ホームで土下座する4歳児

二日酔いだが、子供らをバレエに連れて行かねばならない。
もっと寝ていたいが、頑張って起きて新代田へ。
今日、プン助は初めてまともに参加した。
それまでは、脱走したり、人の邪魔したりばかりだったのだが、トイレに一度戻った以外は、脱走もせずに、ちゃんとやっていた。
少しニンタマにじゃれついて邪魔をしてはいたようだ。
ニンタマも、

「プン助プリエとかやってたよ!」

と、驚いていた。
いつもこんなならば良いのだが。

だが、帰りの電車で、自動改札を巡ってニンタマとプン助が大喧嘩。

小学生で切符を買ってもらっているニンタマが羨ましくて仕方ないプン助は、いつも切符売り場で、切符を奪い取って自分が改札に入れようとする。
ニンタマも切符を貸してやる時もあるが、最近よくプン助に顔を引っかかれていて、腹を立てているので、今日は意地でも、切符を渡さなかった。
改札の前で取っ組み合いをしたり、殴るけるの喧嘩をするので、世間へかなり迷惑がかかってしまう。
子供らをしかりつけ、後ろの人にも謝って周る・・・ということが、改札を通る度に起こる。
「ほら、ママのスイカ貸してあげるから」と言っても全く聞く耳を持たず、喧嘩を続ける。
ニンタマに、貸してやれと話せば、ニンタマが泣き、プン助に今度ね!と、言えば、プン助が発狂して、泣き叫ぶ。

子供連れて外出って、なんて心休まらないんだろう。

吉祥寺で旦那さんも合流して、日高屋でラーメンを食べ、ヨドバシカメラへ。
ヨドバシカメラでも、追いかけっこをしたり、マフラーの奪い合いをしたり。
ヨドバシカメラの床を這い回るプン助に、恥ずかしさのあまり、他人のふりをしたくなるが、そうもいかない。

お正月に会った兄に、明らかに子育ての失敗と指摘されたが、そうなのかな・・・。でも、必要最低限の注意やルールは煩く言ってるつもりなのだが・・・。

吉祥寺のホームで、電車を待っていると、プン助がまた

「切符、自分でやりたい〜!」

と、騒ぎ始め、同じ事のループに、私は急に眠くなってしまう。
だが、次の瞬間目がさめるような出来事が・・・。

「もう、ガリっとしないから、切符やらせて下さい。お願いします〜!」

と、言い立ったまま手をホームに付けて、変なポーズになったかと思ったらそのまま、膝をついて、頭もホームに擦り付けた。

Img_4167
これ?土下座のつもりなのか?

そこまで、切符を自動改札に入れたいのか?
なぜ、それほどまでに、あんな大して面白くもない事をやりたがるのか?
子供とってはそんなに、血湧き肉躍るような面白いことなのか?

驚いて、周囲へ対する恥ずかしさも忘れ、そんなプン助を激写。

結局、その後、プン助は、ニンタマに切符を貸してもらい、念願叶って、自動改札に切符を入れる事が出来た。

めでたしめでたし・・・という訳には行かなかった。

ニンタマが去年手袋を片方失くしていたので、新しく買ってあげようと、三鷹の文房具屋で手袋を選んでいた。
手袋の指先が指人形の犬のようになっているものを、大層気に入ったプン助が、しきりにニンタマに、それを勧めていた。
だが、ニンタマは、結局お洋服に合わせやすい柄を選んだ。
するとプン助が、

「これがいい!プン君に買って!

と、大騒ぎ。
「プン助、手袋あるじゃない!」
と、言っても
「プン助君、一個しかないんだよ?お姉ちゃんばっかりずるい。プン君だって欲しいんだよ?」
と、哀れっぽく懇願。
手袋なんて、一つで十分だ!と、怒鳴ってみても、事態は悪化するばかり。
仕方なく、甘いと思いつつ、来月の誕生日プレゼントだったらいいよ?
と、提案するが、
「今じゃなきゃやだ!」
と、この世の終わりの様に号泣。

自転車の前の座席で、ずっと泣き続けて、全く泣き止まない。
家につくまで、この調子なのか?
と、うんざりしていたら、急に前を走る旦那さんが、
「三鷹の皆様〜」
と、声を張り上げた。
何事か?と、驚いていると、

「三鷹を御通行の皆様、ただいま◯◯プン助君が、手袋が欲しいと言って泣いております〜。」

と、続けるではないか。

急に、プン助の泣き声が小さくなる。
「あれ?プンちゃん、声小さいよ?もっと大きく泣いたら?皆んな見てるし!ほら、ガンバ!」
と、私もプン助にもっと泣く様に葉っぱをかけてみた。
ちょっと恥ずかしかったが、効果は覿面だったのか、なんだか面白くなさそうに黙るプン助。

「今日は、嫌な日だった・・・」

寝る前にプン助は、ボソッと呟いた。

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ウルトラマンXとおしっこに祟られた一日

今日は、プン助を朝早く起こす約束をしていた。
前の晩にAmazonプライムでウルトラマンXを見たいと騒いでいたのだが、お風呂から出た時点で、既に9時半だった。

「もう寝る時間だよ」 と、説得したが、

「観たい!観たい!お願い、お願いお願い」

と、お願いポーズを連発して、しつこいプン助を
「明日早く起きて、見せてあげるから」
と、寝かしつけたので、朝6時20分に起こすことになっていたのだ。

「ほら、エックス観たいんでしょ?」

と、丸太のように転がっているプン助を起こす。
だが、笑顔なのに、プン助は何故かきまり悪そうにしている。
何やら不吉な予感・・・

「漏らしちゃった・・・えへへ」

えへへじゃね〜よ!えへへじゃ・・・!
最近トイレを失敗しがちなので、前の晩に、オムツを履くように言ったのに・・・。

「ちゃんとトイレに行くから!」

と、オムツを拒否したのは、誰だ・・・!

