンをやりたかったのだが、プン助までついてきてしまう。
「一緒にやろう!」
と、うれしそうなニンタマだったが、プン助が来たら、まともにできないのは目に見えている。 案の定プン助はラケットを道路に叩きつけ、棒を振り回すように振り回したり、そのまあ犬に近寄り、吠えられたり…。
その隙に、なんとかニンタマとバドミントンをやるが、ニンタマのあまりの下手さに驚く。
保育ノートに先生からのメッセージで 「最近バドミントンに夢中なニンタマちゃんです」 と、書いてあったので、ちょっとはやり込んでいるのかと思っていた。
だが、サーブも打てなければ、どんな打ちやすい場所に羽を打ってやっても、かすりもしない。
まったく羽を見ていない上、打つタイミングもズレまくっている。
 
「こんなにできないのに、どうやって夢中になれたんだろう…?」
 
それはそれですごいことだ…。
全然打てないのに、すごく楽しそう。
バドミントンではなく、私が羽を打ち込んでは、私が拾う…という謎の修行のよう。
相変わらず、プン助が道路にラケットをたたき続けているなぁと、ふと目をやるとラケットが大きく折れ曲がっていた。
「うわ~~~~~!曲がった!買って一日で曲がった~~~~!」
衝撃を受けて、もう切り上げて、部屋に戻ろうとすると
「プンちゃん、まだ一回もやっていない!」
と、曲がったラケットを振り回して迫ってくる。
危なくてしょうがない。
ニンタマも、もはや真っ暗闇なのに、
「まだやりたい~~~!」 と、大さわぎ。 「じゃあ、あと10回ね」 と、サーブ10回分やっても、納得せず結局25回くらいやって、ニンタマを納得させ、プン助を捕獲して、家へ戻った。 やれやれ…。
でも、ブレスレットは綺麗。

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娘は股間をぶつけ、水が止められた元旦

久々にのんびり正月。

予定では二件の仕事をかかえ、年末年始も必死こいてお仕事をしているはずだったのだが、その二件ともなくなってしまったのだ・・・・。

ここ数年、年末年始はいつも必死こいて仕事をしていたので、のんびりできるのは夢のようだが、ちょっと不安。

だらだら寝て、昼すぎに旦那さんがつくったお雑煮を食べる。

プン助がモチを喉につまらせ、「おほおほ!」と、むせたので、慌ててモチを小さくカットしてやる。

そして、久しぶりにアコーディオンを弾く。
弾いていると、プン助がモチでべたべたした手で、楽器を触りまくるので、「やめてくれ~」と、逃げた回る。
後で、丁寧に楽器を拭くと、取れない付着物があり、ショックを受ける。

その後、家族で初詣に行くが、神社の行列に恐れをなして、公園で遊ぶことに。

そのあと、正月もやっているヨーカ堂に行く。
ヨーカ堂のエスカレーターでプン助がおしっこを漏らし、急きょズボンを買う羽目になる。
おさがりがいっぱいあって、服はこれ以上増やしたくないのだが、濡れたままにはさせられない。
まあ、これも来年になったらいい思い出だ・・・などと、自分に言い聞かせる。

買い物を終え、帰宅途中、ニンタマが道路の脇にちょっとそれて、転んでしまい、アクロバティックな感じに吹っ飛んだ。
慌てて、駆け寄ると、股間を打ち付けて痛い・・・と泣いている。
もう、痛くて自転車に乗れないという。

自転車を置いて、子供乗せ自転車に乗せて帰ることも考えたが、結構かわいい自転車なので、一晩でも放置して盗まれでもしたら・・・と、引いて帰ることにした。

武蔵境から三鷹のほぼ一駅分、自転車を引きながら帰るのは結構しんどかったが、まあ、これも来年にはきっといい思い出だ・・・・と、頑張って帰る。
プン助は座席で寝てしまう。

やっと自宅にたどり着き、眠ったプン助をかついで、運ぶと、ドアに張り紙が張ってあった。
「下の階が水漏れしているので、こちらの部屋からの漏水の可能性もあり、水道メーターを止めさせていただきました」
と、書いてある。
部屋入ると、どこの水もまったくでなくなっていた。