私は用事が溜まっていて4時半に起きて、その日の洗濯を済ませていた。
これで、もう洗濯は終わったと一つノルマをこなしたつもりだったのに・・・。
毛布、シーツ、プン助のパジャマやらを再び洗濯しなければならないのか・・・!
ただでさえ、冬はあまり洗濯物がパリっと乾かないのに・・・。
布団もつまみ洗いして、干さなければならない。

一日の始まりだというのに、どっと疲れが出る。

だが、怒ったところで、漏らしグセが治るわけでもない。
気を取り直して、プン助をシャワーで洗ってやり、ウルトラマンXを観せてやることにした。
せめて 一日の初めくらは、怒らずに過ごしたい。

プン助が一話観終わった頃を見計らって、

「さ、じゃあご飯だよ〜」

と、ご飯を出す。
だが、プン助は、動かない。

「もう一話観たい!お願いお願いお願い!」

両手を合わせて、手をうねうねさせる懇願ポーズのプン助は、びっくりする程不細工。
それは少しだけ、可愛くもあったのだが、

「調子に乗っちゃ駄目!」

と、願いを却下。
その途端、プン助は泣き叫び始めた。
フォローしても、お願いの嵐は収まらないのは分っている。
仕方なしに放置しながら、おしっこの処理や支度をするが、3分程泣かれると耐えられなくなってしまい根負け。

「しょうがないなぁ・・・7時35分までに、ご飯食べ終わって着替えて、歯も磨けたらもう一話だけ、観せてあげるよ」

大喜びのプン助。
だが、ニンタマと遊びながら食べていて、全然7時35分に間に食べ終わりそうにない。

「ちゃんと食べな!遊んでる時間ないよ!」

と、私がカッカして怒鳴ると、慌てて席に戻るが、すぐにそこらをフラフラうろついたり、ニンタマにちょっかいを出しに行く。

結局、7時35分になっても、ご飯は半分以上残っている。

「チャンスをあげたのに、仕方ないよね。もう今日は観ないってことで・・・」

告げると、自分が目的の為に一切努力しなかったことを棚に上げ、

「嫌だ嫌だ!観たい、観たい!ママひどい!」

と、被害者みたいに私を責め始めた。

こんな風にゴネたままだと、全ての支度に3倍の時間が掛かるのは経験上身に染みている。

本人の為には全くよくないのだが、親の刹那的な気持ちとしては、Xを観せてご機嫌になってもらったほうがいっそ楽だったりする。

ああ、面倒だ!
いっそ、観せるか?!
イヤ、駄目だ!

Xを観る為に何一つ頑張っていないプン助に、今ここで、親の毅然とした姿を示さなければ、これからもどんどん要求がエスカレートしてしまう。

私は、スプーンをとりだし、高く掲げる。

「とにかく、ご飯を食べなさい。」

スプーンで、ご飯を掬って、プン助の口に突っ込む。

「全部食べたら、5分おまけして観せてあげるから」

これが、毅然とした姿なのか?いいのか、こんなんで・・・と思いつつ、プン助に食べさせようとする。このくらい難易度を下げてやれば、プン助だって少しは乗って来るはず・・・。

だが、プン助は口をつぐんで、食べようとしない。

「僕、お腹いっぱいなんだもん〜」

普段は、「オレが」「オレが」と、イキガっている癖に、こんな時だけ「僕」などと言って可哀想アピール。
自分のノルマを減らすことにだけは、天才的な勘があるようだ。
ろくに食べていないのに、お腹いっぱいだなんてありえない。

「駄目!食べるの!やりたいことをする為には、何かを頑張らないといけないんだよ!それが人生ってものだ!」

何故か追いつめられた私は訳のわからない説教を垂れてしまい、とりあえず迫力を出すために、怖い顔をして見せたのだが・・・

「僕〜、お腹こわしちゃう・・・」

真に迫った様子で、お腹が苦しそうな顔で対抗してくるプン助。

ダメだ!この顔に騙されてはならない。

結局、断固として食べるのを拒否するプン助に 、私が無理矢理スプーンでご飯を食べさせるハメになってしまった。
最後は、私の手からスプーンをブン取り、自分で飯を口にかっこんで、ヤレヤレという表情を見せたプン助。

大幅にオマケをしてやり

なんとかウルトラマンXの続きを観せる。

なんて甘い親なのだ・・・と、落ち込む私を尻目にご満悦なプン助。

放っておくとまた次の話も観たいと言い出すに違いない。

「一話だけだよ」

と、念を押してはいたものの、話が終わった途端に、動画を止めたら案の定

「終わりの歌も聞きたかったなぁ〜〜〜」

と、未練タラタラな様子。

あぶないあぶない。

エンディングデーマなんかうっかり聞かせてしまったら、すぐ予告が始まり、その後、すぐに次の話が始まってしまう。

断固拒否すると、プン助は席を立ち上がり

「聞きたかったのに〜」

と、フラフラ廊下を歩き始めた。

トイレに向かっているようだ。

 

「おしっこなの?」

と、声をかけると、廊下で不穏な水音。

そして、目を疑う光景。

 

トイレに辿り付くまで我慢できなかったプン助が、

 

その場でパンツを降ろし、放尿していた。

 

 

 

「ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

家中に私の悲鳴が響き渡った。

その間も、ジョボロローっと、放尿は続いていた・・・。

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体力テスト…運動神経が鈍い家系?

ニンタマの小学校から、運動能力の検査結果のようなものが来た。
その結果がAからEで判定され、Aが一番判定が高く、Eが一番低いというもので、ニンタマはD判定だった。

「ニンタマのお友達はみんなAかBなの〜」

と、ニンタマは悲し気。

偏差値的に見ると、43・・・という数値であった。
普段公園などで遊んでいる様子で、それほど他の子どもと比べて鈍臭い感じはしないが、運動会などの50メートル走でなどは確かに本気で走ってるの?というくらい遅くはあった。 鬼ごっこなどの時は、もっと早い気がしていたので、ただ並んで走るってことにモチベーションが湧かないタイプなのかな?と特に気にしなかった。

鉄棒の逆上がりが全然できないのも、1歳の頃からダントツに体格が良くて、かなり重いせいだと思っていた。
軽い子どもだったら、力もそんなに必要ないが、身体能力がついて行く前にあんな重くなってしまったら、無理でしょ・・・と、あまり気にしていなかった。

私が、子どもの頃から走るのも遅く、鉄棒も出来ず鈍臭かったので、ニンタマは私に比べれば随分動ける子どもだと思っていたのだが、

やはり私に似て、鈍臭いのだろうか・・・。

だが、私に比べ、体も頑丈で喧嘩も強そうで、身体能力に恵まれていると思っていた旦那さんも

「オレも、足遅かったよ」

と言っている。

ボールを追いかけるとか、誰かを捕まえるという目的無しに走るのがそもそも苦手だったらしい。

「でも、鬼ごっことかサッカーで遊んでいる時は結構早かったよ。持久力があるから、皆がへとへとになって走れなくなっても、いつまでも走り続けられたんだ!」

と、ちょっと自慢気。 ニンタマもそのタイプなのかな・・・。

一つずつ項目を見てみる。

握力  9㎏(全国平均8・5㎏)
上体起こし 0回(全国平均11回)
長座対前屈 39㎝(全国平均 28・1㎝)
反復横跳び 25回(全国平均 26・6回)
20mシャトルラン 7回(全国平均 15回)
50m走 12・9秒(全国平均 11・9秒)
立ち幅跳び 104㎝(全国平均 106・3㎝)
ソフトボール投げ 6m(全国平均 5・7m) 

上体起こし0回?!

上体起こしって腹筋だよね・・・?
試しにニンタマの足首を掴んでやらせてみる。
かろうじて、1回できたかできないか・・・という感じ。

私も高校生の時、腹筋が一度も出来なかった。

何かの雑誌で中森明菜が毎日腹筋を50回やっている・・・みたいな記事を読んで、試しに練習するようになったら、一ヶ月で50回できるようになった事を思い出した。

こういうのはちょっとした使い方をマスターするかどうかのことだから、やれば出来るようになるはず。 心配いらない。

あと、気になるのは20mシャトルランって奴だね。

調べてみると、大人でもやるのが面倒くさそうなテスト・・・。
どうせ、走るのもちょっと遅いから、朝気が向いた時に近所でも走ってみるか・・・。
考えてみたら、土曜日も仕事をしていることが多かったり、私も旦那さんも他のパパママより高齢なので、ぐったりして一緒に走り回ったりできていない・・・。

「これからちょっとボール投げとか、腹筋とか走るの頑張ってみようかと思うから、そっちも意識してやってみてね〜」

と、何気なく旦那さんに提案すると・・・。

「そんなことする必要ないよ!木登りとか、やりたい遊びをやっていればいいんだ!友香は、こういう結果に振り回されすぎてる!」

と、旦那さんは怒り気味。

「いや、ちょっとしたことで、克服できることはやろうかなってだけだよ。小さいうちに色々やったほうが、身体能力がつくのかなって思うし」
「そんなことないって。小さいうちからとか関係無いよ。楽しいことしてればいいんだって!」

と、ヒートアップする旦那さん。

これ以上この問題を話すと、危険な香りがしたので、早々に話題を変えたが、私と旦那さんの根本的な考え方の違いがわかった。

私は、元々運動神経が悪く小さい頃から、コンプレックスを持っていたので、ちょっとしたことで、そのコンプレックスが克服できるなら・・・という考え方になってしまう。

コンプレックスを克服する努力をするのが、趣味みたいなタイプなのだ。

一方、旦那さんは苦手なことはあっても、これは誰よりもできる・・・というものの方を大事にしていくタイプ。

苦手なことを考えて落ち込むのは時間の無駄。出来ないことをウジウジ悩むより、出来ることに目を向けて自信を伸ばして行きたいタイプ。

どちらが正しい訳でもなく、生き方の好みの問題なのだ。

そして、旦那さんも私も分っている。

こんな結果、来月には忘れている。

私がやる気満々でやらせようとしている腹筋の練習なんて三日続けばいい方だ。

来年の検査の時に、

「ああ、去年やろうって言ってたのに全然やらなかった〜〜〜」

と、またちょっと大騒ぎするくらいのことなのだ。
ニンタマが律儀に手を頭の後ろに組んで上体起こしをやろうとして、

「できない〜〜〜」

と、悶え苦しんでいる。
その横で、プン助は、手を頭の後ろ組まずに膝に手を引っ掛ける形でスイスイ上体を起こしている。

「お姉ちゃんより、オレの方がうまいね〜〜〜」

と、自信満々。

「プン助ズルやってるじゃん〜〜〜」

と、言いながら泣くニンタマ。
自分が鈍臭いのを棚にあげて、自分の子供がリレーの選手などになったら、どんなにか鼻高々だろう・・・等と妄想したこともあったが、妄想は妄想のまま終わりそう。
まぁ、元気だからいいか・・・。

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おしっこデー ・・・愛の踏み絵

先日の夜の話。

子どもらは、旦那さんとお風呂。

私は、風呂に入る前にトイレ掃除をしていたら、

「ホントかよ〜〜〜!おしっこしたのかよ!」


と、旦那さんの叫び声。

「うん、私正直に話したんだよ」

と、ニンタマ。

どうやら、浴槽に入ったままおしっこをしたらしい。

 

 

正直に話した・・・と得意気に言っている所を見ると、今まで黙っていた日もあったということだろうか・・・。

いくら、ムスメとは言え、おしっこ風呂に喜んでつかる気持ちにはなれない。

「ああ、もう〜、寒いのに湯船にはいれないじゃん〜〜〜!」

と浴室に向って叫ぶ。

トイレ掃除が終わり、私もシャワーでも浴びるか・・・と、脱衣所へ行くと、ニンタマが旦那さんに体を洗ってもらいながらしくしく泣いている。

「どうしたの?」

と、聞くとニンタマの替わりに旦那さんが

「お母さん、今日はバスタブに入らないんでしょ?」

と、私に聞いて来た。

 

なんと!私が、おしっこ風呂に入らないと言ったことで、ショックを受けて泣いているのか?!