これから、のんびりビールで飲みながら、食事の支度をするつもりだったのに、料理どころか手も洗えず、トイレに行けなくなってしまった。

プン助は漏らしたし、私もニンタマも旦那さんもヨーカ堂でトイレにいっているから、しばらくは大丈夫だが、業者がなかなかこなかったら、セブンイレブンにでも走らないとならない。

旦那さんがキレ気味に業者に電話する。
こういう時は、キレ気味な男性が電話をかけるのが一番だ。
私だったら、つい愛想のいい声でしゃべってしまうので、緊急度が低く思われてしまう。
「え!あと、一時間も来られないんですか!」
と、電話で業者に怒っている旦那さん。
「おなかへった~」
と、騒ぐニンタマ。

まあこれも来年になったら、いい思い出に・・・と、思っていると、

「ったく、正月早々なんだよ・・・!」

と、ちょっとイラついた旦那さんの声。
そうだよなぁ・・・確かにと、ちょっとどんよりする。

しかし、もしもウチが原因で下の家が水漏れしているのだとしたら、どうなるのだろう?

工事することにでもなったりしたら、全額ウチが出すことになるのだろうか?などと、不安になってくる。
そして、年末の大掃除もしていないので、家はけっこう散らかっている。
業者に「汚ねー家だな」と思われたら・・・と、腹をすかせた、ニンタマにかまぼこなどを与え、気休め程度に箒をかけたり。

やっと業者が来て、家の外や中を調べたところ、ウチが原因の可能性は低いとのことだった。でも
引き続き調査が必要とのことで、今後も何度か調べに来るらしい。

すっかり料理をする気も失せ、だらだら飲み始め10時半頃、疲れて仮眠をとるつもりで横たわっていたら、そのまま爆睡。

朝4時に目が覚め、難航している確定申告の作業を始める。
計算機で足し算をするだけなのに、どうして、数字が毎回変わってしまうのだろうと、身もだえ。

まあ、正月だからと言って、特別いいことがあるわけでもない。
生き延びていられたら、御の字だ。

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悲しみのクリスマス

12月半ばに、プン助が水疱瘡になった。
急遽、滋賀からおばあちゃんに来てもらい、仕事を乗り切ることにした。
予防接種を打っていたので、異様に元気なプン助。 おばあちゃんが遊びに来た上に、保育園を休んでいいと大喜び。
おばあちゃんはいつも北の部屋で寝ているのだが、ニンタマはいつからか、その部屋を自分の部屋だと思うようになっていて、おばあちゃんが来たのをいい機会に、親と離れてそっちの部屋で寝ると言い始めた。
すると、プン助まで、「ぼくも!」と、北の部屋で寝ると言い始めた。
いつも6畳の和室で家族四人折り重なるように寝ていたので、こちらも久々に体を伸ばして熟睡。 おばあちゃんがニンタマとプン助のせいで眠れないのでは?と、申し訳なく思いつつも、開放感も味わっていた。
 
たまには子供と離れて眠るのもいいものだ・・・と、思っていた。
おばあちゃんが帰ったら、また4人で一緒に眠ることになる。
それまで、充実した睡眠を堪能しよう。
だが、おばあちゃんが帰ってしまっても、ニンタマは北の部屋で寝ると言い始めた。
クリスマスとか、ママのお誕生日とか特別な時は、親と一緒に寝てあげるから・・・などと言っている。
「え?でもあっちの部屋寒いよ?布団かけたあげたり、できないと心配」 などと、子供の心配をしているふりをしつつ、引き止めたくなっている自分に驚く。
いつかは、離れて眠ることになると思っていたが、こんなに早く親から離れてしまうとは・・・。
日常生活では、子供の料理や世話に追われヘトヘトだが、寝ている時は本当に安心して、可愛いと思っていた。
こっちが離れて寝たいと思うことはあっても、まだまだ子供達は親と一緒に寝たいと思ってくれるものだと思っていた。
子供が安心して親から離れて行くのはいいことだ。
そうでなきゃならないと分かっている。
喜ばしいことだと思いたいのだが、複雑。
なんだか、失恋したみたいにダメージを喰らっている。 いつでも触りたい放題だったムチムチした子供ら・・・。 もう、触りたい放題じゃなくなってしまうのか・・・。
もう少し、猶予が欲しかった。
私の方が子供のように落ち込んでいる。
 