自分が汚いものかのように扱われることで傷ついたらしい。

 

なんだよ、その繊細さ・・・。バスタブにおしっこして、へらへら「おしっこしちゃった〜」と言う図太さはあるのに、そんなことで傷つくのかい?

 

おしっこ風呂に入ることで、愛情を試されているのか?

 

踏み絵なのか?おしっこ風呂が?!

 

見ると、プン助は気にもせずにバスタブに漬かっている。

「出る時にシャワーで流せば大丈夫なんだよ」

と、旦那さん。

一度使ったタオルは絶対に使わない、実は清潔好きな旦那さんの合理的な発言。

どうやらこの踏み絵を踏まないと、家族愛が足りないと思われそうだ・・・。

 

 

「ああもう!じゃあ、入るよ!もう〜〜〜〜!」

 

覚悟を決め、おしっこ風呂に入る。

入ってしまえば、いつもと比べて臭いわけでもなくいつもと何も変わらない湯船。

きっと今まではおしっこをされても、気付かずに入っていたに違いない。

 

風呂から上がり、旦那さんは夜勤へ。

 

その晩の夜中。

 

「ママ、起きて〜〜〜」

と、プン助に起こされる。

こんな夜中に起こされる理由は決まっている。

トイレだ。

暗くて怖いので、一人でトイレには行けない為、いつも起こされる。

昨晩はちゃんと寝る前にトイレに行かせたのに・・・と、しぶしぶ起きると、プン助が泣いている。

嫌な予感・・・。

「おしっこしたの?もうおしっこしちゃったの?」

と、尋ねると

「ちっちしちゃったの〜〜〜」

と、情けない顔で泣くプン助。

触ると、ズボンもパンツもずぶ濡れ。

 

脱がせて、もう一度トイレに行かせる。

その間に、布団の被害を確認。

 

敷き布団に大きな染み。毛布も、掛け布団カバーも濡れている・・・。

 

敷き布団は、予備も無いし、この後も寝るので、大判のタオルを3枚被せて

朝、タオルとシーツを洗い、布団もつまみ洗いしよう・・・。

他のものは、全て軽く水で流して処理して置いた。

 

寝る部屋荷戻ると、裸のプン助が何故か片耳にイヤリングをつけて、キャイキャイはしゃいでいる。

「うわ、何これ!」

と、ニンタマも起きて、敷き布団の染みを見て、プン助とはしゃいでいる。

「プン!早く服きないと、風邪ひくよ!」

 

はしゃぐ子どもらを落ち着かせ、敷き布団の染みにタオルをかけてその部分に乗らないように寝る事に。

いつも敷き布団を二枚敷いて家族で寝ているのだが、お漏らしをされたのが丁度、布団と布団の境目辺り。

私が、プン助とくっついて左端、ニンタマは右端に寝るように言うと、

「やだ〜〜〜〜!ママと離れたくない〜〜〜!」

と、ニンタマが泣き出す。

「だって、おしっこの上に寝られないじゃない〜〜〜」

と、言うのだが

「何で、私が離れなきゃいけないの〜〜〜〜?漏らしたプン助が、一人で離れて寝ればいいじゃん!」

「オレは絶対に離れないもんね〜〜〜!ママとずっと一緒にいる〜〜〜〜」

と、私を巡って争う二人。

人生で一番モテている気がするも、このタイミングでは幸せを噛み締める余裕はない。

 

「ああ、もう、分ったよ〜〜〜〜!」

仕方なく、真ん中のおしっこ地帯の上に私が寝ることにする。

両脇の綺麗な布団にプン助と、ニンタマ。

 

私をサンドイッチの具のように二人がくっついて寝る。

 

なんとなく尻が生暖かい気がする・・・。

 

 

おしっこ風呂に入るはおしっこ布団に寝るは、とんだおしっこデーだ。

 

いつか、振り返ってこの日が一番幸せだった・・・と思う日が来るのかな・・・。来るような気もするし、来ないような気もする。

 

 

 

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あのセブンイレブンにはもう、行かない・・・

先日、nanacoカードを紛失してしまった。楽天のポイントを溜める為に、楽天カードでクレジットチャージをして、公共料金や税金など全てnanacoカードで払っているので、一大事。

センターに電話してみると、不法に使われた様子もない。家のどこかにあるのでは?と思いつつ、ウチにはブラックホールがあって出て来ないものも多いので、再発行することに。

電話で再発行する際に必要な番号を聞き、セブンイレブンへ。

だが、メモした紙を忘れてしまう。

その日は諦めて、後日またセブンイレブンへ。

電話で聞いた番号を伝えると、何やらレシートみたいな紙と新しいnanacoカードをくれた。

確か、電話の説明では、貰った用紙(おそらくレシートみたいな紙)と身分証明できる書類のコピーを送れば、二週間程で元々チャージされていた状態になると言われていたので、安心して帰宅。

いざ書類を送ろうと、用紙をよく読むと、店舗で返信用封筒を貰って送るように・・・と書いてある。

「返信用封筒なんか、貰ってないぞ!」

ああ、またセブンイレブンに行かなければならない・・・!

後日、仕事の合間にやっとセブンイレブンに行くと、お昼の時間帯で混んでいた。

こんな時間帯に、ややこしい事を言うのも気が引けたが、私の行ける時間もこの時間帯しかなかった。申し訳程度にお菓子も同時に購入することにして、長蛇の列に並ぶ。

やっと、順番になったのだが、バイトの店員さんはよく分らないらしい。

側を通りかかった、頭頂部の寂しい店長っぽい人に

「専門の封筒ってありますかね?」

と、聞いていた。だが、店長らしき人は


「無い!」


と、即答。

弱った顔のバイトさん。私の後ろにも人は並んでいるので、焦っている様子。

「少々お待ち下さい」

と、何やら引き出しなどを探し始めた。しばらくして、

「これですかね?」

と、それらしき封筒を持って来た。nanacoカード専用みたいなことが書いてあったので、

「きっとこれですね」と、ホッとして店を出る。

出ながら、封筒をマジマジと見てみると、それはその店舗でカードを作る人対象だったのか、本社の宛先やら、何も書いていない。

これは違う!

また引き返すのも面倒だし、自分で本社を調べて送ろうかとも思ったが、身分証明書のコピーが入っているものだし、間違った部署に行ってしまったら尚更面倒なことになる。

引き返して、再び長蛇の列に並ぶ。

「これ、違うみたいですけど。宛先も何も書いていないですし・・・」

と、バイトさんに訴える。バイトさんは再び店長っぽい人に聞くが、

「だから、そんなものは無いって!」と、イライラ怒鳴る店長。

「え、でも、ここにお店に返信用封筒を貰って送って下さいって書いてあるんですけど・・・!」と、私が言い返すと、彼は忌々しそうな顔で、私を見もしないで何やら奥へ探しに行った。

そして、

「これですか?」

と、封筒を持って来た。


え?それを私に聞くの?


と、思いつつ封筒を見てみる。

それにはちゃんと再発行の際の宛先も書いてあった。

 

あるじゃねーか!!!



 

怒鳴りたい気持ちを抑え、

「あ、これですね、これでいいと思います」

と、受け取る。

だが、店長は私の受け答え一切反応しないで、レジに戻って行った。

 

バイトさんの方が、私に済まなさそうに軽く頭を下げていた。

 

おい!店長らしき奴!

 

いくらなんでもその態度はないのではないか?

確かに忙しい時間帯に、おそらく店にとって何の売り上げにもならないカードの再発行手続きについて、面倒な事をいう客は迷惑かもしれない。

だが、私はそのカードで買い物する訳だし、客商売なのだから、最低限の感じの良さくらい保てないのだろうか?

 

苦情の手紙を書いてやりたくなる。

 

だが、苦情の手紙を書く時間を思うと、面倒臭い。

 

きっと、あの店は売り上げも悪く、いつも経営難で、本社の無茶な目標や要求に不満を持っているに違いない。頻繁にあるわけではない再発行の手続きについての、講習なども行き渡っていないか、忘れてしまったかなのだろう・・・。

あのバイトさんも、あんな店長の下でバイトをするのは辛かろうな・・・。

 

と、色々自分を納得させて、苦情は断念。

 

今日別のセブンイレブンに行ったら、普通にnanacoカードのチャージが復活していた。

堪っていた水道料金と、税金を支払えてほっとする。

 

でも、もうあの店には極力行かないぞ・・・。


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プン助、大活躍?

プン助の運動会。

去年までの運動会で、プン助は一切競技に興味を持たず、皆が踊っていてもうずくまったり、虫を探したりしていたので、今年もそんな所だろうと思っていた。

だが、少し前に去年の担任の先生に「プン助ちゃん、凄く一生懸命練習してるんですよ!」

と、言われ驚く。

アイツが練習を?まさか…、たまたまそんな風に見えただけなんじゃないかしら…と、あまり気に留めていなかった。

だが、園長先生にも

「プン助ちゃん、張り切って練習頑張ってますね〜」

と言われる。

今まで、運動会で活躍…という期待は一切していなかった。だが、初めてやる気を出したらしい事を聞き、いつもと違う光景を見られるのかも…?

「もしかしたら、プン助…今年はやってくれるのかもしれない…」

 

淡い期待に胸を膨らましているうちに、最初の競技が始まった。ポンポンを持って何やら、踊ったりしている。

おお、プン助が真面目にポンポンを振っているぞ!

ニコニコしながら、中々楽しげだ!

ちょっと間違えているけど、まぁご愛嬌…いいじゃないいいじゃない…。

俄然テンションが上がり、カメラで必死にプン助を追う。

 

だが、その時間は長く続かなかった。

間もなくプン助は、途中で動くのをやめて、キョロキョロ周りを見回し始めた。

振り付けを忘れたのだろうか?

再び動き始めるも、他の人とは動きが逆だったり、遅れたり、最後だけ適当に合わせたり、また休んだり…。

ああ、これまでか…。

いや、とりあえず、参加しているだけでも、今までのプン助からすれば格段の違いじゃないか…。

 

そして、かけっこ。

女の子二人と一緒に3人で走り、いい顔で走り始めたが、当然のように3番目。

「俺、結構早いんだけど、皆も結構早いんだよなぁ〜」

と、言っていた事を思い出す。

本人は3番目という事も全く気にした様子もなく、やりきった表情。

 

鉄棒やマットや平均台を使う競技でのサーキット。

どう見ても鈍臭い・・・。

しかし、とりあえず参加している。やる気も無さそうだが、それなりに楽しそうだ。

 

今まで、人と何かをやること自体無理だったのだが、やっと皆で何かやることに興味が出たり、合わせたりする気持ちが芽生えたり、もしくは気分が乗らないことにも何か楽しみを見いだすようになったのかもしれない。

 

そして「コアラで抱っこ」という、親子競技。

子供の足を親の足に乗っけて目標地点まで向い、たどり着いたら、抱っこで持ち上げて、少し高い所に取り付けてある葉っぱを取らせる。

そしてそのまま抱っこでゴールに戻って来るという競技。

この競技、結構体力使う割に見た目はかなり地味なのだ。

プン助は、この競技をかなり楽しみにしていて、家でもいつも足の上に乗っかるようになっていて、ご飯の支度をしようとしている時であろうが、洗濯物を干そうとしている時であろうが乗っかって来て、実生活にかなり支障を来していた。

私が、プン助の元に行くと、「ミャミャ〜」と、偉い勢いで私によじ上って来た。重い・・・。

周りを見回すと、子供達は皆親に抱っこされている。

ここで降ろすと、プン助も立場が無いだろう。

脂汗をかきながら、抱っこを続け、若いママ達にまじって老体にむち打って、コアラで抱っこを頑張る。

 

最後に一番年上のくじら組のリレー。

「白、勝て!白、勝て!」

と、応援しているプン助。去年までは、どの競技にも関心を示さず、どこかへ行ってしまったり、一人でひっそり、ダンゴムシを探したりしていた。そんなプン助が、誰かを応援しているなんて…!