しかし、何故か離れて寝るのに、寝かしつけはしなければならないらしい。
プン助にいたっては「お姉ちゃんと大人に挟まれてないと僕眠れない~」 などと、言って寝かしつけにいくと、相変わらずおっぱいを飲んでいる。
そして、私がそっちの部屋へ向って一緒に寝るのは別に構わないらしい。
なんだか、よくわからない。
面倒な上に、寂しくて、割に合わない気持ちのクリスマス。

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ムスコの下事情

うちの子ブタこと3歳の息子は、決して自分からトイレとは言わない。
足をばたつかせて様子がおかしいので、
「そろそろおしっこでしょ!」
と、言っても
「ウンチだよ~!」
と、言っておしっこをする。
「おしっこじゃない」
というと、
「ここからでたウンチでした!ママ、間違っちゃったの~?」
などと言う。
もうどうでもいいので、
「おちんちんから出るウンチしよっか!」
と言うと、
「ウンチじゃないよ~!ママ間違えちゃったね」
となる。

漏らしても、
「ママがトイレ行こうって言わないから!」
と、私のせいになり怒られる。

ところが、今日はめずらしく上を向いて歩こうのメロディーにのせて「おし~こぉぉぉ~、おしぃぃ~っこ」などと、トイレに向っていた。

いつもこぼされるのが嫌で、つい脱がせてあげるのだが、やはり自分で脱がせないと…と、自分でやらせたら、便座に座りながら発射したので、便座やら床やらがおしっこまみれになった。
子ブタの手もおしっこまみれ。
すると、子ブタは自分の手についたおしっこを、自分の服や私の服になすりつけた。
「やだ~!汚い~、やめて~~」
と、言うと嬉しそうにニヤニヤしやがる。

「もう~!誰よ!汚い人は誰ですか?!」
と、言うと
「ママ~~~!!」
と、得意顔。
まあ、確かに私もなすりつけられたから汚い。それは当たっているのだが、オメーも汚ねーんだぞ!
と、ぶつくさ言っていると、またプリケツを振って歌いながら去って行った。

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シマウマのお嫁さん

プン助は動物が好きらしく、カバ、ゾウ、ワニ、ライオンが特にお気に入りな様子。

最近では、恐竜も好きになり、「ヴェロキラプトル」の画像を出してくれなどと、親も知らない恐竜について調べさせられたりする。

ある時、姉のニンタマと結婚について話していた。
「ニンタマはねぇ、結婚なんかしないよ。だって、好きなことできなくて面倒くさそう」
ニンタマの6歳にしては夢のない発言にぎょっとしつつも、
「あら~?でも○○君が好きって言ってたじゃない。○○君が結婚したいって言ってくれても、しないの?」
と、言ってみると、悩んだ顔をして
「う~ん、だったらしてもいいんだけど」
などと、顔を赤らめるニンタマ。

そのそばでずっとティラノサウルスの真似をしていたプン助に、
「プンちゃんは、誰が好き?誰と結婚したい?」
と、聞いてみた。
すると、プン助はガオガオ叫ぶのをやめ、
「シマウマ!」
と、答えた。

「シマウマ?」

こちらとしては、保育園おお友達の名前とか、お姉ちゃんとか、はたまたママ!なんて言われちゃったら、どうしよう…などと、思っていたのだが・・・シマウマとは…。

質問の意味を聞き間違えたのかも?と

「え?ママ、誰と結婚したいって聞いたんだよ?」

と、聞きなおしてみたが、

「オレ、シマウマと結婚するんだ」

と、一転の曇りもない瞳で言い放つプン助。

「え?だってあなた、今までシマウマ好きなんていったことないじゃない。ゾウとかワニが好きだって。え、シマウマ好きなの?」
「好きじゃない!」
「でも、シマウマと結婚するの?」
「シマウマと結婚する」

恐竜や、ゾウやカバやワニと結婚したいというのなら、理解できるのだが、好きでもないシマウマと結婚したいって、結婚と恋愛は別って奴なのだろうか?いやいや、さすがにまだ3才だし・・・。
頭がぐるぐるしてくる。

「そうなんだ~、素敵だね。でもね、このおうちでは犬も飼っちゃだめみたいだから、お嫁さんになってくれてもこの家に呼べないね~。それに、お隣に住む人もシマウマがいたらびっくりするから、シマウマが住めるような広くて、お隣さんも遠いところに家を建てないとね」
と、遠まわしに賛成ではないことを伝えてみたのだが、さっぱり通じていないようだった。

それからも「シマウマと結婚したら、プンちゃんの子供は縞模様になるんだね」と、言ってみたり、
お姉ちゃんをなぐりつけたりした時に、「そんなことするようじゃ、シマウマに好きなってもらえないよ!」と、言ってみたり、「シマウマはたくさん草を食べるから、プンちゃんは一日中草を探してあげないといけないね」「シマウマは、怒りっぽいみたいだからそんなことしたら、すぐ蹴られちゃうよ!」と、言ってみたりしているが、気持ちはますます強固になっているようで、
それから数ヶ月経っても「シマウマと結婚する」と、言い続けている。

「なんでシマウマと結婚したいの?」
という質問に答えてくれたことはない。

もしかすると、私が暗に反対だといい続けているのを感じていて、ますますシマウマへと結婚する気持ちが強くなっているのかもしれない。

これから、しばらくシマウマの話題をするのをやめてみよう…と、思いつつ、我慢できずについついシマウマのことを聞いてしまうのだった。

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ママって顔を白くすると黒いのが目立つね

先日、ニンタマが、「ママって、あれに似ているね」と、言ってきた。
「あれって?」
ファルコンとか、アライグマとかだろうか?と思っていると、
保育園の1歳児クラスの子のママだという。
おいおい、人間に「あれ」はないだろう。

大分ボキャブラリーも豊富になってきて、「その可能性は高いね!」などと、いう高度な言葉も使いこなすと思っていたが、その辺が6歳児だ。

「1歳クラスのママということは、結構若いんじゃないかな?」
私は、同じクラスの他のお母さんより、大体10歳ほど年上なので、1歳クラスなんて、相当若く思えてちょっと浮かれる。
「うん、ママの方が、顔に黒いのがあるけどね」
さらっと、怖いことを言うニンタマ。

黒いの?

どちらかというと、顔色も悪くていつも病気だと思われるほうで、まあ、色は白い方だと思っていた。

「それってシミのこと?」

と、聞くと
「そう、シミ!」

自分でも、二つばかり大きいシミがあるのは、なんとなく気づいていたが、全く気にしていなかった。
32歳の頃、38歳の女性で目立つシミがある人がいた。
だが、本人はまったく気にしていなさそうだった。
あんなに目立つシミなのに、気にならないのだろうか・・・と思っていたのだが、自分がなってみると、よくわかる。

いきなり濃くなったら、気になるかもしれないがちょっとずつ長い時間をかけて黒くなっていったので、あまり気にならないのだ。
雀斑がすこしずつ成長したくらいなイメージだった。

そうか…自分で思っているより、目立つのか。

「ママは顔を白くするとシミが目立つよね」
と、またもやニンタマに言われる。
「え?」

普通、ファンデーションを塗るとシミは目立たなくなるものだろう。
逆に目立つってどういうことだろう?

ファンーションを塗って肌の色むらや薄いそばかすが消えるとかえって目立つシミ・・・。
余程濃い頑固なシミってこと?

そういえば「南くんの恋人」の撮影で、久々にメイクさんにメイクをしてもらったが、いつもこのシミをコンシーラーで丁寧につぶしていた。
「さすがメイクさん。丁寧な肌作りをして・・・」
と、あまり気にしていなかったが、今から思うと、他人からみたらカバーしなければならないほど一目瞭然ということだったのだ。

よし、買おう!コンシーラー!

という訳で、ルナソルでコンシーラーを買った。
だが、ここで目の下の隈をカバーするコンシーラーと、シミをカバーするコンシーラーは違うと美容部員さんに教えられた。
隈を隠すコンシーラーには、皺にならないように美容成分も入っているとか。
シミを隠すほうは、見るからに皮膚の水分を奪いそうな感じのパテっぽい感じだった。
ただし、カバー力はそれだけ強そうだ。
私は目の下の隈も濃い。
気になるシミは二つだけ。
「クマを隠すものでも、多少は消えますよね、シミ」
と、たずねると
「それは、まあそうですね」
と、微笑む美容部員さん。
というわけで、クマを隠すコンシーラーを買った。

そして、シミとクマを隠してニンタマに挑む。
「どう、綺麗になった?」
と、聞くと
「ママは~顔白くしない方がいいよ。シミが目立つ」
と、苦々しい顔で答えるニンタマ。
「嘘!隠したんだよ!シミ!」
「隠れてないよ・・・」
と、ニンタマは呆れ顔。

鏡の前に走ると・・・

ある!