だが、その割には白が勝った時に、全く無反応。

「ほら、白勝ったよ。応援してたんでしょ?良かったね」

と、言っても無言。

なんとなく雰囲気で「白勝て!」と、言っていただけで、本当はどうでも良かったのだろうか?

すると、プン助が先ほどまで青チームを応援していた子の側へ行って

「白勝ったぜ!イェーイ」と、だけ言い放って戻って来た。

 

どうやら、プン助にとって、実際の勝敗より、自分が応援していたチームが友達が応援していたチームに勝ったということの方が、重要だったようだ。

結構嫌な奴?

などと、どん引きしている中、運動会は終了。

旦那さんや、母は

「プン助、頑張ってたね」

「よくやったよ!」

「まぁ、こんなもんだよな」

「上出来だよ」

と、ニコニコしていた。


帰り際、またもや園長先生に

「プン助君、今日頑張ってましたね〜〜〜!」

と、声を掛けられた。


得に目立った活躍もしておらず、普通に参加しただけで頑張ってると言われるって言うのは、今までプン助が日々着々とハードルを下げていたからなのだろう。

ちょっと複雑だったが、結構得な性分なのかもしれない。





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その時ハートは盗まれた

ニンタマを連れて、保育園にプン助のお迎えに行く。
なるべく早く連れて帰りたいと思っているのだが、プン助は廊下に飾ってある写真や運動会の為に作ったポスターを眺めるのに夢中で、全然帰らない。
30分程、保育園の廊下でダラダラして、やっと帰る気持ちになったプン助は、今度は危ないから走るなと注意しても、ダッシュで一目散に駐輪場へ。
駐輪している子供乗せ自転車の後部座席に勝手に座りこんでニヤニヤしている。

ニンタマがいる時は、必ずニンタマが後部座席なのだが、わざと先に後ろに座りたいと言ってゴネるののが、日課。
「お姉ちゃん、乗れないでしょ」 と、説得して、18キロ越えのプン助を抱っこで、前の座席へ移動。 既に30キロになりそうなニンタマが、後部座席へ座りこむ時は、自転車が倒れないように全力で足を踏ん張るが、いつも持ちこたえられないのでは…と、ハラハラする。 子供乗せ自転車に乗せていい子供の制限体重は前部座席15キロ、後部座席22キロなので、約11キロはオーバーしているのだ。
2年程前、電動の子供乗せ自転車を買った時、「なんて楽なんだ」と、感動したものだが、既に全く楽ではなくなっている。常に倒れないように倒れないように、緊張しながらの運転で、とってもスリリング。

そんな中、何故かハートを盗む、盗まない…の話になった。
「ママのハートを盗んだ人は誰か…」という話になり、「そうね…それは一応お父さんかね。いや、もしかするとママがお父さんのハートを盗んだのかもしれないね~」などと、適当に答えていると、ニンタマが 「お父さんのハートを盗んだのは、ニンタマかも」 と、言い始めた。
「そうかもね、ニンタマはお父さんのハートを盗んでるね」 「でぇ、ママのハートを盗んでるのは、もしかしてプン助」 「そう…だね、プン助はママのハートを盗んでるかもね」 自転車が倒れないように、緊張しつつ適当な相づちを打っていると、 「オレ!ハートなんかいらね~よ!」 と、叫ぶプン助。
そんなプン助を無視して 「お父さんがね、『前に朝はごめんな』って言って来てね、ニンタマは忙しかったから『いいよ』って言わなかったら、ギュっと抱きしめて来て、多分あの時ハートを盗んだんだよ」 と、続けるニンタマ。
朝、支度でパニクっているニンタマが、癇癪を起こして泣きわめいている時、キツい態度を取った事を旦那さんが気にしていて、それを謝ったらしい。
「そうね、それはハート盗んでるわ。ツンデレっぽいもんね」
「でもね…ハートを盗まれた人はね…盗まれたことに気付かないんだよね~」
なんとなく、凄いことを言っている感じがして、聞き入っていると
「オイラ、ハートなんかいらね~んだって!」
と、後ろからプン助の叫び声。 やっとマンションに辿りついた。
「あれ?なんでハートの話になったんだっけ?」
「知らないよ!ママが言い始めたんでしょ」
「そうだっけ?全然覚えてないなぁ」 「ハートはいらね~んだよ!」 部屋へ戻る子供らを見ながら、でかくなったなぁと、ヨロヨロ後をついて行った。

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友達がいないのは遺伝

今日から子供らは保育園。
「あのさぁ、先生たちが今日、保育園お休みだって言ってたよ~」と、シレっとした顔で言っている。
「え?どの先生が言ってた?プンちゃん、先生たちからいつ聞いたの?」
と、尋ねると、どこかへ行ってしまった。
26日からずっとお休みしていたので、休みたくて仕方がないらしい。
「僕さぁ、保育園嫌いなの。だって、友達二人しかいないんだもん。みんなプンちゃんと遊んでくれないんだもん」
と、プン助が言うと、ニンタマは
「ウチは一人しかいない。あ、いや、今はゼロ…。前はいたけど、一人になっちゃった」
と、勝ち誇ったような顔で言うではないか。

おい、大丈夫なのか?

と、心配になりつつ、自分も割と仲間はずれになりがちだった気もする。
旦那さんも、どちらかというと、仲間と楽し気に遊ぶタイプでもない。
遺伝なのだろう。
自分をさておき、子供らに友達とうまくやれなどとおこがましいことは言えない。
そして、そんな人間でも、大人になれば仲良くできる人も見つけて、なんとかやっている。

「可愛くないといわれる」「臭いって言われる」
などとよく言っているニンタマに
「ママもねぇ、なぜかいつも鼻水を垂らしていたから、ハナミズって言われてたんだよ」
などと、話していると、昔のことを思いだして来てしまった。