ばっちり大きなシミが二つ!

ダメだ全然消えてない。

買うか、シミ隠しのコンシーラー・・・。

どこのコンシーラーがよいのだろう。
一応候補はルナソルかシュウウエムラ。
美容部員さんは、親切な時と、人をゴミのように冷たく見る時がある。
きっと、私は両方のカウンターへ行って、試してみることなどできやしない。
うろちょろ物欲しげに歩いて、最初に笑顔を見せてくれた方へノコノコ行ってまあまあ良いと思ったら、そのまま買う羽目になるだろう。
早く買いたいが、時間とお金の都合も考えねば・・・。

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ハロウィン

ニンタマの英語教室でハロウィンイベント。

下の子供も連れて行っていいとのことで、プン助もいくことにしたが、当日まで仮装の用意を全くしていなかった。

祖母が古くてほつれてしまったニンタマのドレスにアイロンを当てたり、スパンコールで飾ってくれたり、旦那さんがドンキに走ったりで、なんとかそれっぽい仕様に・・・。

だが、せっかく旦那さんがドンキで購入してきた、仮面ライダードライブの上下を着ていてたプン助は、おもらしをして、新品の衣装を台無しにしてしまった。
上だけドライブのシャツを着て、バイ菌マンのポシェットを持たせた。
カボチャの帽子は被った瞬間に投げ捨てるので、それも紐の部分を肩にかけてポシェットのように持たせたので、少し珍妙な恰好になってしまったが、本人は満足そうな様子。

プン助はイベントに行ったらお菓子がもらえると思い、最初から「おかし」「おかし」と、騒ぎ、受付の時点で逃げ回り、ドアに指を挟んで泣いたり最初から波乱含み。
ニンタマは、貰った鞄につけるワッペンを黙々と作成しているのに、プン助はワッペンをぐしゃぐしゃに塗りつぶし、ハサミで切り刻んだり・・・早々に連れて来た事を後悔した。

自己紹介のコーナーが始まった。
生徒が手を挙げて、先生が指名すると、前へ出て、
「I'm 〇〇」と、自分の名前を言う。
すると、全員で「Who are you?」と、声を合わせて尋ね
「I’m witch」「I’m doracula」などと、何の仮装か答えるというやりとりをするらしい。

今までニンタマはそういう時に決して手を上げることはなく、当てられても聞こえないような声で何かを答えるか、もしくはずっと無言・・・という典型的な内弁慶のタイプだった。
だが、今日は違った。
今日も手をあげないのかな・・・と思っていたら、最後の方で手を挙げたのだった。
聞こえないくらいの声でだが、一応自分の名前も言った。
だが、「Who are you?」と、全員に声を合わせて尋ねられると、固まってしまった。

それは内弁慶のせいだけではなかった。
きっと、何の仮装か自分でもわからなかったのだ。
小さいとんがり帽子のついたカチューシャ、ピンクのドレスにマント…。
何の仮装だろう、これ?
私も、わからなかった。
ニンタマはなんて、答えるのだろう?

私もドキドキしながら見ていると、
「I'm princess」
と、小声で答えた。

実はニンタマの前に可愛らし恰好のお友達が「I'm princess」と、答えていた。
それを思い出したのだろう。
だが、周囲はちょっとざわついていた。
マントと帽子姿は全くプリンセスには見えない。
どちらかというと、小さい魔女?という感じ。
先生も「Oh! you princess?」
と、ちょっと驚いた様子だった。
だが、今まで積極的に手を上げたりしたことがないことを思うと大きな変化。
勇気を出したことは褒めてやらねば。

その頃、プン助はいつの間にか私の膝に座り、熟睡してしまった。

肝心のお菓子が貰える「trick or treat」のコーナーになっても、目を覚まさず、殆ど眠りっぱなしだった。
コーナーが終わり、先生が「お菓子あまりました~」と、皆に余ったお菓子を配っていた。

ああ、余ったのはプン助の分のお菓子だ…でも、プン助はお菓子を貰うとご飯を食べないで、お菓子ばかり食べるから、貰わない方がいいだろうか…。
いや、お菓子を貰わなかったと知ったら、どんなに嘆き悲しんで面倒なことになるか…やはり貰うか…などと、葛藤しているうちに、お菓子はどんどん配られて行き、残り少なくなっていた。

意を決して、子供達の輪に乱入して
「すみません、ウチのコ眠ってしまって、参加できなかったので貰ってないんです」
と、言いに行く。
「え!そうなんですか!どうしよう、殆ど配っちゃった…」
と、困惑している先生。
こんなことなら、もっと早く言いに行けば先生を困らせないで済んだのかもしれない。
「あ、飴とかクッキーが一枚とかで全然いいんです・・・貰ったって思えば大丈夫なんで・・・」
と、残り少ないお菓子を貰って眠っているプン助の元へ戻った。

その後、ジュースが配られたのだが、私は4歳くらいの男の子にオレンジジュースを肩から背中までびっしょり掛けられてしまう。
その子のお母さんが怒って、
「あやまんないとだめでしょ!」
と、何度もその子を、私に謝らせようとしていた。
だが、その子は
「オレ、こぼしてないから」
と、言い張る。
その子自身もジュースを被ってびしょ濡れだった。
私の目を一度も見ずに「こぼしてない」と、連呼するので、お母さんはとても恐縮していて、不憫なほどだった。
いつ私がこの立場になっていてもおかしくない・・・。
プン助も絶対こういう事をするし、謝らないだろう。
びしょ濡れになって途方にくれたが、他人ごとには思えず、
「ああ、全然大丈夫ですから・・・気にしないでください」
と、いい人面をして、お母さんをねぎらった。

だが、本当はあの男の子の為には、ちょっと怒って見せた方がよかったのかもしれない・・・などと、色々考えているうちにイベントは終わった。

眠っているプン助を担いで帰ろうとすると、急に眼を覚まし「お菓子お菓子!」
と、騒ぎ始めた。
やはり、お菓子を貰っておいてよかった。

帰宅してから、祖母や旦那さんに
「いやぁ、子供の中に割って入って『お菓子貰ってないんです』って貰いに行くの恥ずかしかったよ~」
と、話していると、
「ウチだって恥ずかしかったよ!」
と、ニンタマ。
「え?ママが来て、お菓子貰いに来たの、恥ずかしかったの?」
「そうだよ~!何、やってんのって恥ずかしかった!」

そうか…、自分の恥ずかしさばかり考えていたが、親がそういう行動をとると、恥ずかしいのか・・・。
でも、同じ会費払ってるのにプン助の分を貰わないのもおかしいし、可哀想でしょ?と、言ってみるがプリプリしているニンタマ。

すると、旦那さんが
「ニンタマがプン助のお菓子を貰ってやればよかったじゃないか」
と、言い始めた。
「え~~~!なんで、ウチが~、やだよ、恥ずかしいよ」
ニンタマは顔色を変えた。
「ママの方が恥ずかしいって、そうだよ、ニンタマが言ってくれたらママも恥ずかしい思いしないで済んだのに・・・」
と、私もネチネチイジワルっぽく責めると、凄く困った顔をしたニンタマが、
「だって、ウチ知らなかったんだもん、プン君が寝てるって・・・!」
と、一生懸命言い訳をし始めた。
面白くなって
「じゃあ、これからはそういうの気付いたらニンタマが貰いに行ったりしてね」
と、言うと、ニンタマはうつむいて黙っていた。
嫌だと思っているらしい。

夜ご飯は、ニンタマにリクエストされた、カボチャグラタンを作り、大人にはローストビーフを・・・と、付け合わせのスライスオニオンを作る為に、玉ねぎをスライサーで刷っていたら、最後の最後で親指の皮を、肉ごとすりおろしてしまった。
気を付けていたのだが、一瞬ぼーっとした隙に、流血沙汰。
玉ねぎが目に染みて、涙が止まらず、血も止まらず・・・で想い出深いハロウィンになってしまった。

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少子化って言われましてもねぇ

二日酔いで、ぐったりしていたのだが、何故か急に少子化について考えていた。

最近、 少子化、少子化と騒がれている割に、少子化対策って全くなされていないな・・・など。
もちろん、子ども手当だの、二人目の保育料が安くなったりなど、色々なされていることはありがたいと思っている。
でも、本気で子供を増やして欲しいと世の中は思っているのだろうか?