小学生のころ、将来の夢というタイトルで、「僕は総理大臣」とか、「僕は駅長」「私はお花屋さん」みたいな作文を書かされた時、女優に憧れていた私は「私は女ゆう」(優という字をまだ知らなかった)とうタイトルで作文を書いたのだった 。
誰の好意か、はたまた悪意だったのかわからないが、それが全学年が読む文集に乗ってしまい、私は上級生からも
「あ、オンナユウが来た!」
と、からかわれる羽目になった。
小学校から高校まで同じ学校だったので、中学になっても高校になっても忘れて貰えなかった。
「お前、ハナミズでブスな癖に女優になんてなれるわけないだろ!」
と、男子にののしられ、勝ち誇ったように
「整形するからいいんですぅ~」
と、言うと
「お前みたいな顔直したって、直しようがないんだよ!」
などと言われていた。
なぜかまったく凹まず、その男子がドヤ顔でギャグを言ったりするタイミングを見計らって、
「全然面白くない…まさか、面白いつもり?」
などと逆襲して、机をけられたりもしていた。

中学に進学してからは、友達作りに出遅れて2年ほど、弁当を食べる相手もいなければ、誰とも話す相手がいない時代もあった。
その間に自分を支えてくれたのは、ピアノと少女漫画やお絵描きだった。

ニンタマは友達ゼロとは言いながら、誰かに誘われると
「友達になってもらえるかもしれない」
と、集まりなどには行きたがる。
人付き合いを練習する気持ちは折れていないようなところは、親として安心かもしれない。

子供とはいえ、所詮別の人間なので親がしてやれることは限られている。

忘れがちが、鼻くそチェックなど小まめにしてやったり(取ろうとしてもなかなか取らせてくれない)、生きていく支えになる好きそうなことを一緒に探してやることくらいだ。

そんなこんなで、初保育園のお迎え。

最近、トイレを失敗しがちなプン助が、足をブルブルしているので、
「おしっこでしょ?!トイレ行こう!」と
トイレに連れて行こうとすると、
「おしっこじゃない!」
と、頑なに拒否。

面倒くさくなり、保育園の荷物の仕度をしていると
「ぼく、うんちおしっこ!」と、叫びながら、トイレに走って行った。
うんちおしっこというが、ほんとはおしっこだけなのだ。
私がおしっこでしょ?と、言ったからちょっとでも違うという事を示したくて頭にうんちをつけて言って見せているのだ。

面倒くさいプライドでも、大事にしてやらないといけないらしいので、
「はいはい、うんちおしっこね…」
と、一緒に走り、トイレの前でズボンをおろしてやったのだが、間に合わず、床におしっこをぶちまけるプン助。

自分でも意図しない低い
「あーーーー!」
という叫び声をあげてしまう。

さっき、職員の方が掃除したばかりの床に…。

必死に、おしっこを拭き、先生に謝っている間に、プン助がいなくなっている。

あいつ!フリチンのまま、どこへ?

すると、一番遠くの教室の前で、お迎えに来たお母さんやおばあさんがザワザワしている。
あそこか?!
子供のように廊下をダッシュしてかけつけると、プン助の教室でもなくニンタマの教室でもない教室の椅子の下から何やらプリプリしたものが…。
プン助が椅子の下の潜り込んで、亀のような体勢で尻を振っていた…。

「うわ~~~~なんで、こんなところに…」

捕まえようとすると椅子からすり抜け、恐竜の図鑑をもってきて私に読め!と、指図してきた。

どうやら、その図鑑を目当てでその教室に来たらしい。
「ちょっとだけ読んであげるから、パンツとズボン履いて!履かなきゃ読んであげないよ…!」
と、脅すと、いつもは履けないと親に履かせるズボンもすんなり履いた。

それから、長いこと図鑑を読まされた。
明日も続きを読めと言われる。

どうやら、毎日図鑑を読まされそうだ。
いっそ買ってしまおうか・・・?
いや、買ってしまったら一日中読まされてしまう。
でも、それも一年後、いや二年後にはいい思い出になるかも…?

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吉田栄作と岩下志摩とケラさんと同じ誕生日

ああ…46歳になってしまった…。
しかし、そんなことは言っていられない。
今日は、旦那さんの弟一家が4人で遊びに来てくれるのだ。

年末の大掃除もできなかったので、朝5時に目覚ましをかけて、大掃除…というか、床面積をつくるために七転八倒。

私がもがけばもがくほど、床が見えなくなる不思議さ。

そんな姿に気づいた旦那さんも起きてきて、隣の部屋の床面積を作る作業を始めた。
片づけ以外にも、一応料理も作らねばならないし、自作自演のような誕生日ケーキにホイップをしなければならないし…。

子供らを飢えさせたまま、黙々と作業。

と、11時近くに、弟さんから電話。
寝坊してしまい、2時ころになりそうとのこと…。

おお!これで、慌てずに作業できる…!

2時ぴったりに弟さん、奥さん、11歳のお兄ちゃん、4歳の妹ちゃんがやってきた。

綺麗ではないが、なんとか床面積もできたうえ、今後の片づけの道のりも見えるようになった。
子供らも床面積ができたことで、走り回るスペースができて楽しそう。
大人は大人で、話が出来るようになった。
ひと時、のんびり過ごすことができた。

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前日に焼いたスポンジがまったく膨らまずに失敗だと思っていたが、シロップをジョボジョボかけたおかげで、しっとりしたいい感じの味のケーキになっていた。

去年、初めて焼いたケーキに比べれば進歩したはずだ…。
去年は、慌てすぎて、年齢も45歳なのに、44歳と間違えて書いてしまった。

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今年は、慌てていないのに、字が汚い。
ネームプレートのチョコがない方がよほどおいしそう…。

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修行のような誕生日前夜

一応、私たち夫婦も人並みに誕生日プレゼントを贈りあったりしている。
去年は顔を鍛えるトレーニング器具のPAO、おととしはケルヒャーの窓用バキュームクリーナー、その前は腕時計を買ってもらったように記憶している。(腕時計以外は、ほとんど使用されていない) 私も腕時計や眼鏡、もしくは服などを送ったりしている。
ケルヒャーやPAOなど自分でも使うかどうかわからないものをあえて、贈ってもらっていたが、そういうものは本当に使わないとわかってきたので、今年はちゃんと使うものにしようと、ブレスレットをリクエスト。
どんなものがいいかわからないから、一緒に行こうということになり、私の誕生日はお正月の3日なので、その日は子供らも一緒に買い物に行くことになった。
だが、急遽3日に旦那さんの弟一家が遊びに来ることになった。それで、一日早い二日に吉祥寺でプレゼント選びに行くことに。
 
「みんなでお母さんのプレゼントを選びに行こう!」
 
と、さも楽しそうな提案をするかのような旦那さん。
しかし、前日にイトーヨーカドーでバドミントンを買ったニンタマは、バドミントンをやるのを楽しみにしていたので、明らかに気乗りしない様子。
プン助に至っては、喜んで参加しないといけなさそうな空気さえ感じ取らず、全然面白くなさそうな行事に明らかに不満げ。
「アイス食べるならいいよ」 と、条件を出して来た。
「よし、なんか食おう」 と、旦那さんが提案すると、 「アイス!アイス! と、ルンルンプン助。
アイスにはもはや騙されないニンタマは、相変わらず悲しげな様子。
「買い物終わったらバドミントンやってあげるからね」
と、フォローすると
「絶対だよぉ」 と、伏し目がちだが、やっと笑顔になった。
これは、なんとしても早く帰ってバドミントンをやってやらねば…。
家を出発すると 「昨日、いけなかったから、初詣に行こう」 と、旦那さんが提案。 バドミントンする時間がなくなる…と、思いつつ、一応初詣はやったほうがいいか…と、みんなで神社へ。
「アイスまだなの~」 と、言うプン助を無視して、お参り。 おみくじの結果は、プン助とニンタマは大吉、私は中吉、旦那さんだけ凶だった。
「凶の方が却っていいって言うよ、珍しいから」
などと、意味不明なフォローをするも
「いや、この間、テレビで凶が一番多いって言ってたよ」
と、返され墓穴を掘っただけになり、へどもどする私の横で、大吉に大喜びしているニンタマ。
「引くときに手触りが違ったんだよね~!」
その横で、大吉の意味も分からず
「アイスアイス!」
と、連呼しているプン助。
吉祥寺に着くと、
「おなか減ったな、なんか食べよう」と、旦那さん。
スパゲッティが食べたいとニンタマからのリクエストで「タパス&タパス」へ。
デザートまで食べたというのに、まだお腹がへっているから何か頼みたいとニンタマ。
この時点で、すでに3時過ぎだった。
これでは本当にバドミントンができなくなってしまう・・・。
あとで、パンとか買えばいいじゃないと、説得して、まずはパルコへ。
最初に見た4℃で、手ごろな値段のモノがあった。
ガラスケースによじ登ろうとするプン助や、ケースの上にのど飴を包んでいた包みを置いたりするニンタマにビビり、元々4℃で買おうと思っていたので、もうここで適当に選んじゃおう…と決めかけた。
だが、
「一応、他のお店も見てみる?」
と、旦那さんに言われ、バドミントンをする時間が気になりつつも、つい東急デパートにも行ってしまう。
 
「あら!こっちの方が素敵じゃない…!」
 
ガラスケースにべたべた指紋をつけまくる子供らに焦りながらも、東急で俄然テンションがあがってしまう。 しかし…値段が…。
安そうなものばかり、試させてもらっていると
「これとかいいんじゃない?」
と、旦那さんが、想定より良いお値段のものを指差してくれた。
「じゃあ…」
と、あっさりそれを試させてもらう。
アクセサリーのことはよくわからないが、いい感じだったので、それに決めるが、帰り道にプン助が私に抱っこと言い、街中で騒がれるよりはマシだ…と、抱っこすると
「プン助が抱っこしてもらうなら、私も抱っこして!」
と、ニンタマが泣き出し、旦那さんがニンタマを抱っこするハメになってしまう。
ちょっとでもおろすと、
「抱っこ抱っこ」
と、泣き叫ばれる修羅場になった。
泣きながら
「ほら、やっぱりバドミントンやれないじゃん!」
と、恨み言を言うニンタマに
「絶対やってあげるから、急いで帰ろうよ!」
と、宣言しつつ旦那さんには、
「私、バドミントンやるからごはん作れないよ?作ってね」 という無言の圧力をかけ、バタバタと帰る。
私としては、ニンタマとちゃちゃっとバドミントンをやりたかったのだが、プン助までついてきてしまう。
「一緒にやろう!」
と、うれしそうなニンタマだったが、プン助が来たら、まともにできないのは目に見えている。 案の定プン助はラケットを道路に叩きつけ、棒を振り回すように振り回したり、そのまあ犬に近寄り、吠えられたり…。
その隙に、なんとかニンタマとバドミントンをやるが、ニンタマのあまりの下手さに驚く。
保育ノートに先生からのメッセージで 「最近バドミントンに夢中なニンタマちゃんです」 と、書いてあったので、ちょっとはやり込んでいるのかと思っていた。
だが、サーブも打てなければ、どんな打ちやすい場所に羽を打ってやっても、かすりもしない。
まったく羽を見ていない上、打つタイミングもズレまくっている。
 
「こんなにできないのに、どうやって夢中になれたんだろう…?」
 
それはそれですごいことだ…。
全然打てないのに、すごく楽しそう。
バドミントンではなく、私が羽を打ち込んでは、私が拾う…という謎の修行のよう。
相変わらず、プン助が道路にラケットをたたき続けているなぁと、ふと目をやるとラケットが大きく折れ曲がっていた。
「うわ~~~~~!曲がった!買って一日で曲がった~~~~!」
衝撃を受けて、もう切り上げて、部屋に戻ろうとすると
「プンちゃん、まだ一回もやっていない!」
と、曲がったラケットを振り回して迫ってくる。
危なくてしょうがない。
ニンタマも、もはや真っ暗闇なのに、
「まだやりたい~~~!」 と、大さわぎ。 「じゃあ、あと10回ね」 と、サーブ10回分やっても、納得せず結局25回くらいやって、ニンタマを納得させ、プン助を捕獲して、家へ戻った。 やれやれ…。
でも、ブレスレットは綺麗。

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«娘は股間をぶつけ、水が止められた元旦