例えばベビーカー一つでも、延々と論争になっていることとか。

子供を産む前は、電車内ではベビーカーは畳むべきという意見を聞いても、「ふ〜ん、そんなこと気にする人がいるんだな。別段、気になったこともないけど」としか思わなかったが、自分が当事者になってみると、空いている電車に乗る時でさえ周囲の目が気になってしまうようになってしまった。

匿名の掲示板などに、「泣いたりうるさい子供を連れて電車に乗るのが、間違い。子連れは車かタクシーで移動しろ。そういう経済力がないなら、子供なんか産むな」「 妊婦も電車に乗るな、人に迷惑をかけていることもわからず、我が者顔で優先席に座っているとムカつく、タクシーに乗れ」「そういう配慮ができる経済力が無ければ、子供なんか産むな」・・・的な書き込みをしている人がいるのを見て、すっかりビビってしまい子連れでの外出がナーバスになった。

世の中には子供や妊婦に優しい人もいるが、こんな攻撃的な人がいるのか・・・。
でも、そんな経済力がある人しか子供を産めないのなら、もっともっと子供なんぞすくなくなってしまう。
ウチは全く経済力がなく、不自由させる自信の方がたっぷりあるくらいだ。
産んだら自転車操業ででもなんとかするしかない・・・という見切り発車で子供を二人も作ってしまった。
当然、先のことを考えると怖くてたまらない。 育ち坂りになった時に子供らにちゃんとごはんを食べさせてあげられるのだろうか?

最低限人並なことをしてやれるかも、全くわからない。

そして、今、朝起きたり、トイレに行かせたり、ご飯を食べさせたり、服を着せたりくらいのことで何故、こんな困難な事態が起きるのか・・・毎日泣きたくなるとほど、3歳のプン助に手こずらされている。
まったく子供好きでは無い私は、しばしば逆上して、ともすれば手をあげたくなることもある。 実際、寝ている時に腹に飛び乗られたりした時には、苦しさのあまり反射的に頭をハタいたりはしている。 この一線は越えちゃまずいという一線が目の前に見えることがある。 きっとその一線を越えると、虐待への道は思ったより近いのだ。
自分が、こんなに短気な人間だったとは・・・と、子供のやんちゃより、自分にショックを受ける。
だったら、子供を産むな・・・という言葉が聞こえて来る。 子供が大好きで、子供が何をやっても暖かい気持ちで見守り、感情で怒るのではなく共感してあげてから、優しく諭して、人にも迷惑をかけないように、細心の注意を払い、どんなことがあっても、子供を育てていける…という自信がある人しか子供を産めないのだろうか?
もし、そうだったら、子供なんてどんどん減ってしまう。 別にそれは構わないが、沢山産んで育てて欲しいようなことを政治家の人が言っていると、 本気でそう思ってるのかな?とりあえず、言ってみてるだけなんじゃないの?と思ってしまう。
子供が悪い事をしたら、親の育て方がまず責められる。 どんなに良い育て方をしても、悪い事をする奴はいるのだが…。もちろんその逆も…。

子供を産むのは親の趣味というか好きでやっていることなのだから、産んだ以上は誰にも迷惑をかけないようにちゃんと育てあげろよ・・・っていう感じ?

私は全く子供が好きではないが、30過ぎてから急に何かにしくまれていたかのように、子供が可愛く見えるようになって、困惑した。
好きでも無い上に自分一人が生きているだけで、いつもヘトヘト。
人様を育てる自信など皆無。でも駆り立てられる気持ちとワクワク感は押さえがたく、観念した。
育てられるかどうかは、後から考えよう、きっと産まれたら頑張るんじゃないかな・・・世の先人達も大体は頑張っているみたいだから、きっと自分も生き物の端くれとして、頑張るのだろう・・・と、それだけでで子供を作ってしまい、今のところ、まあまあ頑張ってはいるつもり。 でも、先のことはよくわからない。 時々、息苦しくて、ギャーッと叫びたくなる時はあるが、これからもなんとか持ちこたえたいとは思っている。

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